日銀券を増刷して日本国を救う村島定行のBlog

①日本は世界最大の債権国、お金がなければ刷りなさい②英語を多用すると次第に馬鹿になる③靖国参拝は日本人の義務だ。

日本の金融緩和は円安誘導!デフレ脱却は無理!大規模な財政出動が必要!

2013年04月20日 | 経済
 日本の金融緩和は円安誘導である。安倍政権も円高デフレからの脱却と言っているではないか。そしてこの金融緩和では円安(国民の貧困化)だけ実現し、デフレからの脱却はできない。
 デフレはお金の使い方が少ないことである。デフレからの脱却を目指すならお金の使い方を増やさなければならない。ところが政府の予算は92兆円で民主党時代より少ないのである。これではデフレ脱却は到底無理だ。
 日銀は異次元的に市場にお金を供給するというが誰もそのお金を使わない。企業はお金は持っているがデフレ下では儲からないので使わないのだ。溢れお金は誰も使わず外国に流れる。
 金余りの市場に金を流しても無駄だ。なぜ政府に金を渡して大規模な財政出動をやらせないのか。これなら確実に内需が盛り上がり、インフレが実現できる。年間120兆円を超える予算を組めばデフレ脱却は確実に出来る。
 財政出動をさけ、金余りの市場に金を流すのは円安誘導である。円安だけ実現し、デフレ脱却は出来ない。2月の物価上昇率はー0.4%で、到底2%の物価上昇率など実現しない。
 それはすぐに実績で明らかになるだろう。
 デフレは内需が縮小して発生した。内需を大きくすることがデフレ脱却のための正攻法である。輸出を増やす必要はない。円安など必要ない。デフレ脱却を目指せば景気が良くなり株が上がり、円も上がる。正しくデフレ脱却が成功すれば景気が良くなり、円高になるのである。
 日本では株高と円安が連動している。これは日本経済が不健康すなわちデフレであることを意味する。日本は世界最大の債権国であり、世界最大の金持ちである。日本が目指すべきは株高と円高が連動する健康体の日本経済である。そのときには1ドル=60円、50円も不思議ではない。
 新興国に脅威を与えるような円安を実現するというのは最悪の状況である。
 輸出に頼るのは他人に頼るのと同じである。貧乏人に頼るということである。日本は金持ちで貧乏人に頼らず日本人(金持ち)に依存して豊かにならなければならない。それは内需に依存して豊かになることである。要は国内でお金を使うことである。日本人のためにお金を使うことである。現在の金融緩和は日銀が刷ったお金が国内で使われず、外国に流れて外国を好景気にするだけである。日本人は不景気のまま円安で貧乏になる。
 日銀のお金の刷り方が少ないから長期間不景気なのだと言われ続けて来た。安倍首相の登場で、異次元的にお金の供給を増やすところまで来た。しかしながら誰もそのお金を使わないのでは国民は救われない。成長戦略の問題ではないのである。使うお金の絶対額が小さいのだ。刷ったお金を確実に使うことだ。政府が率先してそれをやらなければならない。
 国内でお金の必要な事業はいくらでもある。老朽化した基盤、貧弱すぎる防衛力、科学技術研究、資源開発などいくらでもお金は必要だ。お金を外国へ溢れさせるのではなく政府が直接使わなければならない。それが円安(国民の貧困化)を避け、内需に依存して真に世界一の経済を取り戻す道である。
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