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ケヤキの伐採

2007年03月15日 | 住まいづくり
 伐採のご相談を受け現場に。OBのお客様である。毎日のよう通っていたのにそこに自分の土地がある意識がなかったとのこと。

 道路脇の南側の斜面の30坪ばかりににケヤキの木と雑木が立っていた。ご他聞にもれず隣地に家が建ち、その葉の始末から始まったようである。
 寝耳に水・・・だった様子で、ご本人もびっくりなされていたが、知っていればもっと早くに手を打っていただろうと思うが。退職後にふるさとに戻られたので、長いブランクがあったのだ。

 伐りたくないというご希望でお聞きしていたが、現場を見れば伐ることをお勧めするよりなかった。
 別荘地もそうであるが、大きな木があると台風、大風の時に思いがけない災難がおきる。枝が落ち屋根や車を傷める。それが隣地のお宅であればなおさら話はむずかしくなる。
 別荘を建てさせていただく時、その点にもかなり留意する。実際住んでおられる方に伺うと300坪の敷地でもお隣の木がちょうどいい木陰をつくってくれるとのこと。だから自分のお庭には好きな木を植えてあまり大きくなさらないようにしているご様子。

 何本も寄せ集まったようなケヤキは時代は経ているものの、商品価値は見込めないのでかなりの持ち出しになってしまうだろう。
 道路脇で電線も多いさらに家が近い、重機屋さんの仕事になるがなかなか大変だ。たくさんの枝の処理も大変、マキストーブの人には喜ばれそうだが。
 もう木は水を吸い上げているので、伐るのは秋だろうな。
冬に逆戻りした日であったが、陽だまりの土手に[田植えぐみ」の花が咲いていた。2ケ月は早い。びっくりした・・・・。
                          美恵子
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