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映画レビュー、ニュースネタを中心に、自身のメンタルチックな話題を絡めて、ノージャンルで書き綴るぜぃ~

茶番、徒歩ペース、呆れた実態、偽善、不信感、着服事件、それが24時間テレビなのか

2024年09月03日 23時59分59秒 | ニュースのレビュー

「茶番でしかない」やす子のマラソン、じつは“徒歩ペース”の速度にあきれる視聴者…フジ『27時間テレビ』の“攻撃”がジワジワ(FLASH)~Yahoo!ニュース~



【マラソンだけが茶番なのではない】



令和6年度の24時間テレビの開催について、日本テレビの看板アナ「水卜麻美」氏がある日、神妙な面持ちでお茶の間に「いろいろあったが実施することにしました」と伝えた放送は、強烈に印象深かったことを記憶している。


当初、あんな硬い顔で24時間テレビについて報告があることを語り始めたならば、99%「今年度は開催しない」または「もうやらない」ことを宣言するものとばかり思っていたから、まさか「やる」と聞かされた際は、ふんぞり返って頭が地面に刺さりそうになったほど。


それにそんな大事な決定事項の発表を、いちアナウンサーに全負担させるなんてどうかしていると個人的に強く思ったし。


これは、せめて局長クラスが横に立つことくらいは必要だったはずだと考える。


加えて、水卜アナに関しては24時間テレビ中に石川県能登でのレポートを「行ってこい」でこなしたら、翌朝の情報生番組に出演する(出演させる)という、ハードワークという言葉では片づけられないブラック企業以下の労働環境に頭が下がる。


そもそも、24時間テレビという手段だけが、そうしたチャリティーイベントではないはずなのに、なぜそこにこだわっているのかが自分は理解できない。


やはり、何らかのしがらみは必ずあるわけだし、社員以外の出演者だって出演料は頂戴しているわけだし。
タレントも茶番の片棒を担がされ、そのタレントなりに持ち味を出せば、それが気に入らないと指をさされる現状。


こんなイベント、いったいだれが何のために、どれだけ利益があってどれだけ何に貢献しているのだろうか。
疑問でしかない。



【集まったお金のほとんどは・・・】


同イベントのやることなすことのすべてが偽善行為だとは思わないが、チャリティーと称して集まったお金の着服事件の一件なんか間違いなく氷山の一角。


発覚して公になってしまったのは、コトが大きかったことや悪質であったからであり、これまで少なからずこれまで大小の着服事件があり、そのほとんどがもみ消されたことは火を見るより明らかなことである。


会計に絡む仕事を少しでもしていれば、収入と支出を合わせる作表作業がいかに大変かわかると思うが、その収入があやふやであっても支出が定まっていれば必ず帳尻が合うわけだから、募金の勘定集計なんかそれこそラクチンだよな、だって入口が未定なんだから。


集計活動者の100名中100名が変な気を起こさない人間である保証はないし、パレートの法則(2・6・2の法則、8:2の法則など)から鑑みれば、不真面目なやつなんか100名中20名は存在するはずだからな。


募金活動自体を批判しているわけではないが、規模が大きくなればなるほど、1名当たりの金額は大きくなる。
今回も8.5億円ほど集まったというが、本当のホントの金額など誰も知る由がない。



【マラソンもそうよ】


フジテレビの100kmマラソンは、24時間テレビのパロディというより、必要な時間休をとってしっかり走れば、タレントであってもアスリート並みの訓練を介したものなら多くの人が完走できるできることを世に示した、ある意味、強烈な24時間テレビへの嫌味が始まりだった。


<オフィシャルには“「必要以上に休憩時間を取らずに100kmの道のりを走った場合、いつゴールすることができるのか?」となっている。”>


ところが前回や今回は、マラソンのところだけを切り取れば当該24時間テレビのそれよりも、フジのほうが大きく盛り上がっていたと思うし、むしろフジのほうが大きな感動さえあった。


たしかにフジのほうは男女間のルール差異や賞金がぶら下がっているため、チャリティーとは無縁であるが、ガチンコに至る勝負の駆け引きであったり、完走を目指す意気込み、その家族や関係性など沁みる要素が満載である。


ところが24Hはどうだ?


恰好こそランニングする井出達だが、人がゆっくり散歩する速度で延々と歩き、客寄せパンダ的にタレントが応援&募金を募り、放送終了間近に感動と称したゴールを迎える手筈って、やはり偽善じゃないのか?


いっそフジテレビのやつのように、一定の時間に達したら(鬼に抜かれて)強制終了としたり、チェックポイントごとに時間制限を設けて、場合によっては強制リタイアにするルールを逆に取り入れてみてはいかがか?


フジのほうのマラソンは、いくらか歩く以上に速度もあるし、それなりに体力自慢のタレントですら完走できない人もいるくらいガチであるわけだから、それと比べればなんぼでも休んでいいルールであれば相当ハードルは低い。


しかも、やすこ氏が歩いた距離は公式発表で81kmとなっている。
(しかも同氏が今回歩いたことによる収益募金額は、4億越えで全募金額の51.6%も叩きだしたという事実がある。それはそれですごいことではある。また本人はノーギャラを宣言しているが、本人が知らないだけで?という可能性も否定できない。)


まあ、それでもオレは歩けないけどね。


でもフジの企画の成功が、それを茶番と暗に告げているわけだから、むしろフジのほうでチャリティーイベントをやったら逆に面白いのではないか?


今では、フジのほうも結構なスポンサーも付くようになったみたいだけれど、100kmマラソンに賛同してくれる人から、クラファンみたいに集金し、最高額の寄付者には当日の1000万円のプレゼンターになれるとかやってみればいいと思うのだがいかがだろうか。


っていうか、もうそろそろ24時間テレビという本当に実施の意義を、我々にわかるよう説明して欲しい。
それが出来ないのなら、やっぱりもうやめるべきだよ。



【後日発表の追い記事(参考まで)】


なぜ視聴者は『24時間テレビ』をおだやかに見ることができないのか 根底にある「不信感」の正体(AERA dot.)~gooニュース~



やす子 ギャラ「一銭もいただいてない」投稿が反響 「自分の申し出なので」の文面に様々な反応が(デイリー)~Yahoo!ニュース~



(今後も24Hテレビが行われるものとして、やすこ氏がノーギャラ宣言をしてしまったため、この次に現れるチャンレンジランナーは現れるのだろうか疑問だ。これってある程度の知名度があって、応援される要素がないと客寄せパンダにはなれないわけだから、ノーギャラ前提とするならば、それこそハードルは高くなってしまった気がするがどうだろうか。)





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