<その2・旅客営業規則編から>
【記憶を引っ張り出す】
まあ、ここまではある意味想定どおりの展開であることから別に大きく驚かないのだけど、そうなると過去の記憶と一点だけ噛み合わないケースが出てくるんだ。
それは、去年の夏に富山へ旅行に行った際、JR西日本の管轄となる富山駅でJR東海の管轄となる高山までの乗車券(89.4km・地方交通線・1690円)だけを乗車日の前日に購入できたという件がある。(北陸&高山ツアー 富山初日編:参照)
これはどうして買えたのだろうか?
自分が求めたいケースと違うのは、有効期間日が1日しかない100kmだということと発駅で買えたか買えなかったの違いぐらいなので・・・謎だよ。
【念のため、JR西のHPをチェック】
JR東では、この疑問にバシッと解決するFAQが存在しなかったが、JR西日本のHPを調べてみるとズバリ記載あり。
「乗車券は、原則としてお乗りになる日から有効な乗車券を発売します。指定券と同時にお求めの場合は1カ月前から発売します。」(JR西日本・FAQから)
まあ“原則”というワードがあるもののJR東の約款と言っていることは同じだ。
理屈から言って、このFAQの文章から、あの時ズバッと購入できた理由にはならない。
【念のため、JR東海のHPもチェック】
同様にJR東海のHPも探してみるとQAのページにそれの記載があった。
しかし、文言は微妙に異なっていた。
「普通乗車券は、原則としてお乗りになる日から有効となる乗車券を発売しますが、1カ月前から前売りもいたします。」
(JR東海・QAから)
え???
この文言だと原則というキーワードが存在しないので「1ヵ月前から普通に買えます」と読めるよね。
これはどういうことだろうか?
もし、自身の経験を踏まえて、あの日あの時に普通乗車券を買えた理由は、乗車券のルールがそこまで厳しくないJR東海の会社間に跨っていたからということになるがどうだろう。
(以前は高山本線自体が岐阜と富山で2つの会社線に分割されていたために、乗車券だけでも前日に買えたってこと?)
だとすると、JR東において指定席または自由席特急券等を購入していなくても、JR西日本からJR東海の路線を進む(跨ぐ)ことになるため購入できることになるのだが?
<その4へ続く>
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