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映画『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』レビュー

2011年06月13日 23時08分27秒 | Weblog


もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら - goo 映画


今一度お断りしておくが、オレはAKBのファンでも何でもないしヲタでもない。
たまたま、ヒロインがAKBのメンバーであることであって、ストーリーのステージが「野球」ということでなければ、決して観ることはなかった作品であったことを申しあげておこう。


また、この作品の原作者「岩崎夏海」氏は、元放送作家であり秋元康氏の元運転手であり、AKBのサブプロデューサーであることは周知の事実であることは過日このブログでも語ったっけか?


従って、この原作がベストセラーになることにより、映画化されたとなれば、当然AKBのメンバーがキャスティングされることは不思議なことではない。


くどいようだが、オレがこの作品を観た理由はふたつ。
「野球というテーマの作品なら、基本的に目を通す(ルーキーズなどはオレの中で別モノ扱いなので観ないのだが)」
「ベストセラーとなった作品なので、本を読むことが苦手になりつつある40前のオッサンであるが、コレを観ることによって本を読んだことになるかも」


・・・・ちょっと回りくどいか(笑)


で、オレが観た映画の感想は広義的に評価するなれば、ふたつ。
「この原作って、ベストセラーだったんだっけ?」
「原作が伝えたかったことは、ホントにコレなのか?」


狭義的に評価するならば、
「誰に教わったんだか知らないけど、前田敦子氏のバッティングフォームがなかなかサマになっていたこと」
(普通は女性がバットを持つと、それっぽく映えないのに、野球経験者という設定をこなしているのは見事か。)

また、
「ストーリーの本筋は、コッテコッテの青春野球漫画級だけど、ドラッカーの明言を時折用いるのが斬新と言えば斬新で飽きなかった。」


・・・となるであろうか?
じゃーそれでは、この作品における寸評等を以下に綴ろう。


・ 前田敦子氏の演技については、期待以上の演技だったと評価しよう。
・ 前述のとおり、バッティングフォームを特に評価したい。


・ キャスティングだが、峯岸みなみ氏と川口春菜氏について起用するならば逆のほうが良かった感じもする。
・ なぜなら主人公の名前が「みなみ」であり、同氏と前田氏を先輩後輩の設定にするのには違和感があるからだ。
・ どちらもそつなく演じていたと感じたが、川口氏のほうが役者っぽい演技だったことは間違いなかろうか。


・ ストーリーが雑すぎるのは、2時間に納めなくてはならないこともあって仕方ないことなのか?
・ 原作を読んでいなくても、場面場面の結論が丸見えなのが残念なところだろう。


・ 決定的なポイントは、試合における臨場感が全くないことだ。
・ しかも試合中における緊張感がない。
・ ましてや、決勝戦なのに観客がいないってやっぱり変だ。
・ キャスティングにお金を掛けたとも思えないが?


・ マネジメント理論がハマると、あらゆる相乗効果があるのはわかる。
・ だが、相手チームの攻撃中に鳴りモノで応援するのはマナー違反である。
・ 代走時における掛け声作戦や、決勝戦における代走起用方法など、原作者がどこまで野球を知っているか知らないが、面白い発想である。


・ エンドロール(クレジット)が流れたら、退席してもよいが、最後にワンシーン残っている。
・ まあ、このワンシーンは、ストーリー上あたりまえのシーンなので退席しても差し支えないという表現にした。
・ AKBの「エブリディ、カチューシャ」がエンディング曲、前田敦子氏のソロ曲が挿入歌となっているが、ファンの人なら承知のうえかな。
・ だから、エンディング曲を最後まで聞きたい人は、エンドロールも最後まで見ることになる。


・ ちなみにオレは、結果が分かっていながら最後ウルウルきちゃった(笑)
・ 40前のオッサンが涙腺に反応させる作品?ただの老化だろうな。


・ 客層は、20代前半までだ。
・ 少なくても、オレみたいなヲタに間違われても差し支えないような奴はいなかった。
・ おそらくマジヲタは、封切り日に観ていることだろう。


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