ブロードウェイ・オリジナルの「The King and I 王様と私」が、1951年3月29日に始まったのを記念して、Playbill.comで歴代のステージフォトを紹介しています。(写真は、その内の1枚で、2015年4月に開幕した4回目のリバイバルからのもので、王様を演じる渡辺謙さんと、アンナ役のケリ・オハラさんです。)
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ブロードウェイの「王様と私」のオリジナル・プロダクションは、セント・ジェームズ劇場で1951年3月29日に開幕、1954年3月20日に1,246回で閉幕しました。1952年のトニー賞では、作品賞、主演女優賞、助演男優賞、舞台装置デザイン賞、衣装デザイン賞の5部門を受賞しました。オリジナル版で王様を演じたのは、1956年の映画版でも王様を演じたユル・ブリンナーさんで、アンナ役は、イギリス出身のガートルード・ローレンスさんでした。当時すでに50代だったローレンスさんは、本人も自覚がなかったそうですが、ガンを患っていたそうで、気づかぬままに出演を続けたことで様態が悪化し、演技にも支障が出るようになり、休みがちになっていったそうです。1952年8月、マチネの後に倒れた彼女は、そのまま病院に搬送されて入院しましたが、意識不明の状態が続き、3週間後の9月6日に54才で亡くなりました。
その後、1977年5月2日(プレビュー公演は、4/12から24回)から1978年12月30日までユーリス劇場で最初のリバイバルが695回に渡って上演され、王様役は、ブリンナーさん、アンナ役は、コンスタンス・タワーズさんでした。1978年4月11日から4月30日までは、リプレイスメントとしてアンジェラ・ランズベリーさんが、アンナを演じました。
2回目のリバイバルは、1985年1月7日から(プレビュー公演は、1984年12月26日から16回)1985年6月30日まで、ブロードウェイ劇場で191回に渡って上演されました。王様役は、ブリンナーさん、アンナ役は、メアリー・ベス・ペイルさんでした。Playbill.comの記事のトップの写真は、この2人です。1985年のトニー賞では、助演女優賞と監督賞にノミネートされたのですが、受賞は叶いませんでした。またブリンナーさんには、王様役を4,525回演じたことを讃えてトニー賞特別賞が授与されました。
1996年4月11日から(プレビュー公演3/19から27回)1998年2月22日まで、ニール・サイモン劇場で780回上演された3回目のリバイバルでは、これがブロードウェイ・デビューだったルー・ダイアモンド・フィリップスさんが王様を演じ、ドナ・マーフさんがアンナを演じました。1996年のトニー賞では、8部門でノミネートされ、その内、リバイバル作品賞、主演女優賞、舞台装置デザイン賞、衣装デザイン賞の4部門を受賞しました。
そして、2015年4月16日から(プレビュー公演は、3/12から39回)2016年6月26日まで、ヴィヴィアン・ボーモント劇場で499回に渡って上演された4回目のリバイバル版で、王様を演じてブロードウェイ・デビューを果たしたのは、皆さんご存じの通り渡辺謙さんでした。 2015年のトニー賞では、9部門でノミネートされ、その内、リバイバル作品賞、主演女優賞、助演女優賞、衣装デザイン賞の4部門を受賞しました。渡辺さんも主演男優賞にノミネートされていたのですが、残念ながら受賞は叶いませんでした。
渡辺さんが主演された「王様と私」に関するこのブログの記事は、下記からごらんいただけます。
ブロードウェイの「王様と私」が上演期間延長
第69回トニー賞プレスカンファレンスの写真
第69回トニー賞発表!
渡辺さんがブロードウェイの「王様と私」にカムバック
渡辺さんの再主演延期に
渡辺さんの再出演は3/17から
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ブロードウェイの「王様と私」のオリジナル・プロダクションは、セント・ジェームズ劇場で1951年3月29日に開幕、1954年3月20日に1,246回で閉幕しました。1952年のトニー賞では、作品賞、主演女優賞、助演男優賞、舞台装置デザイン賞、衣装デザイン賞の5部門を受賞しました。オリジナル版で王様を演じたのは、1956年の映画版でも王様を演じたユル・ブリンナーさんで、アンナ役は、イギリス出身のガートルード・ローレンスさんでした。当時すでに50代だったローレンスさんは、本人も自覚がなかったそうですが、ガンを患っていたそうで、気づかぬままに出演を続けたことで様態が悪化し、演技にも支障が出るようになり、休みがちになっていったそうです。1952年8月、マチネの後に倒れた彼女は、そのまま病院に搬送されて入院しましたが、意識不明の状態が続き、3週間後の9月6日に54才で亡くなりました。
その後、1977年5月2日(プレビュー公演は、4/12から24回)から1978年12月30日までユーリス劇場で最初のリバイバルが695回に渡って上演され、王様役は、ブリンナーさん、アンナ役は、コンスタンス・タワーズさんでした。1978年4月11日から4月30日までは、リプレイスメントとしてアンジェラ・ランズベリーさんが、アンナを演じました。
2回目のリバイバルは、1985年1月7日から(プレビュー公演は、1984年12月26日から16回)1985年6月30日まで、ブロードウェイ劇場で191回に渡って上演されました。王様役は、ブリンナーさん、アンナ役は、メアリー・ベス・ペイルさんでした。Playbill.comの記事のトップの写真は、この2人です。1985年のトニー賞では、助演女優賞と監督賞にノミネートされたのですが、受賞は叶いませんでした。またブリンナーさんには、王様役を4,525回演じたことを讃えてトニー賞特別賞が授与されました。
1996年4月11日から(プレビュー公演3/19から27回)1998年2月22日まで、ニール・サイモン劇場で780回上演された3回目のリバイバルでは、これがブロードウェイ・デビューだったルー・ダイアモンド・フィリップスさんが王様を演じ、ドナ・マーフさんがアンナを演じました。1996年のトニー賞では、8部門でノミネートされ、その内、リバイバル作品賞、主演女優賞、舞台装置デザイン賞、衣装デザイン賞の4部門を受賞しました。
そして、2015年4月16日から(プレビュー公演は、3/12から39回)2016年6月26日まで、ヴィヴィアン・ボーモント劇場で499回に渡って上演された4回目のリバイバル版で、王様を演じてブロードウェイ・デビューを果たしたのは、皆さんご存じの通り渡辺謙さんでした。 2015年のトニー賞では、9部門でノミネートされ、その内、リバイバル作品賞、主演女優賞、助演女優賞、衣装デザイン賞の4部門を受賞しました。渡辺さんも主演男優賞にノミネートされていたのですが、残念ながら受賞は叶いませんでした。
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