私のなべ四器(規矩準縄)

今、自分の周りで起きていること。ご近所のトマソンもそんなに、気にしてない。深めにかぶった帽子で、年内不定休営業中。

実地検分

2013-06-06 05:33:59 | 気儘に散策
大地震が来たら間違いなく大津波も来る。
自分で考案した避難道を実際に歩きながら時間と自分の体の状態を観察する事を思い付いた。

此処からスタートだ。



まず、常念川から離れる方向に歩く。川を遡上するだろう津波から離れるためだ。そこから左折して山に向かって進むのだが、ここから軽い登り坂に成る。
その頂点と思われる辺りに到着。海抜7m。

玄関から約5分。これは靴を履いた状態から計測しているので実際の避難にはもっと時間がかかるはずだ。



此処からあの坂の上まで歩く。あそこは海抜20m。あそこに辿り着ければ大丈夫だと思っている。計測再開。

また暫く平坦な道が続く。このままじゃ津波に追いつかれそうな気がする。



途中に有るマンションの屋外階段。
震災時には近所の人で溢れて登れないんじゃないかと不安になる。そもそも大地震に耐えられる階段だろうか疑問が湧く。階段は思っているほど広くない。
少し息が切れてきた。早歩きと「梅雨のずる休み」のお蔭で暑いのだ。大腿部の裏側に違和感が有る。大丈夫か?

海抜20mに到着。玄関から約20分。これは助かる時間でしょうか。
この時3日分の水を背負って歩かなければならないとしたらとても助かりそうもない。



今日の最終目的地は讃岐うどんの店。
「讃岐」の文字に疑問を抱いていたので出かける気に成れなかった。焼津にも支店が有りそこで梅干しの入ったうどんを食べた事が有る。店内に大きく貼り出して在ったのでお勧めだろうと思って食べたのだった。

同じ店が清水の此処に有るのも知っていた。○○デカが行ったのも知っている。
でも出掛けようとは思わなかった。

先日のテレビ放送でこの店が紹介された。テレビでは味までは分からない。どんなに美味しそうに食べても其処までだ。何でも「旨い」と言うタレントにはウンザリしている。特にデブ。
じゃあ見なけりゃ良いじゃんと言われそうだけど、美味しい店の情報は知りたい。
タレントが写らない「○○の名店」は好きな番組だ。

番組のなかでうどんを打っている方が清水の人で讃岐に仕事で行った時にその旨さに惚れ込みうどん屋に成った様な事を聞いた。また、奥さんは讃岐の人で讃岐の慣習を知っている。
こんな店なら「讃岐」を信用しても良いんじゃないかと思ったのだった。

讃岐から粉を取り寄せれば讃岐うどんが出来ると思ったら大間違い。

今回は店の入口に掲示してあるサービスランチにした。

A温玉、冷玉うどん あげもち・玉子・のり
B野菜天カレーうどん
Cちくわ天おろしうどん



野菜天カレーにしようか最後まで迷ったのだけど、今日は冷たいうどんでしょ。

Cちくわ天おろしうどんに決定。

想像通りのしっかりしたうどんが美味い。角の尖ったところが気持ちいい。

店内には串にささったおでんが有り、そう言えば何処かの讃岐うどんの店でも見た事を思い出す。
店の奥さん(讃岐出身)に尋ねると
「讃岐ではうどんの汁でおでんを煮る習慣があって、うどん屋には必ずおでんが有るんです」と言う。しまった。讃岐おでんも食べるんだった。
それは次回のお楽しみ。

さて、ここまで約2kmをまた歩いて帰る事にする。
天気のいい日は時間もゆっくり流れる。
コメント
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