M for Michael Gruber♪- Mは、マイケル・グルーバーのM~♪

キャッツDVDのマンカストラップ、アメリカの舞台俳優、Michael君のことや、ブロードウェイニュースをお伝えします。

「Joseph」に出演していたBrianさんがミュージックビデオに主演!

2013-12-19 12:00:17 | Michael 13 Joseph
Chanhassen Dinner Theatresの「Joseph and the Amazing Technicolor Dreamcoat」
でジョゼフの兄弟の1人を演じていたBrian Skellengerさんが、Sick Individuals & Axwell ft
というバンドのミュージックビデオに主演しています~!(写真は、CDTのジョゼフの写真で、Brianさんは、後列の右から3番目、ジョゼフの右肩のところに顔だけ見えています。)

「I AM」という曲のビデオなんですが、最初はオフィシャルではなかったそうなんですが、オフィシャルビデオになったそうで、YouTubeで公開されています。こちらからどうぞ。

ベッドで眠っていたBrianさんが目覚まし時計の音で目覚めるところから始まるこのビデオ、彼は、どうやらForce Waveというヒーローのようです。青い全身タイツに身を包み、バットマンのロビンを思わせる黒い目の周りだけを隠すマスクを付けますが、その格好で町を歩く姿をよく見ると、黄色いマントはペラペラの薄い布だし、黄色い手袋も台所用な感じで、黄色いブリーフを履いています(笑)。 一方、彼にあこがれる、ちょっとぽっちゃりした少年も登場します。
街角で男に襲われる女性に出会ったForce Wave、彼にあこがれる少年の目の前でも、少女が不良に絡まれています!彼らは、彼女たちを救えるのでしょうか!? 詳細は、ビデオのほうでお楽しみ下さい♪

Brianさんは、Josephの出演のあと、ニューヨークへと旅立ち、現在はBroadwayでのキャリアを積むべく、がんばっています。 明るくて、ちょっとひょうきんなBrianさん♪ ナズがFacebookに「東京に大きな台風が来るみたい」と書いたら、すぐに「気を付けてね、ナズ!」とコメントを書いてくれる優しい青年です。チャンスに恵まれて、1日も早くBroadwayデビューが決まるといいですよね。

ちなみに、今年(2013)の7月に「Joseph」を見に行った時の観劇記は、下記からご覧いただけます。

観劇記1
観劇記2
観劇記3
観劇記4
観劇記5

8/18の国歌斉唱

2013-08-19 12:01:03 | Michael 13 Joseph
8月18日(日)、Michael君(マイケル・グルーバー)達、Josephのキャストが、ターゲットフィールド(ミネソタ・ツインズのホームスタジアム)で、国歌を斉唱しました。(写真は、劇場のFacebookで紹介していた出発前の楽屋で撮影したものだそうです。)

Michael君は、最前列、向かって右から2人目です。右端はトニーさん、Michael君の左隣は兄弟の妻の1人を演じているエミリー(マディガン)さん、左端はアダム君です。2列目の向かって右端は、日系のウェス・モウリ君、隣の金髪の女性が兄弟の1人の妻役のローラさん、左端は、兄弟の1人を演じてるフランクさん。最後列の右端はポティファ-夫人役のジャネットさん、右から2人目はアッシャー役のブライアンさん、その左隣はベンジャミン役のタイラーさん、そして左端は兄弟の1人とベイカーを演じているダンさんです。
斉唱そのものがどんな様子だったのかとか、その写真等は、見つけられなかったのですが、各自のFBで、「楽しかった」と書いたり、球場でくつろいでいる写真をアップしたりしているのを見ましたので、何事もなく、無事、終わったようですね♪ よかった、よかった♪

ナズがチャンハッセンを発った後、ブライアンさんは、ジャレッドさんがお休みしたショーでジョゼフを演じたようです。またベンジャミン役のタイラーさんとジェイコブ役のトッドさんが別のお仕事でショーを離れた回では、背の高いダンさんがジェイコブ役、普段はスウィングで決まった役を演じていないアダム君とウェス君が、それぞれベンジャミンと兄弟の1人のルービンを演じたそうです。

劇場のFacebookのページは、こちらからどうぞ。

CDTの「Fiddler on the Roof」のキャスト発表!

2013-08-16 00:02:22 | Michael 13 Joseph
Michael君(マイケル・グルーバー)が出演するCDTの「屋根の上のヴァイオリン弾き」のキャストが、BroadwayWorld.comで発表されました。原文は、こちらからどうぞ。(写真は、BroadwayWorld.comの記事でも使われているポスターです。)

Chanhassen Dinner Theatresでは、1993年に劇場の25周年を記念して、メインステージで「Fiddler on the Roof」を上演しました。そして、20年後の今年(2013)、45周年を記念して、もっとも多くの再演リクエストが寄せられたこの作品を、メインステージで再演することとなりました。上演期間は、2013年9月27日から2014年1月25日までです。

キャストは、以下の通りです。名前の後ろのカッコ内は、Josephでの役名です。

テヴィエ:キース・ライスさん(ファラオ)
ゴールデ:ミッシェル・バーバーさん
ツァイテル:セレナ・ブルックさん
ホーデル:ルザンヌ・ヘイワードさん(アッシャーの妻)
チャバ:キャロライン・イナビクラーさん
イェンテ:ナンシー・マービーさん
ラザール:デビッド・アンソニー・ブリンクリーさん
モーテル:ザッカリー・シェーファーさん
パーチック:ジャレッド・オクスボローさん(ジョゼフ)
フョートカ:タイラー・マイケルズさん(ベンジャミン)
フィドラー:モリー・スー・マクドナルドさん

アンサンブルとして、Michael君(ナフタリ)、トニーさん(シメオン)をはじめ、アダム君(スウィング)、ジャネットさん(ポティファ夫人)、マークさん(ガド)、ショーンさん(ダン)、エミリーさん(ルーベンの妻)等が出演します。

あのひょうきんでノリノリのファラオを演じていたキースさんが、テヴィエを演じるんですね~!イメージのまったく違う役で、どんなテヴィエになるのか、楽しみですよね。
劇場のサイトは、こちらからご覧いただけます。



「Fiddler on the Roof」がどんな作品なのかは、後日ご紹介させていただきますね~。

7/29に開催されたトニーさん計画のチャリティイベント

2013-08-13 12:59:59 | Michael 13 Joseph
7/29(月)に、CDTで開かれた、トニーさんが計画を立てたチャリティ・イベントの詳細が、BroadwayWorld.comで紹介されていました。原文は、こちらからどうぞ。(写真は、その記事に使われているイベントのポスターです。)

カール・リーさんは、the Hennepin Theatre Trustのマーケティングと制作の責任者であり、奥様のリンダさんは、Broadwayでも活躍した女優さんで、10代の2人のお嬢さんの両親でもあるお2人は、ミネアポリス/セントポールのツインシティエリアの演劇界で活動する人達にとって、なくてはならない大切な友人です。

カールさんは、長年、健康問題を抱えておられたのですが、最近、体調が思わしくなく、先の見えない治療が続くことで、ご本人にもご家族にも、金銭面、また精神的な面でも大きな負担がかかっていました。
これを知ったツインシティの演劇界の仲間達が、トニーさん(Tony Vierling)を中心として、ご家族を助けるためのチャリティイベントを企画したのです。

ナズがチャンハッセンに行っていた頃、ちょうどトニーさんは、イベントの宣伝のためにあちらこちらに連絡を取ってがんばっている最中でした。
会場は、Chanhassen Dinner Theatresのファイアーサイド劇場、7/29の午後7時30分から行われ、ショーの前には、午後6時から7時20分まで寄金のためのオークションも開催されました。
出演者は、Michael君(マイケル・グルーバー)をはじめ、Josephにも出演しているJodi Carmeliさん(ナレーター)、Janet Hayes Trowさん(ポティファー夫人)、Jared Oxboroughさん(ジョゼフ)、またJesusに出演していたBen Bakkenさん(ジーザス)、Michelle Carterさん(マグダラのマリア)等々、大勢の優れたパフォーマーの皆さんで、素晴らしいイベントだったそうです。

ご家族は、引き続き、善意の援助を求めておられ、ネットを通じて一般からも寄付を行うことが出来ます。ご興味をお持ちいただけた方は、こちらのページから詳細をご覧いただけます。(寄付をなさりたい場合は、YouCaring.comへの登録〔無料〕が必要ですので、右上の「Register」をクリックして下さい。)

カールさんとご家族が、安心して治療を受けられるように、またカールさんの容態が回復に向かわれるように、心よりお祈り申し上げます。


Josephのキャストが、国歌斉唱!

2013-08-09 12:01:30 | Michael 13 Joseph
8月18日(日)、ターゲットフィールド(ミネソタ・ツインズのホームスタジアム)で、Michael君(マイケル・グルーバー)達、Josephのキャストが国歌を斉唱するそうです。(写真は、劇場のFacebookで使っていたロゴです。)

この話は、チャンハッセンにいた間に、トニーさんから聞いていたんですが、8月18日の日曜日、午後1時10分開始のシカゴ・ホワイトソックス戦で、Josephのキャストが、試合前の国歌斉唱を行うのだそうです。

ターゲットフィールドは、2010年にミネアポリスのダウンタウンに完成した新しい球場で、39,504人を収容出来ます。ここを本拠地とするミネソタ・ツインズは、MLBのアメリカンリーグ中地区に所属しており、前身は、1901年のアメリカンリーグ創設当時に発足したワシントン・セネターズというチームで、1961年にミネアポリスに移った際に、ミネアポリス/セントポールのツインシティに因んで、現在のチーム名になりました。選手達の使用する帽子やヘルメットに書かれている「TC」は、Twin Citiesの頭文字だそうです。ミネソタ・ツインズのサイトは、こちらからどうぞ。
2009年までは、寒さ対策のためにドーム球場として作られたメトロドームを本拠地としていましたが、老朽化のため、2010年に現在のターゲットフィールドに居を移しました。

トニーさんは、ターゲットフィールドで国歌斉唱するのは、これが初めてだそうですが、今までにも何度か斉唱したことがあるそうで、とても緊張するけれど、素晴らしい体験だと言っていました。

当日、実際に球場に行かれたり、あるいはテレビ等でこのゲームをご覧になったりする機会があって、国歌斉唱をご覧になることが出来ましたら、どんな様子だったか、感想をお聞かせいただければ、大変嬉しいです~!よろしくお願いします。

Joseph at CDT 観劇記 その5

2013-08-05 12:22:51 | Michael 13 Joseph
観劇記その5です。今回が最終回になります。(写真は、キャストのサインが入ったポスターです。初日の晩にもらいました♪)

この朝も、目覚まし時計より早く目覚めたナズ、元気に朝御飯へと向かいました。もちろんワッフルは必須です♪ 部屋に戻り、TVを見ながら、荷造りの続きをしました。10時半頃、部屋の電話が鳴りました。Michael君でした。
「やあ、ナズ。リハーサルなんだけど、今日は、やらないことになってしまってね。ごめんよ。でも、代わりに、ミネアポリスのダウンタウンに連れて行くよ。美味しいロブスターロールが名物のレストランがあるから、そこでランチを食べよう!」
「ロブスター、大好き♪」
「よかった!じゃ、12時半に迎えに行くから、ロビーに下りていてね。」
ワクワクしながら荷造りを済ませ、身支度をして、少し早めにロビーに下りて、翌日の空港までのタクシーの手配をフロントでお願いしました。

12時半を少し回った頃、トニーさんがロビーに現れました。
「やあ、ナズ!」
早速、Michael君運転の車でミネアポリスへと向かいました。
「午前中は、何をしてたの?」
「TVを見ながら荷造り~!明日、帰国だから。」
「ナズが来て、空港に迎えに行ったのがつい昨日のことのようなのに、もう帰国か!早かったな~!」
「今回、滞在が短かったから。」
「明日は、ショーが2回あるんで、空港まで送ってあげられなくて、ごめんね。」
「大丈夫。迎えに来てもらえただけで、ホントに助かったから、気にしないで。もうタクシーも手配したし。」
等と話すうちに、ミネアポリスに着きました。

ミネアポリスは、小麦粉産業が盛んな街として有名で倉庫がたくさんあるのですが、最近では以前ほどには生産されなくなって、倉庫が余っているのだそうです。その余った倉庫を改造して、アパートにしたり、レストランにしたりして再利用しているそうで、以前の倉庫街がモダンなたたずまいに姿を変えつつあるとのことでした。
この日、連れて行ってもらったレストラン「Smack Shack」も、そんなレストランの一つで、以前はトラックで販売していたのが、今では倉庫の造りをそのまま生かしたレストランとして営業しており、ロブスターサラダのサンドイッチが美味しくて評判のお店だそうです。
帰国してから検索したんですが、お店の詳細は、こちらからご覧いただけます。
ロブスターサラダを食パンで挟んだコールドサンドが、ロブスターロールと呼ばれるもので、チップスがついていますが、これをコールスローサラダに変えることも出来ます。他にも、温かく調理したロブスターをホットドックロールに挟んだものもあり、トニーさんとナズは、冷たい方をコールスローサラダで、Michael君は温かい方をチップスでオーダーしました。
テーブルには、赤と白のギンガムチェックのテーブルクロスが掛けてあるのですが、その上に、テーブルと同じ大きさの大きな白い紙が乗せてあって、お客様が食事を終えると、その紙を交換するんです。
またテーブルには、タバスコ、もう1種類のホットソース、ビネガー、パウダーのスパイス等が置いてあって、お好みで使うことができるようになっていました。
そんなに待たないうちにお料理が出てきて、早速頬張ってみると、その美味しいこと♪ ロブスターサラダもコールスローサラダも、味付けが控えめで、量も手頃なので、すごく美味しくいただきました。辛いものが大好きなナズが、全てのスパイスを次から次に自分のサンドイッチにかけて試しているのをみて、トニーさんが
「ナズは、チャレンジャーだな~!」
と、びっくりしていましたよ(笑)どれも美味しかったんですが、酸味と辛みの両方が味わえるので、タバスコが、一番美味しく感じました。

食事のあとは、Michael君達が「ローマの休日」に出演したガスリー劇場に連れて行ってもらいました。ここは、地球の歩き方などでも紹介されている劇場で、名作だけでなく実験的な作品も上演することで知られています。黒いモダンなデザインの外観が特徴で、ミシシッピー川のほうに、橋のように突きだしている展望デッキは、その先に、目には見えない透明な橋が続いているという意味なのでしょうか、「Endless Bridge」と呼ばれています。
建物の中には、複数の劇場があり、普通は、関係者以外は、ボックスオフィスの辺りか、ショーを上演している時に劇場の部分にしか立ち入れないのですが、こちらでは、まるで博物館か何かのような感じで、自由に中に入って見学をしていいようになっています。
建物内の壁のあちこちには過去に上演された作品の写真が大きく引き伸ばされて、壁画のように描かれていました。
シアターショップをのぞき、少し買い物をした後、Endless Bridgeに行って、ミシシッピー川を眺めながら、のんびりとおしゃべりを楽しみました。
下の写真は、近くの公園から撮ったガスリー劇場です。手前に立っているのは、本邦初公開のナズで~す(笑)撮影者は、Michael君です。



また、下の写真は、Endless Bridgeから撮ったミシシッピー川です。いい眺めですよね♪



3時を回った頃、再びMichael君の車でホテルへと送ってもらいました。
「今夜が最後だね。」
「そうなの!もっとたくさん見たい!いっぱい叫ぶからね~。」
「楽しみにしてるよ(笑)じゃ、またショーの後で!」

もう荷作りもほとんど終わっていたので、シャワーを浴びて、少しくつろいでから、劇場へと向かいました。
ロビーには、いつものようにジェイさんがいました。
「今夜が最後なの。明日、帰国なんです。」
「それは、残念だ!君が来てくれて、本当に嬉しかったよ。また戻ってきてくれるよね?」
「もちろん!もう永久にここにいたいくらい!」
Facebookでお友達になることを約束しました。

この晩の席は、再び、舞台に向かって右側の端の130番。6人掛けに1人だけです。チケット代に含まれているメニューからラザニアを注文し、食事が来るのを待っていると、ジェイさんが、ナズのテーブルに挨拶に来てくれました。またひとしきりおしゃべりをして、お別れのハグを交わしました。
ショーが始まる前にボックスオフィスのほうに行ってみると、係りの人がナズを見て、
「今日は、あなた以外にも、日本からのお客様がいるのよ。どのテーブルだったか、忘れてしまったんだけど」
と、教えてくれました。
へぇ~!日本人のお客さん!ミネアポリスやセントポールはともかく、チャンハッセンは、本当に小さな町なので、日本からの観光客が来ることって、滅多にないと思うんですが、あるいは、アメリカに住んでいらっしゃる方なのでしょうか。
ナズが、ブログでCDTのことを紹介していることを話すと、
「じゃあ、もしかしたら、あなたのブログを見て来てくれたのかもね!将来、もっと日本からのお客さんが増えたら、あなたに感謝しなくっちゃ♪」
と、係りの人が言ってくれました。
テーブルがわからないので、とうとうその日本からのお客様のお顔を拝見することはかなわなかったのですが、お食事やショーを楽しんでいただけていたらいいなぁと思います。
ナズのブログにそれほどの影響力があるとは思いませんが、それでも、少しでもCDTの素晴らしさを広めるお手伝いが出来たら、こんな名誉なことはありません。本当にステキな劇場なので、近くに来られる機会がおありでしたら、是非お立ち寄りになってみて下さいね。劇場関係者の優しさとショーの素晴らしさに、心癒されること間違い無しです♪

この晩は、ナズの見る最後のショーだとキャストも知っていたんで、近くを通る時に肩を叩いてくれたり、手を振ってくれたり、中には退場の時にハグしてくれるキャストまでいて、もう大感激!最高の盛り上がりでした~♪
この晩のファラオのターゲットは、最前列中央、最初の晩にナズが座っていたテーブルにいらしたカップルでした。トイレに行かれたりする時にナズのテーブルのそばを通られて、その時に少しおしゃべりをしたんですが、ステキな黒いドレスを着ている女性に、ファラオの熱烈な歌が捧げられ、お2人とも、笑い転げていらっしゃいました♪

ナズは、毎晩、ステージの奥で演奏しているバンドの人達にも、拍手喝采を送っていたので、バンドの人達も、ナズに気づいていらっしゃったようで、3回目のショーくらいから、キャストがステージを下りた後の演奏の時など、ナズが手を振ると、手を振り返して下さっていたんです。この晩も、大歓声を送って、手を振ると、何人かが手を振ってくれました♪

終演後のロビーでは、大勢のキャストとお別れの挨拶が出来ました。ジャレッドさんとも、ちゃんとさよならのハグを交わせました。
パブでキャスト達の飲み会があるようで、ナズも誘われたのですが、Michael君やトニーさんは参加しなくて、ナズが参加しないようなら、ホテルまで車で送ると言ってくれたので、Michael君達とホテルに向かうことにしました。
ホテルでは、2人とも車から降りてきてくれて、お別れのハグをしましたよ。
「はるばる来てくれて、本当にありがとう。気をつけて帰るんだよ。着いたら、忘れずにメールを送ってね。」
「滞在中、本当によくしてくれて、ありがとう!今までで、一番の旅行だった!」

部屋の戻ったナズ、翌日は、午後3時半の飛行機だったので、ホテルを昼前に出ればよく、特にあわてることもなく、のんびりと寝支度をしてベッドに入りました。どうせ早く目が覚めてしまうとは思ったのですが、いちおう出発の日の朝なので、モーニングコールを7時に頼んでおきました。

翌朝、やはりモーニングコールより早く目が覚めたナズ、身支度をして、寝間着などをスーツケースに入れて、朝食へと向かいました。もちろんワッフルは欠かしません(笑)
急がないので、のんびりと食べていたんですが、食べ終わってみると、まだ8時半。タクシーが来るのが11時半なので、3時間もあります。部屋でTVを見るったって、映画を1本見てもまだ余るくらい。散歩好きなナズは、200メートル離れたお気に入りのスーパーまで、朝の散歩をすることにしました。

ナズが来てから、ずっととても暑い日が続いていたのですが、この朝は、前夜に雨が降ったようで、地面がうっすらと塗れていて、空も薄曇りで、涼しくて気持ちのよい朝でした。
まっすぐ行って帰ってきたのでは、30分とかからないので、まずは、スーパーとは反対の方向にあるCDTのほうにぶらぶらと行ってみました。夕方頃には、大勢でにぎわっていた劇場のパブも、もちろん閉店中で、誰もいませんでした。ネオンも消えて、朝の柔らかい日差しの中で見る劇場は、穏やかな感じでした。近代的な造りのガスリー劇場とは正反対の、手作り感のある木造の劇場は、とても味があってステキです。地元のお客様にも出演者にも愛されているこの劇場が、いつまでも続いて欲しいな~と思います。

↓劇場のPUB




↓朝のCDT



通りの反対側に渡ったナズ、スーパーに向かう途中にあるシティセンターコミュニティパークにも寄ってみました。図書館など、チャンハッセンの町の人達のための施設です。芝生で覆われた公園もあり、あちこちにベンチやテーブルが置かれていました。
駐車場もあって、ちょうど土曜日だったので、たぶんファーマーズマーケットのようなものが開かれるようで、野菜や果物をたくさん積んだトラックが数台停まっていて、テントを張ったり、品物を降ろしたりしていました。噴水で足を濡らしたり、芝生の上を歩き回ったりした後、公園を出て、スーパーのほうに向かいました。

途中、ジョギング中の男性と犬を散歩させている男性とすれ違ったんですが、ナズが朝の挨拶をすると、どちらの男性も当たり前のように挨拶を返して下さいました。通りすがりの人同士でも、気持ちよく挨拶を交わせるこのフレンドリーな土地柄!ミネソタって、いいところです~♪
散歩中の男性の連れていたワンちゃんにも、ナズが「ハ~イ♪」と挨拶しながら手を振ったら、その男性の方が吹き出していました(笑)でも、犬好きとしては、ワンちゃんにも挨拶するのは、基本だと思うんだけどな~・・・
スーパーに着いたナズ、時間があるので、普段は欲しい物のある辺りにしか行かないのですが、全ての棚を見て回りました!お土産になりそうな可愛いパスタを見つけたので、それをカゴに入れました。
店の中に厨房もあって、ケーキやクッキー等を店内で作って販売しています。日本では考えられないような鮮やかな色のケーキが並んでいて、面白かったです。

会計を済ませて外に出たのですが、まだ9時半。今度は、道路を横断して、反対側(ホテルのある側)をホテルのほうに戻ることにしました。途中に、広い駐車場の周囲に、ファーストフード店やブティック、スーパーなどが並んでいるショッピングエリアのようなのがあるので、そこにも立ち寄ってみました。パラパラと雨が降ってきたので、 そのエリアにあるスーパーに駆け込みました。
こちらも、かなり大きなスーパーなのですが、もっと庶民派の普通のスーパーなんです。こちらでも、のんびりと店内散策を楽しみ、雑誌とキャラクターの絵がプリントされたバンドエイドを購入しました。
外に出てみると、雨は止んでいたので、もう一カ所のショッピングエリアのほうもぶらぶらして、時計を見ると10時半を回っていたので、ホテルへと戻りました。

朝食エリアからもらってきた紅茶を飲みながら一休みした後、電話でチェックアウトを済ませ、少し早めにロビーに下りました。運良く、タクシーが早めに来てくれたので、空港へと向かいました。途中、ちょっと渋滞したんですが、時間は有り余る程あったので、いらいらすることもなく、ゆとりを持って空港に着くことが出来ました。
空港でチェックインを済ませ、手荷物検査を終えると、3度も利用している空港なので、どの辺りにどんなお店があって何を売っているのか、だいたい把握出来ています(笑)3軒ほど、お気に入りのお店があるので、そこで買い物をし、新しく出来たお店などを眺めた後、搭乗口へと向かいました。

搭乗口の辺りは、2年前は見違える程、きれいになって、2人掛けのテーブルがたくさん並んでいて、どのテーブルにも自由に使ってかまわないipadが置いてあるんです!ゲームも出来るし、デルタ航空のスケジュール確認も出来るし、ニュースも読めるし、そばにあるレストランのメニューも見られて、そこからオーダーすると、テーブルまで料理や飲み物を運んでもらえるという最新鋭ぶり!
やがて搭乗が始まり、定刻より少し遅れての離陸となりました。

飛び立って1時間程経った頃、ナズの席から5メートルほどのところにあるトイレに、ちょっとお年を召した男性の乗客が入ったんですが、しばらくすると、トイレの辺りが騒がしくなりました。どうも、その乗客の方が、トイレで倒れてしまったようなんです。
英語で、「お客様の中にお医者様、及び医療関係者がおられましたら、乗務員までお知らせ下さい」というドクターコールが、機内に流れました。まるで、映画の中のワンシーンを見ているようでした。
幸い、ドクターが乗り合わせていたようで、機内の設備を利用して酸素吸入等を行ったようで、どうやら大事に至ることはなかったらしく、飛行機は、飛び立ったミネアポリス/セントポールに引き返すことなく、成田へと飛行を続けました。

それ以外には、特にアクシデントもなく、順調に成田へと到着しました。東京へと向かう成田エクスプレスの中で、友達達に帰国メールを送り、帰宅後、まだ家のPCが壊れているので、携帯からMichael君にも無事帰宅したとメールをしました。
いつもより滞在が短くて、ちょっと残念だったのですが、それでも、内容の濃い旅行で、大満足の5日間でした~♪


だいぶ、長くなってしまいましたが、以上が、Joseph at CDT観劇記でした。最後までお目を通して下さった皆様、本当にありがとうございました~!

NYにいた頃から、やり甲斐のある仕事を求めて、Broadwayにこだわらず、あちこちの街でお仕事をしていたMichael君。ミュージカルを書いたり、作曲をしたりといった創作活動も地道に続けていたのですが、演劇活動が盛んなミネアポリスに移ってきて、クリエイティブな彼に相応しい、才能溢れた人達と知り合って、自分の曲を発表したり、後進を指導したりする機会を得て、俳優以外の活動を行う機会が増えています。
彼の出演作ももちろん見たいのですが、今度は、彼の作品を見に行く機会があれば嬉しいな~と思っています。これからも、彼に関するニュースをお届けしていきたいと思っておりますので、どうぞ、よろしくお願い致します~!

Joseph at CDT 観劇記 その4

2013-08-01 12:01:33 | Michael 13 Joseph
チャンハッセン滞在3日目、観劇記 その4です。(写真は、Josephのパンフレットです。劇場が45周年なので、表紙には過去の上演作品からの写真がいっぱい!トニーさんの写真も、たくさんあります♪)

この日も、目覚まし時計より早く目が覚めました。勝った!(いや、そうじゃなくて・・・笑)朝の8時くらいに、何時に迎えに来て下さるのかサンディさんから電話が来る予定だったので、その前に、まずは朝御飯! この日も、楽しくワッフルを焼きました♪

美味しい朝食に大満足♪ 部屋に戻ってテレビを見ていると、サンディさんから電話が来て、10時に迎えに来て下さるとのことでした。エクセルシオールでは、歩道に屋台が出て、小物等を売っているそうで、ショッピングが大好きなナズは、もうワクワクでした!
身支度をして、10時少し前にロビーに下りました。10分ほどして、サンディさんが迎えに来て下さったので、彼女の車で、エクセルシオールへと出発しました。

サンディさんもご主人のジムさんも、地元の名士でありながら気取ったところは全くなく、とにかく気さくで優しいご夫妻なので、誰からも好かれ、地元の演劇界に多くの友人がいらっしゃいます。
エクセルシオールに向かう自動車の中で、自己紹介方々、どういうきっかけでMichael君(マイケル・グルーバー)と知り合ったのかとか、日本ではどんな仕事をしているのかとか、いろいろと楽しくおしゃべりをしました。

ミネソタは、とても湖の多い州で、チャンハッセンの周囲にも池くらいの大きさのものからかなり大きなものまで、無数と言っていいほどの湖があります。2年前の5月に来た時も、Michael君が湖に連れてきてくれたのですが、その時は、とても寒くて、ダウンジャケットが必需品みたいな天気だったので、レストランの中で食事をしました。外に立っているのさえ寒くて、ろくに歩き回ることもなく、食事をしただけだったのですが、この日は、かなり暑かったものの、天気もよく、湖のそばなせいか、さわやかな風が吹いていて、とても気持ちがよかったです♪ 
早速、駐車場に車を停めて、様々な店が並ぶ商店街を見て回りました。ブティックあり、書店あり、寝具ありの商店街、歩道には、テーブルやワゴンが出て、がらくたから掘り出し物まで、いろんな商品が並べられていました。

男性の方だと、目的もなくそぞろ歩きをしながらショッピングなんていうのにはまったく興味がないという方も多いかと思いますが、女2人となれば、これは、もう最高の楽しみですから、テーブルというテーブル全てに足を止めて、あれやこれや手に取っては、「ステキな色ね」、「これ、可愛い♪」などと言いながら、たいていは買わないんですが(笑)、でも、たまには掘り出し物を見つけて買ったりしつつ、それは楽しく過ごしました。

1時間以上はそうして過ごした後、湖のすぐそばに、美味しくて気持ちのいいレストランがあるとサンディさんがおっしゃるので、再び車に乗って、そっちへ向かいました。
敷地の広いそのレストランは、披露宴等パーティをすることもできて、サンディさんも、何度かパーティを開いたことがあるそうなんですが、会場が屋外になってしまうので、夏場は暑くて大変なんだそうです。
「それでも、ここは、冬が長いでしょ。今年も6月まで寒い気候が続いていたから、こうして夏が来たことが、みんな、嬉しくて仕方ないのよ。お日様の下で過ごすのが、大好きなの。」
と、サンディさんが話してくれました。サンブロックを塗りながらも、サンディさんのお顔も肩も、すっかり日に焼けていました。
デッキ席に、ちょうど木陰で湖のすぐそばの席があったので、そこに座って、サンディさんお勧めのハワイアン・ロールとアイスティを注文しました。トルティーヤに、フルーツとチキンがタップリ入ったサラダが巻いてあるロールサンドにチップスが添えてあり、ボリュームタップリで、とても美味しかったです♪ お変わり自由なアイスティを飲みながら、美しい湖を眺めつつ、おしゃべりが弾みました。(下の写真が、レストランから見たミネトンカ湖です。)



午前中はお仕事をされていたご主人のジムさんがボートのところに1時頃に来られて、出向の準備をしておいて下さるというので、ナズ達は、1時半頃、ボートのところに行くことにしました。
「トニーが、ジョゼフの出演者の1人のアダムと、もしかしたらもう1~2人、友達を連れて、2時に来る予定なの。でも、まだ時間があるから、さっきとは別のところにある屋内のモールに行ってみない?それから、ボートに行きましょう。」
とサンディさん。ショッピング好きのナズに異論があるはずはなく、再び車に乗って、モールへと向かいました。モールと言っても、現代風の巨大なショッピングモールとは違って、平屋の細長い建物の中に、いろんな店が並んでいて、ちょっとレトロな雰囲気がステキでした。

30分ほどモールで過ごしてから、ボートの係留場に向かいました。細い板で出来た艀を通って進んでいくと、ボートのところにはすでにジムさんが準備を終えて、釣りをなさっていました。
明るい笑顔で迎えてくださったジムさんと挨拶を交わし、ボートへと乗り込みました。
ボートの舳先の部分の内側と最後部の内側に、ベンチのような座席がついていて、舳先のほうは5人くらい、後ろのほうは、6~7人は座れるような感じ。ボートの中央の右側に操縦席、その反対側に操縦席と同じようなイスが1つ。ちょっと狭めだけど、トイレもついていました。
日差しがだいぶキツかったので、ジムさんが後ろの席のほうには屋根をつけて下さっていました。
ボートの舳先と後方の部分には、外側にも人が腰掛けられるようになっていて、後方の外側部分にジムさんと並んで腰掛けたナズ、足を湖の水に浸しながら、サンディさんが用意して下さったスナックを細かく砕いて、湖に投げ入れました。すると、体調20センチくらいの魚がいっぱい集まってきて、スナックを食べていました。時には、ナズのつま先をつつくのもいて、ちょっとくすぐったかったです(笑)

そうこうするうちに、トニーさんとアダム君がやってきました。他にも何人かに声をかけたそうなんですが、都合がつかず、残念ながら来られなかったそうです。
トニーさんとハグを交わし、アダム君ともハグしました。
「やあ、ナズ!ちゃんと会うのは初めてだね。毎日、応援してくれてありがとう!」
「こちらこそ、毎日ステキなショーをありがとう!会えて、とっても嬉しいわ!」
2人が乗り込むと、早速ジムさんが係留を解き、広々とした湖へとボートが進んで行きました。

屋根がついているとは言え、ボートの向きによっては、強い日差しが体に当たります。「Go Go Go Joseph」では、腕や足が露出する衣装を付けるので、変な日焼け跡が残ってはまずいため、トニーさんとアダム君は、しっかりとサンブロックを塗っていました。もちろんナズも、塗っていましたよ。
日差しは強いのですが、真っ青な空が水面に映えて、とてもきれいでした♪ 気持ちのいい風が吹いているので、ボートのスピードがあまり速くない時でもさわやかでしたし、猛スピードで進んでいる時は、水しぶきを浴びながら進むのがとても快適でした。ミネトンカ湖はすごく広い湖なんですが、冬になるとすっかり凍ってしまうそうで、車で湖の上を走って渡ることが出来るんだと、トニーさんが教えてくれました。
ナズには知らなかったのですが、アメリカではとても有名な歌手の方の自宅が湖の畔にあって、アダム君が写真を撮っていました。湖の畔には、他にもリッチな人達がたくさん住んでいて、ステキなおうちと色とりどりの花が咲いたお庭に、自家用ボート用の艀が着いていて、トニーさんやアダム君と、「こんなおうちに住みたいね~!!」と、声を揃えて叫んでしまいました(笑)。

2時間ほどのボート遊びは、とても楽しくて、あっという間に終わってしまったような感じでした。ボートの後かたづけをするというジムさんにお礼を言ってお別れし、トニーさん達は自宅へ、ナズは、サンディさんの車でホテルまで送っていただきました。
「とっても楽しかったです♪ステキな1日をありがとう!」
「私も、とても楽しかったわ。いっぱいおしゃべりも出来たし。今夜もショーを見るんでしょ?ちょっとお昼寝でもして、疲れを取って、今夜も楽しんでね。」
サンディさんとハグを交わしお別れしたナズ、もう4時半近かったので、お昼寝する程の時間はなく、シャワーを浴びて、身支度をしました。

この日の席は、再び舞台に向かって左端の110番。6人掛けのテーブルを1人で使いました。
この日は、チケット代に含まれている無料のメニューではなく、「本日のメニュー」のサーモンのグリルとサラダをいただきました。それと何となく、甘いものが食べたかったので、デザートにバニラアイスをオーダーしました。デザートは、食後すぐに食べることも、幕間の休憩の時に食べることも出来るのですが、ナズは、休憩の時に持ってきてもらうことにしました。

この日のショーもとても楽しかったです。前半ラストの「Go Go Go Joseph」の時、思わずトニーさんの腕に日焼け跡が残ってないか見ちゃったんですけど(笑)、大丈夫でした♪
幕間に美味しいアイスクリームを食べて、会計を済ませ、後半は、ファラオが登場します。
そして、この晩、ジョゼフが「もう一度、夢の話を聞かせて欲しい」と言った後、本当なら、ステージ中央に進み出るはずのファラオが、何と、ナズのテーブルのほうへ歩いてきて、ナズに向かって、「おお、そこのお嬢さん!素晴らしい!君無しでは生きていけない~♪」とナズに歌ってくれたんです~♪
ナズも一生懸命、頬に手を当てたり、胸に手を当てたりして、キースさんのファラオの仕草に反応しましたとも!最後にキースさんが手を差し出してくれたので、ナズも手を差し出して、彼の指先を握りました。キャストも、お客さんも、楽しそうに笑っていました♪
この日は、他にも、ジャレッドさんのジョゼフがさらわれていく時に、また手を差し出してくれましたし、カーテンコールの時にはアダム君が来てくれて、ナズの手を取って踊ってくれました♪ 

ショーをめいっぱい楽しんで、ロビーに出たナズ、キャストの皆さんとハグを交わしました。
もし、翌日の金曜、自分が作曲をしている「Fruit Fly」のリハーサルがあるようだったら、連れて行ってくれると、Michael君が言ってくれました。
「ワァ~、リハーサルって見たことないから、楽しみ!」
「やらなくなっちゃたら、ごめんよ。」
「やらなかったら、仕方ないもの。気にしないでね。」
Michael君とトニーさんとお別れのハグをして、ホテルへと向かいました。

翌日の金曜日に最後のショーを見たら、土曜日は帰国です。いつも、最後の2日間くらいは、あわただしく、あっと言う間に過ぎてしまうんですが、今回は、滞在が短かったので、余計に早く時間が経ったように感じました。荷造りを少しして、ベッドに入りました。
リハーサル、見られるかな~。でも、見られなくても、Michael君やトニーさんと過ごせたら、嬉しいな~と思いながら、眠りにつきました。

続きは、観劇記その5で。

Joseph at CDT 観劇記 その3

2013-07-29 12:00:13 | Michael 13 Joseph
Joseph観劇記 その3です。(写真は、7/17の夜のショーのあとで、劇場のロビーで撮ったMichael君〔マイケル・グルーバー〕です。)

7/17 (水)、時差ぼけのせいなのか、目覚まし時計より早く目が覚めたナズ、滞在しているCountry Inn and Suitesは、B&Bタイプのホテルなので、朝食がついているので、簡単に身支度をして、早速、朝食スペースへGO!
フルーツあり、ヨーグルトあり、ペストリーあり、トーストあり、その他のパンもいろいろあり、目玉焼きやソーセージといった温かいメニューもあり(この日は、ベイクドポテトと目玉焼きをトルティーヤで包んだモーニングタコスでした。)、中でも、ワッフル焼き機が置いてあって(下の写真)、



横に置いてある機械のボタンを押すと生地が出てきて、それをプラスティックのカップに受け止めて(下の写真)、



焼き機の中に入れ、焼き機を閉じて回転させると、タイマーがスタートする・・・という、宿泊客が自分でワッフルを焼けるようになっているのが、楽しかった♪ (下の写真のように焼き上がります。)



味も美味しいけど、焼くのが楽しくて、ずっとここに立っていて、他のお客さんの分も焼いてあげたいくらいでした!(笑)(下の写真のような朝食が、毎朝、食べられます♪)



飲み物も、ジュースが4種類、牛乳もローファットとノンファットがあり、コーヒーも4種類に、紅茶のティーバッグとお湯が置いてあります。コーヒーや紅茶は、1日中あって、好きな時に飲んでいいようになっているんですよ♪ 
食事以外でも、小さいけど室内プールやジムがあって、お客さんは自由に使っていいんです。お客さんが利用できる会議室も3室ほどあって、宿泊客の多くは、ビジネスで来ている人達のようでした。

たっぷり朝食を食べたナズ、腹ごなしも兼ねて200メートルほど離れたところにあるお気に入りのスーパーへ買い出しに出掛けました。2年前にさんざん散歩した街なので、何がどこにあるのか、けっこうわかってます(笑)もっと近くにもスーパーがあるんですが、そっちは、ごく普通のスーパーで、この少し離れているスーパーは、とても大きな高級スーパーで、すごく楽しいんです♪
紅茶などもお土産にぴったりのしゃれた入れ物の美味しいのがあるので、友人へのお土産にチョコレートや紅茶を買い、滞在中に飲む用のミネラルウォーター等も購入しました。

部屋に戻ったナズ、身支度をして、劇場に向かいました。劇場に着くと、昨晩と同様、ジェイさんや売店の店員さんとおしゃべりしたあと、席に着きました。この日は、ステージに向かって左端の最前列の110番のテーブル。6人掛けでしたが、ナズ1人しかいませんでした。
昼間だったのでアイスティを頼み、この日は、ショーのあと、Michael君達とディナーに行く予定だったので、前夜と同じメニューなんですが、一番ボリュームのないほうれん草のサラダをオーダーしました。

食べ終わって、ちょっと冷房で寒くなってしまったので、劇場の入り口の外にあるベンチで休んでいると、リュックを背負ったとてもきれいな女性が、近づいて来るのが見えました。Tシャツにジーンズというラフな格好なので、たぶん、観客ではなくてキャストかな~と思いながら見ていると、その女性が、ふっと立ち止まり、
「あなた、もしかして、Michaelのお友達?」
とナズに話しかけてきました。何と、Michael君の古くからの友人で、ずっとBroadwayで活躍してきたモーラ・ホワイトさんという女優さんでした。今回の「Joseph」では、Michael君演じるナフタリというジョゼフの兄弟の1人の妻を演じています。
ナズをハグしてくれたモーラさん、
「Michaelから、あなたのこと、いろいろ聞いていたわ~。会えるのを楽しみにしてたのよ。またあとで、いろいろおしゃべりしましょうね。」
ホントに、Michael君のお友達って、みんな、何て優しくて気さくでステキな人達なんでしょう! ひなたぼっこしてて、よかった♪

時間が近づいたので、テーブルへと戻ったナズ、イスをステージのほうに向けて、観劇準備万端です!
前夜に見た時に思ったのですが、DVD版と比べると、全体にコミカルさが増した軽いタッチで、子供の観客が多いせいか、より子供が楽しめるようにしてあるな~と思いました。
またDVDでジョゼフを演じていたダニー・オズモンドは、あの時点で40代だったので、エジプトで成功してからのジョゼフと同じくらいの年齢ですから、後半のジョゼフは、大人の男性として演じていましたが、チャンハッセンのほうは、ジャレッドさんがまだ20代半ばくらいなので、エジプトで成功したあとのジョゼフも、若者として演じています。
2年前のJesusの時は、もちろんもっと若かったわけですが、ひげを生やし、ジーザスへの複雑な思いを叫ぶように歌うその姿は、ずっと年上に見えました。それが、今回は、明るい、人なつっこい笑顔で、共演する観客のお子さんを優しく気遣いながら、楽しげに演じていて、2年前のジュダスを演じていたのと同じ人とは信じられない感じです。
役によって、まったく別人に見えるということは、演技力が優れているということですから、ジャレッドさん、ますます素晴らしい俳優さんになったということですよね♪ そんな彼が演じたジュダスとジョゼフの両方を見られたナズは、本当にラッキーだな~と思います。

この日のマチネも、とても楽しかったです♪ ジョゼフが奴隷として連れて行かれてしまうシーンでは、ナズの目の前をジョゼフが通ったので、ナズが「助けてあげたい!」と思いながら手をさしのべると、それに気づいたジャレッドさんも、ナズのほうに手を差し出してくれました。
また、この時の子役の男の子は、ナズのお友達のライアン君が演じていましたよ♪ 現在17才の彼、2年前よりもだいぶ背が伸びましたが、それでも少し小柄で、声もボーイソプラノっぽい感じで、とてもきれいに歌うんです♪ 彼も、観客のお子さんのことをとても気遣っていて、優しい、いい子だな~と思いました♪ 
同じ劇場にちょくちょく見に来ると、こういう若手の俳優さんの成長を見られて、よりいっそう劇場や俳優さん達に対する愛着が深まりますね。

このマチネでは、ちょっとしたハプニングがあって、ラストのほうで、スローバージョンの「Any Dream Will Do」が歌われるシーンで、ジョゼフが「A Crash of Drums」と歌ったあと、彼の後ろに近づいてきたナレーターが「A Flash of Light」と歌って、そこからデュエットになるんですが、ジャレッドさんがその一節を歌いながら振り向くと、Jodiさんがいませんでした!
びっくりしてとまどうジャレッドさん! 何と、Jodiさんは、反対側のナズのテーブルの前辺りの位置に立っていて、彼女も「まずい」と思ったらしく、早口で「A Flash of Light」と歌いながら、定位置へと駆けつけました!そこからは、スムーズにフィナーレへと進みましたよ。
あとでトニーさんに聞いたら、ショーの最中だというのに、なぜかJodiさん、考え事をしてしまったんだそうです(笑)そんなことって、あるんですね!

フィナーレの時には、キャストが客席に降りて、お客さんの間で歌ったり踊ったりするんですが、何と、ナズのところにはMichael君が来てくれて、ハイ・ファイブをしてくれましたよ♪思いっきり歌い、叫び、拍手をしたナズ、大満足でロビーへ行きました。しばらく待つと、Michael君をはじめ、数人のキャストが現れました。ライアン君もいました!みんなとハグをし、挨拶を交わしました。
「じゃ、ナズ、行こうか!夜のショーの前に着替える?」とMichael君。
「ううん、このままで大丈夫♪」とナズ。
「じゃ、夕食のあと、そのまま劇場に来ればいいから、ゆっくりできるね。」とトニーさん。
Michael君とトニーさんと一緒に、駐車場に止めてある彼らの自動車に向かいました。今日も運転は、Michael君でした。

ミネアポリスのほうでディナーを食べるので、そちらに向かう道々、いろんな話をしました。次回作の「Fiddler on the Roof」にも2人とも出演が決まったのだそうです。上演時間が短くて、楽しい内容の「Joseph」とは正反対で、上演時間が3時間で暗い内容の作品だと聞かされたナズ、
「2時間の『Joseph』と3時間もある『Fiddler』、開演時間は、一緒なの?」
と尋ねてみました。
「そう、そこが問題なんだよ。ディナーに2時間、そのあとショーが3時間じゃ、夜のショーが終わるのは、11時になっちゃうだろ?お客さんにはちょっと負担だろうね。冬場は暗くなるのも早いしね。」
と、Michael君。
「短くするのかな?マイケル(これは、劇場オーナーで監督も務めるBrindisi氏のことです。)は、嫌がりそうだけどね。」
と、トニーさん。
ナズなんか、ディナーといっても、いつも一品だけオーダーしてササッと食べて、開演までの時間をもてあましているので、もっと開演時間を早めればいいのにと思いましたが、他のお客さんは、ナズみたいに滞在中のショーを全部見るわけではなく、例えば、誕生日とか結婚記念日とかのお祝いを兼ねて、特別な日のお食事として食べる方も多いから、やっぱり食事に2時間は必要なんでしょうね。
でも、きっと素晴らしいショーになるでしょうから、見応えのある3時間になるでしょうね♪

この日のディナーは、リブステーキでした。BBQ風に焼いてあって、付け合わせのインゲンやゆでたコーンも美味しかった♪ デザートにはアイスクリームを乗せたチェリーパイをいただいたのですが、これも、いかにもアメリカって感じで、美味しかったです。ボリューム満点なので、おなかいっぱいになっちゃいましたが・・・(笑)
トニーさんが、「ファラオをやっているキースがね、君がいる間に、一度、君に歌を捧げるって言ってたよ」と教えてくれました。「え、ホント!?」「うん。どのショーかわからないけどね。楽しみだね。」
あのジョゼフの質問そっちのけで、客席の女性に「君なしでは生きていけない」と歌う、あれをナズにやってくれるんだ!何か、嬉しいような、恥ずかしいような。でも、とても楽しみでした。

たくさん食べて、たくさんおしゃべりして、すごく楽しい時間を過ごしたあと、またMichael君運転の車で、劇場へと向かいました。もう夜だというのに、日が長いので、まだ昼間のような明るさでした。運良く渋滞にもぶつからず、7時半過ぎに劇場に着きました。
建物の裏手にキャストが何人か座っているのが見えたので、
「あとで会おうね~!ホゥ~ッ!」
と、叫ぶと、彼らが拍手を返してくれました♪
「ナズは、いい声をしてるよね。すごく、よく通る!」とトニーさん。
「だって、歓声を上げるプロだもん♪(笑)」とナズ。
3人で笑いながら、劇場に入りました。

楽屋に向かった彼らと別れて、すでにお客さんでいっぱいの客席内に入り、席へと案内してもらいました。この時の席は、マチネとは反対側の端の130番。4人連れのお客様がすでに座って食事をされていました。ご挨拶をして、テーブルのステージ側の席に座り、ウェイトレスさんにお願いして、ホットティを持ってきてもらいました。今回、他のお客さんと相席になったのは、この時だけでした。

このショーも、とても盛り上がり、楽しいショーでした。ファラオは、相変わらずたっぷり笑わせてくれましたしね。(ナズに歌は、捧げてくれなかったけど・・・笑)、
ショーのあとには、モーラさんやジャレッドさんにも会えました。

「なかなか会えなくてごめんね、ナズ。主役なんで、いろいろやらなきゃいけないことがたくさんあって。」
と、すまなさそうに言いながら、ジャレッドさんがハグしてくれました。
「いいのよ、ジャレッド。素晴らしいショーをありがとう。あなたのジョゼフ、最高!2年前にはあなたのジュダスを見られたし、私は、とてもラッキーだわ♪」
嬉しそうにうなずきながら、ジャレッドさんが優しく微笑んでくれました。ホントに、ステキな青年です。

劇場の出資者の1人で、キャストやスタッフからとても慕われているご夫妻もいらしていて、翌日の木曜日は、Michael君は、彼が作曲を担当した「Fruit Fly」というショーが、ちょうど上演されていて、そちらのリハーサルに参加する予定だったので、奥様のほうのサンディさんが、ナズを湖の畔にあるエクセルシオールという町にショッピングに連れて行ってくださるというのです!
「ホントにいいんですか?」と尋ねるナズに、
「もちろんよ、ナズ!あなたと一緒に過ごすのを楽しみにしてたんだもの。ショッピングして、ランチを食べて、午後からは主人が、ジェットボートを出すって言ってるから、湖でボートに乗りましょう!」
うわ~!自家用ジェットボート!すごいな~!
「え、ボートに乗るの?」とトニーさん。
サンディさんが誘うと、「行く、行く~!」
トニーさんも来るなら、楽しさ倍増です♪ 仕事で行けないMichael君は、ちょっと残念そうでした。
劇場を出て、別れる時、
「明日は、ショーの後まで会えないけど、楽しい1日になるといいね」
と言いながら、Michael君がハグしてくれました。
トニーさんともハグをしながら、「じゃ、ボートで会おうね~♪」とお別れしました。

Michael君からも、エクセルシオールは、湖のそばで、お店も多くて楽しいところだと教えてもらっていたので、18日は、タクシーでも呼んで、1人で行ってみようかと思っていたところだったので、サンディさんの申し出は、本当にありがたかったです♪
もう20回以上はアメリカに来ているナズ、嫌な思いをしたことはほとんどなく、どこへ行っても、地元の人とおしゃべりして楽しく過ごして来ましたが、チャンハッセン/ミネアポリス/セントポールのエリアの人達は、本当に親切で、優しくて、気さくで、ナズは、このエリアが大好きです! こんなにいい人が多い土地でMichael君が暮らしているんだと思うと、とても安心だし、すごく嬉しいです♪

楽しい日になること間違い無しの翌日に備えて、早めにベッドに入ったナズでした。

続きは、観劇記 その4で。

Joseph at CDT 観劇記 その2

2013-07-26 00:03:18 | Michael 13 Joseph
観劇記 その2です。(写真は、劇場のロビーの壁にかけてあるキャストの写真です。Michael君〔マイケル・グルーバー〕の右側〔写真に向かって〕にあるのが、トニーさんの写真です。)

さて、20分間の休憩のあと、今度は、ナレーターが、客席を通って、親御さんのいるテーブルに戻っていた子供達をステージへと案内してきました。迎えた子役の俳優さん達が、子供達の襟元にエジプト風の襟を付けてあげました。
ファラオがどんなにすごい権力者なのかを、ナレーターが歌います。(Pharaoh Story)ジョゼフの兄弟の妻達を演じていた女優さん達が、今度は、ブルーのエジプト風の衣装を身につけて、ファラオの宮廷に仕える侍女達という感じで登場しました。

ナンバーが終わる頃に、中央の階段の部分にきらきら光るブルーのマントで全身を覆った人が、横たわりました。これがファラオです。ナレーターが、ファラオが訳のわからない夢に悩まされていると歌います。((Poor, Poor Pharaoh/Song of the King)悩むファラオに、子役の男の子が駆け寄って、牢獄にいるジョゼフのことを教えました。ファラオが、ジョゼフを呼んでくるように命じると、男の子は、ジョゼフの元へ走り去りました。
子役の俳優さんは、男女とも2人ずついて、交代で演じているんですが、ナズの滞在中は、男の子は、この晩と19日の夜だけが、Jeremiah Cox君という11才の子で、それ以外は、「Jesus」の時にも出演していて、ナズとはFacebookでもお友達のライアン・ホッファ君でした。女の子は、ずっとMadeline Turkちゃんという13才の女の子が演じていました。

連れてこられたジョゼフに、ファラオが、「7頭の太った雌牛が7頭のやせ衰えた雌牛に食べられてしまうが、やせた雌牛は食べてもやせ衰えたままだった。7つの美しい穂が7つのできの悪い穂に食べられてしまうが、できの悪い穂はやはり悪いままだった」という不思議な夢を語ります。(Pharaoh’s Dream Explained) このファラオが、超~~面白い! キース・ライスさんが演じていたんですが、エジプト風エルビスという感じで、アドリブが多く、毎晩、かなり違った感じで演じていました。

夢の説明が終わったあと、「もう一度、教えて欲しい」と、ファラオを真似てエルビス風に頼んだジョゼフ、ファラオににらまれて、あわてて「Please」と付け足します(笑)でも、ファラオに「ジョー」と呼んでもらい、もう一度歌ってもらえることになったのですが、観客席の女性の1人に目を留めたファラオ、ジョゼフそっちのけで、その女性に向かって「君無しでは生きていけない~♪」と歌い始めてしまいます(笑)
ステージ中央の2列目のテーブル辺りに座っている女性に歌いかけていたので、ナズのほぼ正面にファラオがいて、めちゃくちゃ笑っちゃいました!
脱線を続けるファラオに、子役のMadelineちゃんが近づき、「お願いがある」と話しかけます。
「お、可愛いお嬢ちゃん、名前は何て言うんだい?」とファラオが聞くと、「プリシラよ!(エルビス・プレスリーの奥さんの名前)」と答えます。ぎょっとなったファラオ、客席からは笑いが起きました。「もう一度、不思議な夢の話をして欲しい」という彼女の願いに、ようやく、ファラオが、ナンバーの山場の部分を歌いました。

ジョゼフが語った夢の意味は、「7年間の豊作のあと、7年間の飢饉が来る。ファラオが必要としているのは、知識もあって、この難局を乗り切れる人物だが、それが、誰なのか、僕にもわからない」というものでした。「それは、誰だろう?それは、誰だろう?」とみんなが不思議がっていると、「ジョー!」という声が聞こえ、ジョゼフこそその人物だとみんなが気づきました。

「お前は賢い若者だ。どうすればいいか教えてくれ。お前のための役目を作ろう。俺のナンバー2になれ」と歌うファラオ。(Stone the Crows)ジョゼフの手鎖がはずされ、今までの不遇がわびられ、帯や首飾りが贈られました。
侍女達と共にジョゼフが去ると、「まさにハッピーエンディング。ショーを終えるにはちょうどいいところだけど、ジョゼフがいなくなった後、ジェイコブや他の兄弟達がどうしているか、皆さん、気になるでしょう?」と歌うナレーターに、「ちっとも」と答えるファラオ(笑)

突然、ファラオがナレーターに熱烈なキスをして、暗転になり、場面は、ジェイコブと息子達のシーンへと変わります。(Those Canaan Days)
飢饉に見舞われたのはエジプトだけでなく、ジェイコブと息子達が住むケイナンの地も、飢饉に苦しんでいました。「ジョゼフがいなくなってから、すっかり生活が変わってしまった。今では、ヤツの奇妙な夢の話さえ懐かしい」と、シャンソン風にフランス語風のアクセントで歌う兄弟達(笑)。骨になってしまった羊が、子供達に連れられてステージに現れ、兄弟達は泣き崩れます。
と、突然、セクシーな衣装の美女が登場し、ダイナミックなダンスを披露します。「Jesus」にも出演していたダンスが超上手なジュリアンさんです! 美しく引き締まった、ダンサーとはこうあるべきという見本のようなプロポーションで、素晴らしいダンスを見せてくれました。
落ち込んでいたはずのジェイコブが、美女と一緒に浮き浮きと去っていきます(笑)

「兄弟達は、ケイナンの暮らしが楽でないことに気づきました」と歌うナレーター。(The Brothers Came to Egypt)横にいた兄弟の1人のリーバイが、ナレーターのドレスで鼻をかんで、ナレーターににらまれました(笑)
「ここにいても飢えるだけ。でもエジプトには、食べ物も飲み物もある。時間があれば、スフィンクスも見られる!」兄弟達は、ジョゼフが待つエジプトへと向かうのでした。
「向かう」といっても、大きなセットの変更はなく、兄弟達がステージをぐるっと回って元の位置に戻る間に、ジョゼフがステージ登場し、侍女達も勢揃いし、兄弟達が「エジプト!」と叫ぶと、もうそこは、エジプトです(笑)

金色の衣装を身につけたファラオのナンバー2が、よもや自分達が奴隷として売ってしまったジョゼフだとは気づかない兄弟達、食べ物を分けてくれるよう、ジョゼフに頼みます。まったく自分に気づかない兄弟達に、「ちょっと彼らに思い知らせてやろう。何と言っても、彼らは、兄弟殺しを企んだのだから」と歌うジョゼフ。昔、兄弟のみすぼらしいトウモロコシの房が、自分の立派な房にお辞儀をしたり、兄弟達の星が自分の星にお辞儀をしたりした夢の意味が、やっとわかったと、ジョゼフが歌いました。
「どこから来たのか、わからない。スパイかも知れない!空腹だと言うが、ウソかも知れない。助けて欲しいと言うが、私のことを助ける気はあるのか?保証もないのに、信じられない」とジョゼフに言われ、「我々は、正直者の兄弟です。はいつくばり、転がり、あなたを崇めます」と、兄弟は、何とか助けてもらおうと必死で訴えかけるのでした。
兄弟達の言葉を受けて、「とても胸を打たれた。欲しいものを与えてやろう」と、ジョゼフは、侍女達に命じて、兄弟達に食べ物の入ったバケツを配らせました。喜んでむさぼり食う兄弟達。

さて、ここからが最後の山場となるわけですが、まだご覧になったことのない方のために、ここからの詳細は書かないことに致しますね。
最後に、もう一度「Any Dream Will Do」のスローバージョンが歌われ、カーテンコールになりました。次々と登場するキャストに、惜しみない拍手が贈られました。
キャストが退場した後、演奏を続けるバンドの皆さんにも拍手を贈り、ナズは、席を立ってロビーへと出ました。

「Jesus」の時のように、衣装を着たままのキャストがロビーでお客様を待ち受けている・・・と思いながらロビーに出たのですが、キャストは誰もおらず、お客さんが普通に帰って行くだけでした。
「おや~?」と思いながら待っていると、楽屋に続く扉のほうから、Michael君やトニーさんが出てきました。「Great Show!」と言いながら、ハグを交わし、「もう『Meet and Greet』 は、やらなくなっちゃったの?」と尋ねると、Michael君が「ああ、あれは、Jesusの時だけ、特別にやっていたんだよ」と教えてくれました。
トニーさん曰く、ナズを知らないキャストやスタッフの間では、「最前列で、大歓声を上げながら、全ての曲を歌っている観客がいる!」とうわさになっていたそうで・・・(笑)「それが、ナズだよって、教えてやったよ。」とトニーさん。
もちろん、声は出していませんでしたよ。キャストが『皆さんもご一緒に!』って言ったナンバー以外は。でも、予習の意味も含めて、ここ数ヶ月ずっとアルバムを聴いていたので、ほとんど覚えちゃってたし、前に見に来た時、一緒に歌うと、キャストの人達がとても喜んでくれたので。

他にも、「Jesus」にも出演していて、今回は兄弟の1人とポティファーを演じているロビーさん、「Jesus」の時からのお友達で、兄弟の妻の1人を演じているエミリーさん、ジェイコブを演じていた時はすごく年老いて見えたけど、実際にはまだまだ若いトッドさん、兄弟を演じているフランクさん、タイラーさん、ダンさん、ブライアンさんも、ナズのそばに来てくれて、「会うのを楽しみにしていたよ」、「たくさん応援してくれて、ありがとう!」、「歌を全部覚えているんだね、すごいね!」と言いながら、ハグしてくれました♪
ブライアンさんに「明日は、何をするの?」と聞かれたので、「ショーを2回見るの」と答えると、「奇遇だな~、僕もだよ!」とブライアンさん(笑)お茶目ですよね♪

「ナズ、明日は、ショーを2回見るんだろ?もし夕食を劇場で食べないなら、ショーの合間に、一緒に夕食を食べないかい?」とMichael君! 「ホント!?嬉しい~♪ 夕食、劇場で食べない、食べない!」とナズ!
「じゃあ、明日は、マチネのあと、一緒に過ごせるね。」とトニーさん。

ロビーで話し込んでいて、時間が遅くなったので、ホテルは、ほんの3分ほどのところだったのですが、2人が車で送ってくれました。
「じゃあ、明日ね~!」

浮き浮きと心も軽く部屋に戻ったナズでした。明日の夕食が楽しみで、楽しみで、ワクワクしながらベッドに入りました。

チャンハッセン滞在の2日目の模様は、その3でお伝え致しますね~。

Joseph at CDT 観劇記 その1

2013-07-24 13:03:55 | Michael 13 Joseph
お待たせ致しました。まずは、観劇記その1です。(写真は、開演前のステージの様子です。)

7/16の午後、順調に成田を発ち、現地時間の7/16の午後、到着予定よりも少し早めにミネアポリスに到着しました。
いつもタクシーでホテルに向かうナズ。今回もそのつもりだったんですが、「それじゃ、お金もかかって大変だろう」と心配してくれたMichael君(マイケル・グルーバー)とトニーさんが、何と、空港までナズをピックアップしに来てくれました。

まだミネアポリスに移ってきてからあまり経っていなかった2年前に比べると、Michael君の運転もスムーズになり、一緒に来てくれたトニーさんと3人で楽しくおしゃべりをしながら、チャンハッセンに向かい、ホテル近くのレストランで遅めの昼食を取りつつ、またおしゃべりを楽しみました。
食事を済ませ、ホテルに降ろしてもらい、いったん家に戻るというMichael君達を見送って、ホテルにチェックインしました。

夏にアメリカに来たことは何度もあったのですが、たいていは、東京よりもカラッとしているので、たとえ気温が東京より高くても過ごしやすいことが多かったんです。ところが、ナズが滞在していた間のミネアポリスやチャンハッセンは、東京とあまり変わらないくらい湿度が高く、けっこう蒸し暑かったです。
せっかく夏なので、浴衣を持参してきていたので、シャワーを浴びたあと、久しぶりの着付けに、ちょっと悪戦苦闘しながら(笑)、それでもそこそこうまく着られたので満足しつつ、少し早めに劇場に向かいました。

ボックスオフィスで滞在中に見る5回分のチケットをピックアップして、周りを見回すと、開演の前にMCとして登場するジェイさんが、お客様を出迎え中だったので、挨拶しようとそばに行きました。驚いたことには、
「こんにちは。確か、以前にも見に来てくれたことがあるよね。」
と、2年前に来たナズのことを覚えていてくれたんです。これは、ジェイさんだけじゃなくて、お土産売り場の女性やウェイトレスさんといった他のスタッフも、けっこう大勢、覚えていてくれて、まるで故郷に帰ったみたいな感じがして、とても嬉しかったです。

6時になったので、テーブルに案内してもらいました。初日の晩の席は、ステージ正面の121番テーブル。全ての席が最前列で手配してもらったんですが、他の日は、左右どちらかの端っこだったんですけど、この日だけは、真っ正面! 
席についてしばらくすると、ウェイトレスの女性が、まだ何もオーダーしてないのに、ホットティを持ってきてくれました。
「前回いらした時、いつもホットティを頼んでらしたでしょ?ホットティでよかったですか?」
うわ~、注文まで覚えていてくれたんだ~♪ スッゴク嬉しい!
「はい!ありがとうございます。ホットティ、いただきます。」
チケット代に含まれている料理の中からサラダをオーダーして、ホットティと一緒にいただきました。ほうれん草とチキンのサラダで、フルーツも入っていて、とても美味しかったです。

早めに食べ終わったので、しばらく劇場の中をあちこちぶらぶらして、トイレを済ませてから、席に戻りました。上演中は、もちろん写真やビデオ、録音は厳禁ですが、上演前や休憩中は撮影は自由なので、ステージの写真を撮りました。「Jesus Christ Superstar」の時も、具体的な家とかのセットがあるわけではなく、さりげなく置いてある箱や棒が、ある時はテーブルに、ある時は磔の台になったのですが、今回も、ステージ上に置いてある下にキャスターのついたJ、O、S、E、P、Hの文字が、ある時はイスとして、ある時はドアとして使われていました。

開演5分前になり、ジェイさんがステージに登場しました。作品の説明、「Joseph」では、毎回、客席から2人の子供がショーにゲスト出演するので、この晩の子供達の紹介、次回作や建物内の他の劇場の出し物の紹介、そして撮影や録音が厳禁であること、携帯などを切って欲しいこと、最後に「キャストに食べ物を与えないように!」とお客さんの笑いを誘う一言を残して、ジェイさんは、ステージを去りました。

いよいよ開演です。風の音と赤ちゃんの泣き声の効果音が流れたあと、プロローグが始まりました。ナレーター役のJodiさんが登場して、「夢を見よう。かなう人もいれば、かなわない人もいるけど、感じるままに夢を見よう。夢が叶った幸運な少年の話をしよう。もしかしたら、君のことかも知れないよ」と美しい声で歌います。
その間に、他のキャストがステージへと登場してきました。顔見知りのキャストは、ナズを見つけて、目配せをしてくれたり、ほほえみかけてくれたりしました♪

プロローグが終わると同時に、客席のほうからジャレッドさん演じるジョゼフの歌声が聞こえてきました。(Any Dream Will Do) この晩、ショーに出演する観客のお子さん2人を連れて、ステージへと上がります。ナンバーのラストが近づくと、ジョゼフ、ナレーターとお子さん2人を中心に、キャストがステージ中央(ナズの真っ正面!)に集まり、ステージに向かって左手からカメラを持ったキャストの1人がステージ前にやってきて、ナズのすぐ目の前にしゃがんで、キャストとお子さんの記念撮影をしました。(このキャストは、ウェス・モウリ君といって、日系の青年なんです。写真を撮るだけでなく、開演前にはロビーで観客の人に子供がショーに特別出演できる催しの説明をしたり、申し込みの受付をしたりしていて、ショーが始まる前にそれぞれのテーブルに子供達を迎えに行ったり、幕間の休憩の時に子供達をテーブルに送っていったりもしていました。)

ジェイコブとその家族を紹介するナンバー(Jacob and Sons/Joseph’s Coat)が始まり、Michael君達が扮する兄弟達が1人ずつ紹介されていきましたが、何せほとんど全員がカツラと帽子をかぶり、顔中にひげをつけているので、誰が誰なのか、イマイチわかりません・・・。もちろんMichael君とトニーさんはすぐわかりましたが、以前見た「Jesus」にも出演していてお友達になった俳優さんも何人かいるはずなのに、「???」という感じ。(あとでホテルでキャストの写真とどのナンバーを歌っていたかを照らし合わせて、ようやくわかりました・・・

続くナンバー「Joseph’s Dream」でも、兄弟達の見せ場が続きます。ミュージカルの場合、主役は歌が多いので、ダンスナンバーがあまりないことが多いんですが、ジョゼフも本格的なダンスのシーンはまったくなく、Michael君達演ずる兄弟の方がダンスの見せ場がたくさんあります。
1人だけひいきされるジョゼフに業を煮やした兄弟達は、父のお気に入りの息子を奴隷として売り渡してしまいました。(Poor, Poor Joseph)この時、ジョゼフを奴隷として買う隊商を演じているのは、子役の俳優さんに連れられた観客のお子さんのうちの1人です。子供達が付けひげをつけているのが、面白く、可愛らしく、客席から拍手がおきました。
ジョゼフのカラフルなコートを奪った兄弟達は、山羊の血をコートに塗りつけて、ジョゼフが死んだように見せかけるのですが、この山羊の役を演じていたのが、もう1人の観客のお子さん。キュートな山羊のお面とケープを着て登場すると、兄弟達がそのお面とケープを奪って、ジョゼフのコートにこすりつけます。

兄弟達は嘘泣きをしながら、父のジェイコブに、「ジョゼフが獣と戦って殺された」と伝えます。(One More Angel in Heaven)これが、なぜかウェスタン調のナンバーなんです(笑)ジェイコブがステージにいる間は、スローな曲調なのが、ジェイコブがいなくなると、いきなりにぎやかに変わり、ダイナミックなダンスナンバーになります。
このナンバーは、マーク・キングさんという振付助手やダンスキャプテンを兼任している俳優さん演じるガドが歌っているんですが、見事なカウボーイ風の投げ輪ダンスを披露してくれました。

一方、ジョゼフは、エジプトの大富豪のポティファーに奴隷として買われます。(Potiphar)真面目に務め、主人にも好意を持って接するジョゼフは、主人に気に入られ、財産を管理するまでになりましたが、美しいけれど性格が悪く浮気者の、主人の奥方に目をつけられてしまいます。「フリーラヴ(自由恋愛)は信じない」と誘惑をはねのけようとするジョゼフに、フリーには無料という意味もあるので、「じゃあ、私にお金を払えばいいじゃない?」と切り返す奥方♪ これは、Chanhassenのプロダクトのオリジナル演出のようで、なかなかうまいな~♪と感心しました。 奥方を演じているのは、ジャネットさんという女優さんなんですが、素顔の彼女は、穏やかで気さくな感じの女性なんですが、とてもセクシーな悪妻ぶりで、そのギャップに、もうびっくり!
ジョゼフを誤解したポティファーは、ジョゼフを牢獄送りにしてしまうのでした。

牢獄用の特別なセットはなく、舞台中央に階段のある少し高くなった部分があるのですが、その階段に差し込み用の穴があるようで、そこに鉄格子に見立てたポールを数本差し込んで、牢獄に見立てます。
「全てのドアが閉ざされ、世界からも愛する者からも切り離され、忘れ去れたままここで朽ちていくのか」と自分の運命を嘆くジョゼフ。(Close Every Door)観客のお子さんのうちの1人が、ろうそくを持ってきてくれます。わずかな物音にさえおびえるジョゼフを、おそらく他の囚人ということなのでしょうか、フードをかぶった人達がジョゼフを励ましてくれました。

そこに、2人の囚人が連れて来られました。ファラオに仕えているバトラー(執事)とコックで、このバトラーをMichael君が演じていましたよ。エジプト風のつもりなのか、毛の短い黒いカツラをかぶっているんですが、どうもそれが、日本人的にはお坊さんか何かのように見えてしまい、少し興ざめな部分はあったのですが・・・、でも、Michael君が演じているなら、何だってステキです♪
二度と太陽を見ることはないだろうと嘆きながら、不思議な夢を見たので、意味を教えて欲しいとジョゼフに頼む2人。

最初は、Michael君演じるバトラーで、隙間だらけの牢獄だけど、ポールの隙間を計って、おなかをへこませながら滑り込みます。「ブドウの蔓に実がなっていたので、それをつぶして、ワインにしてファラオに差し出したら、飲んでもらえた。でも、意味がわからない」と歌うMichael君。「すぐに君は、釈放されるから心配は無用。以前と同じようにバトラーとしてファラオに仕えるだろう」とジョゼフに聞かされて、嬉しそうに走り去りました。

次のコックは、最初はポールの隙間から滑り込もうとしますが、ばかばかしいというジェスチャーをしながら、ポールの間を堂々と通ってジョゼフのそばに行ってしまいます(笑)
彼の夢は、「パンの入ったバスケットを持っていたら、飛んでいた鳥がバスケットに飛び込んで、パンを全て食べてしまった」というもの。「彼に言ってやったようなことを聞かせてくれよ」と歌いながら、ジョゼフと肩を組み、ジョゼフの胸をパンッと叩くコック(笑)
けれど、ジョゼフの答えは、「よくない夢だ。ファラオは、すでに君の処刑の日を決めてしまっている」というものでした。思わず倒れかけるコックを支えながら、「あんまり、僕の言うことを信じすぎないようにね」と歌うジョゼフ。ホッとしかけたコックでしたが、「でも、今まで一度もはずれたことはないけど」と言うジョゼフに、再びショックを受けます。

そして、ジョゼフを励ますにぎやかなナンバー「Go, Go Joseph」が始まりました。直前までバトラーとコックを演じていたMichael君とダンさんは、そのままの衣装ですが、他の兄弟や兄弟の妻達は、エジプト風のイメージの露出度の高い衣装で、「行くんだ、ジョゼフ!君と君のドリームコートには、未来が待っている」と歌って踊ります。
キャストに加えて、子供達も混じって大いに盛り上がったこのナンバーが前半のラスト。キャスターのついたアルファベットが、「JOSEPH」の順に並べられ、いよいよフィナーレという時に、ステージの向かって右端にいたキャストが「待った~!」と叫びながら、ステージ中央に出てきました。他のキャストは、不思議そうな顔。Sの字が、裏返しになっていたんです!(もちろん演出の一部で、毎回、裏返しなんですよ〔笑〕)Sのくぼみには、若いキャストが、客席のほうを向きながら、体を入れていたんですけど、裏返されてしまって、彼のお尻が客席に向いてしまいました!
裏返しを指摘したキャスト、そのお尻をペンッと叩き、「いい方の側になったな!おい、冗談だよ、みんな!」と言いながら、元の位置に戻り、あらためてフィナーレとなりました。

ここで、幕間の休憩となります。この休憩の20分の間に、ステージセットの移動があり、キャスト達は後半に向けて衣装替えをし、出演していた子供達は親御さんが待つテーブルに戻って、観客は頼んでおいたデザートを楽しみ、追加した料理の会計を済ませるというわけです。なかなか忙しい20分間ですよね。

ナズは、この日はデザートを頼まなかったので、テーブルにチップを置くと、ぶらぶらとロビーを歩き回って過ごしました。

ずいぶん長文の記事になってしまいましたので、後半は、次の記事でご紹介しますね~。また読んでいただければ、嬉しいです♪

Chanhassenから帰国しました~!

2013-07-23 18:00:29 | Michael 13 Joseph
7/16からミネソタのChanhassenに、Michael君(マイケル・グルーバー)出演の「Joseph」を見に行っていましたが、日曜日(7/21)、無事帰国しました~!(写真は、到着日に撮った劇場です。)

心配していたミネアポリスの入国審査も、4年前とは見違えるほどビジネスライクになり、スムーズに入国することができました。(この分だったら、2年前の時も、直行便でも大丈夫だったのかも知れません。)
滞在日数は短かったのですが、劇場以外でもMichael君にたくさん会うことができましたし、作品も素晴らしく、また出演していた俳優さん達ともお友達になれ、充実した素晴らしい休暇でした~♪

現地での詳細については、また後ほどご報告させていただきますが、まずは、帰国のご挨拶まで。

ただいまです~!

7/16からチャンハッセンに行ってきます~!

2013-07-11 18:03:13 | Michael 13 Joseph
いよいよ来週、7月16日から、Michael君(マイケル・グルーバー)が出演中の「Joseph」を見に、チャンハッセンに行ってきます!(写真は、2年前に「Jesus Christ Superstar」を見に行った時に撮った劇場のエントランスです。)

いつもですと、出発の前日か当日の朝、「行ってきます」のご挨拶をアップするのですが、今回、我が家のPCが壊れてしまってまして・・・。 出発前が3連休でオフィスからアップすることもできないため、早めのご挨拶となりました。

16日に日本を発ち、直行便なので、現地時間の16日の午後1時頃にミネアポリス/セントポール空港に到着します。入国手続きのあと、タクシーで、チャンハッセンへと向かい、その日の夜のショーを皮切りに、全部で5回、「Joseph」を見る予定にしております。

2009年のGWに「Grey Gardens」を見るためにセントポールへ行った時、ここの空港の税関が感じが悪かったので、2年前に「Jesus」を見に行った時は、敢えてシカゴで入国手続きを済ませ、国内線でミネアポリス/セントポール空港に向かったのですが、今回は、到着した日の夜のショーを見たいので、ゆとりを持って到着できる直行便にしました。
あれから4年経っているので、税関がもっとスムーズに通れるようになっているといいのですが。

帰りは、向こうを20日の土曜日に発って、日本時間の21日(日)の夕方帰国の予定です。翌日の22日も休暇なので、帰国のご挨拶は、23日以降になるかと思います。

2004年に初めてカナダのストラトフォードにMichael君のお芝居を見に行って以来、毎年1回は彼のショーを見に行っていたのですが、昨年は、行くことができませんでした。その分、今回、たっぷりとショーを堪能してこようと思います。
帰国しましたら、こちらで観劇記をご紹介しようと思いますので、よろしかったら、読んでいただければ嬉しいです♪ 

それでは、行ってきます~♪

「Joseph」に観客のお子さんが出演

2013-07-05 12:21:19 | Michael 13 Joseph
Michael君(マイケル・グルーバー)が出演中のChanhassenの「Joseph」には、観客のお子さんが参加できるんだそうです。(写真は、主役のJesephを演じているJared Oxboroughさんです。「Jesus Christ Superstar」では、ユダを演じていました。)

「Joseph and the Amazing Technicolor Dreamcoat」のDVD版でも、大勢の子供達が出演しているんですが、Chanhassen Dinner Theatresのショーでは、毎回、そのショーを見に来たご家族のお子さんに、ショーに出演できる機会を提供しているそうです。詳しくは、劇場のサイトをご覧下さい。

対象となるのは8才から12才のお子さんで、申し込みは、当日、ロビーにあるインフォメーションコーナーに立ち寄って、必要事項を書くだけだそうです。出演できる人数に限りがあるので、申し込んだ全員が参加できるわけではなく(サイトにアップされている写真で見ると、1回に2名のようです。)、申込書を参考に選考が行われ、選ばれたお子さんには、ステージマネジャーが、開演の20分前に、そのご家族のテーブルまで伺って、出演を依頼するのだそうです。

「ショーに出演」といっても、たいていのイベントでは、オープニングとエンディングにちらっと出演するだけ・・・なんてことが多いのですが、Chanhassenでは、ショー全体を通じて様々なシーンに出演できるのだそうです。
従って、とてもユニークで楽しい思い出を作れる機会なのですが、素人のお子さんとはいっても好き勝手にしていいわけではなく、他のプロの出演者同様、出演者として、いいショーにするためにがんばってもらわなくてはならないそうです。歌ったり踊ったり台詞を覚えたりする必要はありませんが、出演者として、ショーにちゃんと参加してもらわなくてはいけません。また指示を理解して、責任を持ってその指示に従ってもらう必要があります。
ですので、あまり幼すぎたり、内気だったりするお子さんは、この体験には向かないかも知れないので、劇場から親御さんに向けて、「お子さんのことは、ご両親が一番よくご存じのはずなので、申し込みの際にその点にご注意下さい。誰にとっても楽しい経験になるようにこのイベントを行っております。」と注意書きがされていました。

出演に関する詳細は、こちらからご覧いただけます。そして、今までに出演したお子さん達の写真は、こちらからどうぞ。両端に立っているいろいろな色の模様の衣装を着ているのが観客のお子さんで、その隣の少年と少女は、正規の子役の俳優さんです。
初めのほうの写真に写っている子役の少年は、Ryan Hoffa君といって、2年前に見に行った「Jesus Christ Superstar」にも出演していたんです。私が、毎晩拍手喝采して応援していたのをとても喜んでくれて、今でもFacebook友達です♪ 今回、彼らのショーを見に行くことを知らせたら、「すごいや!楽しみにしてる!」と喜んでくれました。 他にも、前回の観劇の際に友人になった出演者がいるので、彼らとまた会えるのが楽しみです♪

Michael君も、元気で出演中です。6月24日の「Dreams, Fables and Cautionary Tales - from the Michael Gruber Songbook」も、大変、好評を博したそうで、また7月には、彼が作曲を担当したショーが再び上演される予定で、俳優以外の活動も順調のようです♪

ナズは、7月16日に日本を発って、21日に帰国予定なのですが、今から本当に楽しみです~♪ 早くみんなに会いたいな~!

Chanhassen Dinner Theatresのパブ

2013-06-26 18:00:05 | Michael 13 Joseph
Michael君(マイケル・グルーバー)が出演中のChanhassen Dinner Theatresには、パブもあるんですよ! (写真は、パブのエントランスです。)

このパブは、劇場のオーナーのお名前を冠していて、「Brindisi's Pub」といいます。2012年の6月にオープンしました。
午前11時半に開店、閉店時間は「Close」となっているので、特に決まっていないようです。お客さんが帰るまでということなんでしょうかね。14時から18時までと21時から23時がハッピーアワーになっているそうです。
観劇の前後にお客様が楽しい時間を過ごされるのはもちろん、Michael君達出演者やスタッフの皆さんも、ここでくつろぎのひとときを過ごすのだそうです。

パブの詳細は、劇場のサイトで紹介していますので、こちらからどうぞ。またFacebookのページは、こちらからご覧いただけます。

2年前に行った時は、まだオープン前だったので、来月(7月)に行ったら、ぜひ立ち寄ってみたいと思います♪

「Joseph」の上演期間が9月21日まで延長

2013-06-10 19:00:00 | Michael 13 Joseph
ミネソタ州チャンハッセンにあるChanhassen Dinner Theatresのメインステージで上演中の「Joseph and the Amazing Technicolor Dreamcoat」の上演期間が延長になりました。(写真は、ヨゼフを囲む兄弟達で、Michael君(マイケル・グルーバー)は、向かって右端にいます。)

Michael君が出演中のChanhassenの「Joseph」の上演期間が、8月末までだったのが、9月21日までに延長されました。きっと評判がよくて、お客様がたくさんいらして下さっているのでしょうね~♪嬉しいことです。
次の演目が決まってない場合には、さらにロングランすることもあるのですが、今回は、9月27日から同じメインステージで「Fiddler on the Roof」の上演が決まっているので、これ以上の延長はないかと思います。

次回作の「Fiddler on the Roof」は、Chanhassen Dinner Theatresでは、20年前の1993年に劇場の25周年を記念して初上演された作品だそうで、45周年となる今年、もっとも再上演のリクエストが多かった作品として上演されることになったのだそうです。上演期間は、9月27日から来年(2014)の1月25日までです。
この作品にMichael君が出演するかどうかは未定ですが、もし出演するようなら、彼にとってはこの作品への初出演となります。詳細がわかりましたら、またこちらのブログでご紹介致しますね~。