malのあっちこっちブログ

山・旅・料理。。。

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讃岐UDON

2010-04-02 00:38:23 | 
なぜ、「うどん」を「UDON」としたか?

それは、これから説明する。





神戸の翌日、やっと晴れた太陽を浴びて岡山から瀬戸大橋を渡って坂出に入った。



ここ2年ほど明石大橋を渡って四国には入っているが、瀬戸内海という感じの場所では、何年か前に、しまなみ海道を通って直島へは行ったことがあっただけで、橋を渡って四国に入るのは初めての経験だ。

これも今度の旅の楽しみの一つだったが、晴れてくれて良かった。



坂出駅には香川のUDONおぢちゃん、香川支部♂が出迎えてくれた。

私は彦根でのfive arrowsの試合以来だが、賢パパはいつ以来だろうか?

こうして時間が経過しても何事もなく受け入れてくれる友達ってありがたい。




今回はおぢちゃんが坂出でUDONを食べるから坂出で降りるようにということだったのだが、車に乗ると、

「どうする?わしが選んだbest3にする?  それとも有名店best3にする?」

と聞いてきた。

おぢちゃんの舌を信じている我々は

「お任せします」

ということで最初の店が



ご存知「やまだうどん」


イヤイヤ、みなさんがご存知なのは、その昔関東周辺に沢山あった「山田うどん」で
「やまだうどん」ではない。



1)おぢちゃんにくっついて店に入る。
2)おぢちゃんと同じものを注文する。
3)おぢちゃんと同じ薬味を入れる。
4)おぢちゃんと同じテーブルに座る。
4)おぢちゃんとは違う食べ方で食べる。

っで、食べたものは



「肉ぶっかけうどん」・・・・・・・絶品!

レモンが効いて、うんまい!!


どんぶり飯持ち込んで肉ぶっかけてもらって食べたら、ひょっとすると〇野屋も真っ青かもしれない。

国産牛を使っているとのこと、味は濃い目だがしつこさはない。
肉好きのアタシは「う~~ん、マ・ン・ゾ・ク」

ちなみに、冒頭の写真でタクシーが写っているが、ここ讃岐ではタクシーを使ってのうどんツアーをする人たちがいるそうだが、この場合、運転手本人が肉ぶっかけを頼んでいた。



2軒目は、この日から合流したPの希望で前々回長蛇の列で涙を飲んだ「山越」へ

この店は「おぢちゃんが選んだbest3ではなく、有名店best3だ」
「まだ時間も早いしイケルやろ」というおぢちゃんの一言で行ってみると、



こんな感じで20~30mの列。

「回転が速いからすぐやろ」と言う通りどんどん進む。
晴れていてもこの日は北風が吹きこんでかなり寒い。

なんでもここ「山越」は「かまたま」の発祥の店らしい。
名前は人を呼び、こんな状態になっている。

当然「かまたま」を注文する。



感想は後程するとして、注文を捌くおばちゃんの記憶力はすごい。
常時5~6人を捌いて行く。

どんぶりを受け取って奥へ奥へと進んでゆくと広い野点風の場所があった。
難なく座れて風が来ない日差しの中、うどんを食べた。

片隅には全国発送の注文を受けるおみやげ小屋まであった。

香川在住の支部♂♀と小食の賢パパは見ていただけだったが、食いしん坊のPとアタシは
2杯目をこなし、3軒目へ



3軒目はここ



「わらく」

入口に掛かる札



「只今元気に商い中」が良い。

Pも嬉しそうに入る。

支部♀は風で飛ばされそうになっていた張り紙を抑えていたが、無理だとわかり店の中に持って入った。
優しい人である。

この店は他店とはサービスの仕方が大きく違う。


まず、入って座ると注文を聞きに来る、そして運んでくれる。

通常の食い物屋では当たり前の事も、ここ讃岐のうどん屋でこのサービスをする店を知らない。


ここのお薦めは



「鳥てんうどん」

おぢちゃんは今、週に2~3回の割合で食べるそうだ。
ここでも、おぢちゃんにくっついておぢちゃんが注文する通りに同じものを頼んだ。


讃岐の天ぷらは下味が付いているものが多いが、この鳥てんも胡椒の香りが良い。

うどんも綺麗に盛り付けてある。笊からボンではなく、キチンと箸で整えてある。

さっきのやまだうどんに比べると、うどんに艶があって舌触りも滑らか、つゆに絡めて食べるうどんと、天ぷらを楽しむうどんとの違いだろうか・・・



この日は夜の部も控えているので、ここで打ち止め。




翌朝、2年ほど前、関東の身体のデッカイ人が朝7時に電話して来て

「どっか食べるとこないですかぁ~?」と言われて連れてきたと言う「田」に行った。



外からでは知ってる人しか分からない佇まいの店が讃岐のうどん屋の特徴だ。

この店の定番は「そのまま」



ここでも、おぢちゃんにくっついて同じものを頼んだことは言うまでもない。

要するに「きつねうどん」なのだが「かけうどん」にトッピングでカウンターにおいてある「揚げ」を乗せて食べるのだ。

ここのうどんは、やまだうどんと似ていた。

サッパリ目の定番讃岐うどんで美味い。


アタシは2玉頼んだが、関東の身体のデッカイ人はいきなり3玉注文したそうだ。




この後、琴平を周って、岡山、倉敷、岡山と移動するので今回のうどんツアーはここで打ち止め。



さて、なぜ「うどん」ではなく、「UDON」なのか・・・?

今回は「おぢちゃんのbest3」と「有名店」とに行ったわけだが、間違いなく「おぢちゃん」の勝ち・価値・徒歩だった。

山越も、元祖を除くと、特に特筆するものはなかったが、常連が食べる〇秘があるという。

今度来た時には、それを食べてみたいが、あの行列に並ぶ勇気がない。


このおぢちゃん、アタシのブログにコメント入れるとき「UDON」とハンドルネームを書く。

故に「UDON」なのである。



このおぢちゃん、酒は飲むし、タバコも吸うけど、その舌は素晴らしい。