masaring

自己チューの進行形日記でshow。

三代目、俄庭師。

2007年07月07日 | 農業は、スゴイ!

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祖父は、その昔分家するとき「農家は、朝陽が昇ったら
畑に行き、陽が沈んだら夕飯を食べて寝るものだ。
だから、住居は寝る場所さえあったら良い。」
という
考えを貫いた人だったらしい。

だから、どこかの家を移築して新宅したと聞く。
祖父が亡くなり、父も次の年、若くして亡くなり
三代目の私も稼ぎが少なく、家を新築できないから
雨が降れば、傘をさしながら食事をするような
あばら家でずっと暮らしている。

ところが、祖父は庭を造るのが趣味だったらしく
敷地のほとんどが緑の庭木で埋め尽くされている。
祖父はもちろん手入れにことかかなかったし
父も器用な人だったから、本家の剪定もしたらしい。
ところが、三代目の私は生きる業すべてが苦手ときてる。
だから、秋の庭木の剪定、手入れはプロにしてもらっている。
この代金が馬鹿にならない。
というより、私の一ヶ月の給料に近い額となる。
だから、梅雨の時期、枝葉の伸びた
低木のつつじ等の整枝は、少しでも節約するため私の担当だ。

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俄庭師に変身である。
年に数日の農作業。年に数日の庭師。
脊柱管狭窄症になってから、これらの作業は非常に辛い。
おまけに技術もない。「頭痛、肩こり、樋口一葉となる。」
今日半日で少し進んだ。明日で出来れば仕上げたいものだ。
でも、春に庭を彩る筈のつつじの花が最近咲かない。
俄庭師の技術の無さと愛情を込めて作業しない結果である。

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コメント (1)
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