日銀券を増刷して日本国を救う村島定行のBlog

①日本は世界最大の債権国、お金がなければ刷りなさい②英語を多用すると次第に馬鹿になる③靖国参拝は日本人の義務だ。

「憲法は国民が政府を縛るためのもの」というトンデモ理論

2013年04月27日 | 政治

最近よく聞く話に「憲法は国民が政府を縛るためのもの」がある。何か胡散臭い。主として左翼から聞くのだが先ず「憲法は国民がきめたものか」という疑問がわく。日本国憲法はよく知られている様に米国が作り日本に押し付けたものである。国民が作ったものではない。そのことを知っていて「憲法は国民が政府を縛るためのもの」と真顔で言う人物について疑いを抱くのは当然であろう。実情を言えば「日本国憲法は米国が日本を縛るためのもの」というのが妥当だ。
 なぜ「憲法は国民が政府を縛るためのもの」としたり顔で言えるのか。
 こんなトンデモ理論は考える者も、そのまま信じる者も頭は相当粗雑である。いつも憲法は国民が決めるとは限らない。サウジアラビアの憲法はサウド家が決めたといえるであろう。日本国憲法は米国が決めた。明治憲法は伊藤博文と井上毅などが中心になって考えたものだが天皇中心の日本の国柄を表したものである。
 憲法は日本人が生きて行くうえでの規範あるいは理想を述べるべきである。日本国憲法の序文は平和を愛する諸国民に依存して国を守ろうと述べており、完全な人任せであり、危険極まりない。その意味で早急に変えるべきである。
 「憲法は国民が政府を縛るためのもの」というのは「政府は悪いことをするものである」という日本的な常識を前提としており、日本人左翼のご都合主義から生まれたトンデモ理論である。
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする