私のなべ四器(規矩準縄)

今、自分の周りで起きていること。ご近所のトマソンもそんなに、気にしてない。深めにかぶった帽子で、年内不定休営業中。

観戦の楽しみ

2012-05-13 05:41:46 | ひとり独り言
愚息の練習試合(サッカー)が近所の中学校で有るので見に行く事にした。中学からサッカーを始めた素人なのでAチーム(選抜)には入れず残りの部員で構成するBチームのレギュラーなのだ。最近は一年生も入部して来たのでそれさえも危ぶまれる。

本人も見に来てくれと言う位だったので愚息成りに成長を実感している様だった。素人から一年間練習してきた成果は試合が始まると直ぐに分かった。
何故なら、ボールに触るのだ。しかも相手選手の前に体を入れパスをカットして味方にパスを出す。サッカーでは普通の事なんだろうけれどそれが出来ている。確かに巧く成っている。このプレーを見て居た監督も「あれ?上手いじゃん」と一言発し、知らなかったのかと疑問を投げかける。

始めたばかりの頃は相手選手の後ろを走るだけでボールにさえ触れなかったのだ。それを思うと涙が出そうになる。

そんな時に知り合いの鶴さんから電話が入る。「いつもの事なんだけど。暇?サッカー見に行かない?」と言われ時計を見ると試合開始50分前。きょうはアウスタでエスパルスの試合が有るのだった。テレビ中継も有るので多分今日は負けるなあと思っていたのだが、スタジアムで見るサッカーは格別だ。

思わず、行く行くと連呼した。前回誘われた時は用事があってお断りしたのだけど、その試合は勝利しているので縁起が良いのだ。

愚息の試合を途中まで見てアウスタに向かう。天王山公園に自転車を止めそこからの歩きが意外と長い。
スタジアム手前の坂道で試合開始時刻。スタジアムに入り早速ビールとつまみを買って準備完了。ビールが飲み終わるまではゴールしないでね。手が塞がって居ると騒げないから。



ビールが飲み終わって直ぐに点を取られる。あーやっぱり。0-4の敗戦を予想していたのでその一点目が入っただけだと思う事にした。セレッソ大阪には相性が悪い。
後半高木(13番)のゴールを期待してそれでも勝利を願っては居る。



勝利の女神はほほ笑まないのかとバックスタンドを眺める。
この中に知り合いを見付けた人は、中々の櫻ファンですね。



後半に入り期待の選手高木が高原と交代。じじいが出て来たと年下の選手を詰る。更に若手の大前をこれまたじじいの小林に交代。試合の期待感が一機に無くなり興味はピッチより眼下のセレッソベンチに移った。
鶴さんがセレッソの通訳が監督の手ぶり身ぶりまで訳していると言うのだ。



そう思って見ていると…



全く同じ。しかも髪型まで訳している。此処にプロ魂を見た。

結果は試合終了間際5分間の猛攻で同点に追い付く。これには勝利と同じ位の歓喜でスタジアムを包んだ。手が赤く成る位まで拍手し声が枯れる程叫んだ。「素晴らしー」

出来たらもう少し早くからそれをやってください。お願いします。(笑)
じじいも意外と頑張っていて、ちょっと見直した。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする