Naked a STYLE (サブログ)

映画レビュー、ニュースネタを中心に、自身のメンタルチックな話題を絡めて、ノージャンルで書き綴るぜぃ~

特急あずさ3号の乗車を振り返って

2016年08月27日 23時59分59秒 | Weblog

『この記事は2016年8月にレポートしたものです。』


2019年の3月から特急あずさは全席指定席へ変わり、使用する車両も変わりました。
https://www.jreast.co.jp/press/2018/20181019.pdf


そのため、当記事については着席・座席のシステムが大きく異なっていますので、そのあたりを見越して御静読頂けたらと存じます。

なお、個人的には指定席派なのでこの制度は歓迎するところなのですが、自由席派の方にしてみれば事実上の値上げともとれるかもしれません。


でも、この記事などでも語っていますが自由席で見苦しい座席争いやそれに伴なういざこざってイヤじゃないですか?
せっかくの旅ですから、最低限イヤだと思われる予測(KY)は回避していきましょうよ。


なお、JR東日本では「えきねっと」という指定席をネットやスマホから買えるサービスがあるので、このあずさ3号のように激しく混雑することが予想される列車においては有効です。


クレジットカードを一枚持っていれば登録できますし、一部のデビットカード(楽天デビットは使えます)でも登録できます!



【本文・はじめに】



来る2016年8月25日に千葉発南小谷行きの特別急行「あずさ3号」に乗車してきたので、その様子などを簡単にレポートなどを綴らせていただこうと思う。
なお、千葉~八王子という短い旅であったが、思うことが数々生じたので以下のとおりコメントを残させていただいたので、よかったら。



【編成について】


この南小谷行き「あずさ3号」および千葉行き「あずさ30号」は、E257系を9+2両の11両編成で運行される。
南小谷側が11号車、1号車が千葉側となって運行し、1,2号車が松本駅で切り離される(千葉行きは松本駅で増結される)。


指定席は、3,4,5号車を除くすべての車両であって、8号車の半分がグリーン車となっている。
なお、9号車のうち8号車寄りには、なぜか一部だけラウンジのようなスペースもある。


なお、松本方面に向かって、一番右の席(窓側)がA席でその反対側がD席(窓側)となる。
予約時に余裕があれば、お好きな座席を確保することもできる。


<参考リンク>
http://sonicrailgarden.sakura.ne.jp/seat_e257seatmap.html


(グリーン車におけるシートの様子、観光バスよりだいぶいい座り心地って感じかな。)



【指定席の予約状況】


過去ログでも綴ったとおり、利用当日における28日前の段階でグリーン車に8席の空きしかなかったくらい大混雑必至の列車だ。
こんな状況であれば、たった3両しかない自由席がどんなことになるのかは、容易に想像できる。



(グリーン車の座席、さすがのスペースだよね!)



【出発前の様子など】


千葉駅8番線に6:29頃の入線となる同車は、ホーム到着後すぐとなる6:30にはドア開放となる。
なお、入線前の15分前(6:14)の時点において、自由席狙いで列が出来ていたが、3,4,5号車それぞれで8~12名ほどの列が出来ていた。


ゆえに、千葉駅で自由席を狙うのならば、6:15から並んでいれば着席できそうだ。
なお、千葉駅を発車する段階では、乗車率全体では30%ぐらいだが、自由席に限れば7割くらい埋まっていたように思う。


(千葉駅入線直後の様子をパチリ。テールランプは着灯したが、あずさのロゴはすぐに出ない模様。)



【発射直後における車内アナウンス】


定刻に出発した列車は、稲毛を通り過ぎる頃に「千葉駅を発車する時点で指定席はグリーン車を含め満席です」というアナウンスが流れる。


まあ、予約の段階を鑑みれば「そりゃそうだろう」って思うよね。
加えて、自由席のボックス利用及び指定席において、ボックスとなる席の4つ分を購入していない場合のボックス利用は遠慮する旨のアナウンスもあった。


このことは、ネットでも同車(あずさ号全体)の乗車マナーやモラルの悪さが挙げられることも多いが、こうしたアナウンスが飛び出る状況から、それも「なるほど納得」といったところか。


(夢の入口、8号車!)


【船橋以降の状況について】


最初の停車駅、船橋では千葉と同等くらいの客が乗車したと思われ、自由席はこの時点で満席になったものと推察できた。
なぜなら、座れなかった客を中まで誘導するアナウンスがあったからだ。
(ちなみにグリーン車は、船橋の時点で50%強の乗車率だ。)


そして、指定席は、新宿で100%を超えたと思われ、自由席は200%を超えることになったことが判断できた。
だって、ホームから溢れんばかりの大行列が、車内からも観察できたからね。
(新宿では定刻を過ぎての発車になった⇒アナウンスも混雑の折り、大変迷惑かける旨のアナウンスあり)


車内販売は、立川の手前で初登場。
どうやら新宿からのサービスとなるらしい。
(あずさ30号は新宿までのサービスだ。)


そして、なんとビックリ、車内販売はSuicaでの精算が可能だ。
(参考までに総武快速線などのグリーン車(自由席)における車内販売では、現金払いのみだ。)


その後、立川からも自由席の乗車がバンバンあったし、八王子到着も2分弱の遅れが生じるほど、自由席車両への乗り込みが半端ない状況で、その八王子でも発車時刻がさらに2分くらい遅くなっていた。


八王子で降りる人は、かなり少なかった模様だが、そんなことより、この列車の異常なまでの混雑状況は、噂に違わぬ強烈なものだった。


(千葉駅から乗車する方は、指定席でも案外いる。→当たり前だけど。)



【体験から思う持論の展開】


多くの方がネットでコメントしているように、都市部を経由する「ただのレジャー特急ではない」同車の異常といえる大混雑な状況は、なんらかの改善が急務であろう。


たとえば、まず、この大混雑を解消するために、前後時間で調整して増発を提案する人も多いが、まずはスーパーあずさ同様の12両編成にすればいいと思う。


つまりE351系「スーパーあずさ」にしちゃえばいい。
E351系を中央本線以外で走れない理由が思いつかないし、スーパーを付けることに抵抗があるなら、停車駅を削ればいいように思うがどうか。


そうした場合、少なくても、船橋、(錦糸町)、立川、塩山および山梨市には停車しなくていいと思うけどなぁ。
このあずさ3号をスーパーあずさ並の停車駅に設定して、前後の列車をスーパーではないよう調整するだけでもだいぶ変わる気がする。


続いての提案は、先の提案に加えてあずさ3号をスーパーあずさで松本行きに変更する、またはあずさ3号はスライドさせ、同車を千葉発の「かいじ号」にしちゃって甲府行きに変更することだ。


同車前後のあずさはスーパーあずさ号なので、ダイヤ的には各駅停車の調整次第で、今のあずさ3号の前後いずれかに新宿発のノーマルあずさを南小谷行きにカマすことが出来そうに思う。



【さいごに】


自分は昔ほど鉄道事情に長けていないため、無責任な提案なのかもしれないが、このあずさ3号はE351系のスーパーあずさ松本行きにするだけで、だいぶ変わると思う。


そうすることで停車駅も「変えなくちゃいけない」のかも知れないけれど、そうするだけで少なくても座席数が50以上、立席出来るスペースも多く確保できるというのは、大きなメリットだと思う。(かいじ案もヒネリが効いているようにも??)



【あとがき】


マナーやモラルの問題は、この列車に限ったことでなく、近年多くの場所で日本人たる精神があちらこちらで欠落しているようで大変悲しい現実がある。


自分が往路で乗ったグリーン車内では、大量の整髪料を振りまいた臭いがきつい紳士風の中年男性がいたり、香水がドギツイ淑女、延々とビニール袋の中を探してガサガサやっている若者など、挙げればきりがないくらいモラルのない人だらけの劣悪な環境だった。


かと思えば、復路では、混雑さが生じたゆえの副作用を悪用した手口として、指定席には車内改札が来ないことをいいことに、好き勝手に着席していた中国人の女性グループは、本当に悪びれもなく、それがダメな行為であることを分かっていながら行動していたように見えていたことだ。


さらには、本来の指定場所は通路側なのに、勝手に窓側に陣取って居座る日本の中年女性が存在していたことなど、本当にマナーの悪さに目を覆いたくなる惨状だった。


それに引き換え、自分の隣席だったサラリーマンは、非常に紳士的な対応で、混雑する八王子から乗車した当方を適切に窓側へ招き入れて下さったということを申し添えておこう。





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