masaring

自己チューの進行形日記でshow。

君の住む町へ。

2007年07月27日 | 音楽!何でも大好き

4_002_3 

デプラデニア(マンデビラ)ルビースター・綺麗に咲きました

私の住んでいる町の文化会館では、大ホールで
主催事業と銘打って映画上映(年6回)と
プロの音楽家を招聘(年1回)しコンサートを開催している。

Ajisaihall_1今回は、海援隊
(田舎ではチケット売れないよね。)
(武田鉄矢氏は、高野山が好きらしい。)
(ここは、高野山じゃないよ。○○町だ。)

昨年は、伊勢正三・太田裕美・大野真澄。即、完売。
その前は、オカリナの宗次郎。なんとか完売。
そしてその前は、太鼓集団の鼓童。完売。
森山良子さんの時は発売後、5分で完売。
でも、今回はチケットが全然売れない。

ドラマ「夫婦道」が一番好きと言ってた人も
見に行く気がない。
いつも「チケット買った?」と尋ねる人も
聴きに行く気がない。

_001_10私だって、こんなに音楽大好き人間なのに
海援隊のCD1枚も持ってない。不思議?
何故なんだ。
イメージがコンサート向きじゃないのかな?
コンサート・タイトルは「君の住む町へ」

折角こんな田舎まで来てくれるんだからと
義理でチケットを買って出かけました。
(主催者も売る努力をして、自分達も買えよ?)
(来週は、大阪城ホールでのユーミンの
  シャングリラⅢへ行くのにネ。)

_003_9でも、楽しみにしている人もいるんだ。
人口に比して、ホールのキャパが多い?
結果は・・・・・。
なんと良い意味で私の不安を裏切ったのだ。
満席ではなかったが、9割の入り。

開演になっても客席の照明が落ちない。
そこへメンバー3人が登場。
いきなりメンバー紹介。(これも、演出。)
新曲「早春賦」からスタート。
トークで客の心を掴んで、舞台と客席が一体となった頃、
客席の照明が落ちていく。舞台のみの照明となる。

武田さんのトークがこれまた期待した以上に絶妙。
お腹の底からいっぱい笑え、
そして大粒の涙がこぼれたコンサートは
数多く観た中で、初めての経験だった。

【私の奥さん曰く、「今まで観たコンサートで一番良かった!」】

20070726182045まさにハートフル。(写真は開演前です。)
初めて聞く曲もあったが
心にすっと染み入ってきた。
心をこめて表現することはとても大事だと思う。
人が人を感動させること。共感すること。
これこそ表現の素晴らしさであり、大きな
喜びである。

でも、今回のトークにしろ歌にしろ
その根底にあるのは、生命の輝き。
次の世代への生命のリレーがテーマだった。
何度も書くが私の命題とまた出会ったのだ。
会場の大爆笑の渦の中で、
私はそんなことを考えていた。

アンコール曲の「巡礼歌」にそれが如実に表現された。
素晴らしい夜だった。

4_001

【余談】

我が家の裏庭のツバキも実をつけて

次に生命をつなごうとしている。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする