日銀券を増刷して日本国を救う村島定行のBlog

①日本は世界最大の債権国、お金がなければ刷りなさい②英語を多用すると次第に馬鹿になる③靖国参拝は日本人の義務だ。

公的債務を日銀券を増刷して返していけば世界一豊かな日本が出現する

2008年11月13日 | 経済

  ここに「2008年IMF占領」という本がある。典型的な破綻本である。日本の経済のことを知らず、破綻するという噂に便乗して自作の本を売りさばこうという目的で出版された本である。2008年にはどうなったか。日本の円は世界最強の通貨であることが明確になってきている。
 日本は膨大な借金があるが97%は日本国民に対する借金である。また27%は日本の政府機関に対する借金である。毎年30兆円ずつ増え続けるので何とかしなければならないのは自明であるが今のところ名案がない。いよいよになると印刷して返さざるを得なくなる。印刷して返すのはタブーになっているから誰も言い出さないが印刷して返すというのは有力な方法である。大量に一時に印刷するとショックが大きいから時間 をかけて少しづつ印刷して返せば問題はない。IMF占領などありえないのである。

 われわれは米国に大量に貸付を持っている。これは返ってくるときには二束三文になっているというがこれは米国が印刷して返してくることを前提にしている。米国に印刷して返す事を認めておきながら自らは印刷して返す事を考えないのは二重基準である。

 政府も与党も野党も学会もマスコミも財政再建の決め手を持っていない。これでいいという方法を誰も提案できていない。日本の借金は印刷して返す以外にないのである。そうであれば印刷して返す事を財政再建計画に組み入れて実施に移すべきである。

 印刷して返すことにためらいがあるとすれば無作法、非道徳のにおいがあるからであろう。しかし現在、日本は重度のデフレ下にある。印刷してもインフレを起こす心配はない。インフレを起こさない範囲で印刷して返すことが正常で、正しい処方箋なのである。現在がインフレ下にある米国では通貨を印刷するとドル暴落のおそれがあるが円は暴落の心配はまったくないのである。

 1000兆円公的債務を計画的に印刷して返していけば世界一豊かな日本が出現する。

 歳出削減と増税は国を滅ぼす、風詠社、500円、2008年11月 

 

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