malのあっちこっちブログ

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2016スペイン・ポルトガルの旅・・・マルヴァオンの街 1

2016-05-31 09:14:03 | 2016スペイン・ポルトガルの旅
トレッキングから戻って、マルヴァオンの街を歩く

外のカフェでランチが食べられそうだったので、そこに座る



数席のテーブルに、意外と多い旅行客とともに

  

簡単なサンドイッチを頼んだ

不思議な風味のパンに、味のない大好きなナチュラルチーズと塩辛くないハムとが噛むほどに良いバランスで口の中で溶けてゆく

見上げれば、雲一つない蒼空に



飛行機が引く白線、、、今回の旅の目的のだいご味、、、あ~~あ・・・



な~~んにもしたくないけど、まずは街を歩いてみよう、、、

              

なんか入り口の設えが可愛い

            

窓なんかも小さめで枠に石をふんだんに使っている。

岩山の上に建つ街だから、どこにでも石はあるんだろうなぁ・・・



外壁にはすべて歩けるように内側に通路が設けてある。

攻めてくる敵に対してどこからでも抵抗できるようになっているんだろう

  

白壁の街

            

そして

  

店のサインや

  

郵便受け

石の街にある由緒ある鉄細工のテラス



ドアの飾り



まるで文化の違う石の国の世界



そして、これが   

    

泊まっていたホテルとアタシたちの部屋の窓、なんか城壁から手が届きそう、、、 



2016スペイン・ポルトガルの旅・・・マルヴァオンでトレッキング

2016-05-30 12:20:30 | 2016スペイン・ポルトガルの旅
翌朝7時半

    

朝陽が上り始めた、霞の向こうから赤い太陽がゆっくり顔を出してきた。



午前9時、インフォメーションが開くと同時に顔を出したが誰もいない。

「ボン・ジーア(おはようございます)」と大きな声で声をかけると、奥から元気のいい姉さんが出てきた。

ラテン系特有のラ行の巻き舌でマルヴァオンの説明と、確認したかったバスの時間などをしっかり説明してくれ、最後に「歩くのは好きか?」と言うので、「モチロン!」と答えると、

最長7kmの素晴らしいトレッキングコースがあると地図で説明してくれたので、説明に従って歩くことにした。


着いた翌日で、まだ城塞都市の内部も知らないアタシたちだが、天気も空気も素晴らしいこの田舎で、ただ城壁の中で過ごすよりも城から出て外から見上げるのも楽しいだろうし、姉さんが説明してくれた美しい河畔でのランチも魅力だ。

て、ことで正面以外には一つしかない城門から出て城外すぐに建っている教会の脇を抜けて下に向かって歩き始めた。

  

折から周辺は真っ赤なポピーや

  

様々な花々が咲いていて楽しい

      



前回も書いたが、この周辺にはコルクの木が沢山ある

  

この道も、沢山のコルクの木があった





いつ誰が積んだのか



苔むした石垣もいい

高度が下がって

  

下から見上げるマルヴァオンの城壁

こんな岩山からでも



湧水がジャバジャバ出ていた



1時間半ほどで、目的地の湖畔に着いた

    

話の通り、見事に美しい。周辺は子供の遊び場や、海のないこの地では、この川がプール代わりの泳ぐ場所にもなっていた。

時期が早かったせいか、残念ながらお店は閉まっていたが、美しい場所まで歩いてこられてよかった。

ここから見上げる



マルヴァオン。これが全てなのだ。



戻る前に村の中を歩く。

湖畔にあったホテルでは相当数のテーブルがランチの準備中だったけど、人がいるのだろうか・・・?

少し歩くと、もう一軒の地元っぽいレストランがあったので、そこに座る。

店の人に「ドリンクだけだけど、、、」と言うと、「BARに行け」と言う、やっぱり、と思いながらBARに入る。

ここでも、「誰だ、この人種は?」みたいな感じで見られたが、かまわず「カフェ・コン・ラチェ(カフェオーレ)」を注文する(€1.2)。


ひと時休憩をして、マルヴァオンに戻る。

犬に吠えられながら、糞だらけの村の道を注意深く進み、来た道を戻る。



途中にあった岩山に、嫌がる相方を引っ張って登ってみたが、別に見える景色に変わりがあるわけじゃあなかった。

考えてみれば、一番高いところにあるのが城址なのだから、中腹の岩山から見たところでなんてことはないわけだ。

こんな山道なのに、敷石がしっかり施されていて



ところどころに、こんな模様で敷き詰められていた。


2016スペイン・ポルトガルの旅・・・ポルタレグレからマルヴァオンへ

2016-05-28 10:49:19 | 2016スペイン・ポルトガルの旅
バスターミナルには1時間ほど前に着いたのだが、そのころからターミナルには学生がどんどん集まりだした。

ここからマルヴァオン行きのバスは一日2便、午前と午後しかない、しかも、土日祭日はない。

この学生たちの数を見て、何だかその理由がわかった気がした。

要するに、通学のためのバス便がメインで、それ以外の用事がある人たちのために午前と午後の便があるんだ。

若く美しい女学生と、今どきの腰パンツを履いた男子学生に交じって、凡そ東洋人を始めて見たに違いない人もいるだろうと思いつつ揺られること40分、7時ころにマルヴァオンに到着した。  





ほとんど英語の通じないポルトガルにあって、マルヴァオンでは学生が3、4人一緒に下りたので、そのうちの一人に宿の場所を聞くために話しかけた。
「「
アタシたちと同レベルの英語力の彼が、同じ方向だから一緒に行くということで歩きながら、日本から来たんだよ」、と言うと、目を丸くして、信じられない!」と言う表情をした。

そうだろうなあ、、、ここからリスボアに出るのも大変なら、そこから20時間以上かけないと行けない国なんだからなぁ・・・なんて思っていると、城門から数分で宿泊先のホテルに着いてしまった。

彼にお礼と、「月曜までここにいるから、また会えるかもね」と伝えて別れた。



ここマルヴァオンは、9世紀ごろに住んでいたムーア人によってその名前が付けられたと言われているらしい。

1166年にポルトガル人によって回復され13世紀に城が築かれた、国境に近く、尚且つ865mの岩山の上に建つ城塞都市なので、しばしば戦略上の脅威に晒されたらしい。

チェックイン後、すぐに城址に向かう。

            

規模は違うが、竹田城を想像していただけるとイメージが掴みやすい。

竹田城は城そのものなのだが、マルヴァオンはその中に庶民の暮らしもあった。



時刻は午後の8時過ぎ

    

静かに日没を迎える

そして、

8時半、太陽は西の空に沈んでいった



残照が空を染め



ふもとの村に明かりがともる



城址に登ってから1時間、初めて村の存在に気付いた

  

城址から出て



振り返って城を見上げる

マルヴァオンに着いてホテルを出てから1時間半、自分が興奮状態だったことに気付いた。人っ子一人いない城址を相方そっちのけであっちこっちと歩き回って写真を撮りまくっていたっけ・・・

気が済んで、城址を出ようとしたときに初めて散歩中の観光客親子と出会った。その時気付いたのだが、城址に入るのには5時までは有料(€2)のようだが、時間外でも簡単に入れるようになっている。

アタシたちは絶対営業時間内にここに来ることはないだろうな、と思いながらホテルに帰った。



この狭いマルバオンにも、BARやCAFEはあるのだろうが、今日はホテルで食事を摂ることにした。



サラダと



スープと



お肉、なんだが、ポルトガルもスペインも料理には必ずポテトが山盛りついてくる。

こっちの人って、ポテトを野菜と思っているんじゃないか・・・

何か所かで野菜サラダを注文したけど、なんか違うものが出てきたり、怪訝そうな顔をされたり、、、

このホテルのようなサラダが出てくることは珍しい。

満足できる食事の後で



ゆっくりカフェソロを頂く

素朴さを感じる部屋で



旅の疲れを癒そうかな。。。。。


2016スペイン・ポルトガルの旅・・・ポルタレグレ

2016-05-28 10:47:23 | 2016スペイン・ポルトガルの旅
ジェロニモス修道院の近くに、シュークリームに似た地元ならどこでも売っているお菓子の名店があるという情報で、その店に並んで買うことができた



あいにく、どこを見てもそのものの写真がなかったが買い物袋だけは撮ってあったので掲載する

シュークリームに似たこのスウィーツなのだが、この店のは要するに焼き立てなのだ

買って、口に入れたとき、まだ暖かかった


店内はとても座れるような状態ではなく、ほとんどの客がテイクアウェイで買ってゆく

アタシたちも、こんな可愛い家の軒先で立ち食いをした。



市内に戻り、遅い昼食をとる

この日はリスボアの最終日、肉が食いたい、ってことで

  

結構なボリュームだったが、ペロっと頂いた。



毎日歩いたロシオ広場とフィゲイラ広場だったが、そのフィゲイラ広場から宿へ帰る途中に気になる床屋があった

昨日はその店が混んでいて入らなかったのだが、最終日のこの日、運よく客は誰もいなかったので入ってカットをお願いした



アフリカ系の青年と、このお兄ちゃんのどうやら二人でやっているらしい

アタシのカットをそれは丁寧に、日本よりもはるかに丁寧にカットしてくれた。お値段は€12、大満足なのだ。。。



ロシオ広場から北西にリベルダーデと言う大通りが伸びている

歩道、自転車道、緑道、車道のように区別されていて、通りにはグローバルなブランドショップや大使館などがある、いわゆる都市のメイン道路みたいなものだ

距離にしてロシオ広場から1.5km、地下鉄で1駅のところにポンバル侯爵広場と言う駅名の場所がある、今日の宿はそこから2~300m歩いたところに取った。

値段は昨日までのとほとんど変わらないが、部屋の広さは倍になった。

こんなことなら最初からここにすればよかったけど、明日は7時半のバスに乗る。また、来ることがあったら、ここでも良い。

例のスーパーで、長旅用の水や果物などを買い込んで明日に備えよう。。。。。




翌朝、7時半のバスに乗ってリスボアの東、スペイン国境に近いマルバオンと言う目的地に向かうために中継地のぽれたレグレに向かった。

リスボアから約4時間、昼前に到着。

ここで下りた人は数人、ターミナルの中も閑散としている。

マルバオン行きの時間を確認すると事前確認通り午後便は18:10までない。

チケットを買いたいというと「IN the Bus」だと言う。最初、この「IN the Bus」が旨く聞き取れなくて何度も聞いたせいか、耳にこの言葉が残り4日後にこの地を離れるまで耳について離れなかった。


6時間もある時間をどうやって過ごそうかと、とりあえずインフォメーションへ行く、でも、説明できるのはこのポルタレグレのことだけだし、荷物も預れないという。

仕方ない、街のレストランに入って店のおばちゃんと交渉しようと、店に入り昼飯を食べ、交渉成立、空身で散歩に出る。

そもそも、この町は1259年にアフォンソ3世によって築かれた町で、国境に近いためにスペインから何度となく責められた戦略上の拠点だったらしい。

19世紀に入ると、周辺のコルクの木から集められた材料でワインのコルク栓が作られるようになり大きな工場もできて発展した。

街の中心には

  

今でもその当時からあった大きな木がデンと構え、市民の憩いの場ともなっていた


金曜の昼日中だというのに

    

街の中には人っ子一人見当たらない

16世紀にたてられたという



カテドラルが街の一番高い場所に立っていて、その周辺には



同じような時代の建物が残っていて、この周辺にはさすがに人もいた

家々の入り口も

    

歴史を感じさせる

先ほどのモニュメントツリーのある大きな公園の脇道には



古い建物と



新しい可愛い家とが連なって立っていた

数時間で隅から隅まで?歩き回ってポルタレグレを堪能して、再度おばちゃんの店(今度は併設しているカフェ)でお茶を飲んだ。

そのうち、おばちゃんは買い物に出かけてしまったが、カフェのおばちゃんの父親に荷物のことを告げると、伝わっていたらしく隣のレストランに連れて行ってくれた。

丁寧にお礼を伝えて、背中に80L、前に30Lのザックを背負ってバスターミナルに向かう

ターミナルから見た、ポルタレグレの街とカテドラル

ターミナルの窓口には、あの「In the Bus」が座っていた。。。

2016スペイン・ポルトガルの旅・・・リスボアの街その4、ジェロニモス修道院

2016-05-26 13:54:13 | 2016スペイン・ポルトガルの旅
世界遺産であるジェロニモス修道院は、1502年にマヌエル1世がエンリケ航海王子とヴァスコ・ダ・ガマの偉業をたたえて着工し、完成までに凡そ100年もかかって完成したといわれている。



石の建築物はヨーロッパには沢山あるけど、どれも膨大な時間をかけ、丁寧な細工には驚かされる。



この修道院もマヌエル様式と言われるほど、その装飾は素晴らしい。

特に内陣は

    

見事な造形で目を奪われる

これは



サンタ・マリア教会で

その内陣が、先ほどの



この写真となる

この教会のステンドグラスは



おそらく



マリア像だろう、、、

ほかにも



もの悲しく、美しく愁いを帯びた像に心を奪われた



内庭を囲むように

  

回廊が流れ

この回廊の柱一本一本が

      

それぞれ異なる造形で彫られている

  

キリがないくらい、隅々まで神経が施されていた

  




モチロン、あちらこちらに想像上の生き物を含めて動物が彫られていたのだが・・・・・

        

これが、中々ユーモラスと言うか、ある意味稚拙と言うか、見たことのないものを彫らなければならない人の気持ちもわかるけど、、、悪いけど、笑えた



最後に

  

聖母マリア像を中心に24人の聖人が据えられている南門と

そのわきに植えられていた



なんか、アタシは初めて見た樹木だった。。。。。

2016スペイン・ポルトガルの旅・・・リスボアの街その3、発見のモニュメント

2016-05-25 16:37:21 | 2016スペイン・ポルトガルの旅
一日余分に日程が組めたので、その日は思いっきり観光に充てて、市西部にあるジェロニモス修道院と発見のモニュメントそしてベレンの塔へ出かけた。


ここリスボアは、テージョ川と言う川に面しているのだが、この川は大西洋から大きな湾型の河口を持つ天然の良港かと思う。 



その昔、ここから世界に乗り出していった人々をモニュメントとしているのが発見のモニュメントなのだ。

 

カラベル船の船首には



前から、エンリケ航海王子、膝まづいているのが、ポルトガル帝国を築いたアフォンソ5世、3番目がヴァスコ・ダ・ガマなのだ

そして



十字架を下げて祈っているのがあのフランシスコ・ザビエル

それ以外にもマゼランなどが描かれている。



往時の権勢は、この発見のモニュメントと通りを挟んで反対側にあるジェロニモス修道院を観れば一目瞭然なのだが、その話は明日にする。



モニュメントの隣には



司馬遼太郎がテージョ川の貴婦人と呼んだベレンの塔(1520年)が建っている。

テージョ川を守る要塞として建てられたらしい。



海かと見間違うような大きな河口を持つここリスボアで、航海が発達し、やがて未開のアフリカが発見され、インド洋ルートで東洋の胡椒、紅茶、ゴム、絹、金銀がもたらされたわけだ

航海も命がけなのだろうが、それ以上にもたらされた品々の方が魅力があったことだろうなぁ・・・

こういう場所に来ると、思いが馳せるよなぁ。。。。。



2016スペイン・ポルトガルの旅・・・リスボアの街その2

2016-05-24 18:11:06 | 2016スペイン・ポルトガルの旅
昨日はアタシの調子が悪かったこともあって早寝となったのでリスボアは今日が最終日と言うことになるのだが、それじゃああまりにも短いだろ、ってことになって急きょ宿を探すことになった。

実はアタシたちが泊まっている処は、ロシオ広場からは2~3分だし、深夜から早朝まで食べるところには困らないし、一人歩きも心配ないし、、と言うような場所なのだが、

何しろ、部屋が狭すぎる。

何分、小さくはないアタシたちなんで、この部屋にはいたくない。

最上階と言うこともあってか、斜めの梁が部屋にあり、アタシは何度かそこに頭をぶつけた。

ベッドを中心に左右に人が通れるだけの通路があるのだが、物入れに入りきれないアタシたちのザックを通路に置くと、ベッドの周囲を自由には歩けない。

と言うことで、別に旧市街じゃなくてもいいので広いところを限定で探してもらった。


宿も決まり延泊が決まったので、今日は昨日歩けなかったところを重点的に歩くことにした。

なんでもトラムの28番に乗ると市内を隅々回ることができるらしいのだが、アタシたちはとにかく歩きに徹した。



ホテルからロシオ広場に向かうと、広場の手前に



チェリー酒の専門店がある。

リキュールなので、それなりに強い酒だとは思うのだが、朝から晩までこの店先に地元の親父や観光客を含めた人が切れたことがない。


市内を歩きながら少し離れたリベイラ市場に向かう。

地図上でホテルから1km少し、入ってみるとバルセロナとは大違い



専門店が整然と観光客用の店にリニューアルされていた。



早速



ファディアージョ?とか言う豆のスープや

  

鶏肉の香味焼みたいなものとをベラーノで頂く、こっちのものはアタシたちの口に合いますなぁ・・・



その後、相方が行ってみたいという骨董屋が集まっている場所が国会議事堂の先にあるらしいので、2kmほどの距離を歩きだした。

やがて



国会議事堂と思しき建物が、、、

確かに警察官も警備しているし、それらしい風情ではあるけれど、周囲が凡そそれらしくない。

だって、



隣にこんな建物があるんだよ、、、

折角のライオンもこれじゃあ威厳が保てないなぁ・・・



坂の多いリスボアと言ったけど

  

こんなのはザラ、海からすぐにこういう斜面があるから、トラムやケーブルカーが発達したんだろうなぁ



通学路に



こんな可愛い標識があった

更に歩いて行ったら、どうやら見覚えが、、、昨日来たところまで来てしまった。

どうやらこれでリスボアの旧市街は一周したようだ。

また、中心部に戻って、今日は

  

こんなスウィーツでお茶、汗とウォーキングでこれくらいは消費しただろう。。。。。

2016スペイン・ポルトガルの旅・・・リスボアの街

2016-05-23 16:07:32 | 2016スペイン・ポルトガルの旅
今日の今日までポルトガルの首都は「リスボン」だと思っていた。

でも、この地では「リスボア」と呼ばれているので、地元に倣ってリスボアと呼ぶことにする。



バルセロナを昼過ぎの飛行機で発ったので、まだ陽が真上にあるときにロシオ広場近くの旧市街のこじんまりした宿に入った。

今回はポルトガルの田舎を回るつもりだったのでリスボアには2泊の予定だ。

チェックインを済ますとサッサと出かけることにした。

旧市街の中心部を避けて、すこし高台に向かう。

入った道がケーブルカーの通る道で



ものすごい勾配を、ただ下から上まで200mくらいを登るだけにケーブルカーがある。

多少の旅行疲れと暑さで、ゼイゼイ言いながら登ってゆくと  



見晴らしの良い公園に出た。

サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台と言うなんでも有名なところらしい。

正面の丘には、サン・ジョルジェ城が見えている。

このときアタシと相方は口喧嘩中で特別な感想もなく、坂道をさらに上へと歩いて行ったのだが、登りきったところにあった公園のデッカイ樹木で我に返った



この樹木、広げた枝の直径がおそらく15mくらいあったんじゃないかなぁ、、、




こっちへ来たのは、この高台から薔薇通りと言う名前の通りを下ると中々面白い店が揃っているという情報で来てみたのだが、残念ながらそういう店が見当たらないまま薔薇通りを下ってくると、

一軒のカフェのウィンドにあった



このパンに目が留まって、その店で小休止となった。




こちらのパンは美味しいと言う話なのだが、事実美味しいパンとどうにも馴染めないパンとがある。

スウィーツはと言うと、概して大味、圧倒的に日本の方が美味しい。

でも、暑さと疲れた体には適度な甘さが必要らしい。



少し元気になったので、ブラブラとリスボアの旧市街を下りながら海に向かって歩いてゆく。



やがて勝利のアーチの向こうにコメルシオ広場が見えてきた。


ローマにも七つの丘があるけど、ここリスボアも少し歩くと坂道となる。

そして、想像していたよりも旧市街は小さいようだ。


街の風情は

  

色とりどりの外壁にお洒落なバルコニーがついた造りが多く、

伝統的な



アズレージョと呼ばれる、タイルで入り口周りを飾った建物が意外と少ないのですこし期待外れだったかな。

このタイルは各家家でそれぞれオリジナルな模様を焼いて作っていたらしい。


この日はちょっと風邪気味、旅に出ると必ず寝込む、なんて言われているのでロシオ広場の隣のフィゲイラ広場にあったスーパーに入って水や果物を買って早々にホテルに戻って養生養生。。。。。 


2016スペイン・ポルトガルの旅・・・バルセロナ最後の夕とホテルの朝食

2016-05-20 16:10:13 | 2016スペイン・ポルトガルの旅
朝からサグラダファミリアとグエル公園を回ったこの日がバルセロナの最終日、明日は昼の飛行機でリスボアに行く。



最後の夜は初めて旅行者っぽく街のテラス席で夕食を摂った。

  

と言っても、こっちの食事の質なのかもしれないけど大した量を食べていないのに割と簡単にお腹がいっぱいになってしまう。

この日もベラーノ(ティント・デ・ベラーノ)と呼ばれるワインにレモンを入れて炭酸で割ったものを飲みながら

  

食べたものはこのサラダとイカリングだけ、これだけでお腹がいっぱいになっちゃうなんて、、、、、

もう体の中がいっぱいなのね。。。。。




実は、泊まっていたホテルの朝食がそれはもうお洒落で美味しくて素晴らしいものでした。

まずはご覧くだされ

  

パンのほかに、このようなサンドイッチが数種類置いてあるんですが、これが旨い。

当然、ハモンセラーノも美味い



だから

  

スペインオムレツとともにこんな風な盛り付けになってしまう

当然



フルーツも豊富

豊富なハム類、ヨーグルト、シリアル、好きな卵料理、ETC



当然、アタシたちはゆっくり座って一杯いただきましたよ、何しろ朝はいくらでも食べられるので。

その代わり、昼にはお腹がすきませんから夕方の5時ごろ食べてその日はおしまい。

旅行中、この一日2食が標準となりましてね、成長を抑えてくれましたっけ。




この素晴らしい朝食とも明日でお別れ、さあてポルトガルはどうなんですかねぇ・・・・・?

2016スペイン・ポルトガルの旅・・・グエル公園の子供たち

2016-05-19 17:06:36 | 2016スペイン・ポルトガルの旅
グエル公園の隣の見下ろす位置に小学校か幼稚園の運動場があります。

大勢の観光客が行き来する中、子供たちは無心にボールを蹴って遊んでいましたよ

    

ルールなんてものはどうでもいいんです、ただ来たボールを蹴る、自分のボールにする、、それだけっす。

それだけっすが、無茶苦茶楽しそうっすよ・・・



公園のテラスには

  

かわいい姉妹が、、、

テラスのタイルと



ばっちりマッチングしてましたね



カタルーニャの民族衣装を着た女の子が

  

複数いたんですが、これ旅行者なのかなぁ・・・街の洋服屋さんに同じ衣装を売っている店がたくさんありましたから。。



アタシの好きな洞窟通路にも



一人遊びをしている子がいて、ママが後ろから声をかけていましたっけ

ひょっとしてアタシのこと不審者って思いましたかねぇ。。。。。?