「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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【ココイチ廃棄カツ事件で判明】原発事故での廃棄食品⇒産廃業者⇒加工食品、惣菜、弁当、スーパーに拡散。

2016-01-19 17:45:32 | 福島第一原発と放射能

【メディア・マスコミ関係者へ】

SMAP騒動に関する、僕のブログ記事などの引用転載に関して、週刊誌等からお問い合わせがありました。

まず、文筆をしている僕に対して、何かのメリットがないと商用媒体に転載を応諾することは原則ありません。

常識です。メールマガジンの読者が圧倒的に大事で、正直週刊誌に名前が出ても、僕に得なことは殆どありません。

プロとしての情報の交換的な意味合い、仕事の依頼という観点など、何かご提案がないとプロとして応諾できません。

あたりまえです。こちらのメルマガ発行にマイナスになりかねませんから。

また、被曝関連などと異なり、僕が通常多くの皆さんと活動している内容で、当方から拡散したいので、何でもお受けしたいような話でもありません。

こうしたことを踏まえて、メディア関係者の方は僕にオファーをして下さい。

こちらの前提をご理解ください。

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【このブログにはじめて来たような方々へ】

SMAP関連ではじめてこのブログを知った方、今まで僕をご存知のない方にもお知らせしておきます。

僕はジャーナリストや著述を行っている人間です。ジャーナリスト・記者・文筆家・著述家などに分類される人間です。

2011年3月までは、東京のキイ局(テレビ局)で、20年間それなりの立場で仕事をしていた人間です。

ただし福島第一原発事故以降、個人で情報発信を始め、テレビ局を退社し、このブログと、更に中心となる有料メールマガジンを発信しています。

原発事故以降は、被曝関連のことを書き続けていて、広域ガレキ拡散反対などでは運動の中心的立場にもいたと思います。

このため、メールマガジンは大半が原発・放射能関連の話が多くなりますが、他のことでも情報が簡単に入っていたり、一般情報を確認するだけで僕ならあたりまえに認識できる視座が全くメディアで語られていない時などは、自分のメールマガジンだけで配信することもよくあります。

SMAPは好きでも嫌いでもありませんし、ジャニーズ事務所には、本質的な関心もありません。

しかし、テレビ局で局員として20年間過ごすと、感覚的にわかっている話もあるので、この話の見取り図は、既にメールマガジンでだけ配信していました。

今回は、テレビ放送を確認して、その内容があまりにも酷いため、少し怒りながらブログに書きました。

ただし、フルオープンのブログには何事においても書く限界があります。

僕の情報発信を本当に確認したい方は、このブログよりも、メールマガジンを購読されることをおすすめいたします。

限定したメディアでないと、書けないことは多いです。

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まもなく100号、木下メルマガを購読してご覧下さい。内容の深度が違います。

「木下黄太メールマガジン」 (毎週金曜・月4回) 

被曝関連の健康症状等、重要情報はメルマガでのみ配信、ぜひ購読を⇒⇒⇒

 http://www.hoshanobogyo.com/

最新99号の内容タイトルは以下のとおり。これからの申込で、配信済みのこの99号も送られます。

メルマガのこの記事は、テレビ業界に長くいた僕から見た基本的なこの問題の構造を整理しています。

【 SMAP騒動について 】

『2016年 木下黄太の大放談(1)』
【 あらかじめ定められた5年間の雌伏、今も続く「工作員」による放射能
汚染意識拡大妨害の末端 】
【 フクシマ以前から存在する「チェルノブイリをどこまで書くと反原発
派を利するのか」という推進側議論 】
 

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さて、ココイチの廃棄カツ事件は名古屋周辺でおこりがちな、食品に関してのめちゃくちゃな事案です。

全国的に、同様のことをしている業者はいると思いますが、名古屋界隈ではそれが簡単に判明するほどいいかげんなことがなされていたということです。

いろんなことで、名古屋周りでろくな話を聞かないし、あのあたりの人間から連続して不愉快な嫌がらせがなされる状況を体験させられている僕は、ああまたかという思いしかありません。

それだから、ブログに記載するほどの内容も特にはないと感じていました。

しかし、各社が報じている内容で、福島第一原発事故以降の食品取り扱いに関して、参考になる情報が出ているので、みなさんにお知らせしておこうと思います。

それは、こうした廃棄物にまわされた食品を、産廃業者から購入して、加工食品、惣菜、弁当、スーパーに拡散する流れは、福島第一原発事故により廃棄された水産物を産廃業者から横流ししてもらったことが、こういう悪事に手を染めるきっかけとなったということです。

ああ、やはりとおもいます。

売れない食品がどう流通しているのだろうと、ずっと気になっていました。

弁当や加工食品、惣菜などのデリ、形を変えてスーパーなどでの販売はあるだろうと思っていました。

それは、感覚的には、最初から流通ルート的な中での横流し想定をしていたのですが、それよりも「産廃業者」という存在が間にはいることで、正常時にはありえないルートが拡大化したことが、わかったということでしょう。

廃棄すると一度判断された食品が、何か問題はあれど、実質は食べることは可能性があるものというのは、平時では圧倒的に多いとは考えられません。鮮度問題が大きいです。

だから、一部にはこういう取引ルートは以前からありえても、大きな流れではなかったと思います。

しかし、放射能汚染というフィルタで、跳ねられた食品は、放射能以外の要因は、鮮度などに問題のないものばかり。

更に、味も良い可能性があります。

こうした廃棄物を、再度、別の形で食品とあつかうことが、産廃業者という仲介者を通したルートで活性化したのでしょう。

そして、このあたりだけの話でなく、名古屋周辺だから、ずさんな取り扱いが多いので、今回は偶然に判明しただけな気がします。

もっと巧妙に、全国他地域で似たようなことが行われている確率は高いと考えるべきです。

原発事故での廃棄食品がどこかから産廃業者に廃棄物としてもたらされる。ただ廃棄している場合もあれば、横流し前提の廃棄もあるでしょうし。それは、ばれないようにするには、加工食品、惣菜、弁当などに化ける。そうすると原産地表示などをごまかせる可能性が高まる。更に仕入れがいい加減なレベルのスーパーでは、直接売るものになることもありうるのでしょう。こうした拡散スタイルは、広がっていると考えるほうが、普通の感性だと思います。

「原発事故前の水産物が、事故後に出せなくなって、廃棄するしかなくて、それの流用をもちかけられた」と証言していることが、いろんなエクスキューズに満ち溢れていますし。

「原発事故で食えそうなものが廃棄物になったが、これを売ったら儲かるぞ」と考えたのに、決まっています。

こんなミスが発覚する産廃業者や食品業者よりも、更に狡賢い業者が全国にはもっと多くいるでしょうし。

しかし、ガレキ問題でも、食品の問題でも、原発事故後の放射能拡散関して、「ゴミ」という負の部分の取り扱い方が、大きく影響していることが、改めてよくわかる事例と思います。

こうしたことを警戒しない人々の意識が、僕には理解できない話になってきました。

SMAP以上に、貴女の健康と食に直結するのですから。

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博多中心部での開催となります。時間は設定は三時間程度。要望が多ければ、その後も話せるように致します。

【1/30(土)木下黄太お話会in福岡】

13:15 受付開始 13:30 開演 1月30日(土)13:30-16:30(13:15 受付開始)

開催場所 福岡市立 中央市民センター 2階 第2会議室 (赤坂2-5-8)

定員 30人(先着順)

申込&詳細⇒ http://kokucheese.com/event/index/364664/

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