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私のなべ四器(規矩準縄)

今、自分の周りで起きていること。ご近所のトマソンもそんなに、気にしてない。深めにかぶった帽子で、年内不定休営業中。

線量

2015-09-12 17:00:27 | ぶらり仕事旅
<写真:ホテルのロビーに有った新聞・地方欄には当たり前のように掲載されている>

毎日お迎えの車で帰還困難区域に入る(国道6号線を通る事は可能であるがゲート内には許可車両のみ)のだけど、現場によって入るゲートが違いゲート番人の対応が様々でちょっと変です。

昨日違うゲートでは問題なかった書類が今日は通行できないなど頭を捻る。よくよく調べてみると、提出書類の不備だったので前日のチェックが甘かったって事になるのだけど、現場ではどうでも良いようなことに思える。

ゲート管理しているのが内閣府で、線量検査を環境省がしていて、4人の民間調査員に2人の協会の人間、2人の線量を計測する会社の人間、更に環境省の役人が2人が付いてくるので地権者はちょっと驚くようです。然もみんな(地権者も)防護服を着ていて誰が誰なのか分かり難い。背中に書いてある名前を読まないヒト間違いをしてしまう。



<写真:毎日の現場は大熊町なので、線量の高さが気になります>

防護服の脱ぎ方もルールがあって初めにゴム手袋をとる。次にズボンと上着と帽子を脱ぎ座敷に上がるときにつけた靴カバー(ビニール)を脱ぎ、布の手袋を外す。
この時身に着けているものは外履き用の靴カバーで帰りの車の近くまで行き、靴カバーを外し地面を踏まない様に片足ずつ車に乗り込む。

乗り込み終わったら靴底を線量計で計測し数値が上がらなければ「帰って良し」ってことになる。
防護服と靴カバーは処理する袋も違って分けて回収していた。

少し前までは全身の線量を計測してけれど、必要ない事が分かってきたそうで、来る前に思っていたほど放射線量が高く無い気がします。
ただ、草むらや水溜りなどは線量が高い(線量を計測する人が20マイクロシーベルトくらいと言う)ので近づかない様にしようとするけれど、仕事柄そうもいかない。汚染物質は地表面に溜まっていると聞くのでなるべくしゃがまない様にしている自分が可笑しい。(何のために)

本日の線量計は16.4マイクロシーベルトを指していました。これが年間100ミリシーベルトになると作業に従事出来なくなると聞いていますが、全く問題ないように思えます。
この作業のせいで白血病に成ったとしてもそのころには寿命で死んでいるかもしれませんね。

内部被爆するから帰還困難区域内では一切飲食禁止と講習会では習ったのだけど、実際には熱中症にならない様にとペットボトルの水を渡された時にはちょっと驚いた。



<福島第二原発:左の塔のあたり>

帰還困難区域内の道路は二輪車、自転車、徒歩は禁止されていて、自動車の駐停車もパトカーに発見されると職務質問を受けるそうだ。
実際に帰宅出来ないのだから信号機以外で止まる理由がないので不審者って事になる様です。
驚く事が色々あります。



目覚ましメール

2015-09-11 17:12:17 | ぶらり仕事旅
夕食を終えてホテルに着く頃には雨が上がっており、明日の仕事の段取りを考えながら就寝。
ベッドが変わると寝付きが悪くなり毎朝三時頃には一度起きてしまうのだけど今回はちょっと違っていた。

いきなり携帯電話が鳴って緊急メールに起こされるのだ。
幸い現場とは関係の薄い地区なので問題ないと思っていた。



ところがあちらこちらで交通渋滞が起こり、思う時刻に現場に着けない様で(自分が運転していないので気楽)、運転手が焦っているのが分かり、こちらも焦りが伝わり始めた頃、なんとか遅れることなく待ち合わせ場所に到着した。

やれやれと思っていたら地権者が遅れると連絡があり、環境省の人間はもっと遅れる事が発覚し(やっぱりお役人はこうなのか、民間では約束の時刻に遅れるなんてありえない)環境省の役人を待つ人間を残し二班に分かれて現場に入ることになった。

国道から外れた細い道に入ると、除染作業で発生した黒い袋(除染作業による汚染物質が入っている)がうず高く積まれていた。
線量の高い地区は黒い袋が占める面積が驚くほど増えるのでした。

一見ぶどう棚が広がっているような緑のシートを掛けている所(中は黒い袋)もあるのだけど、それが除染物質である事が分かると、その緑色のうず高い丘はちょっと異様な景色に見える。

今回の福島県の大雨でこの除染袋が流されたとテレビのニュースが伝えており他人事ではなかった。
あんな袋は何処にでも転がっているのだ。

困難な区域

2015-09-10 16:28:48 | ぶらり仕事旅
国道6号線を北上し福島第一原発付近の現場に向かう途中朽ち果てた道の駅で防護服のズボンだけ履くように指示された。後で気が付くのだけど汚染区域内で物に触れずに履くのは困難なお年頃だった。



ズボンだけ履いた変な姿で更に車を進めていくと「避難指示解除準備区域」から「居住制限区域」になり国道に面した民家の入り口にはすべてゲートが取付られており、物々しさを感じる。

そして「帰還困難区域」に入り或ゲートから検問を受け通過すると津波の被害を受けた建物が(建具がすべて壊れている)目の当たりに現れちょっと驚く。完全に時間は当時のまま止まっているのだけど、伸び放題に育った雑草が時の流れを伝えていた。



車から降りる時に靴カバーを装着する。上着を着て布の手袋をした後にゴム手袋をしマスクをする。手術の時に医者がかぶっているような帽子もかぶり上着のフードを被れば準備完了。

上着には会社名と個人の氏名がプリントされたシールが張られており、細かい所まで完全に管理されていた。

想像通りに防護服を着ていつもの様にはとても作業が進まず汗でぐっしょり濡れながら一日目の作業を終了した。やぶ蚊が溢れ出るように舞っているのだけどこの時ばかりは防護服が役に立ったと思う。

後は蜂に気を付けるように言われたけど、噂で聞いた野生化したい牛や犬は居なかった。(笑)

-*-*-

靴の底に付着した泥などに汚染物質がないか何度も線量計で検査されて(入るときは通らなかったゲートを通り線量を測る)無事帰還。携帯した線量計は2.1マイクロシーベルトを指していた。

明日は10マイクロシーベルトから50マイクロシーベルトくらいになるそうで線量が高い所に連れて行かれるらしい。果たしてこの先どうなるのでしょうか。
心配です。

福島

2015-09-06 06:19:26 | ぶらり仕事旅
福島第一原発の近くに仕事で行く事に成り、知合いにその旨を話すと皆一様に驚く。確かに放射性粉塵対策用防護服(テレビで見る白い服)着て線量計も身に付けるなどと聞くと物々しい感じは充分ですね。

仕事内容はいつもと同じ事をするはずなのだけど、制約が多く思う様に出来ないだろうと想像は付くのだけれど、実際に現場に入った先発隊(他社)から情報が全く入って来ないのは理解に苦しむ。

福島第一原発の1号機の一枚目の屋根カバーが外されたのが2015_7_28。更に8_3に2枚目が外された。(重量32トン)
当然だけど濃度の高い汚染物質が飛散したと思う。

当初今年度四月頃に行く予定だったのが仕事の流れで九月まで延び延びになり、九月の連休前に入れるか打診が有った。
こんな事も仕事の一環なので特に断る理由も無い。

直線距離で約1.2km。近いね。土壌貯蔵施設Ⅰ型に行くらしい事と、除染作業じゃ無い事ははっきりしているのだけれどそれ以外は不明。
そもそも、何の仕事に行くのでしょうか。今更心配に成りますね。雨が降ったら傘をさして仕事をするのでしょうか。そんな事さえ分かりません。

そんな折、妻が緊急入院してしまい、色々な事が熟しきれずにパニック寸前の所で留まっている。
とりあえず妻の様子も安定してきたように見える(低血圧78:44)ので、福島行の準備を進める事にして買い揃える物のリストを作っているのだけど時間が少し足りない。

此れが癌による低血圧なのかは、様子を観察しなければならないらしいが、点滴で血圧が戻れば清水病院への転院(今は救急病院)する事も考えられるらしいけれど、明日(月曜日)には退院でいるんじゃないかと思っている。

昨晩は電話が鳴りはしないか気に掛けながら熟睡した。

どうしてこんな時にこう成るかと不思議に思う。



追記:9/7清水病院に転院し、主治医の観察が始まる。腎盂腎炎(じんうじんえん)と言われた病名だったはずなんだけど清水病院の泌尿器科の医師は全面否定。乳腺科の病棟に入院。血圧も戻り(120:74)木曜日(9/10)には退院出来そうでホッとするのでした。

ボーリング

2014-01-18 05:50:44 | ぶらり仕事旅
道路の拡幅に伴いボーリング場の駐車場が収容される事に成りその影響調査の仕事が舞い込んでしまった。絶対にお断りしたい仕事だったのだが巻き込まれ的にメンバーに入っていた。

営業開始時刻から何台駐車されているか10分毎に集計を取り最大駐車台数を算出するのだった。
このボーリング場は平日は9時、土休日は8時から営業をし早朝5時まで営業していて驚く。
5時まで営業する必要性が有るのだろうか。

ボーリングブームが有った頃小学生で、成人してからもボーリングはやっていたけれどここ数年、年一回程度に成り、体にダメージが残るスポーツに成ってしまっていた。

駐車台数は仕事だから調べるけれど、一体どんな人がボーリングに来るのだろうか興味が湧いて来る。何か別な目的意識を持たなければ此長丁場を乗り切れそうもない。

日曜日の朝。開店前に調査の準備をしていると数台の車が駐車し始める。入口が6ヶ所も有りどの方向から来て(西か東か)どのゲートから入って来たか細かく調査しなければならず気が抜けないでいると、調査開始時刻の8時には13台の駐車が有りその後、一気に10台が入って来て驚いた。

てっきり斜陽産業だから閑古鳥が鳴いて暇な一日が過ぎると思っていたのだけどそうじゃないらしい。でも何故。休日は1ゲーム650円もするのだ。早朝ボーリングが100円だった頃を体験しているので高額な遊びに二の足を踏む金額だ。

調べたらやはり早朝割引が有り3ゲーム1,200円らしい。なるほど現在でも同じ事をしていて新鮮さが無いなあと思われる。

さて、そんな開店と同時に来た人たちはどんな人達か調査に行く。トイレを借りる振りをして持ち場を離れボーリング場に入って見ると、揃いのユニフォーム(紫色で背中にネームが入っている)を着て約20人で大会をやっている様だった。当然マイボール、マイシューズだ。
カートを引きながら歩く人が有りよく見るとボールが入ったバッグを引いているのだった。
然も3個持っている。殆どプロみたい。

それでこの人達の年齢はと言うと還暦を過ぎた人たちと思われる。女子も居る。球筋を居ると綺麗なフックボールでポケットに吸い込まれスピードこそ無いけれど見事なストライク。上手だ。

きっとこの人達は若い頃からやっていたんだろう。
だってスポーツって19歳頃までにやった競技を続ける傾向が有ると聞いた事が有る。

そうなると若い人達は来るのだろうか。

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昼間の2時台がピークと思われそろそろ客も減り始め頃突然数台の車が列を成して入って来た。
一体これは何だ。続いてまた数台入って来た。タクシーで乗り付ける一団も居た。
みんないい恰好をしている。そうか成人式の二次会だ。

天候に関係なく大勢で遊べるスポーツとして良いらしい。一部の若者にはボーリングは生きているのを見てボーリングも捨てたもんじゃ無いと思う。

ボーリング場が用意した無料貸し出しのボーリングのピンの着ぐるみを着せられた人はきっと罰ゲームの様で(若い時じゃなきゃ絶対着ない)そんな光景を横目で見て自分の成人の日を思い出していた。


深夜0時から早朝5時まで女子はゲーム代無料のキャンペーンは不発だった。
調査終了時刻を迎えた頃は眠気で思考低下。仮眠をしてからでなければ家まで運転して帰れないほど疲れてしまった。平日同じ事をするかと思うと、因果な商売を恨む。(笑)