malのあっちこっちブログ

山・旅・料理。。。

気ままに、気張らず、、出来ることを、、、

根津美術館の紅葉

2016-12-07 19:06:09 | 美術館
とは言っても、これは今の話ではなく11月18日の事です。

いま都内では未だ駒込の六義園がギリギリ紅葉とかニュースでたまに報道されますが、すでに紅葉は沈んだり濁ったりしてあまり綺麗とは言えません。

しかし、この日の根津美術館はそれはそれは見事な彩でした。

この彩を見るためだけに入場料を払っても惜しくはないと思いましたよ。


百聞は一見に如かず・・・・・とにかくご覧ください

                

ここのお庭は径の設計が上手で、紅葉を様々な角度から見られるように径が設えてありました。

そのため南青山と言う都心にあるため十分な敷地があるとも思えないのですが、素晴らしい佇まいの樹林が残されていました。

          

しかし、さすがにイチョウの落果は臭かった、、、臭すぎる。。。


日差しもあってこの日の紅葉はほんとに見事でした。

      



ふと、相方が何かをジっと見つめているので近づいてみると



この石の表面にクモの糸が幾筋もかけられ、それが太陽に照らされて輝いていました。

写真では上手く表現できなくて残念っす。

      

この日の美術館のメイン展示は円山応挙、来場者もさほど多くなく、素晴らしい木々をタップリ堪能できました。

        

これだけ見事な彩は都内でも有数でしょう、来年もまた来たいものです。。。。。

里山でうどんを・・・

2016-12-06 15:02:38 | 
11月26日の土曜日、相方が親戚の法事で埼玉の霊園に行くことになったので、アタシも付いて行って近場の里山を歩いてきた。



最寄りの駅から里山にむって10分程度歩くと



本格的なイメージの山道になる。

ところどころまばらに雪が残る中

  

杉の人工林の中を登ってゆくと、ピッタシ1時間で山頂に到着



山頂周辺の斜面にはまだ結構しっかりと雪が残っていた。


と、ここで相方から法事が終わってこれから会食の場へ移動するとメールが入った。

まだ法事開始から1時間と経ってはいない。

なんでも今日は法事が目白押しの状態で30分単位での捌きとなっているらしい。

会食の時間を2時間と予想すると、ここから下りが凡そ4~50分、それからゆっくり食事して丁度いい頃合いだと目論んで下山を開始した。



登りと違って下りは

  

落葉が敷き詰められた気持ちの良い径、、、快調に歩くと、やがてトラロープが付いた急坂が現れた。

この里山には3回目なのだが、この急坂の記憶がない。

へえーそうだったのか里山、、、なんて感じで下って40分で下山。



登山道最後にある民家の屋根は、まだ雪がビッシリ。。。


案内従って集落の道を少し上る感じで歩くと



雪が積もる草原の前に「花麦」と言ううどん屋がある。


そこに入って



花麦ぶっかけと言う名前のぶっかけと



揚げたての天ぷらを頼んだ。

ただの「冷ぶっかけ」を食べたかったのだが、これしかないので頼んではみたが、、、、、



しかし、天ぷらは揚げたてを塩で、、、美味であった。


下の街道に面したところに地元の団体が経営する休養村と言う名の小さな道の駅風の場所があるので、そこに寄ってコーヒーとまんじゅうで休憩する。



電話をもらってから1時間50分経過。

駅までの距離を尋ねると4kmほどかと言う返事、歩こうかどうしようかと思案しながらバス停で時間を確認していると、定刻を3分過ぎている、残念と思って顔を上げたところに遅れてバスが入ってきた。

入ってきたんで乗ってしまった。

今朝相方と別れた駅に着いたのが電話から2時間15分後、まだ日差しもあってポカポカしている。

駅の待合に入ってJRのツアーカタログなどを見ながら時間をつぶすが、待てど暮らせど連絡がない。

「一体何時間飯食っているんだ・・・」などと思いつつ電話から2時間45分後やっと終わったと言う電話が。



不味くて中々品物も出てこなくと、相方も「待たせてゴメン!」も言えないくらい不満足。。


まあ、こんな里山ハイクもたまにはいいもんだ。。。。。

2016夏 北海道の旅 小樽へ

2016-12-01 16:08:02 | 2016夏 北海道旅...
翌朝は5時に起きて6時にはキャンプ場を出発した。

台風6号に続いて7号も北海道目指して進んでいるらしい。

そんな状況で太平洋側は欠航のフェリーでも日本害側は動いている。動いていなければ内地から車で来ている人たちは動くまでは待機をしなければならない。

道路のありがたさが身に染みる。



昼過ぎに小樽着。

小樽は曇ってはいたが雨は降ってはいなかった、気温も随分と違うようだ。

小樽の街は爆買い国の人々で溢れていた。

街の設えも、商品までもが観光地の宿命なのか売らんがための街に変貌していてアタシ達には全く魅力のない町となっていた。

食事を済ませてさっさと今日の宿、シェラトンキロロリゾートに向かう。

ここキロロは小樽からは車で3~40分の距離にあるスキーリゾートなのだが、このシーズンも主にアウトドアの遊び方をテーマに客を募集していた。

スキー場からの稜線へのトレッキングや流行りのセグウェイ、リフトによる眺望への誘いなどいろんな遊びを提案しているようだ。

時期的なものなのか、タイミングだったのかはわからないが手ごろな料金で静かな環境と満足できる朝食の提供があり、これだったら毎年帰る前に利用したいと思えた。



翌日10時半、日本海フェリーで小樽を出発、新潟に向かった。

  

積丹半島の神威岬が見えてきた。

30年ほど前、北海道に仕事で来ていたときの8月中旬、地元の仕事仲間と積丹半島に泳ぎに来たことがあった。

泳ぐことについては、それなりに自信もあったアタシだったが、このとき、この海には15分以上は入っていられなかった覚えがある。

しかし、地元の連中は唇を紫色に変えながらも30分以上も入っていて驚いたことがあった。

夏の短い北海道にとって泳げるときは泳ぐんだ、、、と、言われた。



台風の影響による雲の流れを見ながら船は進んでいく。

    




霧多布湿原のノビタキ