malのあっちこっちブログ

山・旅・料理。。。

気ままに、気張らず、、出来ることを、、、

雪の帰り道・・・

2016-02-29 16:13:17 | 
チョー満腹で早々に眠りについたアタシ達でしたが、予報通り夜半過ぎから雨からみぞれに変っていました。

今回は、事前に雪がないとは言え、早春のこの時期はいったん低気圧が通れば大雪になるのは必定、すべてを考慮してスタッドレス、チェーン、スコップ、長靴持参で来てはいますができることなら鼻歌気分で帰りたい。

朝食の時間にはまだみぞれでしたが、食べ終わって戻ってくると雪に変わっていました。

この辺りは海岸ですからそれほど雪の影響は受けにくいけど、内陸に入るとこのあたりでも通年1mの積雪は当たり前、多い年など3mになったこともあるとか・・・


早々に宿を辞して、佐津川に沿って少し南下すると香住道路に乗れる。

そこから小さな峠を二つほど越すのだが、もうこの辺りでは20cmを超える積雪だった。





それでもトンネルを抜けると積雪も少なめとなり





豊岡市内では



こんな状態

車の通行量も多く路面は大丈夫、豊岡からは円山川に沿って和田山まで戻る



この辺りでは



もう雪は山の上の方にだけとなった。



和田山からの播但自動車道は雪に弱いと聞いていたので、北近畿豊岡自動車道で舞鶴若狭自動車道の春日ICに向かう。

こちらは全く雪がなかった。

地元のことは地元に学べ、宿を出たときはほんとに心配した雪だったが豊岡からは安心して走ることができた。

高速道路で、何度か休憩と寄り道をしながら東京への帰途、浜松辺りでは



素晴らしい残照を残して沈んでいったほど空は澄み渡っていた。

ニッポンって、広いのね。。。。。

香住のカニ・・・

2016-02-26 15:43:31 | 
この日、城崎温泉から出石に行って蕎麦を食べ、豊岡に寄って再度鞄を物色してから、山陰本線佐津駅の近くの民宿にカニ三昧の泊まりに行きました。

実はアタシの友人に甲殻類アレルギーの御仁がおりましてね、あまりカニ、カニと声高には言いたくないのですが、

なんでもその御仁も食べ過ぎてアレルギーになったとか聞き及びましたので、まぁいいかと言うことで大満足のカニレポートっす。

そのために、城崎温泉の宿は素泊まりにいたしましたよ。。。




民宿と言っても数年前にリニューアルしたらしく、城崎の旅館よりもはるかに快適でございました。

この時期の日曜日の宿泊でしたが5組ほどのお客様がいらしたので、中々の繁盛とお見受けいたしましたよ。



カニ三昧の料理は部屋食、いいタイミングでお若い仲居さんがサーブしてくれました。

最初



このように並ぶんですよ

まずは



勢子ガニのお通し

続いて



カニのお造り

これは





焼く前の焼きガニ

それから



カニしゃぶ


説明いらずの



天ぷら



しかし、焼きガニの味噌の旨いことったら、、、、、



2時間たっぷり食べつくしました、、、、、いや、相方が最後にギブアップしましたから、食べ尽しはできなかったなぁ・・・・・



後ろ手に手をついて呼吸も荒く放心していると



最後にデザートを運んでくれました。

このデザートだって、気が利いているでしょ、、、アイスクリームとミニシューとフルーツっすよ。



この民宿、朝食にはカニの炊き込みご飯と白いご飯がありましてね、朝食の副菜は白いご飯向きだったので2杯目は白米にしたのですが・・・

食べ終わり部屋で帰り支度をしていると、炊き込みご飯のおにぎりと海苔の瓶詰をお土産に持たせてくれたのです。

中々出来るこっちゃあありませんな、サービスとは何か、を求めている感じがしてまた来たくなりましたよ、遠いけど。。。。。

出石の皿蕎麦・・・

2016-02-25 13:49:00 | 
前夜は、目下裁判で沸騰中の、3年間で100回も通ったとのたまうアノ元兵庫県議 野々村竜太郎(完全に名前負け)が好きだった?城崎温泉に泊まった。

和田山ICから出石は北東方向、豊岡は北西方向になるのだが前日は雨と言うこともあって出石には寄らずに豊岡に行き、カバンストリートでかばん屋さんをショッピングした。

その後、城崎温泉の宿で出石の蕎麦情報も仕入れたのだが、街中であれば大きな差はないでしょうということで、明けて今日 出石に向かった。



まず最初に、ちょっと道を間違えた通り沿いに「五萬国」なる古いがしっかりしたたたずまいの店があったのでそこに入った。



客の95%は皿蕎麦を注文するであろう場所「二人前」と頼めば皿蕎麦が出てくる土地である。

薬味は左からネギ・しょうが・大根おろし・とろろ・卵がつく

そして



一人前が5皿

食べ終われば



こんな感じになる。

これで950円は高いか安いか、、、

蕎麦では滅多に誉めないアタシだが、お代わりしたくなった。

でも一軒で終わるつもりもなかったので次に向かった。



間違えた道筋にあった「五萬国」だったのだが出てみると、城址のすぐ近くで逆に車で動いている者にとっては便利なところだった。

100mほど進むと大手門跡に出てここから延びる通りがメインの大手通り、出石で有名な辰鼓楼と言う櫓もすぐそこにあった。

直線で100mほどもない大手通りだがこの日も小雨にかかわらずかなりの人が出ていた。

この地は蛤御門の変で長州藩の桂小五郎が幕府に追われ一年近くも潜んでいたことでも知られている。

当時、あの幾松も訪ねて来たというのに幕府はわからなかったのだろうか・・・?

今も昔も、、、そこんところはよくわからん。。。



大手通りから曲がったところに「よしむら」と言う



アタシ好みの店があったのでそこに入った。

薬味は似たようなものだから、出石の皿蕎麦として共通なのだろう。


だが、



蕎麦は違った。

こちらの方が細く、のど越しが良い。

でも、五萬国の方が味も香りもよかった。

食べ終わってみれば



ま、残骸は同じか・・・・・



出石の蕎麦はすべて注文を受けてから茹でている。

なんだか大事に作られている感じをこの二軒の蕎麦屋さんからは受けた。


いやあ、出石 侮るなかれ、出石 恐るべし、、、また、食べたいものである。。。。。

立雲峡・・・竹田城を望む

2016-02-24 16:27:27 | 
飛鳥を出て西名阪自動車道から高速に乗り、中国道の福崎ICから播但有料道路の和田山ICに着くと、そこが朝来市和田山町竹田、そうあの竹田城祉のおひざ元です。

折から、ここはもう雨、元々竹田城祉には行くつもりはなく、円山川を挟んだ対岸の立雲峡から眺めるつもりでしたので登山口駐車場まで行くと、

車が数台、下りてきた人たちの足元は泥だらけ。

こんなこともあろうかと、今回の足回りは万全、人間は長靴、車はスタッドレスにチェーンと準備は万端。

足元を気にせずに第一展望台まで登ってゆくと、



運よく対岸に竹田城址が


雲と言うかガスが流れる中で



少なくとも写真撮影の間は見えていてくれました。



アップで

  

晴れているときや、例の雲海の絵も見事なのでしょうが、こうしてガスに煙る竹田城址も風情がよろしい、、、



こんなところから睨まれていては



おちおち街道も通れませんな・・・・


昔の人はすごいことをやったもんです。

それにつけても、アタシのように遺跡や史跡ファンにとっては、明治政府の世紀の悪令、廃城令や廃仏毀釈が残念でなりませんよ。。。。。

甘樫丘・・・飛鳥京

2016-02-23 19:03:32 | 奈良
長い間奈良には通っておりますが、今回初めて飛鳥に泊まりました。

飛鳥京観光協会と言うのがありましてね、行きたい場所の近くの民宿を紹介してくれるんですよ。

今回、アタシたちは甘樫丘の近くということで吉田さん家に泊まったんですがね、出迎えてくれた方が、これまたチョー高齢のご婦人。

通された部屋が二階、これで気を使うなっていう方が無理っていうものでしょ。

着いて、一階から「上がって突き当りの部屋ですから、、、」と言われて荷ほどきしているとお茶菓子をもって上がってきてくれたんですがね、

こっちが気を使っちゃうんで早々に散歩に出かけちゃいました。

戻ってきたら、60代の娘さんが代わりに現れたので一安心、聞けば90歳を超えているとか、、、達者なもんです。


最近か昔からかは知りませんが、明日香村の名物料理は「飛鳥鍋」というものっす。

これって、牛乳鍋なんですよ。。。

いやあな予感が当たって「アレルギーございますか?」って聞かれたときに「あります!」って答える勇気があったら・・・・・

ま、でも、、今日は一杯買い食いしたからいいか、って感じでいただきましたが、次回飛鳥に泊まるときは事前にアレルギーがありますって宿には伝えますな。



ってことで、翌朝日の出前に甘樫丘に登りました。



あいにく今日から下り坂、陽は拝めそうにありません。

眼下に飛鳥寺が



入鹿の首塚も見えています。



大和三山



畝傍山



耳成山



香久山っす。


陽もどんどん上ってきますが



しばらく待っても拝めそうにないので



諦めて、宿に戻って朝食をいただきました。

朝食は品数も多く、3杯は軽く食べられるモノですが、昨日の後遺症で2杯でやめときましたよ。


9時に辞して通りを挟んだ向かいにあった産直に直行、目的は「飛鳥ルビー」



左が450円、右が550円。

色サイズとも東京ではとても買えない代物だけど、昨日立寄りしたイチゴ摘みするところで試食したものに比べると味の濃さが物足りない。

それでも朝採りの新鮮なことは天下一品、水分の多いこと多いこと、豊岡に向かう車中楽しめましたわい。。。。。

ここでもケーキ・・・五條市

2016-02-22 15:47:07 | 奈良
実はひと月ほど前から頭痛が続いてましてね、もともと頭痛持ちではないし頭っていう場所も場所だしってことで70歳の記念に診察を受けて先週MRIを撮り、今日その結果を聞きに行ってきました。

キリがいいので鼻血がよく出る右の鼻や、右側の頸椎が良く張るのでそのあたりも一緒に撮ってもらいました。



結果、医者もうらやむ綺麗な中身だそうです。

鼻は、副鼻腔も問題なし、少し曲がっているところの空間も綺麗、鼻血の原因は乾燥とかアレルギーとか鼻くそ掘りとかが原因じゃない?って感じでした。

頭は、梗塞もなく、「うらやましい!」と医者が申しておりました。

頸椎は、5番目と6番目の椎間板が少し摩耗していて脊髄を多少押しているが、経年劣化の症状でその結果として身長が縮んでくるでしょ?って話だったんで、通算9mmほど縮んでますと答えましたよ。



病院にいると面白いことが結構あります。

今日はアタシの前に座っていた高齢の親子連れのお話。

60代の娘さんが80代のお母さんに向かって

「お茶いる?お茶いる?」と3度ほど訊いていると

「え、ゴミ袋?」とお母さん。

そう言われてみれば何となくイントネーションが似てなくもない。

笑っちゃあ失礼だけど、思わず笑っちゃったんですがナニカ?


やはり、病院は高齢者が多いし、その分耳が遠くなっている方たちも多いので医者も看護師さんも付き添いもみんな大きな声で話しかけます。

これ、中々頓珍漢でマジ可笑しい、、、不謹慎ですが。。。。。




で、話は奈良に戻りますが、

葛城でアイスクリームを食べた後、ちっと物足りないので今度は五條市の新しく造成された団地内にある「DEAR GREEN」と言うケーキ屋さんへ



なかなか、手の込んだ作りのお店で、平日金曜の2時過ぎだというのに有閑マダムが席を占領しておりました。

このあたりになると、マダムたちが乗ってくる車の登録地は8割が和歌山県、確かに紀の川の南はもう和歌山県なんですなぁ・・・

そこでは

  

ガトーショコラと赤いものを頼みました。



旨い不味いよりも盛り付けられたケーキ皿の模様が、、、、、よくなーーいセンスでした。。。。。

法隆寺・・・飛鳥へ

2016-02-21 10:43:58 | 奈良
今回の旅は久しぶりに飛鳥に行って甘樫丘に登ること

と、法隆寺に行って百済観音を観ること。



で、散歩から戻って朝食をとって斑鳩に向かいました。

西院の裏山がどうなっているのかなぁ・・・なんて興味があって裏山に登ってみたんですが、ホントにどんどん山道になりその気にならないといかんなってことで西院に戻り

中院や宝珠院、三経院の間を通って西円堂に登ってから



百済観音がおられる大宝蔵殿に向かったのですが、西院伽藍の券売り場でないと入場券が買えないということで戻ってみると

西院伽藍(五重塔や金堂)、大宝蔵殿、東院(夢殿)を巡る通し券(1500円)だけしか売っておりません。

党院だけは別売で300円で入れるのですが、大宝蔵殿に入るためには、この通し券を買うしかないのです。

法隆寺さん、もう少し融通を利かせてくださいな、、、お願いしますよ。。。。。



しかたなく、

    

美しいフォルムの塀を撮って、駐車場に戻り、無料駐車場と併用しているお店で

  

定番、キツネウドンとカレーライスを注文。



ただでは転ばないアタシたち、気落ちすることなく少し遠回りして葛城の里で甘いものを散策に

  

こんな風情のところで

  

アイスクリームをいただきましたよ。



車がすれ違えない里の細道ですが、なんでも休日には人が並ぶようで。。。

この道、うっかり突っ込んでしまうと方向転換さえもできなくなるのでご用心っす。



最近、こういうめったに人が入り込まないようなところに人気店がありますが、なかなかアタシにはその理由がイマイチ分かりかねますなぁ・・・・・。。。。。

朝の奈良公園・・・喧嘩なし

2016-02-20 12:31:56 | 奈良
翌朝は早朝から春日大社から

  

二月堂へ向かって散歩をしました。



前夜、皆さんは夜更かしをしたようで人影もまばら・・・


数年前には鹿君に喧嘩を売られましたが、今回は鹿君同士が同士討ち。。。



だったら、知ったこっちゃあるまい、と決め込んで



山焼きが終わった若草山を通って二月堂に行きました。

舞台から見る、東大寺や生駒山



大きく成長した良弁杉



お堂にも人影はなく



ロウソクの煙がたなびいていました。





二月堂前の坂を下ってゆくと



春を感じさせる柳や



かわいい若鹿クンがいましたよ。





前夜、開いていた観相窓も閉じて



大仏さんも眠りについておりました。。。。。

奈良でお好み焼き・・・

2016-02-19 15:58:55 | 奈良
以前、奈良にはホントにうまいものを食べさせる店がない、と書きましたが、最近はそれでも色々なところを見つけて旨いところもあることを知りました。

しかし、そういうところは早くから予約でもしていないと中々入れないし、食べることもできません。



今回は、以前定宿に泊まっていたお客さんから、あそこのお好み焼きは旨いよ、って聞いていた市立図書館の隣にある店に入りました。

お好み焼きには苦い思い出が奈良にはあって、数年前、東向中町で入った店が、それはもう不味くて、、、

関西圏で、しかもお好み焼きで、どうしたらあんなに不味く作れるのか逆に聞いてみたくなるほどだったけど、

今回は、お勧めと言うことで安心して入ってみました。



注文は

牛筋と豚玉



これにビールとサラダで満足でしたよ。

でもね、ちと小さいんじゃない?

最初、目の前の鉄板に二つは乗らないだろ?って思ってたけど、乗らないどころか四つくらいは大丈夫そうでしたよ。。。



そんな苦情をですね、部屋にあった



奈良一刀彫の翁に伝えておきましたよ。

春日大社・・・ミラーボール

2016-02-18 15:41:22 | 奈良
奈良公園から春日大社の参道に入ると、、、

いきなり

  

変な提灯とミラーボールのオブジェが出迎えてくれます。

じーーーっと近くで見れば



それなりに手の込んだ創りにはなっているんですが、なぜ参道にこのような形の行灯とミラーボールが回っているのか、、、

その芸術性はアタシには到底理解できませんが・・・


足元を動く



ミラーボールの光を追いかけていると、確実に目が回り、気分が悪くなることは証明されました。

行かれる方はくれぐれも下を見て歩かれないことをお勧めします。



さて、参道の途中の末社の前では奉納の神楽が演じられていました。

偶然ですが、この方たちとは同じ宿でしたよ。

その神楽は

  

荒神祓という名や

  

のんべえ、なんていうものや



参神楽、などという名前が付いた奉納神楽でした。


荒神祓などは巷にある獅子舞と同じように見えるのですが、その動きはゆっくりとした型を重んじるような舞でありました。

観客は、ひとつの演じ物が終わるとおひねりを投げ込みます。

歴史を感じさせる演じ物で、思わず見入ってしまいましたよ。。。



穏やかな夜に包まれた



春日大社の瑠璃絵は



中々に楽しいものでありました。。。



が、できれば、、春日灯篭の明かりにはロウソクの直火が似合うと相方は申しておりましたです。。。。。