malのあっちこっちブログ

山・旅・料理。。。

気ままに、気張らず、、出来ることを、、、

北海道への旅・・・棟方志功記念館・アンジェリック・アップルヒル

2015-09-19 09:48:07 | 
青森に着くと同時くらいに風邪の所為か調子が悪くなった。

「旅に出るといつも具合が悪くなるね、、、」と、皮肉とも憐みとも怒りとも諦めともつかない表情で相方がぼやいた。

この日は市内に今回の旅で初めてのホ・テ・ル・を確保してあったので、明日を控えて早々に休むことにした。



明けて最終日、GWの東北への旅で寄れなかった「棟方志功記念館」に向かった。



弘前大学青森キャンパスの隣、というか同じ敷地のような場所に

  

展示物の表示と校倉造の記念館が建っている。

大きな展示場でたくさんの作品を見せるより、こじんまりした展示場でじっくり作品を見てもらいたいと言う棟方自身の意向によって

生前より造りはじめられた記念館だったがわずかに間に合わず、没年の翌年に完成したそうだ。

棟方のDVDも30分近く放送されていたり、都内開催では味わえないゆったりした雰囲気の中で、気の済むまで何度でも見ることができる。

都内開催のあらゆる展示会で、その作者の作品、版画等が売り出されているが一度もそれを買いたいとは思わなかったが、

今回は何故か買いたい衝動に駆られて、版画のコピーを買ってしまった。




さて、今回、、函館から青森港に入った理由は二つ、棟方志功と弘前のAngelique

アンジェリックはGWに訪れて大いに気に入ったケーキ店なのだ。



その前に青森から弘前に向かう途中の浪岡の国道沿いに「道の駅なみおかアップルヒル」がある。

いままで行く先々で道の駅には寄ってきたが、このアップルヒルの充実度は抜群。

物産館、レストラン、数軒のこじんまりとした飲食の路面店、テントの地場産販売所と盛りだくさん。

時間の関係でリンゴだけ買って先を急いだが、次回はじっくり食べたり買ったりしてみたいと思った。


さて、今回のアンジェリック

  

目的はケーキじゃなくて



パフェ

アタシはこのパルフェショコラ

相方は桃のパルフェ(写真なし)

お土産にアップルパイとパリジャンを買って、一路東京へ。



因みに今回の走行距離は、4300km、、、一回の旅の新記録達成!!!

北海道への旅・・・LUCKY PIERROT

2015-09-18 09:41:51 | グルメ
やはり想像通り朝起きてみたら周囲はビショビショ、昨日到着した時、、湿度が高いなぁと感じたけどネ・・・


朝食後、ロープを張ってフライを乾かし、テント本体や道具を拭いて片付ける。

撤退時間には2台しかないリヤカーがフル稼働、中々順番は回ってこない、って言うより積み込みの準備もできていないのにリヤカーを確保するな!って言いたい。


ここにもカラスが相当数住みついているのだが、初めての光景を目撃した。

昨日到着した時には起こらなかった光景なのだが、、、

今朝は、カラスが木から飛び立ち他の木に止まると、その木からセミが飛び立つ。

そのセミをカラスが集団で襲い食べるのだ。

上手く逃れるセミがたまにいたり、見つからないで逃げたりできたセミもいたが、カラスが木に止まるたびに飛び立つので見つかってしまい逃げ切ることは難しい。

カラスは雑食とは知っていたが、セミを食べるとは、、、

7年も地中で育ち、種の保存のために地上に出て1~2週間しか生きていられないのに、、、腹が立ってきた。

どうもアタシはカラスが好きになるどころか味方すらできないようだ。。。



出発の準備ができたので函館に向かう。

今日、北海道を発って青森に向かう、北海道の最終日だ。

大沼と小沼の間にかかる橋を渡る。

  



皮肉なことに昨日よりも今日の方が天気が良い。



フェリー乗り場の近くに「LUCKY PIERROT」と言う店があったので入ってみた。

店内入口には



プレスリーの等身大フィギュアが・・・

店内は

  

懐かしき60年代の雰囲気


メニューを見て



ビックリ!!!チョー安い



で、

  



から揚げ付きオムライスとポテト



から揚げ付きカレー

そして、



ジンジャーエールを注文して、ナント2203円!!!

安い、旨い、また行きたい!!!

皆さん、函館に行ったら海鮮もいいけど一押しはここっすよ。。。



津軽海峡フェリーに乗り込んで



一路、青森へ



こうして上陸以来13日間の北海道への旅は終了。

テン場は安い、湿度は低い、、燃費は良い、、、夏はこっちが良いなぁ・・・


北海道への旅・・・大沼キャンプ場

2015-09-17 09:16:12 | キャンプ場
キャンプ場へ向かう途中、五稜郭に立ち寄った。



相方が行ってみたいというので寄ったのだが、行ってみると全く興味を示さない。

アタシは、遺跡や史跡に大いに興味があるのだが、少なくとも過去、城に興味を持った相方は知らなかったが、、、

やっぱり、、、行ってみてもなんの興味も示さなかった。




この日も雲がめまぐるしく動き不安定な天気なのだが、なんとか降らないでいて欲しいと願うばかり。



大沼キャンプ場は駒ケ岳の麓、大沼の北東岸にある無料のキャンプ場だ。

大沼は大沼と小沼の二つの湖の総称なのだ。



広さは、せいぜい2~30張りというところか・・・

車の乗り入れが出来ないサイトでリヤカーが2台あってそれで運搬する。

水場もトイレも2ヶ所ずつ、使用者のマナーは悪かったが施設は中の上というところか。

ここでは、企業の長距離ランナーの合宿が行われていて、着いたとき丁度ランから戻ったところだった。


前夜降ったらしい雨の影響と、湖岸という立地のせいか芝も空気も湿度が高く感じた。

日暮れ間近で



設営後、しばし眺める。

北海道への旅・・・函館へ

2015-09-16 10:21:46 | 
江差から南下して松前に着く

素朴な松前城を見に行く

  


少し走ると北海道最南端の白神岬に着く



此処まで来ると大間は目と鼻の先だ





たまたまこの日が北海道巡業で稽古中だったが、千代の山や千代の富士の出身地の福島から一旦内陸側に入り再び海岸線に戻るとトラピスト修道院がすぐ近くにある



  

ルルドの洞窟はクマ出没で立ち入り禁止となっていた。

ソフトクリームを食べてから函館市内に入った。



お決まりの元町の坂道を散策する

  




車を停めさせていただいた地元のCO-OPで今晩の買い物をして今日の宿泊地の大沼に向かった。

北海道への旅・・・道南へ

2015-09-15 09:56:47 | 
旭川から札幌に入る頃、予想通り天気は好転し始めた。

北広島から札幌郊外の清田区に入り「農家の茶屋 自然満喫倶楽部」に寄る。

ここの名物は自家製イチゴで作るパフェ



そして



いちご大福



こんなところに?と言う場所にあるのだが、この日も平日の午前中というのにポツポツと切れることのない来客があったし、取材まで入っていた。

イチゴ農家が始めたというだけあって、素朴な加工のイチゴが売りの小さな可愛らしい店だった。



道南に向かうにあたって、札幌と言う都市部を通過することになるので、ここは北海道へ来て初めて高速を使って通過した。

八雲まで走り、八雲から277号線を日本海側に向かう。

雲石峠辺りでは雨、やはり今年の北海道は降ったり止んだり、予想ができにくい天候が続く。

日本海側の鮎川から少し上に走ると熊石と言う集落があり、そこの寿司屋が旨いと言う情報で行ってみる。

3時前後の中途半端な時刻だったが開いていた。



三色丼と



あわびの踊り焼き付き海鮮丼を注文





南下して江差で



開陽丸の復元船をみて



この日のキャンプ場の夷王山キャンプ場に入る。

風力発電のプロペラがすぐそばで回る何とも居心地の悪い小さなキャンプ場だったが、、、寝るだけだし・・・



このキャンプ場に着いたとき、先客は自転車旅の大学生一人だけ、あまりの寂れようにすかさず話しかける。

そのうち二人連れの女の子がやってきてキャンプ場の奥にある遊具で遊んで2~30分で帰って行った。

この場所で、こんな遊びをしにくる人もいるんだと、なんか不思議な感じがした。

次にバイクの大学生がやってきたので、やあやあと声掛けし話しをした。

向こうもあまりの寂れたキャンプ場に少なからず不安を感じているようだった。

キャンプ場ってこういう旅の仲間たちとの情報交換が大事なのだ。。。

最後に札幌ナンバーの一人旅のおじさんがやってきてタープを張り出した。

これが、この日のキャンプ場のすべて。

残留塩素が出ているので煮沸して飲め、と言う注意書きのある水場と、まあまあのトイレと洗濯機のように回転音の聞こえる風力発電機の下で寝た。






北海道への旅・・・旭川へ

2015-09-14 09:43:45 | 
霧多布でのんびり過ごした二日間、もっとゆっくりしていたかったが予報では明日から二日間は道南を除いて崩れると言う・・・

悩んだ末、旭川に寄りたい場所もあったことから旭川経由で道南に行くことにした。

当初、今回の旅では道南は計画していなかったのだが、こういう天気の変わり方では行き当たりばったりの計画にならざるを得ないなぁ・・・

そんなことで霧多布に2ヶ月住み込んでいる鳥取の男性に「来年会おう!」と言い残して早朝出発した。



クッチャロ湖の学生ライダ―が言っていた虹別のアップダウンの直線路で



写真を撮り、屈斜路湖に向かう


このころから天候は下り坂。

ついでだからと和琴温泉の露天に入る。

相方は、この日のために用意してあった「湯あみ用着衣」を纏い堂々たる入浴ぶり。

今は少し湖から遠くなってしまったが、20数年前は露天と湖の境は石組で露天の温度を下げるときは石組み越しに湖の水を掻きこんだっけ、、、

しかし、良い湯だったなぁ・・・



丸瀬布に入る頃は本格的な雨、此処の道の駅でトマトと木工細工を買った。

しかし、北海道のトマトは旨過ぎる。。。



この日、旭川駅近くのオスパーコート宮前と言う宿泊施設付きの風呂に泊まる。

DK付きの6畳間で2100円/人、入浴自由。

この日は山頭火のラーメンで締めとなった。。。。。

北海道への旅・・・納沙布岬

2015-09-13 11:45:28 | 
知床の天候がどうも芳しくない。

折角行くのだから雨ばかりではなく晴れの知床もなくては・・・。歩いたり、露天に入ったり、できれば登ったり。。。

残りの日数が少なくなって、今回の知床は断念することにした。



早めの昼食のうに丼で腹ごなしをしたこの日、納沙布岬に出かけた。



岬の南を走る道道から岬を回って北側の国道で戻るコースを取った。



この日、知識としては知っていた北方四島を実際にみて相方はしばし無言だった。



この沖合わずか3kmに貝殻等の灯台があり、それがロシアに占領されているのを不自然と思わない日本人はいない。



水晶島だろうか島影さえ見える。

この理不尽な現実を日本人は知る必要があると思った。




岬を後にして北側を戻ってくると原生花園があったので入ろうかと思ったのだが



馬が入り口を占拠していて、ちょっと入りにくい。

おまけに



東屋さえも、、、、、コレって馬用???



国道を挟んで海側にこの時期しか咲いていない花を見つけて



行ってみることにした。





ピンク・黄色・白と

    

  

納沙布岬の花たち

北海道への旅・・・昆布漁とウニ

2015-09-11 19:42:32 | 
朝の4時過ぎ、この日は昆布漁の解禁日、合図とともに浜中湾側からと

  

琵琶瀬湾側から



一斉に霧多布岬から琵琶瀬湾にかけての漁場に、我先にと漁船が出航する。




8時半頃、やはり合図と共にその漁は終わりまた一斉にそれぞれの港に戻る。

  



この後、一家一族総出で昆布の天日干しをし、その日の午後には片付ける。

見ていても大変な仕事だ。

雨の日や、風の吹く日は漁には出られないし、採取する時間も期間も決めて資源を守っているのがよくわかる。

あれば根こそぎとっちゃおうなんて考えていない。




昨日、キャンプ場に入った時に管理人が地元のウニ業者を紹介してくれたので、5時半に買い求めに行ってみた。

加工場のカギは開いているのだが人の気配がない。しばし待つも同じ。。きっと漁に出ているに違いないと、一旦キャンプ場に戻って昼飯に食べることにした。


9時に電話すと相手が出たので、これから向かうと伝え手に入れた。



馬糞うに、一杯1500円



三杯買ったら、昨日も声かけてくれて、今朝も無駄足で悪かったと3500円にしてくれた。

で、作った手製のうに丼がコレ!



粒のそろった大型の馬糞うに

お一人様1750円+108円(飯)



しかし、こうしてみると大間のぬいどう食堂のうに丼がいかに安くて絶品かがしみじみ理解できた。

簡単には行けないけどねぇ・・・・・

北海道への旅・・・霧多布岬キャンプ場

2015-09-11 07:44:35 | 
北海道上陸して以来、ホントに久々の晴れ、朝からカヌーを堪能し、片付け、積み込みをしてから東へ向かって出発

別保で道の駅に入って腹ごしらえ

アタシは



生姜焼き

相方は



ハンバーグスパゲッティ・・・マイナス1kgとプラス2.5kgの差



晴れに浮かれて海沿いを霧多布に向かう。

行けるところまで行って、適当な場所でテントを張ろうと予定なし

晴れてさえいてくれれば、こんな旅ができる。



やがて霧多布の湿地帯に入る



時期は遅かったが、 



それでも野の花はいくらか残っていてくれた


あちらこちらで写真を撮りながら

  




晴れた北海道の海を見ながら霧多布岬の先端なんとなく行ってみると、そこに小さなキャンプ場があった。

海を臨む高台の傾斜地に小さな広場を囲むように小さなバンガローが立ち並びテントが2、3張り

余りの気持ちよさに、此処を今日のテン場と決めた

  

村営で料金は無料、生ごみ用の袋が小で120円

灯台とは反対側にある公営の風呂の牛乳のサービス券つき


周辺には



放牧された馬がいたり

カモメが

  

餌欲しさに遊びに来たり・・・



此処からは



ゴメ島までの海岸線や



岬側の海が一望

西に落ちる夕日、乾燥した空気、気温21度、晴れ



北海道に来て初めて「避暑」と言う実感が味わえた

北海道への旅・・・釧路川をカヌーで

2015-09-10 09:14:25 | 
皆様、今回の大雨に関して該当地域の方々にはお見舞い申し上げます。
アタシの住んでいる市町村も避難準備地域に指定され避難所も指示されました。
明かにこの地域は、はるか昔に丘陵地域だったために斜面を削って造成されたところも多いのだと想像しています。
今日は可燃物のゴミ収集日なので先ほど覗いてみたのですが、何事もないように日常風景が見られました。
同じ市町村でも、そういう危険個所と大丈夫なところが混在するのでしょうね。
その上、今日は水道工事のためこの後断水します。
日ごろから飲料水は充分にあるのですが、トイレはねぇ・・・
一応バスタブには水を張りましたがね
何にしても、危機管理意識は忘れないようにしましょうね。



今回の旅の一つの目的、それがカヌーでの川下りだった。

このキャンプ場はそれができるので選んだ。

何と言っても



カヌーでキャンプ場に戻ってこれるのはここしかないらしい。



朝8時、カヌーをけん引して塘路湖に入る



やがて、本流に



すぐに



カワセミが出迎えてくれた

    

カワセミがこれほどまじかに見られて、しかも写真に撮れるなんて思ってもいなかった

やがて



今度はヤマゲラが居た



頭部の赤い模様が鮮やかだ

初めて見る、感動した

予想以上に広い川をゆったり下る

  

しかし、思った以上に流れは早い



もともと海底にあった釧路湿原を流れる川は、川底が砂地のため起伏がなく穏やかに流れているように見えるが、その流れは想像以上に強い



手つかずの自然の中で



鹿や





この日は見られなかったがヒグマやタンチョウツルなど生き物がたくさん生息しているらしい



目の良いガイドが



オジロワシの巣を見つけて教えてくれた


実際にオジロワシのつがいもいた

  



見事な飛行編隊を組む鴨?雁?



スズメバチの巣だって





2時間半後、狭い水路を抜けると

  

キャンプ場のある湖に戻ってきた



一面にヒシが生い茂っていた



この固い実が好物のヒシサシと言う鳥が居るらしい

昔、忍者が使ったと言うマキビシとはこの実を乾燥させたものらしい

いまアタシの手元にあるヒシの実は、ほぼ凶器に近い



やがて向こうに



テントサイトが見えてきた

着いて、降りて、1分で自分のテント、、、この環境は良いネ!