去年から、今年のシーズンにはクリンソウを見に来ようと決めていた日がやってきて先週中禅寺湖畔の菖蒲が浜キャンプ場に行ってきた。
去年も書いた事があるが、このキャンプ場は相方の最もお気に入りのキャンプ場の一つなのだ。
ただ、日光と言う場所柄、開業時期が遅く、天候に左右され、朝晩の冷え込みも大きく出かけるタイミングも簡単なようで難しい。
今年は最初のキャンプをクリンソウの時期に合わせようと目論でいたので、この時期になったのだがタイミングはバッチリだった。
朝、5時過ぎ東京を出発、8時ころにはキャンプ場に到着、早速サイトを決めてテントを設営し、ショートカットで中禅寺湖畔の道にあがる。
最初はゆっくり目に、体が温まってくるとピッチをあげながら1時間強で千手ヶ浜に到着する。
そこから200mほど進んだところにクリンソウの群生地がある。
多分、個人が管理されているのだと思うが、群生地外周を食害防止のネットに囲まれながらクリンソウは自生していた。
ある案内人の説明を盗み聞きしていると、クリンソウにも一年目のもの、二年目のもの、3年目のものなどがあるのだそうだ。
本来は毎年芽を摘んで、その年の1年目の花を咲かせるのが宜しいらしい。
2段の花や、三段の花が見えるがそのことなのだろうか・・・?
中禅寺湖に流れ込む川から引かれた水路で池があり、その周囲にも
咲いているクリンソウとそれを写す池との対比が美しい。
綺麗な水に中には
魚もいるし、
水に映える名もなき草さえ可憐に見える。
白、ローズピンクとその混色のクリンソウが咲き乱れて、天気にも映えて絶妙のタイミングでの訪問となった。
中禅寺湖に来て初めて船を使ってみることにした。
アタシ達が今いる千手ヶ浜と
キャンプをしている菖蒲が浜を結ぶ遊覧船がある時期就航しているのだ。
この日はたまたまその就航日で片道380円の船旅を楽しんだ。
出航して間もなく
菖蒲が浜と千手ヶ浜の間にある浜が見えてきた。
わずか5分ほどでキャンプ地が見えてきた。
船着き場は、このキャンプ場の先の国道沿いにある。
定員500名の船は満席状態、韓国、中国と船の事故が続いているが日本の乗船経験のある人なら乗るときに係員がカウンターを持って乗客のカウントをしているのを見かけたことがあると思う。
この日も二人から三人の人がカウントしていたし、券売所でもカウントしているはずだからまさか定員オーバーにはならないはずだ。
この日は夜半から雨と雷、それもかなり激しく降っていた。
それでも朝7時過ぎには雨もやみ
ずぶ濡れの道具を片付けながら、ナントカ撤収することができた。