M for Michael Gruber♪- Mは、マイケル・グルーバーのM~♪

キャッツDVDのマンカストラップ、アメリカの舞台俳優、Michael君のことや、ブロードウェイニュースをお伝えします。

Michael君 ターゲット・フィールドで国歌斉唱

2017-07-05 00:02:21 | Michael 16 Sweet Land他
現地時間の7月3日、地元球団ミネソタ・ツインズの試合で、Michael君(マイケル・グルーバー)達「Grease」のキャストが、国歌を歌ったそうです。 (写真は、チャンハッセン・ディナー・シアターズ〔CDT〕がFacebookで紹介したキャストの写真です。前列向かって左端、中腰で赤いスニーカーを履いているのがMichael君です。)

ミネソタ州ミネアポリスにあるターゲット・フィールドは、地元球団のミネソタ・ツインズの本拠地です。ここで、現地時間の7月3日に開催されたロサンゼルス・エンジェルスとの試合前に、CDTで上演中の「Grease」のキャストが、国歌を斉唱しました!CDTのFacebookの写真は、こちらからごらんいただけます。劇場のサイトの「Grease」のページは、こちらからどうぞ。

ツインズのゲームでCDTのキャストが国歌斉唱をするのは、よくあることで、Michael君も、2013年8月にも、当時出演していた「Joseph」のキャストとして、国歌斉唱をしました。その時の記事は、こちらからごらんいただけます。

国歌斉唱のあとは、時間のあるキャストは、ビールを飲んだり、ホットドックやアイスクリームを食べたりしながら、試合観戦を楽しんだそうです♪


「Minnesota Theater Love」に「All Is Calm」のレビュー

2016-12-20 00:00:44 | Michael 16 Sweet Land他
「Minnesota Theater Love」というブログで、現地時間の12月18日まで上演していたMichael君(マイケル・グルーバー)出演の「All Is Calm: The Christmas Truce of 1914」のレビューを掲載しています。(写真は、記事の中で使われているもので、向かって右から2人目がMichael君です。)

ブログの記事は、こちらからどうぞ。以下は、訳になります。


今年も、観劇ファンの友人の皆さんのために、多くのホリデー・ショーが上演されているが、お約束しよう。

Theater Latte Daのパンテージス劇場で上演されるこの「All Is Calm: The Christmas Truce of 1914」ほど、皆さんを感動させ、素晴らしい音楽と歌声を楽しめるショーは、他にはないと。

幕が上がった暗いステージの上、霧の中に、「Will Ye Go to Flanders?」を歌う12人のキャストの姿が次第に浮かび上がる。

息を飲むような70分の間に、戦場の緩衝地帯で、イギリス軍とドイツ軍の兵士がサッカーをしたり、写真を撮ったり、住所を交換したり、戦死した兵士を弔ったりするという物語が繰り広げられ、そして、彼らの歌声が響き渡った。

作者であり、監督も務めたピーター・ローススティーンは、昼も夜も、敵からわずか数メートルしか離れていない塹壕の中で、銃を撃ち合い、仲間を亡くし続けている男達が、心を躍らせながら戦いをやめるという経験の本質を描くために、登場人物の第一次世界大戦の兵士や士官達に台詞を与えた。

ミュージカル・アレンジメントの担当は、エリック・リヒトとティモシー・タカチで、とても素晴らしい出来映えである。70分間にいくつもの素晴らしいナンバーがあり、多くがリヒトのアレンジだ。フランス語、フラマン語、英語、ドイツ語、スコットランド語等の歌や賛美歌が重なり合い、混ざり合う中、当時の軍歌やポップス等も取り入れられ、複雑かつ華麗な歌声を堪能させてくれた。

「All Is Calm」は、最初は、数人の俳優による、いくつかの主旋律の歌声とナレーションだけで始まった。昨年、キャストにナレーションと台詞の両方を話させ、美しくアレンジされた歌をオーケストラ抜きで歌わせるという、新バージョンが上演された。

歌と物語が融合した新しい形は、このショーを完全に新しいレベルに変化させた。筆者は、2007年の12月にこのショーを見て素晴らしいと思ったが、昨年見たこの新バージョンには感動を覚えた。

新バージョンの演出は、歌声の芸術性に焦点を合わせる代わりに、作品に現実感と緊張感を与え、より感動的にしている。またミュージカル化したことで、個々の声が聞こえるようになり、それらの声が調和した時、素晴らしい効果が生まれる。

キャストについて話そう。

12人の兵士や士官達を、誠実にリアルに演じている12人の俳優/シンガーは、キャラクター(そしてアクセントも)を、いかにもたやすく演じ分けているように見えた。12人のうち11人までは、昨年も出演したメンバーが再出演しており、いつもは、ミネソタ・オペラ「The Magic Flute」等のオペラのステージでその見事なバリトンを披露しているアンドリュー・ウィルコースクが、今回、新たに加わった。

その他にも、エヴァン・ライラー・ウィルソンが、「The First Noel」で天与の美しいテナーを披露していて、彼が歌っている間、筆者は、自分が息をしていたかどうか覚えていないくらいだった。マイケル・グルーバーは、自身の演じるキャラクターに素晴らしい魅力を与えていたし(しかもステキなキルトを身につけて)、ブランドン・グリムズの情熱的な演技も見所の一つだし、マックス・ウォイタノウィッツは、いつも通りユーモアとシニカルさを加えていた。

12人のパフォーマー全員が素晴らしかった。それぞれの声を聞き分けるのが楽しかったし、彼らの歌声が見事に調和するのを聞いてワクワクした。各人に向けて大声で言おう:ポール・R・コート、ベンジャミン・ダッチャー、ブライアン・フラティガー、ベン・ジョンソン、ライリー・マクナット、ジェームズ・ラムレット、ブライアン・ウェルズ。

幸運なことに、終演後にトークショー(ポール・R・コートによる、素晴らしく穏やかな)のある公演を見ることができ、ドイツ軍や連合軍の上層部による弾圧があったことや、作中に登場する兵士達のほとんどとまでいかなくても、その多くが戦場から戻ることはなかったという冷酷な現実等、さらなる真実を知ることができた。17日のマチネの後にもトークショーがあるが、ローススティーンの念入りなリサーチや作品の要素と深く結びついた俳優の演技を見て知識を得ることができるという価値のある時間になるに違いない。

プログラムのピーター・ローススティーンによるディレクターズ・ノートより
「劇場での仕事を愛する理由の一つは、映画やテレビと違って一方通行じゃないことです。物語を仕上げるためには、観客の想像力が必要なのです。さて、ここに卓越した俳優達による台詞と歌があります。物語を仕上げるのに、戦争に人間の仮面をつける・・・それは、あなた次第です。歴史を変えてきた何千もの人々に感謝します。あなたの物語を、我々が正しいものにできますように。」

この素晴らしいショーを見に行ってほしい。現代の世界の在り方の完璧な解毒剤になるはずだ。そして、とても恐ろしく思えたとしても、常に美と芸術は存在するのだということを思い起こさせてくれるだろう。

*追記:私の妹に、トレバー・ボウエンによる衣装にとても感心したと付け加えてほしいと頼まれた。手で巻き上げたゲートルを含め、実に真に迫っていた!

Michael君出演の「All Is Calm」いよいよ開幕

2016-12-15 00:01:02 | Michael 16 Sweet Land他
Michael君(マイケル・グルーバー)出演の「All Is Calm: The Christmas Truce of 1914」が、現地時間の今日、12月15日、ミネアポリスのパンテージス劇場で開幕します。(写真は、プロダクションフォトの1枚で、中央で右肩に荷物をかけているのが、Michael君です。


Theater Latte Da内のパンテージズ劇場での本公演に先駆けて、11月28日から12月8日までテキサス州、ウィスコンシン州、ミネソタ州でツアーも行われていた「All Is Calm」、いよいよ本日、本公演が開幕します。上演回数は、15日(木) 19:30~、16日(金) 19:30~、17日(土) 14:00~/19:30~、18日(日) 13:00~/18:30~ の合計6回の予定です。また、15日のショーと17日のマチネの上演終了後には、トークショーが開催されるそうです。

劇場のサイトは、こちらからどうぞ。またTheater Late DaのFacebookはこちらから、パンテージス劇場のFacebookはこちらからごらん下さい。

今回の彼のお仕事についてお伝えした記事は、こちらからお読みいただけます。Break a leg, Michael!!

All Is Calmツアーの日程

2016-12-07 10:47:22 | Michael 16 Sweet Land他
Theater Latte Daのサイトのツアーのページが、ようやく更新されました~!(写真は、作品のポスターです。9人の出演者の顔が並んでいますが、向かって右下がMichael君〔マイケル・グルーバー〕、右上がマックス・ウォイタノウィッツさんです。)

劇場のサイトのツアーのページは、こちらからどうぞ。(他の作品もそうですが、公演期間終了後は、見られなくなってしまうと思いますので、ご了承下さい。)

最初からの日程ではなく、今後の日程のみなのですが、下記の通りです。

12月7日(水) 19:30~
アレクサンドリア高校 パフォーミングアーツ・センター
(ミネソタ州アレクサンドリア)
劇場のサイトは、こちらからどうぞ。

12月8日(木) 19:30~
シャタックーセント・メアリーズ学校-ニューホール・オーデトリアム
(ミネソタ州ファリボールト)
劇場のサイトは、こちらからどうぞ。


このあと、12月15日から、パンテージス劇場での公演が始まります。劇場のサイトは、こちらからごらんいただけます。

今回の公演は、Michael君にとっては、昨年の初出演に続いて2度目の出演ですし、彼が共同経営者で常駐作曲者でもある「The Catalysts」で一緒に活動しているウォイタノウィッツさんをはじめ、昨年共演した気心の知れた仲間達が一緒のようで、楽しいお仕事になっているようです♪ よかった、よかった!




Michael君の出演のお仕事 – All Is Calm: The Christmas Truce of 1914

2016-12-05 13:25:36 | Michael 16 Sweet Land他
Michael君(マイケル・グルーバー)の次の出演のお仕事は、昨年(2015)のホリデー・シーズンにも出演した「All Is Calm: The Christmas Truce of 1914」です。(写真は、昨年のステージフォトです。向かって右から2番目、すっくと立っているのがMichael君です。)

Theater Latte Da内のパンテージズ劇場で、12月15日から18日まで、全部で6回(17日と18日がマチネとイブニング)上演されます。作品のサイトは、こちらからどうぞ。

また昨年同様、先行ツアーも行われているのですが、劇場のツアー公演のサイトが全く更新されていないので、詳細がわからない状態です。 Michael君と共演中のマックス・ウォイタノウィッツさんがFacebookで紹介してくれている情報によりますと、先月(11月)の28日からテキサス州カレッジステーションのテキサスA&M大学内のラダー劇場で初日を迎えたそうで、翌29日にはテキサス州リチャードソンのヒル・パフォーマンス・ホール、12月2日にはミネソタ州ビッグフォッグのエッジ・センター・フォー・ジ・アーツで、12月3日にはミネソタ州チゾムのチゾム高校オーディトリアムで、そして12月4日には、ウィスコンシン州グレンウッドシティのホーリークロス・ルター教会で公演したそうです。昨年は、ミネソタ州とウィスコンシン州で、9カ所をツアーしたので、今年も、まだ数カ所でツアー公演が行われるのではないでしょうか。

この作品は、実際に第一次世界大戦中、連合軍とドイツ軍の間で交わされた、まさに奇跡のようなクリスマスの停戦をもとに描かれており、12人の出演者が、この感動的な奇跡のクリスマスをステージに再現してくれる心温まる作品で、ホリデー・シーズンの新しいトレンドとして注目を集めているとのことです。作品の詳細は、昨年の公演を紹介した記事に詳しく書いてありますので、下記からごらん下さい。

次のお仕事は実話に基づいた「All Is Calm」
劇場のFBにキャストのセルフィ
劇場のサイトでステージフォト紹介
YouTubeに作品のトレーラー


また来年の1月23日には、Michael君の地元、ミネソタ州ミネアポリスにある「Troubadour Wine Bar」で、Michael君の作った歌のライヴが行われるそうです!このトルバドゥール(フランス語で吟遊詩人)ワイン・バーは、ワインのテイスティングをしながらライヴ・ミュージックを楽しむカフェだそうです。お店のサイトは、こちらからごらんいただけます。Facebookは、こちらからどうぞ。

Michael君が一晩だけのミュージカル・リーディングに出演!

2016-08-25 00:00:53 | Michael 16 Sweet Land他
8月22日に、ミネソタ州セントポールのThe Cabaret at Camp Barで開催された新作ミュージカル「Chess チェス」のリーディングパフォーマンスに、Michael君(マイケル・グルーバー)が出演しました~!(写真は、キャストの皆さんです。Michael君は、最前列、向かって右側です。ちなみに最前列の左側は、チャンハッセン・ディナー・シアターズの「ジーザスクライスト・スーパースター」でジーザスを演じていたベン・ベイケンさんです。)

告知に気づくのが遅れて、お知らせが後先になってしまったんですが、8月22日の夜7時から、ミネアポリスの隣町、ミネソタ州の州都セントポールのThe Cabaret at Camp Barで、Second Fiddle ProductionsのAn all new Musical Reading Seriesうちの1作 として開催された「Chess チェス」に、Michael君が出演しました~!

「チェス」は、リチャード・ネルソンさん脚本、ティム・ライスさん作詞、元アバのビョルン・ウルバースさんとベニー・アンダーソンさん作曲によるミュージカルで、チェスの世界チャンピオン大会の2人の出場者と、その内の1人のマネージャーの女性の3人の三角関係を描いています。
リーディングということで、下記が会場の写真なんですが、チェステーブルを囲むように壁際に椅子が並べられていて、キャストは、この椅子に座って、台本を持ちながらリーディングでパフォーマンスするようです。



キャストの皆さんは、以下の通りです。

BEN BAKKENさん:FREDERICK - THE AMERICAN
JOHN BRINKさん:ANTOLY - THE RUSSIAN
RUTHIE BAKERさん:FLORENCE
JAMES RODRÍGUEZさん:WALTER
JIM RAMLETさん:MOLOKOV
MICHAEL GRUBERさん:THE ARBITER(裁定人)
ZOE PAPPASさん:SVETLANA
アンサンブルキャスト:MATHIAS ANDERSONさん、BEN SCHRADEさん、DANIEL GRECOさん、ELENA GLASSさん、MOLLY JO HALLさん、MOLLIE FISCHERさん


劇場のサイトは、こちらからごらんいただけます。画面の上のほうにある「Who’s Who」をクリックすると、各作品のキャストスタッフ一覧が見られます。
また、Second Fiddle ProductionsのFacebookでは、「Chess」関連の写真を紹介していますので、それは、こちらからどうぞ。

今回はリーディングパフォーマンスでしたが、やがては、本来の歌って踊るミュージカルとして上演される日が来るのでしょうね~。楽しみですね~!

Michael君の新しいヘッドショット

2016-07-06 12:00:12 | Michael 16 Sweet Land他
Michael君(マイケル・グルーバー)が出演中のガスリー劇場のサイトで、彼の新しいヘッドショットを紹介していました~♪ (この記事の写真が、そのヘッドショットです。)

ミネソタ州ミネアポリスのガスリー劇場で、6月18日から8月28日まで上演されているミュージカル「南太平洋 South Pacific」に、Michael君は、ウィリアム・ハービソン中佐という役を演じています。劇場のサイトの作品のページのキャスト紹介では、各出演者のヘッドショットが載っているのですが、Michael君のは、今まで使われたことのない新しい写真でした♪
ネイビーのポロシャツを着て、同色のベレー帽をかぶり、両腕を広げながら、明るくにっこりと笑っています♪ ステキですね~! 背景から察するに、ちゃんとプロのカメラマンにスタジオで撮ってもらった写真だと思うんですが、まるで、仲のよいお友達とはしゃいでいるところを撮ったような感じで、とてもいい写真ですね!

劇場の作品のページは、こちらからどうぞ♪

Michael君、ガスリー劇場の「南太平洋」に出演中!

2016-06-23 12:00:07 | Michael 16 Sweet Land他
Michael君(マイケル・グルーバー)は、地元のガスリー劇場で6月18日から始まったミュージカル「南太平洋 South Pacific」に出演中です~♪ (写真は、ドレスリハーサルのワンシーンで、向かって右端、腕を組んで立っているのがMichael君です。)

ミネソタ州ミネアポリスにあるガスリー劇場のWurtele Thrust Stageで、6月18日から8月28日まで上演されるミュージカル「南太平洋」に出演中のMichael君、ウィリアム・ハービソン中佐という役を演じています。
劇場のサイトの作品のページは、こちらからごらんいただけます。このページで、セットが組まれる様子のビデオもごらんになれます。また劇場のフェイスブックでは、ドレスリハーサルの写真を8枚紹介していて、こちらからごらんいただけます。Michael君が写っているのは、2枚で、この記事のトップでご紹介しているのがその内の1枚で、もう1枚は、下記の写真です。向かって右端、無線機のような物に向かっている兵士の後ろにいるのが、Michael君です♪ 軍服姿なので、ちょっと「ホワイトクリスマス」を思い出しちゃいました~♪




ちなみに、お友達のトニーさんは、現在は、チャンハッセン・ディナー・シアターズ(CDT)のメインステージで上演中の「美女と野獣 Beauty and the Beast」のほうに出演中です。CDTのサイトは、こちらからどうぞ。

どちらのショーにも、お客様がたくさんいらして下さって、楽しい時間を過ごして下さると嬉しいですね♪


「南太平洋」のキャストの一覧は、以下の通りです。

Ngana :Louisa Darr、Natalie Tran
Jerome: Gavihn Lee、Sander L. Huynh-Weiss
Henry :Wesley Mouri
Ensign Nellie Forbush :Erin Mackey
Emile de Becque :Edward Staudenmayer
Bloody Mary: Christine Toy Johnson
Bloody Mary’s Assistant :Katie Bradley
O’Brien: David Darrow
Luther Billis: Jimmy Kieffer
Stewpot :Daniel S. Hines
Professor: Wesley Mouri
Yeoman Herbert Quale :Mathias Anderson
Lt. Genevieve Marshall: Allyson Tolbert
Ensign Cora MacRae: Cat Brindisi
Lt. Joseph Cable :CJ Eldred
Cmdr. William Harbison: Michael Gruber
Capt. George Brackett :Steve Hendrickson
Ensign Dinah Murphy : Katie Hahn
Liat : Manna Nichols
Ensign Janet MacGregor: Carley Rosefelt
Radio Operator Bob McCaffrey: Lamar Jefferson
Lt. Buzz Adams: Joel Liestman
Ensemble: Benjamin J. Lohrberg
Dan Piering
Swings : Laura Rudolph
Jon Michael Stiff


このミュージカルは、ジェームズ・ミッチナー氏の小説『南太平洋物語』(Tales of the South Pacific)を基に作られ、リチャード・ロジャース氏作曲、脚本・作詞はオスカー・ハマースタイン2世さん脚本・作詞で、第二次世界大戦中の南太平洋のとある島に、ジョゼフ・ケーブル中尉をはじめとする海兵隊がやってきたところから物語が始まり、悲惨な戦争が続く中、海兵隊の任務に協力する農園主のエミール・デ・ベックと海軍の従軍看護婦のネリー・フォーブッシュ、ケーブル中尉と島の土産物屋の娘のリアットという2組の恋を描いた作品です。

ブロードウェイでは、初演は、1949年4月7日から1953年5月16日までマジェスティック劇場、1953年6月29日から1954年1月16日までブロードウェイ劇場で、1,925回に渡って上演され、1950年のトニー賞を、作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞などを含む10部門で受賞しました。
その後、1955年5月4日から5月15日まで(シティセンター、上演回数15回)と、1955年3月15日から15回のプレビュー公演に続いて、2008年4月3日から2010年8月22日まで(ヴィヴィアン・ボーモント劇場、上演回数996回)と、2回のリバイバル公演が行われました。ブロードウェイでの作品の詳細は、こちらからどうぞ。

1958年には映画化もされ、ブロードウェイ版の監督のジョシュア・ローガンさんが、映画版でも監督を務めました。当時としては珍しかった大規模なロケが、2ヶ月に渡ってハワイのカウアイ島で行われましたが、ステージ版の照明効果を意識して、ナンバー毎にいろいろな色のカラー・フィルターを掛けるという演出が行われ、否定的な批評も多かったそうです。しかし、映画公開に先駆けて販売されたサウンドトラックが好評を集めたおかげで、映画も世界的にヒットとなりました。

Michael君監督/振付の「屋根の上のバイオリン弾き」キャスト発表

2016-03-22 00:00:12 | Michael 16 Sweet Land他
Michael君(マイケル・グルーバー)が、監督/振付師として参加する「屋根の上のバイオリン弾き」のキャストが発表になりました。(写真は、2013年9月から2014年2月まで、チャンハッセンディナーシアターズで上演された「屋根の上のバイオリン弾き」で、ボトルダンスを披露しているMichael君です。)

ミネソタ州ブルーミントンにあるArtistryで、4月14日から5月8日まで上演される「Fiddler on the Roof 屋根の上のバイオリン弾き」のキャストは、以下の通りです。劇場のサイトは、こちらからどうぞ。上演時間の上にある「View the Cast List」をクリックしていただくと、リストをごらんいただけます。

Tevye – John Gamokeさん   
Lazar Wolf – Adam Kingさん
Avram – Zach Garciaさん   
Mordcha – Michael Fischettiさん
Rabbi – Marty Swadenさん
Yussel – Brandon Cavinessさん
Nachum – Ryan Hallidayさん
Motel – Riley McNuttさん
Perchik – Ryan London Levinさん
Mendel – Zach Haysさん
Fyedka – Eric Sargentさん
Sasha/ensemble – Lars Nisswandtさん
Constable – Mike Toberさん
Ensemble Son/ensemble – France Robertsさん
Russian#1/ensemble – Elly Stahlkeさん
Priest/Russian Soldier – Tyrone Russellさん
Russian #3 – Michelle Lemonさん
Ensemble Son/Suitor cover – Daniel Vinitskyさん
Golde – Wendy Short-Haysさん
Yente – Lolly Foyさん
Fruma Sarah – Shana Eisenbergさん
Grandma Tzeitel – Holli Richgelsさん
Shaindel – Corey de Danannさん
Tzeitel – Kelly Matthewsさん
Hodel – Anne Brownさん
Chava – Maddy La Rocheさん
Shprintze – Jillian Jacobsonさん
Bielke – Madeline Sundheimさん
Ensemble Daughter/Daughter cover – Diana Jurandさん
Fiddler – Madison Palmerさん


チャンハッセンでのプロダクションに、彼が出演した時の記事は、下記からごらんいただけます。
キャスト発表
どんな作品?
写真公開
ボトルダンスのビデオ

Michael君作曲のミュージカル、キャスト発表

2016-03-11 00:00:04 | Michael 16 Sweet Land他
Michael君(マイケル・グルーバー)が作曲を担当した新作ミュージカル「I Love You, Stinky Face」のキャストが決まったそうです。(写真は、劇場のサイトで使われているものです。)

今年(2016)の4月15日から5月15日まで、ミネソタ州ホプキンスにあるステージズ劇場カンパニーが上演する、Michael君作曲の新作ミュージカル「I Love You, Stinky Face」のキャストが、劇場のサイトに発表されました。劇場のサイトは、こちらからどうぞ。
ページの下の方に、「CAST & CREATIVE」、「PHOTOS」、「VIDEO」、「MORE INFO」の4つのタグがあり、、「CAST & CREATIVE」をクリックしていただくと、キャストと製作チームの一覧をごらんいただけます。「PHOTOS」では、3/11現在、写真はまだアップされていません。「VIDEO」では、3/11現在、最初の読み合わせの映像と、Michael君や脚本・作詞担当クローンブさんが作品について語っている映像がごらんいただけます。ひげ面のMichael君、めちゃくちゃ普段着です(笑) また「MORE INFO」には、塗り絵がアップされています。

このミュージカルは、リサ・マッカートさん作、シド・ムーアさん作画の同名の童話を基にした世界初のミュージカルで、今回がワールド・プレミアとなります。 親子連れのお客様が、たくさん見に来て下さるといいですね~!

キャストと製作チームのリストは、下記の通りです。
キャスト(名字のアルファベット順)

アンサンブル:Logan Bakerさん
アンサンブル:Taylor Breimhorstさん
アンサンブル:Carley Cloverさん
アンサンブル: Lucy Danielsさん
アンサンブル:Sophie Farrellさん
アンサンブル:Natalie Rene Harrisonさん
メリンダ:Gabi Jonesさん
アンサンブル:William Maus
ママ:Lindsay Odegaardさん
アンサンブル:Liliana McQueenさん
アンサンブル:Abbie Slukaさん
子供: Clea Gaïtas Surさん
アンサンブル:Adeline Wendtさん


製作チーム

アートディレクター:Sandy Boren-Barrettさん
ディレクター・振付:Nikki Swobodaさん
脚本・作詞:Jeannine Coulombeさん
作曲:Michael Gruber(Michael君♪)
ミュージックディレクター:JC Lippoldさん
セットディレクター:Tiffany Fierさん
コスチューム・メイクアップデザイナー: Amy Kaufmanさん
照明デザイナー:Wu Chen Khoo
ミュージックシークェンシング: Shirley Mierさん
ステージマネージャー:Emilia Allenさん
ステージマネージャー:Becca Buntjerさん
テクニカルディレクター:Gretchen Kattさん
常駐コスチュームデザイナー:Stacey Palmerさん
プロダクションマネージャー:Melanie Salmon-Petersonさん

Michael君の次のお仕事は、「Sweet Land, the Musical」

2016-01-12 12:37:05 | Michael 16 Sweet Land他
Michael君(Michael Gruber)の次のお仕事は、1月14日(木)に上演される「Sweet Land, the Musical」です。(写真は、昨年〔2015〕夏のワークショップ上演の時のポスターです。)

お知らせが遅くなってしまったのですが、今回は、Michael君が住むミネアポリスの隣街でミネソタ州の州都であるセントポールにあるヒストリー劇場で、1月13日から17日まで開催されるRaw Stages New Works Festivalの参加作品の1つとして、1月4日(木)の午後7時30分から1回だけの上演となります。
この作品は、1920年代のミネソタの田舎を舞台に、2005年にアリ・セリム監督によって制作された同名の映画をミュージカルとして新しく作った物です。
ネットを通じて資金を集めたりして、ミュージカルの制作が始まり、昨年夏には、ワークショップの上演を叶え、今回のフェスティバル参加への運びとなりました。数人のキャストに数人のバンドというこじんまりとしたカンパニーですが、ヒロインのインゲを演じるのは、昨年、チャンハッセン・ディナー・シアターズの「メアリー・ポピンズ」でタイトルロールとして主演した、実力派女優のアン・ミシェルズさんです。Michael君は、パスター・ソーレンソンという役を演じます。きっとステキなショーになることでしょう♪
劇場サイトのフェスティバルのページは、こちらからどうぞ。チケットは、こちらから購入できます。作品のサイトは、こちらからごらんいただけます。

ストーリーは、以下の通りです。
1920年代の第一次世界大戦の頃。ノルウェー系移民が住むミネソタの田舎町に、ノルウェーからインゲ・オールターバーグという女性が、メールーオーダー ブライド(広告等を通じて、手紙のやり取りだけで結婚を決め、やってきた花嫁)として、やってきました。不器用ながらも真面目で働き者のオラフ青年と結婚するはずだったのですが、インゲが、実はドイツ系とわかり、当時アメリカは、ドイツを敵国として戦争をしていたので、教会では2人の結婚を認めてくれませんでした。
未婚の男女が2人だけで暮らす訳にもいかず、インゲは、オラフの友人夫婦の家に居候しますが、窮屈な生活が絶えられなかったインゲは、オラフの家に押し掛けてきますが、真面目はオラフは、同じ屋根の下では眠れないと、自分は、納谷で眠るのでした。
インゲの身元を証明する書類を送ってもらえるように依頼したのですが、待てど暮らせどいっこうに届かず、結婚は棚上げのまま。敵国人である上、未婚のままの同居はふしだらだと、町の住民からは白い目で見られて、本来なら互いに手伝い合う農作業も、自分達だけでしなくてはならない状態でした。
しかし、真心ある2人の態度は、次第に村人の心を溶かしていきました。それでも、書類がないために結婚できない2人。2人の将来は、いったいどうなっていくのでしょうか・・・