malのあっちこっちブログ

山・旅・料理。。。

気ままに、気張らず、、出来ることを、、、

根津美術館の紅葉

2016-12-07 19:06:09 | 美術館
とは言っても、これは今の話ではなく11月18日の事です。

いま都内では未だ駒込の六義園がギリギリ紅葉とかニュースでたまに報道されますが、すでに紅葉は沈んだり濁ったりしてあまり綺麗とは言えません。

しかし、この日の根津美術館はそれはそれは見事な彩でした。

この彩を見るためだけに入場料を払っても惜しくはないと思いましたよ。


百聞は一見に如かず・・・・・とにかくご覧ください

                

ここのお庭は径の設計が上手で、紅葉を様々な角度から見られるように径が設えてありました。

そのため南青山と言う都心にあるため十分な敷地があるとも思えないのですが、素晴らしい佇まいの樹林が残されていました。

          

しかし、さすがにイチョウの落果は臭かった、、、臭すぎる。。。


日差しもあってこの日の紅葉はほんとに見事でした。

      



ふと、相方が何かをジっと見つめているので近づいてみると



この石の表面にクモの糸が幾筋もかけられ、それが太陽に照らされて輝いていました。

写真では上手く表現できなくて残念っす。

      

この日の美術館のメイン展示は円山応挙、来場者もさほど多くなく、素晴らしい木々をタップリ堪能できました。

        

これだけ見事な彩は都内でも有数でしょう、来年もまた来たいものです。。。。。

神宮外苑の絵画館へ

2016-11-11 15:07:22 | 美術館
この建物、正式には聖徳記念絵画館と言います。



明治天皇が崩御され、その大喪が営まれた跡地に大正8年から大正15年までの7年間を費やして建設されました。

勿論、日本の黎明期に父帝の孝明天皇が崩御されたとき、わずか15歳で即位をすることになり、その翌年に明治維新を迎えるような大激動期に在位された明治天皇や昭憲皇太后をたたえる建物です。


何しろ明治天皇は1852年11月生まれ、孝明天皇が崩御されたのが1867年1月ですから満14歳、その年の11月に徳川慶喜が大政奉還して翌年1868年1月に王政復古を宣言したわけですから

正に満15歳2か月で明治時代となったわけです。

こうして考えると、想像することもできない大事業をわずか15歳でその先頭に立ち、その後の45年間休むことなく在位し続けたその苦労は並大抵ではなかったことでしょう。

病弱だったと言われる大正天皇がその生涯をかけて作った聖徳記念館って、思いが深い建物かも知れませんね。


明治神宮外苑はこの聖徳記念絵画館を中心に広がっていったわけですが、その絵画館が誕生から90年を迎えた今年、教科書などにも載っている明治時代の歴史上の一場面一場面が描かれた巨大壁画が閲覧できるということで

相方の友人とともに行ってきました。

元服したときの明治天皇の髪型が、聖徳太子のように耳の後ろに房を持っているような形だったのに、そのわずか数ケ月、あるいは一年後くらいには断髪して西洋風の髪型になっていたわけですから、

その文化の変化について行った明治の人々は、さぞかし頭が軟らかかったんでしょうなぁ・・・・・


そういう意味ぢゃあ、アタシも賢パパも石頭っすねぇ。。。。。



で、当然そのあとは食い物の話となります。

北青山の一角に美味しいパンを食べさせる店があるってことで行きました。

ナンデモ、目玉はフレンチトーストってことらしいんですが、ナント14時受付15時から入店ってことでしてかなり混むんでしょうな。

アタシはフレンチトーストよりもこっちの方がいいんで良かったんですが



フォカッチャにボロネーゼを挟んだサンドイッチでしたが、このフォカッチャはあんまりバサつかず適度な粘りもあって中々美味しかった。

外のテラス席で頂いたので、熱いコーヒーと暖かいサンドイッチが腹にしみましたわい。。。。。


澤田政廣美術館・・・佐野美術館

2016-01-14 10:46:14 | 美術館
下田からの帰途、来宮にある澤田美術館に行ってきた。

今回の旅の目的でもあった。

実は一番見たかったのは澤田政廣の「白鳳」と言う像なのだが、この像はお隣の三島にある佐野美術館にあり、今は展示されていないということであきらめた。




早朝、楽しかった下田の景色に別れを告げて

    

とてもスムーズに熱海まで来ることができた。


美術館は梅園の隣にあるので、開催されていた梅まつりで混んでいるのかと心配したが、早かったのか、遅かったのか、空いていて良かった。


この美術館は、弘前にある棟方志功美術館と同じように、生前の澤田が計画監修して作られたそうなのだが、棟方志功と同じく完成後には訪れることはできなかったらしい。。。



入り口や



建物の周りに像が配置され

  

建物の形とともに

  

澤田の意図が感じられる場所だ。



屋外には当然ブロンズ像だけが展示されているのだが、澤田の真骨頂は木像だと強く思っているアタシは、撮影できない悲しみに涙をのんだ・・・・・って、ホント?

東京国立博物館・・・姉とのデート

2014-12-05 13:27:03 | 美術館
奈良から戻ると姉からサントリー美術館の「高野山の秘宝」展を見に行くけど出てくるでしょ?っとまるで確信犯のような口ぶりでメールが来た。

一瞬躊躇したけど、かねてより「観たいな・・・」という気持ちもあったし、今回の奈良行きでは日程の都合で行けなかったので出かけることにした。

空海とその弟子たちの累々と伝わる1200年の歴史と、当時の仏教が貴族のための宗教であったことから時の権力者たちからの様々な仏宝は見ごたえがあった。

見終わって、何か食べようとすると姉が目ざとく山の上ホテルの天ぷらのお店が出店されてるからそこにしようと即決、出かけてみると「本日貸切」の札が・・・

平日とはいえ、六本木ミッドタウンで貸切とは、、、

気を取り直して、かねて「鴨せいろ」を食べるなら此処、と決めていた店に行く。

蕎麦の味は変わっていなかった、でも鴨汁の味は変わっていた。

ちょっぴり落胆しながらも、東京国立博物館の「日本の国宝展」へ行こうか、ってことになり上野へ。

ここは、門を入ると本館の前に大きな木が出迎えてくれる。



ユリノキだ。

紅葉も始まっていたが、この木の葉は人型で奴さんのようだ。

久し振りに姉と秋を堪能した。




その日の夜、奈良で買い求めた「むかご」で賢パパの言う「親子丼」を食べた。



むかご飯と



とろろ汁を



むかご飯にかけて、親子丼。

賢パパ、美味しいっすね、、、やっぱし。。。



そして、食後は



お決まりの甘味。

どら焼きと、豆大福と、パイ。

豆大福がチョー旨かった。

最近、洋菓子よりも和菓子に惹かれるのは・・・・・?

岡田美術館・・・箱根

2014-09-24 16:21:31 | 美術館
箱根小涌谷にある岡田美術館は開化亭と言う旅館の跡地に建つ贅沢な作りの美術館である。

その名の通り、岡田和生氏が集めた日本、東洋の美術品を公開するところです。



で、場所もさりながら、その入場料がナント2800円/人もするのです。

そんなに簡単には行けません。

今回も友人から頂いた入場券があったからこそ行けたのです。



日本、中国の良い焼き物が沢山ありました。

なかでも色絵や豆彩に欲しくなっちゃうものがいくつかありましたね。

数百年も前の物なのに、ジノリが出していてもおかしくないような可愛いものもありましたよ。




圧巻は入り口横にある足湯とその正面の館内の廊下にかかる「風・刻(とき)」と言う壁画



原画は俵屋宗達の風神雷神かと思うのですが、それをタイルに焼いたのか、描いたのか・・・

足湯に入りながら喫茶室から飲み物を注文して眺める、こんな趣向で作られたんでしょうな、きっと。



一代で財を築いたこの方、うがった見方で申し訳ありませんが、税金対策で別に沢山のお客さんに入っていただかなくても構わないのでしょう。

箱根にある数件の美術館に入ってますが、展示面積もかなり広く5層にわたっています。



いかにも、その料金に見合う接客と申しますか、たまたまその日小雨が降っていたのですが、駐車場を管理する人が車まで近寄ってきて傘を2本差し出してくれました。

この美術館には渓流の散策コースまであるのですが、敷地内では自由にお使いくださいってことなのでしょう。

最近、こういう貸し傘のシステムを取るところが増えてきました。

京急の三崎駅でも貸し出していましたし、スーパーやコンビニでもしていることろが増えてきましたね。

嬉しいシステムですよね。

驚愕のどんぐりと、本物以上の紙粘土・・・作品展

2014-04-22 00:09:08 | 美術館
山友親子の作品展に富士宮まで行ってきました。

相方の仕事の流れで、前日から出かけようかとも思っていたのですが、帰ってきたのが8時前、これじゃあ無理です。

諦めて渋滞の始まる前、6時ころには出かけようと思っていたのですが、30分寝坊した分だけ遅くなって出発は0637。

それでも天候のせいか、環七もスムーズに通過でき、東名も予想以上にスムース。

これで、晴れていて富士山でも見れたら言うことなしなんですが、あいにくの天気でその望みはかなわず。

8時40分頃には富士宮に到着、駐車場の脇を通過して一回りの途中で、ひとちが&しょうたろうくんにバッタリ。

挨拶して一回りして車を止め、9時前に入っちゃ迷惑だよってことでこの時間に開いていた八百屋さんで早速買い物、その後コンビニでコーヒーを飲んで

会場に入ったら先客のyamabukiさんたちが既に到着してました。

その後、ぞくぞくと仲間が到着、それ以外のお客さんたちもぞくぞく入ってきて、中々話もできなくなるような大盛況。

二日間で500人とは素晴らしい。。。。。




では、その素晴らしい作品をご紹介



誰でも知っている「どんぐり」っす。

だから「どんぐり展」。そんなわけないだろ!、、、まっそうですな、んなわけないっす。

これ、紙粘土(樹脂粘土かも)でできているどんぐりなんですよ。すごい、見事っすよね。



この花なんかも



あ、すいません。アタシの興味は花びらよりも茎と花びらの接合部にあって、そっちを狙っちゃいました。



あまり上手い写真ぢゃあありませんが、どうも性分的に職人で、見かけよりも、その作り方に興味津々でして・・・・・



っで、この子

 

この逞しい太ももに哀愁を感じるのは、どうやらアタシだけぢゃあ無いようです。

どうしても他人のような気がしなくて・・・・・


だるまさん

 

表情がなんとも言えないっすよねぇ・・・

誰に似ているんですかね・・・



ホントにホントにご苦労さんって

  

こう言う直列状態って、アタシ好きなんです。

あっちから、こっちから、、写真を撮りたくなるんですよ、、、言わば・・・性癖ってやつですかねぇ。。。。。?



この子なんて



泣いちゃったりなんかしちゃって・・・

泣いてる子を見て「可愛い」なんて不謹慎ですが、、、、、「カワユイ」



おひなさま

 

しかし、見事なものぢゃあありませんか。

自然の恵みを利用して、こんな大作品展ができるなんて本当に見事、素晴らしいっす。

2、3か月引きこもって作られたようですが、是非是非、年に1回くらい開催して欲しいっす。

その間、たまに、、ひとしさんと遊んでやるからね。

天心・・・五浦の海

2014-03-25 17:35:55 | 美術館
そんな翌日、待ち合わせ場所の上野公園に向かいました。

目的は、東京都美術館で開催されている岡倉天心の映画「天心」。



岡倉天心が日本美術学校を追われる形で移り住み、そこに日本美術院を開いた地、五浦もあの大震災で被害を受け、

岡倉天心が作った六角堂も流出してしまいました。

その大震災の復興支援映画でもありますこの映画、その地、五浦の海がタイトルバックに流れます。



監督の松村克弥氏曰く「6、7割は真実」というこの映画は岡倉天心を中心に描いているのですが、

あのフェノローサとの関わりや、狩野芳崖とのエピソード。

そして五浦の地での、横山大観、下村観山、菱田春草、木村武山らとの関わり。

2時間5分と言う上映時間に悲鳴を上げたのは、アタシのお尻で、、、目と脳はその時間を感じさせませんでした。



興行的には見込めない映画らしく、去年の8月頃から上映館を探して細々と上映をしているようですが、東京ではほとんど見るチャンスは

無いかもしれませんね。

この五浦の地で、菱田春草が苦労して描いた「勢至菩薩像」が第一回の文展で二等賞を獲ったその絵が、ちょうど東京都美術館で開催されていた

日本画展で展示されていたらしく、松村監督は、そもそもの地、上野での開催と、偶然による春草の展示とが重なり、その縁の不思議さを

感じていたようでした。




そんな余韻もそこそこに新宿に行きます。

目的は、バレンタインのお返し、、です。

3/14に電話があって、「お返しは買うな!」「買ってもらうから」とのこと。

ぢゃあ、チョコレートの倍までね、と伝えていたのですが、結局4倍くらいになりましたかね。。。



外に出ると、いろんな意味で疲れますよね。

ってことで、家に戻ってブレイクタイム



本日は、マーライオンと○○クッキーで濃茶をいただきました。

興福寺仏頭展・・・

2013-09-25 17:21:13 | 美術館
上野の東京芸大の美術館で展覧会をやっているので、奈良に目の無いアタシは相方と連れ立って出かけた。

                               

折から連休の3日目で空模様は怪しく今にも落ちてきそうな感じ。

それでも上野の森は大盛況、動物園などは長蛇の列。

元噴水のあった両側に喫茶室ができているのだが、その一つのスターバックスなどは買い物客の列が10m以上はあった。



今回は開館前からは並ばなかったが開館直後には入館、目的は「飛鳥 山田寺の仏頭」。

この美術館は今回B2階と3階で展示され仏頭は3階、順路はB2階からなのだがB2階に降りたアタシたちはそのままエレベーターに乗って3階に向かう。

展示物は写真が取れないので本からの転写



          

          このお寺は現存していない。

          蘇我馬子の孫である曽我倉山田石川麻呂と言う人が建立したのだが、謀反の嫌疑をかけられて自害します。

          しかし、この人の娘が天智天皇と結ばれ持統天皇を生むという血筋の良さからお寺そのものはその後も存続していたようです。

          この仏頭は珍しいほど履歴がはっきりしていて、678年に作られ始め685年に完成しました。

          この後、興福寺と多武峰との争いの中に巻き込まれ、興福寺が平重衡の焼打ちにあったのち山田寺から本尊であったこの仏頭の薬師如来像を略奪したと言われています。

          その興福寺が1411年に落雷によって西側が焼失し、今の東金堂と五重塔を残すだけとなりました。

          それ以来、この薬師如来は行方不明となっていたのですが昭和12年(1937)の大修理の時に東金堂の須弥壇の下から発見されました。

          なんと500年ぶりにその姿を現したのです。

          頭部や左反面の損傷はその時の火事によるものだろうと考えられています。




          飛鳥に飛鳥資料館と言う場所があり、そこはレプリカで石造物やこの仏頭などが展示されています。

          その中に、1982年に山田寺の東回廊が倒れたままの状態で発掘され、その復元レプリカが展示されています。

          発掘調査では山田寺は火災にあったらしく、今は想像するしかないけど興福寺の本尊略奪の時ではないだろうかとも考えられています。

          今となってはナントモ悲しい話ではありませんか。。。






今回の興福寺仏頭展は国宝館に収納されている中からの展示で、この仏頭以外にも十二神将が展示されていました。

この十二神将は鎌倉時代の作品でこの十二神将に干支をつけた初めての作品らしく、ビカラとかハイラとかシンテイラとか漢字を当てはめて書いてはいますが、元は絶対梵字で書かれていた名前だろう難しい、怖い名前と顔の上に



                    

                    こんなネズミが乗って、こんな動きがあったら全然迫力がなくなっちゃいますよねぇ・・・





                    この美術館からは東京スカイツリーも近くに見え

                    

                    なかなか叶わぬことながら、平日にのんびり歩きたいなぁ・・・って毎回思うのです。

正倉院展・・・

2012-11-07 21:36:18 | 美術館
今年は64回目の年に当たる。

今年の目玉は「瑠璃坏(るりのつき)」と呼ばれる金属の脚がついたコバルトブルーのガラス容器。




前夜8時過ぎ自宅を出発、396.8km先の甲賀土山SAを目指す。


順調に到着して、例の如くテン場を確保

                         

                         ぐっすり眠って6時過ぎ奈良に向かって出発。



今回の奈良の宿は高畑にある民宿。

8時前には到着して車を預け、春日公園の禰宜の上つ道を通って国立博物館に向かった。

出迎えはお決まりの鹿君たち



          

                    

                    目鼻立ちのはっきりした若い美男子である。





開館30分ほど前に着いたのだが既に200人以上が並んでいた。

入場すると階段を上がって順路は右。

相方がすかさず左に行けと言う。

左の部屋に入ると、そこに瑠璃坏があった。

見ている人は数名、じっくり、、しっかり、、、もう一度回り込んで二度目の観察、堪能できた。



常設の展示を見て外に出る。

                    



既にそこは長蛇の列が博物館前の広場を侵食していた。




アタシ達は旧館の仏像館に向かう。

                   

                   明治時代に建てられたこの建物はしつらえが違う。






          

                    




休憩室の壁を飾る細工が素晴らしい。




見終わって11時半、この後は秋篠寺に行くことになった。


前夜からの強行軍で、ややエネルギー不足。

奈良では食べ物にまつわる苦い思い出はあっても、美味しい思い出は少ない。

散々迷って一度食べたことがあるとんかつ屋に向かう。

古い町屋を改造したこの店、店内は結構素敵だ。

お味は、、、まあ及第点。


アタシは150gの

                

                ヒレカツ

相方は

          

          100gのロースカツとエビが1本




しっかりエネルギーを貯め込んで秋篠寺に向かう。

          

ブリジストン美術館・・・

2012-09-30 11:12:43 | 美術館
歩けるようになって、出歩くのが喜びになった。

っで、「ドビュッシー、音楽と美術」展に行ってきた。




ブリジストンと言えば、タイヤメーカー。

いまでは恐らく世界で最もシェアを持つメーカーの一つだろう。

そんな会社は昔から自転車も作っていた。

美術展のウィンドウよりも

                   



自転車の展示ウィンドウの方が目立っていた

                           




っで、この自転車

               

               格好いいよねぇ・・・欲しいよねぇ・・・・


しかし、、、48万円なり  

                   

                   ちょっと買えない。。。。。





この日、アタシは例によって12~3分前に着いた。

                              


電車に乗っているときに相方から少し遅れると連絡があったので、お茶でも飲もうかと迷ったが朝食からさほど時間も経っていなかったので、美術館前でのマンウォッチングに切り替えた。



角を曲がった時、既に20~30人くらいの人が開扉を待っていたのだが、やがてバスが止まり北関東でGSなどを手広く手掛けている会社の団体が下りてきて全員が美術館に入っていくではないか、、、その数およそ35人。

バスが止まった時、東京観光の一環で止まったバスだろうと思ったのだが、まさか全員が美術館とは・・・

そのバスが動き出すと間もなく2台目のバスが止まって同じように35人前後の人間を吐き出した。


ちょっと待てよ、待っていた人が20~30人、、バスが70人、、、それ以外の人が20~30人、、、、

もう120~30人の人が入っているぢゃあないか。

こうなると遅れてくることは了解済みでもちょっと焦ってくる。



っと、そのうち10時開館からものの20分くらいで例の団体の男性陣が三々五々美術館を出てきた。

どういう趣旨の社内旅行か知らないけど、こんなにあっさり出てくる人たちを見ると、どうやら目的は別にあるんだろう。



これでいくらか気持ちに余裕ができた。

予定通りの30分遅れでやってきた相方と中に入る。

予想に反して、館内にドビュッシーの音楽は流れていなかった???

流れていてもごく小さい音で少々残念。

繊細な彼の音楽に俄然納得したのが彼の書いた音譜、その繊細さはまねできない。

そして彼の東洋趣味。

系統だった収集ではなかったが、これも今回知ったことだった。



このあとショッピングしてご飯を食べてから日比谷に向かおう。