malのあっちこっちブログ

山・旅・料理。。。

気ままに、気張らず、、出来ることを、、、

2017 秋 奈良 最終日

2017-11-21 22:56:05 | 奈良
さあ、今回の奈良の旅は今日が最終日、恒例の朝の散歩に出かける

今日は、荒池~浮き堂~飛火野~春日大社のコースは取らず、ショートカットで南大門に向かった



さすがにこの時間、人影もまばらだ

大仏殿の脇を抜けて裏手に回る

    

落葉と黄葉が盛りの東大寺境内を歩いて階段坂から二月堂に向かう



いつもとは逆コースで歩いている

この階段坂にある塔頭の一つの表札

 

女性院、北向原と言う方がご住職か。
いつもこの造形的な門札が気にはなっていたのだが、初めてカメラに収めた



二月堂にも参詣者はほとんどおらず 

 

どんよりと曇った奈良市内から生駒山を望んで、宿に戻る。



いつもの朝食を頂き

荷物をまとめ宿を辞してから、頼んであった品物を受け取るために10時までの時間つぶしに高畑のジモティのたまり場喫茶店でコーヒーを飲み、10時過ぎて用を済ませて大神神社に向かう
送ってもらおうかと思ったが、今年の天候不順で吉野の柿も出荷状況がイマイチ分かりにくい、と言う話もあってとりあえず7~80個を仕入れて一路東京へ


途中、東名阪に入る手前の名張の道の駅でランチ

 

何度か渋滞にはまりながら浜松SAで夕ご飯



石松の餃子定食を食べて、23時東京着

今年の一つの行事が無事終わった

来年の奈良は9月の中秋の名月を唐招提寺で眺めてみたい

2017秋 奈良 西の京から西大寺へ

2017-11-20 23:14:07 | 奈良
明けて土曜日、特に予定はない。

この季節、奈良では毎年「正倉院展」が開かれる。
だから、この季節に奈良を訪れる観光客はほとんどが正倉院展目当てにやってくるものと思われているのだが、実はアタシたちの最大の目的は「柿」なのである。
奈良の富有柿、モチロン全国どこでも買えると思うが、奈良で買うモノは一味違う。
去年は80~100個ほど買い込んだのだが、一斉に熟してきてしまい硬めが好きなアタシには少々残念でもあった。
今年はどんな買い方をしようか今から思案中だ。
買う場所は3年ほど前から決めている。
大神神社へ向かう道で商いをしているおばちゃんの店と決めている。

そんな予定のない土曜日の朝、定宿の朝食


これがヘルシーで旨くて300円。常連客には2食頼む人もいる。

を食べてから、かって西の京にあった店を訪ねてみることにした。
定宿のおかみに道を聞いてみると自転車で30分くらいで着くという。
では歩こう、と言うことでなら町から奈良薬科大学まで行き、そこを右折して西を目指す。

この辺りには

 

昔ながらの連棟式の長屋風のアパートがまだ残っている。




やがて大安寺に着く。藤原京では大官大寺と言われていた当時は寺領が25万平米もあったらしい。
来たことがある、ない、と言い切っていたのだが、駐車場を見てきたことがあることに気付いた。



来たことはあるけど、ご本尊の拝謁はしていなかったので記憶に残っていなかった。
この日は正倉院展に合わせて御開帳があり、聖観音像と若き日と老いた日の弘法大師像を拝謁できた。


この大安寺のトイレの男女表示がアーティスティックなので

 

大安寺を出て、いたるところにある「歴史の道」を辿って西の京に向かう。
途中



佐保川を渡り、田んぼ道から幹線道路に出ると、道路の右手で



奈良埋蔵センターなる建物があり「平城の甍Ⅱ」なる催しをやっていたので考古学に興味のあるアタシは迷わず入った、が、、
展示してあったのは、本当に甍・・・瓦ばかりだった。
そういえば入り口の看板にも「奈良市所蔵瓦展」と但し書きがあったっけ。。。。。

この建物の目の前に「業務スーパー」があったので、ついでに入って見ると、その品ぞろえにはまってしばし時間を費やした。
相方によると、今住んでいる処にもあるそうな、今度行ってみよう。
かなりハマること請け合いだ。

なんだかんだで3時間、薬師寺の東塔(工事中)、西塔が見える秋篠川のほとりにある目的地に着くと、既にそこは別の店(パン屋)に代わっていた。
ついでなのでそこでパンを買い、薬師寺には入らず線路を渡って西側を唐招提寺に向かうと、途中に古い喫茶店でランチがあったので入って見た。



ハーブチキンだったかなメニューがあったので注文する。確かコーヒーがついて850円とか900円だった。


もう一度線路を渡って



唐招提寺まで行き、お寺には入らないで再度線路を渡って垂仁天皇陵に向かう



正面に見える小島は「田道間守命塚」と言う。
垂仁天皇のとき、この田道間守は不老不死の妙薬と言われた橘の樹を求めて唐に出かけ6年後に戻ったときには主の垂仁天皇は既に崩御あらせらせ、
嘆いた田道間守はそのあとを追って殉死した。
その忠誠心を悲しんだ後の人たちが、主の垂仁天皇陵の脇に、永遠に主とともにあれとの思いをかけて命塚を建立した、と言う良い話なのだ。



落日に輝くススキを眺めながら隣駅の尼ケ辻に向かう

駅手前にある「有名だんご店」で



出来立て団子を3本(二人で)食す。たっぷりの黄な粉にまぶされた小さ目なほのかに暖かい団子は旨い、の一言。
腹が減っていたら10本くらいは行けそう。

尼ケ辻から平城京の中に入り、下つ道沿いに平城宮に向かうとどこからか香ばしい香りが



釣られて焙煎しているコーヒーショップに入って一休みとなった。
しばし、コーヒーとクッキーを楽しんでから平城京資料館に入る。
今回はボランティアさんのお世話になりながら、平城京で発掘された木簡から分かった新しい情報などの説明を受ける。

陽も落ち残照の明かりの中で



さすがに歩き疲れて、駅周辺の店を冷やかしながら西大寺駅に向かう


今年、奈良にきて正倉院展の終了1時間半前に入場すると割引になるし空いてもいるということを知り、何年振りかで行ってみることにした。
先に晩飯を食べてしまおうと



東向き商店街に新しくオープンした天丼専門店にはいった

見た目は立派、美味しそうだけど、金子半之助には敵わない。。。

結局、商店街の金券ショップで割引切符を見つけ6時ころから入場した。
確かに人は少なめだったし、並ぶこともなく入れたのだが、6時半からの入場口には早くも列ができ始めていた。
金券ショップで割引切符を購入して5時半から6時くらいに入場して鑑賞するのがこれからのねらい目かもしれない。

2017秋 奈良

2017-11-19 12:39:27 | 奈良
ほぼ毎年恒例となっている奈良へ行ってきました。


去年の暮れも押し迫る12/27、昔からの仕事仲間の後輩から忘年会の確認の連絡がありました。
毎年、お誘いは受けていたのですが、その年の仕事の流れ次第で出席したりしなかったりしていたので、去年はお断りをしたところ、、
「ところで、今仕事の予定はありますか?」と意味深な問いかけ。
どうしたのか?本命はこの話?と訊き返すと、実は、、、と説明してくれた内容を聞いてしまったものだから応援しないわけにもいかず、
明けて1月、予定していた韓国旅行から帰ってきた翌日、1/16の月曜から仕事に加わりましたが、いやあ無茶苦茶な状態になっておりまして、
予定では6+1の編成だったスタッフでしたが、責任者が11月中旬から年内いっぱい入院、+1の女性は仕事開始一週間で肝炎にかかりリタイア、
一人は同じ業界人ではあったがこの仕事が初めて、同じく経験4年の新入が全く使えずリタイア、そんな状況で同じく急きょ11月から応援に入ったものと
1月からのアタシで5人で回すことになり、最盛期は朝5時45分に家を出て10時過ぎに帰る毎日。
6月にやっと片付いたと思ったら引き続き辻堂に行ってほしいと頼まれ、今は辻堂に通っている毎日っす。


家にいて、TVばっかり見ている生活より、外で仕事してもらった方が健康でいい、と最初は話していた相方も、ほとんど予定が組めない生活に嫌みの一つや三つはチクチクと、、、

それでも、去年から予定していた今年の二月堂のお水取りには出かけることができたし、その時に予約を入れた秋の奈良にも行くことができました。

そんな訳で、今年前半に比べればいくらか余裕のある生活なのですが、それでも、今までのような長期休暇は先んじて立ててあった予定以外は難しいので、
今年の夏以降は伊豆の庭を徹底的に掘り返して改造を行ってきました。
三本鍬で掘り返し、石と笹とドクダミと戦うこと6週末、何とか形にはなり様々な花や野菜を200鉢ほど植えましたかねぇ・・・
来春が楽しみではありますが、イノシシと鹿の食害も心配です。
また、そのシリーズも時間を見つけて報告します。


さて、そんなわけで木曜の夜、東京を出発、新東名の浜松SAで久しぶりのテント泊。
東名~伊勢湾岸と走り亀山SAで朝食

 

あ、うどんがアタシっす。

東名阪に入り針ICの一つ先の出口で出て、山裾の道をグニュグニュ走ること2~30分、野菜ばかりのメニューで昼から4時までゆっくり食事をさせてくれる店へ行ってきました。
今回の旅の目的1です。

どこかの家の裏庭みたいな駐車場に車を止め、田んぼと農家の裏を抜けて一旦狭い道を横切り、登山道みたいな道を登ると

   


こんな建物に到着。これがレストランって言うわけです。

土間で靴を脱ぎ、板の間に座布団を敷いた店内は6卓程か。
11時半から4時まで、ランチタイムは予約1テーブル1組のみ、先ほども書いた通り居たければ4時までどうぞ、予約外のお客様は空いていれば喫茶のみ承る、らしいっす。

テーブルのしつらえは




ファンキーな食材で満載

まずは鍋に火を入れてから



前菜



食前酒



と言う位置づけのブドウの発酵ドリンク

続いて



湯葉とトマトとパブリカとレタス

そして



根菜系の焚き上げたもの

で、火が通った鍋



この鍋、豆乳鍋だがマジ美味かった、良い出汁が出ていて豆乳が初めてうまいと思った。

そして



酢の物



天ぷらと黒米ごはんで料理は終了

デザート



そして、コーヒーを飲むころ



店主の許しを得た6歳の山羊君がご挨拶に訪れる。
ここまでがこの店のランチに含まれることになる。

好天に恵まれたこの日、この後定宿まで行って、あとはのんびり見回りと行こう。。。。。