【東大宮は思っていたほど・・・】
あれだけ悪態をついた芝浦工業大学大宮キャンパス(以下、「芝浦工大」という)への道のりだったが、行きはヤマハリで用意していた自作テキストをとにかく集中して読みふけっていたら、移動時間の2時間はあっという間だった。
【しかしやっぱり駅から遠かった】
問題なのは、芝浦工大が東大宮駅から徒歩20分というところ。
早稲田大学のような大学通りなんかはないし、案内看板など一切ない。
しかも1時限目の「公害総論」が免除であることもあって、この時間はピークの時間でないから大行列が大学に向かうということもなく、人の流れはまばら。
しかも、芝浦工大までへのルートは駅からこれという道がなく、駅から碁盤の目のように移動するため、みんながみんなあらゆるルートで大学まで歩くから、何となく人の流れについて行けばゴールできるという甘い考えも通用しない。
10月とはいえ、台風一過で日中は酷暑だったから、グーグルマップを見ながら移動した自分は、体型のこともあって大学に到着したときは、ユデダコに近い状態となった。
<天気は快晴、台風一過で真夏の気候、駅から徒歩20分。ゆっくり歩いてきたが、汗をかかずしてここへ到達することは不可能だ。せめて路線バスくらい充実していてくれればと思うが、せいぜいほほ7分くらいに近づくだけだし、時間のタイミングも全く嚙み合わなかったという。>
【案内掲示は一切ない】
そんな汗だくの状態から構内に入っていくのだけど、公害防止管理者以外の試験案内はしっかりあるのだけど、目的の方の看板は一切ない。
だけど、受験者数は明らかに公害のほうが多いようで、人の流れが出来ている2号館方面へ自動的に足が向くことになる。
入口で検温をすると、水色の紙テープを渡されるのだけど、これは検温済みを証明するリストバンドだという。
そしてようやく2号館へ立ち入るのだけど、やっぱり案内看板はない。
多くの人がオレと同様にキョロキョロしている人多数で受験票とにらめっこしている。
オレは、この不親切さにエレベーターの前で雑談に興じている係員らしき人に長机越しに尋ねたんだよ。
「あの~(受験にかかる)案内板は一切ないということで?」
すると先方が半ギレよろしく
「だからぁ、受験票に教室名が書いてあるでしょう」
とぶっきらぼうに回答してきたんだわ。
おいおい、そんな回答あるかよって怒鳴ろうかと思ったよ、クソバイト野郎め。
許されるんだったら、助走をつけてライダーキックの一発でもお見舞いしてやりたい気分になったが、グッとこらえて3階まで進んだんだけどさ。
<2号館の入り口で渡されたリストバンド。ペラッペラの紙紐だが、案外丈夫でびっくり。違和感もなかった。>
【色々きれいだったことが、せめてもの救い】
大学の校舎自体は、まだ新しいのかきれいで清潔感があった。
トイレも清潔でウオシュレット完備。
(ちなみにあらかじめ用意していた服へトイレでごっそり着替えたよww、徒歩20分じゃ、こうなることが予想していたしね。)
床はカーペット敷きで、なんならあぐらをかいて座ってもいいくらいだ。
廊下は、冷房がイマイチ効いていなかったので、ユデダコのオヤジにはしんどかったが、教室内は程よく効いていて快適だった。
<当該フロアの様子など。非常にきれいで冷房完備。学生が羨ましい。なお教室はまあまあ密な環境だったが、窓は多少風が通る程度に開放されていた。>
【昼またぎの試験だったことを失念!】
教室での机と椅子の配置は、適当な間隔になっていて、オレみたいなデブでも苦しむことなく受験に専念できるスペース。
教室の環境がいいと受付で喰らった嫌な対応もすっかり払拭できた・・・と考えたい。
11:00開始の2限目、つまり自分の最初の受験科目が11:50まであったのだけど、変な奴もいなかったし快適に受験できた。
しかし、次の3限目の開始は13:00。
昼食を持参しなかったのは、近辺にコンビニの一つでもあるかと思っていたためなんだが、早い朝食だったせいもあって11:50の試験終了時点で急にお腹が減ってしまった。
様々探して校内には自動販売機の一つもないのかとガッカリしていたら、食堂近くまで行けば飲み物の自販機があることを係員から聞いたので向かってみた。
すると食べ物の自販機があったので、速攻でドーナツ1袋をゲット。
ほかにロールパンみたいなものも数個確認できたため、買い占めてしまおうとよぎったが、ここはほかの人に譲ってここもこらえた。
【勉強方法など】
今更だけど、受験種目は「ダイオキシン類」。
本来は、3科目あるうちのそれぞれ6割以上の点数を取ることで合格となるのだが、他の種目を複数合格していることもあって1科目目の「公害概論」は免除。
で、今回、ほとんど満足に勉強が出来なかったとはいえ、手ぶらで帰っては情けないと考え、2つある科目のうちどちらかを最低でも合格出来るよう直前になって勉強スタイルを変更して受験した。
ちなみに「概論」が15問、「特論」が25問あるので、今年度は「概論」に絞って勉強した。
この試験、有限だが科目合格制度という柔道でいうところの合わせて一本というシステムがあるから、そんなことも可能なんだよね。
【具体的には?】
7~8月は、2年落ちの過去問題集を2~3割引きでアマゾンから購入して、ひたすら全編を斜め読みしていたんだけど、9月に入ってからは前述のとおり「概論」に的を絞り、オリジナルテキストまで作成して試験に臨んだ。
さぁて、結果は如何に??
後編へつづく
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