「臨床の砦』夏川草介著  小さな病院は命がけでコロナに立ち向かった

2022年09月26日 | 読書

先日の台風、こちらは雨だけでしたが、稲穂が倒れている田んぼがたくさん。

刈り取り大変でしょうね。

友人が本を貸してくれました。

1000冊の読書を実践中の私に、度々面白い本を提供してくれます。

このところ、本に寝せつけられる日々だったので、暫くお借りしますと言ったら、「大丈夫、この本はスイスイと読めるから」と。

夏川草介さんの「臨床の砦」でした。

夏川草介さんは「神様のカルテ」の方。

この本は2021年1月2日から月末までの長野県が舞台。

ちなみに長野県の感染者は1月2日は11名、翌日から25・18・44・50・79・67・41・68・73・51・35・61・52・・・・・20日過ぎに徐々に減少に至ります。

国全体でも1万人にはいっていません。

コロナ患者を受け入れる体制がまだまだできていなかった時なのです。

夏川さんは現役の医師。

帯には「感染症指定医療機関でコロナ禍の最前線に立ち続ける現役医師が 自らの経験を克明に綴った記録小説」とある。

この時期第3波が到来。

未知のウィルスとの闘いの日々。

医療の現場が大変だと言葉では知っていたけれど、その実情は分かっていなかった。

だからこの本を読んで目から鱗でした。

医療の現場もだんだん変わって、治療薬も少しずつ使えるようになっていったけれど、

第4波も5波も6波もさらに、このところの7波の医療現場はどうだったのでしょうか。

私たちは患者目線でしかとらえていないけど、ここまで使命として立ち向かってくれている医療現場を知る事は、必要なことだと思いました。

たぶん夏川さんは、この後も書かれると思います。

この100年に1度ともいえるウィルスとの闘い、これからも頻繁にあるかもしれません。

地球人の生き方が問われているとも言えます。

もっと人間は自然に対して謙虚でなければならないと思うこの頃です。

お読みいただきありがとうございました。

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