malのあっちこっちブログ

山・旅・料理。。。

気ままに、気張らず、、出来ることを、、、

京都「瓢亭」・・・

2012-11-29 21:18:14 | グルメ
今回の京都の目的の一つにここ瓢亭の朝粥があった。



前回、洗練された味付けに心奪われたアタシは今回も大きな期待を持って臨んだ。

                                            



まず「梅茶」が出た。

                 

                 このために作られた梅だと思うが、昆布との相性もよく心を温かくしてくれる。



                 そして、絶品ゆで卵・・・

                                     

                                    ん?ちょっと違う・・・

                                    秘伝と言われる黄身に掛かっているはずのタレが感じられない。

                                    ここからアタシの「違うぞ」が反復し始めちゃった。。。



                                    出てくる煮物も

                                                  



お吸い物も

            

            みんなどこか違うぞって感じになっちゃった。。。



最後の餡がたっぷりの

                 

                 お粥がくる。


                 こんな感じでお茶碗によそい

                                     

                                     タップリの餡をかけていただく

                                                          

                                                          ホントにやさしい京都のお粥だ。




相方は「一緒に来た人が違うからだ・・・」って言うのだが、、、


                              ホントにそうなのだろうか・・・?


                                              確かめられないのが悲しい。



ただ、あの時は本当に旨かったはずなのに、今回はちょっと拍子抜けしてしまった。


次回は、必死に気張って、、


                    たん熊に行くぞぉ・・・



なんて感じの瓢亭でした。。。

                     

              
                 

ホテルの朝食・・・

2012-11-28 23:43:03 | グルメ
最近のホテルの朝食って、ほとんどがバイキングだ。

好きなものを好きなだけ食べられるこの形式、とてもリーズナブルで好きなのだが、、、

つい、食べ過ぎちゃう、、、のが問題なのだ。



アタシたちの食べ物のポリシーって、「残さない」ことなのだ。

故に胃腸がことのほか丈夫なアタシの手元には賞味期限の切れた食品がどんどん運び込まれる。

自分で買うものもあるにはあるが、大半は相方の実家で見つけられたものである。

あまり食べない両親(買うのは好き)と、期限切れのものには絶対手をつけない潔癖症の妹の結果が我が家の台所で復活する。



また、話がそれてしまった。




ぢゃあ、行こうか。。。



  

ヨーグルト                                     サラダ。

                                          左はグリーンサラダ、右は豆のサラダ。

                                          グリーンサラダのドレッシングは絶品だった。


            

          パン・・・4回くらいおかわりした。                        ジャム・・・参考程度。

                                                   最近のアタシはパンに何もつけないことが多いのだ。


                    

                    オムレツ

                    これはオーダー毎に作ってくれる。



                              

                              そして、フルーツ




こんな設えの中で食べていると、

                       

                       いっぱい食べたくなっちゃうの分かりますよねぇ~

京都の食べ物・・・

2012-11-27 21:20:47 | グルメ
奈良が奈良だけに、京都での食の楽しみはイヤが上にも高まる。

京都は1000年の都と言われるけど、奈良だって飛鳥、藤原、平城と数百年続いた都だったはずなのだが・・・

文化の成熟と、庶民の成熟とがマッチしたのが京都なのかもしれない。




初日、下賀茂神社の帰り「出町ふたば」に寄って

                      

                      並ぶ

                                

                                買う

                                          

                                          豆餅

                                                    

                                                    丹波栗?

                                                              

                                                              見た目はフツーでも、旨い!!!





神戸のケーキも最高だけど、京都の和菓子はマジ旨い。







夜はホテルの近所のお好み屋さんに行った。

                          

                          お好みでは奈良でこっぴどい目にあっているので、ちょっとトラウマ気味なんだけど・・・

                          本来、お好み焼きって関西が本場でしょ?

                          それなのにどうして?って店で文句いいたくなっちゃう。。。。。

                          イカンイカン、この話になるとツイ我を忘れる。本題に戻ろう・・



っで、この「きらく」

最初に頼んだのは

          

        名前は忘れちゃったけど、関西でお好み焼きって言うと「コレ」でしょ?       旨い!!!!!

        豚バラとネギを炒めて卵で包んで、最後にポン酢をかける。

        このポン酢が味を引き締めサッパリさせて、ドンドン入っちゃう。また食べたい。


続いて、どこに行っても食べてみる餃子

                         

                         (メ・ん・)?ま、フツー



真打、ミックス

              

              文句なしに旨い。



              ついでに、目にとまった

                                   

                                 ねぎ焼き


                                 これは、ん?って感じだったけど、大満足。



                     人間なんて・・・単純、なのよねぇ~

奈良の食べ物・・・

2012-11-26 19:26:44 | グルメ
奈良の食べ物については、その都度書かせてもらっているが、

いつまでたっても解けない謎が1300年の歴史との関わりなのだ・・・



奈良は好きだし、いつでも行きたいと思う。

しかし、食べ物を考えるとマジ憂鬱になる。




一番いいのはテントを張って自分で調理することなんだろうけど案外キャンプサイトも少ない。





今回は初日の昼に寝不足と強行軍の補強にとんかつを食べたことは書いた。

                                 

                                            

                                            このとんかつは、アクセス、設え、価格、味で合格点





明けて11/3、圓成寺の茶屋で一人前の注文でプイと横を向かれた

              

              抹茶とわらび餅

              ま、こういうものは旨い不味い以前のものかもしれないが・・・



向かった柳生の里の手前の直売所で売っていた草餅

                       

                       これは素朴な味で美味かった。

                       餡の甘味が自然の甘さで焼いて食べられないのが残念だった。




その日の夜、三条通りのインド人のカレー屋に入った。



サラダ

          

          前菜の名前は知らない揚げ饅頭みたいなもの

                    

                    タンドリーチキン

                              

                              メインのカレーとナン



美味しかったのは、熱々のナン、二度と入らない。




イメージだけど、奈良では通りすがりに店に入ると3/2は30~40点、かろうじて3/1が60点と言う感じがする。

だからといって奈良まで来て全国展開のチェーン店と言うのも知恵がない気がするが、、、

思い出せば最初に奈良に来たとき、法華寺から海龍王寺を回って不退寺に向かうとき一軒の飲食店もなく

一条高校の先の国道脇にあった吉野家に入ったことがあった。

まさか、その後、、この選択が正解だったと気づくことになるとは、、、・・・。。。

餃子・・・

2012-11-25 20:17:57 | グルメ
餃子の話って、過去何回か取り上げてきました。




    餃子で喧嘩

    餃子の出来栄え、、、、、とか・・・



今回は、

    餃子の羽で、、、、、

                     

                     いい感じっすねぇ~




やっぱり、料理って、、、


                  我慢が大事なんだなぁ・・・

お地蔵様・・・

2012-11-23 14:40:42 | お地蔵様
今回の奈良京都でなんだかやたらお地蔵様が多かった気がして、道道、気づいた時に写真を撮った。







奈良 三条通りから一歩入った路地で建物に寄り添うように・・・

建物は現代の建築でも、地蔵堂は地蔵様の年代に合わせているんですかねぇ。。。




                

                奈良 きたまち商店街の店と店のあいだに祭ってあった。

                地蔵堂というよりも、仏様を浮かし彫りにしてあるものが数体。

                建物を建て直す時に出てきたり、残っていたりしたものを祀ったって感じですね。



                                      

                                      これも奈良のきたまちのどこか。

                                      なんか色んなものが置いてありましたっけ。。。


                                                             

                                                             圓成寺の地蔵様

                                                             浄土式庭園の片隅に安置されていました。






これは奈良の一条通りにあった気がする。

これも、その土地の、そこにあった、誰のものでもないものを地元の人たちが祀ったものなんでしょうね。


                 

                 これは東大寺の境内。転害門の裏あたりかなぁ・・・

                 地蔵様というより、無縁仏に近いもののような気がする。


                                        

                                        これも東大寺境内。戒壇堂の方だったか・・・





南禅寺境内、水路閣の近く。

杉木立の懐に抱かれるように苔むした古い地蔵様が大切に扱われていました。


             

             南禅寺から永観堂へ向かう途中

             いやしくも、お寺さんの境内ですから。。。

                                 

                                 これは永観堂かな。現代の地蔵様。知恵はなくとも慈悲の心くらいは持ちたいものっす。。。


                                                

                                                このお地蔵様は永観堂を出て哲学の道に向かう道路際にあったような・・・

                                                格子の向こうに目を凝らすと、お化粧されたお顔が・・・

                                                相方は、子供がイタズラしたって言うんですがね。。。





これは哲学の道沿いで勢ぞろいしてました。

コレなんぞも、あっちこっちにあったものを持ち寄ってまとめて祀ったんでしょうな。。。

                  

                  これも哲学の道。

                  立派なお堂の中で、立派なお地蔵様です。お顔が切れちゃってますが、ちょっとアセって撮ったもので。。。


                                  

                                  綺麗に、丁寧に、大切にされてます。


                                               

                                               コレも子供がいたずらしたって言うんですがね・・・?






こうして街中に至る所にいらっしゃるわけで・・・


                                      

                                      なんだか愛嬌があって、可愛くて、ほのぼのとしますな。。。



奈良京都を歩いてたくさんのお地蔵様を見てみると、庶民の暮らしとお地蔵様の結び付きがとっても近くてイイっすよねぇ。。。

携帯電話・・・

2012-11-21 21:21:28 | 日々のこと
「ルルルルル ルルルルル ルルルルル」


                          携帯電話が鳴っている。




上司A「お前んだろ~(って顔で横を見る)」

部下B「えっ、アタシんすか?」と言ってポケットをまさぐる。



                                   出てきたのは、支給されている通常タイプと、個人のスマートフォン。

                                                                   どちらも鳴っていない・・・



                                                上司Aが慌てて二つの携帯を出した時、それは鳴り止んだ。。。




今の東京では日常的に繰り返される光景だ。

でもコレはある意味仕方がないことと思う。

仕事で携帯電話が必需品の企業にとっては支給は当然。

しかし、その電話で私用されては困る。

必然的に二つ持つようになる。



着信音を固有のメロディに設定していない人は多い。

そんな時、「ルルルルル・・・」が聞こえると、あっちこっちで一斉に電話を探し出す。

なんか、可笑しいやら、悲しいやら、、



正直、電話に追われるのは好きぢャない。

だから、長電話も好きぢャない。

でも、こいつで世の中と繋がっていることも確かなんだ・・・フゥ~。。。








東京でも紅葉が始まった。

                   


                   あたしの街でも色づいてきた

                                        


                                        冬はもうそこに居る。

                                                         

京都「LANNION」・・・

2012-11-20 21:12:52 | グルメ
今回の目的の一つにこのレストランでの食事があった。



場所は丸太町川端東入る。

ご夫婦のみでやっている全6席のお店だ。

基本的に予約だけを受け付けているようだ。昼もやっているが、ここのサービスを受けようと思ったら

予約は欠かせないだろう。



この日は2週間のフランス旅行で仕入れたイメージで7周年限定メニューを頂戴した。




まずは、こんな設えで始まる。

                    

                    メニューの横にワインリストがある。


最初の品「お楽しみの一皿」の横はシャンパーニュ

                              

                              

                              Gimonet Gonnetと言うやや辛口のキリっとした味わい


続いて「フランスペリゴール産フォアグラのテリーヌ」

                                

                                横にはLA COTE D'HEUX の白


続いて「イカと蛸」、セートの思い出

                        

                        今回の旅行で立ち寄った小さな港町からのイメージらしい

                        横には、CHATEAU GRINOU 白  これはフルーティで美味しかった。


そして「その日仕入れたお魚料理」、カウザックのエスプリで

                                   

                                   

                                   これもカウザックと言う街でのイメージ

                                   横には、LANGUEDOC BLANC 白

お肉は「フランス産鴨のコンフィ、塩漬けポーク、自家製ソーセージ、カスレ仕立て」

                                                

ここで出てきたナイフに惚れた

                    

                    重く、素晴らしい切れ味のフランス産ナイフだった。

                    横には、GAILLAC PASSION Cave de Tecou と言う赤。マジ美味かった。


デザートは「サルラで出会った胡桃のガトー”ペリグルダン”小菓子

                                       

                               





この日のお客様は全4組10人。内、小学生が二人、しづかに行儀よく食べていたのが印象に残った。

下ごしらえはしてあるのだろうが、客のペースに合わせてお料理が運ばれてくるので会計までには3時間は必要だろう。



一品づつの量は大したことのない料理だが、チョー満足すること請け合い。。

飲める人は、メニューごとにワインを飲むことをお薦めする。

主が選んで用意をしたメニューとワイン、楽しめると思う。



さりげないマダムとの会話を楽しみながら、奥で黙々と料理を作っているシェフ旦那。

年下かなあ~。。。。。     

京都って・・・

2012-11-19 21:10:32 | 京都
永観堂のあと、哲学の道を銀閣寺に向かって歩いた。


食いしん坊の二人が何かめぼしいものはないかとキョロキョロしながら歩く風情は、凡そ哲学とは無縁なものだが・・・

案の定、哲学の道に入る手前で引っかかった。

アタシは店内に入らず、晴れた、いや晴れそうな空の下で待っていたのだが、流石に京の店は設えに風情がある。



               

                              




商品もさりながら、それぞれの土地に根付く店のしつらえはとても興味深い。



京都の街にある「水・流れ」については前回も触れたが、この哲学の道の疏水もある意味で代表格かと思う。

                                                 

カモやおしどりは想定していたのだが、魚がいっぱいいるのにはチョット驚いた。

                                    

                

あの魚は何ていうのだろう?25cmほどもある大物もたくさんいた。




水があれば

            

            花が咲く

                       

                                      




キョロキョロしながら歩いていたら、手頃なマフラーを売っている露天があり、気に入って即決で買ってしまった。

しばらく歩くと、「漆」と書かれたお店が目に入った。

この店は実にいいものが置いてある。これだからきょろきょろ歩きはやめられない。



銀閣寺の門前通りに出たので、まっすぐ友人宅を確認に行った。

30年ほど前には何回か泊めてもらったのだが、その後はそれぞれの生活の中であまり会うこともなくなっていたが、

3年ほど前、共通の友人が亡くなって電話を通してやりとりがあった・・・

今は関東に住んでいる友人だが、その京都のお宅を見たくなってまっしぐらに向かったのだが、

30年ぶりのお宅は一発で探し当てた。

銀閣寺の山門から1分のところにある。

懐かしくなって電話をかけてみた。次の週には帰ってくと行っていたっけ。



帰りは白川沿いにホテルに向かう。


工事中の動物園の前を通ったら、重機が通る工事用道路の脇にシマウマがいたので驚いた。



琵琶湖疏水を通りかかると

                   

                   結婚式のカップルが、まるで映画の撮影そのままにポージングしながら撮影されていたっけ・・・




通りかかりに山県有朋の元別荘「無鄰菴」があったので、覗いてみた。

                                        



そのまま歩いて平安神宮の堀に沿って歩く。

                   

                                

                                            

                                

                   

        





京都で鴨川にゆくといつも不思議に思うけど、あそこにはたくさんの水鳥がいるけど、海の鳥はいないのだろうか?

いつだったかカモメ?のような鳥を見た気がするけど、気のせいだろうか・・・

ここの堀にも鴨の一家や鷺?鴫?がいたし、、、

こういう共存っていいなぁって思う。



そんな平安神宮の西北の角に「象彦」と言う漆専門店とギャラリーがある。


永観堂を出て哲学の道に入る手前の店に引っかかった相方は、ここの無料入場券をゲットしてきた。


好き嫌いは別にして、ため息が出るような漆器が、その漆器を使った料理の写真とともに展示されていた。

特に「たん熊」のモノは良かったっけ。。。

むかごめし・・・

2012-11-18 20:43:08 | グルメ
柳生街道でじいちゃん、ばあちゃんのやってる産直の店があったので寄った。


寄らずにいられないアタシ達って・・・・・



旅行中だし、生の野菜は持てないから、、目的は柿とナニカ。。。

そんなアタシが目を止めた「むかご」

                 じいちゃんが「これ知ってる?」

                       「知らない!」

                       「むかごって言ってね、自然薯の根っこのところにくっついてるコブ」

                       「へえ、そうなんだ・・・どうやって食べるの?」

                       「ご飯と一緒に炊き込むと旨いよ、塩をちょっと入れて」

                       「皮は?」

                       「そのまま」


そんな会話の中で買った「むかご」、車に戻って自慢げに見せると、

       「むかご、知らないの?」

       「知らない!」

       「田舎モンだから知ってるかと思った。アタシは江戸っ子だけど知ってるよ!」




と言う消化不良な会話の中で炊いたのが

                         

                         コレ!



相方には食べさせずに一人で食べた。

                結構お気に入り。。。



っで、その後「むかご」に関して二人の間では、こんな会話が・・・

               「アタシは田舎の都会っ子だけど

                              チミは、都会の田舎っぺぢゃん。。。」



この「むかご」論争、あなたはどっち?