malのあっちこっちブログ

山・旅・料理。。。

気ままに、気張らず、、出来ることを、、、

テーブルウェアー展・・・

2013-02-28 22:31:13 | 日々のこと
2月8日の強風の吹く中、ドームへ見に行ってきた。
思えば、この会場へも3回目になる。
でも、朝から並んで入ったのは初めてだが、並んでいる人の多さに驚いた。

会場はドームのグランド部分だから凡そ2万平米くらいあるのだろうか
     
     そこにビッシリと設えられる。
                   
                   産地の焼き物や、メーカーの製品、そしてこの展覧会の審査となるもの、そして受賞作品の数々

まあ、まずはご覧ください。
最初は「設え」から

     
          
          これはちょっと違うけど、、、オモロイ!
               
               ちょっと気になったモノ
                    
                         


今度は外国のモノ
     
          
               
                    
                         
                              
                                   
                                   


次は漆器
    
    あまりに良いので
         
         値段を見る
              
                   
                        
                             
                             なんか鉄色でいいでしょ・・・持つと軽いんですよ、木だから。
                             でも見た目は陶器か鉄器か分からない。
                                  
                                       
                                       この津軽塗もいいです。


さあ、次も外国もの
         
     
                   
                        
                             
                                  
                                  自分の好きなものだけを撮っているので分からないけど、実際は
                                  この何十倍もの数が展示されている


今度は審査作品展から
          
               
                    
                         
                              
                              テーマは「おもてなし」
                              もてなしてもらいたい!!!

ミートソース・・・

2013-02-27 22:34:25 | グルメ
国民食?のミートソースを初めて作ってみた。

実はこれには伏線がある。
今アタシは特別な理由がない限り自分で弁当を作って持ってゆく。
スーパーへ行くと目線は自然と弁当のおかずを配慮した品物に向く。
昨日も仕事帰りに見回りと称してスーパーへ入った。
目的はもちろん弁当のおかずなのだが、ひき肉2割引きに引っかかって買ってしまった。

晩御飯のうち、週一日はパスタ、一日は外食と言うのがマア基本パターンなのだが、
たまたま今日がそのパスタの日になった。

サラダは今が旬のモロッカンサラダ。
トマト、キュウリ、玉ねぎを刻んで塩、コショー、酢、オリーブオイルで食べる。
血液サラサラだし、そのために現地から酢とオリーブオイルを買ってきた。

っで、主食のパスタをどうしようかと考えていて、ひき肉=ミートソースとなった次第。

まず、玉ねぎ、人参、にんにくをみじん切りにする。
弱火でにんにくを¥の香りが立つまで炒めてから、玉ねぎ、人参を入れて中火で炒める。
しんなりしたらひき肉を加え強火にし、火が通る前に塩コショーして味を調え、
トマト缶を加え、コンソメ1個、ケチャップ大2、中濃ソース大2を加えて煮詰める。

あとは、パスタを茹でバターでまぶしてソースをかけたら出来上がり。

             

             とっても美味しゅうございました。。。

柘榴・・・?

2013-02-26 22:27:08 | 日々のこと
先月の末ころ、神楽坂から牛込方向へ5、6分入った住宅地の中でこんな物見つけました。

               

               最初はなんだかわかんなくて、カラスか何かが運んできて置いたのか、はたまた柿かなんかの
               残りだろう、、、
               なんて思ってカメラを構えてズームしてみると、アレレ・・・これってザクロ???



いやぁ、初めて見ました

                  

                  しっかり残っていることって、あるんですねぇ・・・
                  大体がしっかりした実だけど、、、
                  きっと、この実はカチンカチンなんぢゃないか、って感じでした。


こいう果実って、全部落果しちゃうと思ってましたよ。

ある意味、硬い皮に覆われているから、こうしてのこったんでしょうかねぇ・・・・

キョロキョロしてれば、色んなモノ見つけられますなぁ・・・・・

シャウエン~カサブランカ~そして日本へ

2013-02-25 23:08:25 | 
朝食後、名残惜しいホテルを後にバスターミナルへ向かう。
やはり夜半に雨が降ったらしい、道路も車も濡れていた。

走り出すとシャウエンにまた来たい、と本当に思った。
シャウエンからほぼ真北に行くとジブラルタル海峡に行き着く。この先端にセウタと言う場所があるのだが、なぜかここはスペイン領なのだ。
最もジブラルタルはイギリス領、どちらもモロッコ、スペインから返還を要求されているのだが拠点だけにおいそれとは返しはしない。
世界中どこへ行っても、この手の領土問題は付いて回る。

さて、そのカサブランカ行きのバスだが以前フェスからシャウエンへのバスで雨漏りがした、と書いたが勘違いだった。雨漏りをしたのは、このバスだった。
坐っていた場所で漏ったので、まだ空いていたので移動した。しかし、バスの揺れ方でまた新しい場所が漏る。そのうち満席で身動きが取れなくなり漏ったらそこまで、って思っていたのだが幸運にも真上からの漏水はなかった。

このバスはシャウエンを出て、ケニトラ、そして首都のラバトそしてカサブランカへ向かう。
大都市を通るせいか、まるで通勤バス並みに混み立っている人もいて身動きできない。それでもあるポイント毎に数分止まると物売りが乗り込んできていろんなものを売る。


やがてケニトラを過ぎる頃、右側に海が見えてきた。
                         
                         砂漠の国で海が見えるのは結構感動する。
                         

エジプトで紅海を見た時もその気分の良さに感動した。

この海は大西洋だ。
ジブラルタルを挟んで、東が地中海、西が大西洋になる。この大西洋岸を南西に向かって南下する。その先の海にはカナリア諸島、そしてモロッコの隣は西サハラとなる。

マラケシュに最初に着いたとき、街全体がレンガ色だった。
砂漠のカスバでは砂漠の赤い色
フェスはアースカラーと言うか黄土色
そしてシャウエンは青
ラバトは都会なので、ご存知都会の色
そしてカサブランカに近づくにつれ、あのレンガ色が多くなってきた。やがて、大混雑の市内に入り、これまた混沌としたバスターミナルに着いた。
着いたのは良いのだが、バスと、人と、物売りと、タクシーと、その呼び込みで目がくらみそうだった。

あらゆる声を振り切って、今入ってきたタクシーに飛び乗る。メーターを倒してくれるかと聞くと、良いよ、但しバッグ2個で1か2dh欲しい、という。
なんていいやつなんだ、って思っていると、彼曰く、俺の神(アッラー)に誓って、俺は正直者だ、良いやつなんだ、と言う。いつも俺の神が見ているから、とも言う。
本にバスターミナルからカサブランカの駅までの料金が書いてあったけど、その情報よりも安かったのは初めてかもしれない。

このカサブランカで感じたのは、いままで行ってきたどの都市よりも安いと感じたことだ。
これは安いのではなくて、他が高いのだ。観光地価格なんだと思う。タクシー料金も食事代もそうだった。
日本でもそうだが、地方都市よりも東京の方が安い物が一杯ある、特にランチの食事代は絶対都市部が安い。同じ理屈なのだろう。

ホテルはカサブランカ駅の隣
              
              絶対に乗り遅れない場所にした。明朝は6時半出発なのだ。
                          
                               


明日の準備をして食事に出かける。
例の如くマーケットの方に行けば店があるだろうと歩くことにした。地図の距離から30分ほどだろう。
歩き始めてすぐ、トラムが走っていることに気付いた。
                         
                         2011~12の地球の歩き方にも載っていなかったトラムだ。まさか半年やそこらで出来たとは
                         考えにくい。あの本の情報も古いかもしれないな。

駅周辺はビジネス街らしく、人通りも少なく暗い。やがてマーケットの近くまで来ると、案の定人が増えてきた。さらに進んで国連広場周辺に来ると、今度はひと、ひと、ひと、店も沢山、人も沢山だった。

そんな中で二週間で培われた嗅覚を使って一軒を選んで入る。っで、頼んだ品々
                                    
いくら最後だからって
          
               
                    
                    頼み過ぎだよね・・・・・

さすがのアタシも
             
             ただ黙々とひたすら食べた。

帰りは暗くても一度通った道、途中にあったスーパーに入って明日の朝食とデザートなんかを買い込んで、トラムに乗る?なんて言いながら、結局また30分歩いて帰った。



翌朝、遅刻することなく駅に到着、着いた日に出会った「アリ」を偲びながら電車を待つ。
今度は迷うことなく電車に乗り空港に到着、トラブルもなく機上の人となった。


この長~~~い、長かったシリーズの最後に日の出を載せて締めくくろうと思う。

お付き合いしていただいた皆様、本当にありがとうございました。
アタシ事ですが、しばらくは忙しい状態が続きそうで新しいネタが期待できません。
まだまだたくさんある写真を厳選しながら折々思い出話を書きたいと思います。

                    

                    明日に向かって・・・・・・・

さらばシャウエン・・・

2013-02-24 22:31:03 | 
ホテルの前の道で落日を待つことにする。
下のサッカー場でゲームをしていた。それを見るためか、夕日を見るためか、10数人の人が居る。
この国では、何もしないでただ座っていたり、お茶を何時間も飲んでいたりする人たちが沢山いるので目的を探し出すのは難しい。

向こうの山の端に沈み始めた
             
                  
                       
                       素晴らしく綺麗な夕日だ

     
     写真ではうまく伝えられないが、空のグラデーションがすごくきれいだ
          
               

街の高台は夕日に染まる
           
           低いところは既に夕闇になっている
                           

空がきれいだ
       
       山も影に入った
                

飛行機が飛んでいた
          
          夕日に向かって飛んでいた
                        

空がだんだん暗くなる
           
           ぼちぼち部屋へ入ることにする
                            
           街は夕闇の中へ
                    

ミントティを頼んだ
          
          部屋に明かりをともす
                     
                     もう外は真っ暗だ
                               


山だし、食べ物屋もほとんど見られなかったシャウエンではホテルで食事を摂ることにした。
坐ると
    
    こんな風に小鉢が並べられた
         
         まずスープ
              
              そしてモロッカンサラダ
                   
                   ご存知タジン

全て一人前の注文だけど、二人で十分。
決して二人前注文してはダメですよ、大きくなるだけだから・・・・・

デザートは一つずつ
           
           こんなのと
                 
                 こんなの。充分甘いので、十分満足する。
                 そういえば、同じ時間帯で2,3組のこの国の人たちが食事をしていたが、タジンを食べてる人はいなかった。
                 家でも食べているだろうから、食べたくないんだね、きっと。
                 パスタを食べてる人が多かったな。。。


翌朝、朝ご飯の時間だ。
           
           このホテルはこうして半円形に並べるのがルールらしい
           ジャム、蜂蜜、砂糖、バターなどなど
           そして山盛りのパン
                     
                     毎回、ほぼ食べ尽くす
                          
                          マフィン風のモチモチパンにチーズと蜂蜜、旨いんだなアこれが・・・
                               
                               これからロングドライブだ、ガツガツ食らう


さあ、これからカサブランカだ。
今晩はカサブランカ泊りで、明日は日本へ向かって出発する。
2週間の旅も今日が最終日だ。
長かったようで短かったなぁ・・・

シャウエン・・・3

2013-02-22 23:44:32 | 
公園から市場に向かって歩いてゆくと、ガラガラとキャリーバッグを引っ張っている日本人の女の子二人連れと出会った。
「今着いたの?」と訊くと、そうだと言う。
「ホテルは決まってるの?」「これから探すんです」「あっちに行くと一杯あるよ、気を付けてね」って感じで別れて一段低くなっていた以上への階段を下った。

さすがに午後のこの時間、もう開いてる店も少ない。
そんな中で果物屋と
         
         オリーブ屋が開いていた
                    
                    残念ながらマンダリンはさっき買っちゃった、こっちの方が旨そうだけど重すぎる。
                    っで、こっちのオリーブを試食させてもらったらウマイ!!!
                    そもそもオリーブを旨いと思ったことのないアタシは、新鮮な感動に驚いた。
                    
                    日持ちが心配だったので、自分用に250g買った、9dh(100円)。
                    今も我が家の冷蔵庫で元気にしてます。

腹が減ったので、市場のレストランへ入る。
                    
                    こんなものを注文して食べた。
                    上の黒いのは炙り焼きしてあるチキンなんだけど、焼きすぎでパサパサ。まぁ低カロリーで良しとしよう。

こんな豆屋もあった
          
          あっちは豆屋が多いし、旨い。豆好きなアタシには堪らないが、なにしろ腹が減るチャンスがないので諦めた。

腹も一杯になったのでブラブラと違う道を上りはじめる。途中で見つけたヘタクソな絵の前でチョット遊ぶ
                                                
あっちを冷やかし、こっちを冷やかし、お土産なんかを買いながら歩いてゆくとモスクを取り巻く広場があった。

こっちがモスク
       
       小さな村では教会やモスクや神社やお寺の周りには広場があるんだね・・・

そこでティータイムとした
            
            甘~いミントティ
                    
                    でも、ホントに旨い。向こうに見えるご婦人とその連れの家族の中に日本語がちょっと話せる男性が居て、
                    買い物の所では英語の通じない親父に「まけて!」を通訳してくれた。

この広場の片隅に地元の人が着るコート?マント?を売ってる店があった
                                 
                                 マラケシュやフェスのような観光地ではないので、品質も良さそう。
                                 っで、ついに買っちゃった。
                                              
                                              多分、向こうのヤギの毛だと思う。
                                              予想以上に温かくてズーっと着ていた。

午後になって山に雲がかかってきた
                 
                 一雨来るかもしれないな・・・

そんなことを思いながら上へ上へと歩いてゆく
  
       
     街灯と窓の意匠が可愛い


            

子供たちが居たのでカメラを向けた
                
                気づかれたら
                      
                      ワア~って逃げ出した
でも気になるらしく
          
          窓からそっと覗く、、、可愛いね
  
洗濯ものが絵になる街って、そんなにない。
                     
青く染まる猫
        

  
       
            


大分上の方にやってきた
            
            山の上にモスクが見える
                       
                       人が沢山見える。行きたいけど片道1時間往復2時間、日が暮れると思って諦めた。


ホテルに向かう
         
         山はどんどん雲がかぶさってくる
                        
                        途中でアート?みたいなものがあった
                        
                        何かのSHOPだろうか、この店にも入りたいけど閉まっていた。

ホテルの前から街を俯瞰する
              
              もう間もなく日が落ちる。

あすはシャウエンの素晴らしい夕日を・・・ 

シャウエン・・・2

2013-02-21 22:47:37 | 
取水場を出て、のんびり街を下ってゆきます。
しかし、あっちこっちに興味津々
                
                売り物にも興味はあるけど、それ以上に街が楽しい
                     
                          
                               
                                    
                                    青さが眼に染み入ります
                                         

空の青さ
     
     こんなに「色」が映える街は多分他にはないと思う
          
               
                    
                         
                         
                         子供がすごく可愛いのだが写真を撮ろうとするとなぜか逃げてしまう
                              
                                   
                                        
                                        隠れるようにして写真を撮る
                                             
                                        
                                   
                              
                         
                    
               
          
     
     入り口もそれぞれが趣向を凝らしていて楽しい。
     そして、なぜか猫が似合う

猫にはやっぱり猫がいい
     
          
               
               写真を嫌がる子が多い中で、何故かこいつだけが「撮れ!」と言ってポーズを決めた。
               こういう子供もいるんだ。。。
                    
                         
                         遊びに夢中な子供たち
                              
                                   
                                   階段だらけの狭い道にはロバが現役で頑張っていた
                                        
                                             
                                             やがて街の下に近づいてきた
                                        
                                        街の雰囲気が町っぽくなる
                                   
                              
                         
                         やがて青い街の一番下の広場に到着
                    
                    街を見上げる
               
               小さな公園だけど、ここにも人が座っていたっけ・・・
          
          アタシ達も習ってベンチに座り込んで地図を広げる。
          すると、すぐそばに市場があるではないか、市場好きのアタシ達がほっとく筈がない、早速市場に向かう。

続きは明日。。。

シャウエン・・・1

2013-02-20 21:42:32 | 
この町は小さな町である。
標高は1700m近くあったように記憶している。
山の中腹から緩やかにバスターミナルに向かって街が作られている。


ホテルは山の中腹、街の中では高い方に位置していて眺望が最高に良い。
部屋割りも本館と呼ばれる10室前後入っている建物以外は全てコテージ式になっていて「新婚さんいらっしゃい!」って雰囲気だった。

アタシ達は本館の2階
          
          上からレセプションとラウンジが見える
                            

もちろん、眺望は
        
        最高
           
                

荷ほどきもそこそこに、村の水源地に向かう
                    
                         
                              
                              人が住んでいる一番高いところに水源はある
                                   
                                   この山から湧き出てくるのだ

なぜかこの水源に人がワンサカ居た
                 
                 なぜだろう?
                       
                       楽しいのかなぁ・・・



そんな様子を眺めている子が居たので
                    
                    きれいに整えられた道を下って村へ入る
                                       

山に抱かれた
      
      この町は「青」で塗られていることで有名なのだ。じっくり見てもらおう。。。


     
          
               
                    
                         
                              


ある場所では身体中が青に染まるほどだった。
                     
                     空の青と壁の青、そして山の天気


誰も呼び込みをしない、静かな町。

ホントにいつまでもいたくなる街だ。
                 

                 明日に続く

シャウエンに向かって・・・

2013-02-19 22:52:13 | 
いよいよ今回の旅の最終目的地シャウエンに向かう。
バスで4,5時間かかる距離なので朝7時のバスに乗った。
ターミナルに着くと前回居た親父がアレコレと面倒を見てくれる。
切符を買い、バスまで案内し、荷物を積み込むまで確認してサア朝飯って時に、親父がチップを要求してきた。
まあ、いいかって思って5dh渡した。
ゆっくり朝飯を食べて、水を2L買い込んでバスに乗る。
すると、荷物を預けた時の荷物係がやってきて1個20dhだと言う。
モロッコではバスに乗るたびにこのチップなのか料金なのかわからないお金を払ってきたので払うものだと思ったが、「高い!」と言うと、遠いから高いんだと言い返され、しょうがないなぁ・・・と払った。。。が、後になってみると、これはボラれた。くやしい、、、ここまで上手くやってきたのに・・・。。。


まあ、そんなこんなでバスは出発した
                  
                  途中まで昨日走ったルートと同じ道を行く。
                       
                       移りゆく景色を眺める

恐らく決まった場所かと思うが
              
              あちらこちらで止まっては降ろし、乗る
                   
                        
                        川沿いを走る
                              
                                   
                                        
                                             

バスは運転手と助手の2人組で走る
                
                助手は忙しい。切符を売り、荷物をおろし、乗った客を見分ける目がすごい。
                アタシなんか乗って座った瞬間に、誰が乗ったのかわかんなくなっちゃうけど、彼は満席の座席から
                その客を見分ける。

バスは走る
      
           
           驚くほどたくさんの人が乗ったり下りたりした。

驚いたのは前夜降った雨が漏ってきたことだ。
雨の余り降らないこの国ではバスでさえも防水が甘いのかと思った。傾くと落ちてくる滴で洋服が濡れても文句を言わない。
言ってもしょうがない、って思うのか、それとも許すのか、、、アタシには分からなかった。

通路を挟んだ反対側に小学校高学年くらいの男の子とそのお母さんが座っていた。
可愛い子だったのでキャンディをあげたら、後でビスケットをくれた。シャウエンでも下りなかったので、もっとジブラルタル側まで行くのだろう。


やがて、前方に山が見えてきた。
               
               シャウエンが近づいたのかもしれない。
                    
                         
                              
                              前方の窓の向こうに町が見える。隣の子にシャウエンか?と聞くと、すぐお母さんに
                              確認してくれて「そうだ」とうなづく。

やがてバスは市街地に入り
            
            ターミナルに到着
                    
                    ここで親子連れとはお別れ、バスの窓越しに手を振って別れた。


シャウエンには一泊だけなので、明日のカサブランカ行きのバスを調べる。
カサブランカまで5,6時間かかるので、あまり遅いバスにはしたくない。かと言って早いとシャウエンにいる時間がない。
まさか一つの建物内に違う会社のオフィスが二つも三つもあるとは分かららず、だいいちオフィスにだって人が居ない。最初の居た人がすべてだと思い、その時間しかないのか、、、と考え込んでいる間に違う会社が開き、そっちのバスの方が時間が具合がいいとか、CMTバスは設備も乗り心地もいいけど、今日乗ったような民間バスは雨漏りするし、沢山泊まるしとか、ああだこうだと話し合った結果、暗い時間に着くのは嫌だね、ってことで11時に決定。
タクシーを捕まえてホテルに向かう。

通された部屋
      
      そして、寝室
             
             そして、ビュー
                     
                     そして、シャウエンの街
                                 
                                 続きは明日・・・

メクネス・・・

2013-02-18 22:27:58 | 
モロッコはオリーブの国でもある。
至る所、オリーブの木がある。
フェスからヴォルビリスへ向かう途中、沢山のオリーブオイルの製造所があった。
途中で立ち寄った、自然にできた池が見える高台で1リットルあたり20dh(234円)とか言っていたので、遺跡の帰り道に買えるかどうか聞いてみたら、大丈夫、ということで遺跡の近くにある、聖なる町(Holly Townと言っていた)イーレイ・ムドリス(歴代の王の墓がある街)に寄ってくれた。
そこの製造所で1リットル3ユーロという。32dh(375円)を払って買ったのだが、絞りたて、新鮮、、さらっとしていてマジ旨い。
もっぱらサラダに掛けて食している。


さて、ヴォルビリスの帰り道にメクネスに寄ってもらった。
この地方では大きな都市で、また違った町が見られるだろうと思った。

     
          
               
               ところが、イスラムでは金曜は働かないのだそうだ。

街へ入ってみると
        
             
                  
                       
                            
                            マジで人っ子一人か二人しかいない。

っで、仕方ないから
         
         こんな写真を撮ったり
                   
                   あんな写真を撮ったりを撮ったりしているうちに腹が減ってきた。

というのは、ヴォルビリスを見終わったのが1時近くだったので、どこでご飯が食べたいかとドライバーが訊いてきた。
ハイクラスかミドルクラスかと訊くので、ローカルレストランがいい、と言って連れてかれたのが中々の構えの店、入ってみると遺跡で出会った日本人数名の団体以外は地元の裕福そうな1家族のみ。
坐ってメニューを見てビックリ。コースで200dhもする。頭にきてサッサと店を出てきてしまった。
実は、前夜ヴォルビリスへの来方を変更した。最初はバスでメクネスまで来て、メクネスからタクシーをチャーターして来る予定だったが、どうも時間が足りなくなりそうに思い、フェスでタクシーをチャーターしておいたのだ。
ところが、実際はタクシーではなく、車付きのガイドだっと言う訳なのだ。だから、彼らの決まった場所に連れて行かれてしまうことになる。
レストランから飛び出て車の前で待っていると「I'm here」と言ってガイド氏が飛び出てきた。今回ばかりはマジで怒った。「俺はローカルレストランがいいと言ったのに、200dhもする店がローカルか!」ってな具合。
こんなところで食べているのは、日本人の団体か、ほんの一握りの現地の人だけなのだ。
車に乗ってメクネスのメディナへ入り、止めた前がまたも彼のお勧めの観光客用レストラン。無視して中へ入って行ったら金曜で人っ子一人二人しかいなかった・・・って訳。。。

それでも往生際の悪いアタシ達は、あっちこっちと歩き回っているとベルベル人たちの小さなマーケットにぶつかった。しかし、売っているのはほんとの日常品ばかり、そんな中の細い路地を歩いていたら、ありましたよジモティの店が・・・
その店に飛び込んで、オジチャンが作っているところで、アレ、コレって例の如く注文した。

          
          もうマジに喰い過ぎ、腹パンパンで80dhなり。

仕上げに
     シェフ、アタシ
            
            そして
                  
                  オヤジと一緒に・・・

まあ、そういうことで腹も一杯、気分もよしってぇことで、唯一異教徒が入れるモスクに向かう

メディナで一番大きな門
                  
                  立派なもん

モスクの外壁
             
             入り口から中へ入る
                      
                           
                                
                                     


     
          
               
                    
                         
                         モスクの中には必ず「水」がある。
                         身を清めてお祈りするためだ。

立派な礼拝室があった
          
               
               が、女性は礼拝室の外
                         
                         ここでお祈りをしていた。
                         イスラムでは女性は男と同じ場所ではお祈りをしない、できない?
                         異教徒が入れて、なおかつ礼拝室の外で祈るなんて、差別でなくてなんなのだろう?


     
          
               
                    

やがて外に出てゆこうとすると、お墓があった
                     
                          
                          あまり整然とは言えない。空いてる場所に勝手に、そして場所がなければ重ねてって感じで
                          埋葬されている。

外に出て、「風の道」と名付けられた通りに向かう
                       
                       なるほど、風の道だ。
                       左がメディナ、右が王宮の壁で2kmほども続く。この通りに風が吹かないわけがない。


4時半、そろそろフェスに帰る時間だ。
明日はシャウエンに向かう。
いよいよ旅も最終章に入る。