masaring

自己チューの進行形日記でshow。

曼陀羅華の花。

2007年07月22日 | masaringの内緒話

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マンダラゲ。私達の曼陀羅の世を見てる!】
【これは、朝5時30分、我が家の庭のマンダラゲ。】

曼陀羅華の花は、華岡青洲先生であまりにも有名。
《『ウィキペディア(Wikipedia)』を参考》

070721_006_1青洲は(1760-1835)江戸時代の外科医。
世界で初めて乳癌の麻酔手術を行い、
実際の事例として行われた
世界最古の麻酔手術である。

    

070721_0271760年(宝暦10年)に、今の
和歌山県紀の川市西野山に生まれる。
1782年より京都に出て、
外科医、大和見水に3年間師事。
見水の師・伊良子道牛が確立した
「伊良子流外科」を学び、

070721_0301785年帰郷、父・直道の後を継ぎ開業。
手術での患者の苦しみを和らげ、
人の命を救いたいと考え
麻酔薬の開発を始める。

   

1_13研究を重ねた結果、
曼陀羅華の花(チョウセンアサガオ)、
草鳥頭(そううず・トリカブト)を主成分とした
6種類の薬草に麻酔効果があることを発見。
動物実験を重ねて、
麻酔薬の完成までこぎつけたが、

   
070721_026人体実験を目前にして行き詰まる。
実母・於継と妻の加恵が
実験台になることを申し出て、
数回にわたる人体実験の末、
加恵の失明という犠牲の上に、
全身麻酔薬「通仙散」を完成。

  
070721_040文化元年(1804年)10月13日、
60歳の女性に対し通仙散による
全身麻酔下で乳癌摘出手術に成功。

    

070721_048これは、1846年にアメリカで実施された
ジエチルエーテルによる麻酔よりも
40年ほど前のことであった。
その後、華岡青洲の名は全国に知れ渡り、
患者や入門を希望する者が
彼のもとに殺到した。

070721_024青洲は、門下生の育成にも力を注ぎ、
医塾「春林軒(しゅんりんけん)」を設けた。
また、青洲はオランダ式の縫合術、
アルコールによる消毒などを行い、
腫瘍摘出術など様々な手術法を考案した。
人々のため、我が身の一生を捧げる。

070721_042偉大という言葉しか浮かばない。

←これは、青洲の漢詩の碑
青洲が門人の卒業証書に
添え与えたもので
学者の心意気を示した言葉。
青洲曰「門生請題於余自像。即綴短句述其懐云」

      

今、生誕地の和歌山県紀の川市西野山に
070721_044「青洲の里」がある。
青洲の里は、修復された自宅兼病院兼医塾
「春林軒」を中心にして造られた公園で、
(「春林軒」「展示室」共に撮影禁止でした。)
(パンフのスキャナーも禁止だそうです。)
(4枚上のパンフレット写真で雰囲気をどうぞ!)

  
070721_007 園内には彼の遺品などを展示する展示室、
レストランやパン工房がある、
「フラワーヒルミュージアム」(黒川紀章氏作)。
ハーブ園や芝生広場、遊歩道が整備されてる。

  
070721_033レストランは、食を通じた健康創造をテーマとし、
平成19年3月28日より、野菜を中心に、
おふくろの味で作ったメニューの
健康おもてなしバイキングがスタート。
ここが今、人気らしい。

(この日も女性客で大入り満員。)  

  

本来の目的だけでは生き残れないのが世の常。
しかし、人に来てもらわねば意味がない。
みんな、知恵を出し合い創意工夫してるのだ。

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※秋篠宮ご夫妻も、来られてたなんて!      

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※墓誌銘碑や、彼のお墓もこの近くにある。(合掌。)

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「青洲の里」にも色んな花が咲いてました。

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7月だと言うのに、すでに秋桜までちらほらと!

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コメント (2)
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