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M for Michael Gruber♪- Mは、マイケル・グルーバーのM~♪

キャッツDVDのマンカストラップ、アメリカの舞台俳優、Michael君のことや、ブロードウェイニュースをお伝えします。

Michael君が出演した劇場 その9 - Majestic Theatre

2007-10-29 00:07:00 | Michael 出演した劇場
Michael君(マイケル・グルーバー)が出演したことのある劇場、第9弾は、Majestic Theatreです。

こちらの劇場では、Michael君は、1996年11月17日に行われたチャリティ・イベント「Angela Lansbury - A Celebration」に、「Me and My Town」のdancer役で出演しました。 このイベントは、Broadway Cares / Equity Fights AIDSの協力のもと、The American Foundation for AIDS Research (AmFAR)主催で開催されました。イベントの詳細については、IBDBでご覧いただけます。

Majestic Theatreは、1927年3月28日にオープンしました。最初の演目は、「Rufus LeMaire's Affairs (1927年3月28日~5月)」というミュージカル(レビュー)でした。
以来、数多くのミュージカル・ドラマを上演してきましたが、近年では、「The Most Happy Fella (1979年10月11日~11月25日)」、「Grease (1980年1月29日~4月13日)」、「Brigadoon (1980年10月16日~1981年2月8日)」、「42nd Street (1981年3月30日~1987年4月5日)」、そして現在もBroadwayのロングラン記録を更新中の「The Phantom of the Opera (1988年1月26日~現在上演中)」等のミュージカルを上演してきました。

こちらの劇場の住所は、247 W. 44th St., New York, NYで、座席数は、1,609席です。最寄の地下鉄駅は、42th Port Authority Bus TerminalかTimes SQ. 42st.です。近くには、Michael君が現在出演中の「A Chorus Line」を上演中のGerald Shoenfeld Theatreをはじめ、「Frost/Nixson」を上演中のJacobs Theatre、「The Lion King」を上演中のMinskoff Theatre、「The Drowsy Chaperone」を上演中のMarquis Theatre、「Spamalot」を上演中のShubert Theatre等があります。

劇場に関する詳細は、IBDBでご覧になれます。また、劇場の外観および客席等の写真は、こちらからご覧いただけます。







Michael君が出演した劇場 その8 - New York City Center

2007-10-20 02:52:58 | Michael 出演した劇場
Michael君(マイケル・グルーバー)が出演したことのある劇場、第8弾は、New York City Centerです。

こちらの劇場では、Michael君は、2007年5月10日から14日まで、「Stairway to Paradise - 50 Years of Revue in Review (Off-Broadway)」にJoeという役で出演、「Stairway To Paradise」、「Mountain Greenery」、「Call Me Mister」、「I Guess I'll Have To Change My Plan」、「I'll Take Manhattan」の5つのナンバーを演じました。
当時、2007年2月23日から6月9日まで、ミネソタ州のチャンハッセンで「Irving Berlin's Easter Parade」に主演していたMichael君は、「Stairway to Paradise」のリハーサルと出演のために、4月30日から5月14日まで「Easter Parade」をお休みしました。

New York City Centerは、回教風の外観をしたユニークな建物で、1923年にthe Ancient Order of the Nobles of the Mystic Shrineのメンバーの集会場として建設されました。 その後、取り壊しを免れてニューヨーク市の所有となり、2,750席を持つ、マンハッタン初のパフォーミング・アート・センターとして生まれ変わり、1943年12月11日にオープンしました。以来、優れた音楽、オペラ、バレエ、演劇を上演してきました。
1970年代半ばには、オペラとバレエがリンカーン・センターに居を移したことから、再び取り壊しの危機にさらされましたが、代表のHoward M. Squadron氏をはじめとする関係者の尽力が実り、ニューヨークのパーフォーミング・アートの生地として、貴重なランドマークに位置づけられ、現在もさまざまな作品の上演を行っています。

City Centerの住所は、130 West 56th Street, New York, New York 10019で、最寄の地下鉄駅は、57th ST.、57th ST.-7 AVです。近くには、カーネギー・ホールがあり、3ブロック北にはセントラル・パークがあります。

New York City Centerのサイトは、こちらからご覧いただけます。

Michael君が出演した劇場 その7 - The Theatre at MSG

2007-10-11 08:11:20 | Michael 出演した劇場
Michael君(マイケル・グルーバー)が出演したことのある劇場、第7弾は、The Theater at Madison Square Gardenです。

こちらの劇場では、Michael君は、1997年5月7日から6月8日まで、「The Wizard of Oz (Off-Broadway)」に、Tinman/Hickory役で出演していました。「The Wizard of Oz」では、メインキャストは、カンザスのシーンとオズの国のシーンの両方に出演するので、全員が2つの役を演じるのですが、Michael君は、カンザスのシーンではヒッコリー役、オズの国のシーンではブリキの木こり役を演じていました。
この作品の振付は、Michael君主演の全ての「Singin' in the Rain」の監督と振付をしていることでもおなじみのJamie Roccoさんでした。また臆病ライオンとZeke役を演じていたのは、Broadwayの「Cats」(オリジナル・カンパニー)と、Michael君も出演している「Cats」のDVDでオールド・デュタロノミーを演じていたケン・ペイジさんでした。

この劇場は、NBAのニューヨーク・ニックスのホームアリーナとしても有名なマディソン・スクエア・ガーデンの中にあります。マディソン・スクエア・ガーデンは、1870年頃に、Gilmore's Gardenとしてオープンしました。当時の所在地は、22 E. 27th St. (Madison Ave), New York, NYでした。その後、1880年にMadison Square Gardenと改名、1890年に再びGarden Theatreと改名しました。1925年に取り壊されて、Eighth Ave & 50th Street, New Yorkに移転され、名称もMadison Square Gardenと改められましたが、1968年に取り壊されて、現在の場所に移転しました。
現在の住所は、Eighth Ave. & 33rd St., New York, NYで、7thアベニューと8thアベニューの間、31stストリートと33rdストリートの間にあり、ペンシルヴァニア駅に隣接しています。最寄の地下鉄駅は、34 st. Penn Stationで、近くには、エンパイア・ステート・ビルディング、メイシーズ、マンハッタン・モール、中央郵便局等があります。

マディソン・スクエア・ガーデンのサイトは、こちらからどうぞ。

Michael君が出演した劇場 その6 - Broadway Theatre

2007-10-08 10:52:46 | Michael 出演した劇場
Michael君(マイケル・グルーバー)が出演したことのある劇場、第6弾は、BroadwayのBroadway Theatreです。

こちらの劇場では、Michael君は、「Miss Saigon」にオリジナル・カンパニーの一員として、1991年4月から約3年程の間、時おり別の作品に出演するためにステージを離れてはまた戻り・・・という形で、「Marine(海兵隊員)」、「Dragon acrobat」、「アンサンブル」役で出演していました。

この劇場は、1924年12月25日に、B.S. Moss's Colony Theatreとしてオープンしました。何度も名称が変わった劇場で、1926年2月7日には、Universal's Colony Theatre という名称に変わりました。当初は、ボードビルや映画を上演する劇場でした。
その後、1930年12月8日に本格的な劇場に改築され、B.S. Moss's Broadway Theatreという名称になり、コール・ポーター作詞作曲によるミュージカル「The New Yorkers」が改築後の最初の演目でした。以降、1932年9月27日にEarl Carroll's Broadway Theatreと改名、同年12月26日にはボードビル・ハウスとしてBroadway Theatreと改名、1935年にはイタリア映画を上演する映画館となり、Cine Romaと改名されました。そして、1939年にBroadway Theatreとして、ディズニーの「ファンタジア」のプレミア上演を行いました。1939年、1956年、1986年に改築が行われ、広いステージと客席を持つようになり、多くのミュージカルを上演する人気の高い劇場として知られるようになりました。
近年上演されたミュージカルとしては、「The Wiz (1977年5月25日~1979年1月28日)」、「Evita (1979年9月25日~1983年6月26日)」、「The King and I (1985年1月7日~6月30日)」、「Les Misérables (1987年3月12日~1990年10月14日)」、Michael君が出演していた「Miss Saigon (1991年4月11日~2001年1月28日)」、「Bombay Dreams (2004年4月29日~2005年1月1日)」、そして現在上演中の「The Color Purple (2005年12月1日~)」等があります。

こちらの劇場、住所は1681 Broadway (W. 53rd St.), New York, NYで、座席数は1761席です。地下鉄の最寄駅は、7 Ave.か50 St.です。近くには、Winter Garden Theatre、Ambassador Theatre、George Gershwin Theatre、Neil Simon Theatre等があります。

劇場に関する詳細は、IBDBでご覧になれます。また、劇場の外観および客席等の写真は、こちらからご覧いただけます。





Michael君が出演した劇場 その5 - St. James Theatre

2007-09-27 02:24:05 | Michael 出演した劇場
Michael君(マイケル・グルーバー)が出演したことのある劇場、第5弾は、BroadwayのSt. James Theatreです。

こちらの劇場では、Michael君は、「Swing!」にオリジナル・カンパニーの一員として、1999年12月9日から2000年7月まで出演していました。この時の演技で、Michael君は、残念ながら受賞は逃したものの、FANY Awardの「Best Individual Performance」部門にノミネートされました。

この劇場は、1927年9月26日にErlanger's Theatreとしてオープンしました。最初の上演作品は、「The Merry Malones」というミュージカルでした。その後、1932年に現在のSt. James Theatreという名称に改められました。
オープン当初から数多くのミュージカル・ドラマを上演してきたこちらの劇場、近年では、「42nd Street (1987年4月7日~1989年1月8日)」、「Gypsy (1989年11月16日~1991年1月6日)」、「The Secret Garden (1991年4月25日~1993年1月3日)」、「The Who's Tommy (1993年4月22日~1995年6月17日)」、Michael君が出演していた「Swing! (1999年12月9日~2001年1月14日)」、「The Producers (2001年4月19日~2007年4月22日)」、そして今年(2007)の11月1日から始まる「Dr. Seuss' How the Grinch Stole Christmas!」等のミュージカルを上演しています。

Michael君が出演中のリバイバル版「A Chorus Line」を上演中のGerald Shoenfeld Theatreの近くにある、こちらの劇場、住所は246 W. 44th St., New York, NYで、座席数は1,710席です。地下鉄の最寄駅は、42th Port Authority Bus TerminalかTimes SQ. 42st.です。

劇場に関する詳細は、IBDBでご覧になれます。また、劇場の外観の写真は、こちらからご覧いただけます。




Michael君が出演した劇場 その4 - Al Hirschfeld Theatre

2007-09-18 00:09:17 | Michael 出演した劇場
Michael君(マイケル・グルーバー)が出演したことのある劇場、第4弾は、BroadwayのAl Hirschfeld Theatreです。

Michael君は、この劇場では、1999年11月18日から2001年12月30日まで上演されていた「Kiss Me, Kate」に、Hortensio役とアンサンブルのリプレイスメントとして2001年4月11日から10月7日まで出演していました。 当時の劇場名は、Martin Beck Theatreでした。
この「Kiss Me, Kate」、オリジナル・カンパニーとして、Bill Calhoun / Lucentio役で2001年8月19日まで出演していたのは、何と、現在、ザック役で「A Chorus Line」に主演中のMichael Berresseさんだったんです~! 現在、リバイバル版「A Chorus Line」で共演中のMichaelさんとMichael君、Broadwayでの共演は、「Kiss Me, Kate」に次いで、2回目だったんですね~。
また、Michael君が出演していた当時、2001年9月11日にNYで同時多発テロが発生して、NYは大打撃を受けました。Broadwayでも観客が来ない状態が続き、「Kiss Me, Kate」も9月23日で打ち切られることになったのですが、出演者とスタッフは、公演を続けるために、自ら25%のサラリーカットを申し出たのだそうです。出演者の皆さんは、さらに自分達のサラリーの25%を使って、この公演の2週間分のチケットを買い、テロ後の復興支援を行っていたBroadway Caresに寄付したのだそうです。

Al Hirschfeld Theatreは、1924年11月11日にMartin Beck Theatreとしてオープンし、2003年6月21日に現在の名称に変更されました。最初の上演作品は、「Madame Pompadour (1924年11月11日~1925年1月17日)」というミュージカルでした。当初からミュージカルとドラマの両方を上演する劇場で、映画ではジーン・ケリーとフランク・シナトラが共演した「On The Town (踊る大紐育)」を1945年7月30日から1946年2月2日まで上演していました。
近年では、「Into the Woods (1987年11月5日~1989年9月3日)」、「Guys and Dolls (1992年4月14日~1995年1月8日)」、「The Sound of Music (1998年3月12日~1999年6月20日)」、Michael君が出演していた「Kiss Me, Kate (1999年11月18日~2001年12月30日)」、「Man of La Mancha (2002年12月5日~2003年8月31日)」、「Sweet Charity (2005年5月4日~12月/31日)」、「The Wedding Singer (2006年4月27日~12月31日)」、そして現在も上演中の「Curtains (2007年3月22日~)」等が上演されています。

この劇場も、Michael君が出演中のリバイバル版「A Chorus Line」を上演しているGerald Schoenfeld Theatreの近くにあり、座席数は、1,437席です。住所は、302 W. 45th St., New York, NYで、地下鉄の最寄駅は、42th Port Authority Bus TerminalかTimes SQ. 42st.です。

劇場に関する詳細は、IBDBでご覧になれます。また、劇場の外観および客席等の写真は、こちらからご覧いただけます。




Michael君が出演した劇場 その3 - Winter Garden Theatre

2007-09-14 00:07:48 | Michael 出演した劇場
Michael君(マイケル・グルーバー)が出演したことのある劇場、第3弾は、BroadwayのWinter Garden Theatreです。

こちらの劇場でのMichael君の出演作は、言わずと知れた「Cats」です~!Michael君は、Munkustrap役で、1996年の6月に初めて出演して以来、途中、他の作品に出るために、時には数ヶ月以上も「Cats」のステージを離れては、また戻りを繰り返して、1999年の9月まで出演していました。 Michael君は、1990年4月28日に彼自身がファイナル・カンパニーの一員として出演していた「A Chorus Line」が打ち立てた6,137回というロングラン記録を、「Cats」が塗り替えた1997年6月19日の晩も、そのステージにマンカストラップとして立っていたんです~。

この劇場は、1911年3月10日にオープンしました。2002年5月に、Cadillac Winter Garden Theatreと改名されましたが、2007年1月に再びWinter Garden Theatreに名前を戻しました。最初の上演作品は、「Bow Sing」、「La Belle Paree」、「Tortajada and Her Sixteen Moorish Dancing Girls in a Spanish Ballet」の3本立てでした。

オープン当初以来ずっとバレエ、ミュージカル、レビュー等を中心に公演を行っており、1918年7月25日から11月9日まで上演された「The Passing Show of 1918」というミュージカル(レビュー)には、当時、実の姉のアデルとペアを組んでいたフレッド・アステアが、姉のアデルと一緒に出演していました。
1950年代からドラマ作品を上演するようになりましたが、それでも、ミュージカルの上演の方が多く、「Cats (1982年10月7日~2000年9月10日)」をはじめ、「Follies (1971年4月4日~1972年7月1日)」、「Gypsy (1974年9月23日~1975年1月4日)」、「Fiddler on the Roof (1976年12月28日~1977年5月21日)」、「42nd Street (1980年8月25日~1981年3月29日)」等の有名なミュージカルを上演しており、現在は、2001年10月18日からロングラン中の「Mamma Mia!」を上演しています。

ロックフェラー・センターに程近い、こちらの劇場は、7thストリートとブロードウェイの間にあり、客席数は1,498席で、住所は、 1634 Broadway (At W. 50th St.), New York, NYです。地下鉄の最寄り駅は、49 St.か、50 St.になります。
近くには、Broadway TheatreやAmbassador Theatre、George Gershwin Theatre、Neil Simon Theatre等があります。

劇場に関する詳細は、IBDBでご覧になれます。写真の下の「View more images」をクリックすると、劇場の外観および客席等の写真をご覧いただけます。「Cats」が6,138回目のショーを行って「A Chorus Line」の持っていたロングラン記録を塗り替えた1997年6月19日の晩の劇場の写真も、ご覧いただけます~。

Michael君が出演した劇場 その2 - Shubert Theatre

2007-09-12 00:27:54 | Michael 出演した劇場
Michael君(マイケル・グルーバー)が出演したことのある劇場、第2弾は、BroadwayのShubert Theatreです~!

Michael君は、この劇場で、彼のBroadwayデビューであるオリジナル版「A Chorus Line」に、1989年1月からラストショーの1990年4月28日まで、ソロナンバーのあるマイク・コスタ役で出演しました~! 皆さん、ご存知の通り、Michael君は、オリジナル版のファイナル・カンパニーです~♪ そして、現時点で、唯一、Broadwayの「A Chorus Line」のオリジナル版とリバイバル版両方に出演した俳優さんです。

Shubert Theatreは、1913年9月29日にオープンしました。最初に上演されたのは、シェークスピアの「オセロ (1913年9月29日~12月29日)」でした。
翌年には、すでにオリジナルのミュージカルが上演されており、1933年1月16日から7月1日まで上演されたコール・ポーター作の「Gay Divorce」には、あのダンスの神様、フレッド・アステアが主演していました。 また1941年9月1日から10月21日まで上演された「Pal Joey」には、ジーン・ケリーが主演していました。
近年上演されたミュージカルは、「Big (1996年4月28日~10月13日)」、「Chicago (1997年2月11日~2003年1月26日」、「Gypsy (2003年5月1日~2004年5月30日)」、そして現在も上演中の「Spamalot (2005年3月17日~)」です。

タイムズスクエアの近くにあるこちらの劇場、座席数は1,468席で、住所は、225 W. 44th St., New York, NYです。地下鉄の最寄駅は、42th Port Authority Bus TerminalかTimes SQ. 42st.です。
近くには、Michael君が出演中のリバイバル版「A Chorus Line」を上演中のGerald Shoenfeld Theatreもあります。

劇場に関する詳細は、IBDBでご覧になれます。また、劇場の外観および客席等の写真は、こちらからご覧いただけます。


Michael君が出演した劇場 その1 - Gerald Schoenfeld Theatre

2007-09-10 02:28:19 | Michael 出演した劇場
Michael君(マイケル・グルーバー)が出演したことのある劇場をご紹介しようと思います。第1弾は、BroadwayのGerarld Schoenfeld Theatreです。

Michael君の出演作は、現在上演中の「A Chorus Line」で、Michael君はリプレイスメントとして、今年(2007年)の7月24日から出演、現在もグレッグ役と主演のザックの代役を兼任しながら出演中です。

こちらの劇場は、2005年5月9日に現在のGerald Schoenfeld Theatreという名称に変更されました。それ以前は、Plymouth Theatreという名前で、1917年10月10日にオープンしました。最初に上演されたのは、「A Successful Calamity」という作品でした。

初期の頃には、イブセン作「人形の家」等のドラマ、「ハムレット」、「マクベス」、「お気に召すまま」、「リチャードⅢ世」といったシェークスピアもの等を上演していました。1920年代に入って、オリジナル作品やコメディ等も多く上演されるようになり、1940年代頃から、少しずつレビュースタイルのミュージカルが上演されるようになりました。
近年上演されたミュージカルでは、「Jekyll & Hyde (1997年4月28日~2001年1月7日)」、 「Taboo (2003年11月13日~2004年2月8日)」、 「Brooklyn (2004年10月21日~2005年6月26日)」、 「Chita Rivera: The Dancer's Life (2005年12月11日~2006年2月19日)」、 そして2006年10月5日にグランド・オープンして現在も上演中の「A Chorus Line」等があります。

タイムズスクエアの近くにあるこちらの劇場、客席数は1,093席で、住所は、236 W. 45th St., New York, NYです。地下鉄の駅だと、42th Port Authority Bus TerminalかTimes SQ. 42st.が最寄駅です。
こちらの劇場は、オーケストラ・ピットがステージの下にあるため、ステージと客席の距離が大変近いです。俳優さんを間近で見たいという方はともかく、普通にお芝居を楽しみたいという方には、前のほうの数列は、あまりにステージに近すぎて見づらいかも知れません。
近くには、「The Phantom of the Opera」を上演中のMajestic Theatre、「Frost/Nixson」を上演中のJacobs Theatre、「The Lion King」を上演中のMinskoff Theatre、「The Drowsy Chaperone」を上演中のMarquis Theatre、「Spamalot」を上演中のShubert Theatre等があります。またMichael君も出演したことがある、有名なジャズクラブ「Birdland」も、すぐ近くにあります。

劇場に関する詳細は、IBDBでご覧になれます。また、劇場の外観および客席等の写真は、こちらからご覧いただけます。






Michael君 こぼれ話 The 5th Avenue theatre 編

2005-02-05 09:36:30 | Michael 出演した劇場
今回(2005年)、2月12日からMichael君(マイケル・グルーバー)が「Singin' in the Rain」のドン・ロックウッド役を演じるシアトルのThe 5th Avenue theatre (フィフス・アベニュー劇場)。 実は、Michael君がこちらの劇場に出演するのは、これが初めてではないんです。 2000年にも出演していたんですよ。 (写真は、2000年の時のMichael君と共演者のDee Hotyさんです。)

Michael君は、2000年11月26日から12月17日までこちらの劇場で、 ナズが昨年の夏にカナダで見たのと同じ「Anything Goes」に出演していました。 役も、カナダの時と同じ Billy Crocker(ビリー・クロッカー)でした。 劇場のサイトは、こちらからご覧いただけます。 Michael君のサイトの「Anything Goes (2000)」のページは、こちらからご覧いただけます♪

こちらの劇場は、1926年にボードビル・ショーを上演する劇場としてオープンしました。 このブログの「チケットの買い方」の記事でも紹介しましたが、紫禁城・天寧寺・頤和園という中国を代表する建造物をモチーフにしてデザインされた劇場で、特に、紫禁城の公式謁見室にある丸天井をオリジナルの2倍の大きさで再現した天井のデザインは高い評価を受けているそうです。

この時、上演された「Anything Goes」(あらすじについては、このブログの以前の記事「Anyghing Goes in Stratford」をご参照下さい。 )、 上の写真に写っているDee Hotyさんが、リノ・スウィーニーを演じました。 彼女は、アメリカではとても有名なBroadwayでも高い評価を得ている女優さんで、多くの舞台・テレビに出演しています。

この「Anything Goes」というミュージカルは、かの有名な作曲家コール・ポーター(Cole Porter)の作曲・作詞です。 1934年11月21日に、Broadwayの大名女優 エセル・マーマン主演で初演された、軽快で楽しいミュージカル・コメディです。
1954年には、エセル・マーマンとフランク・シナトラの共演で、1時間の短縮版として、テレビ化されたこともあります。 また1962年にはオフの小劇場で再演され、1987年にリンカーン・センターで再演された時には、トニー賞の助演男優賞、振付賞、リバイバル賞を獲得しました。

初演版では、本当はラストで船が沈没するというストーリーになっていたのですが、 開幕前の1934年9月にモーロ・キャッスル号という客船が、死者134名という悲惨な海難事故を起こしたため、急遽シナリオが書き換えられたのだそうです。