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M for Michael Gruber♪- Mは、マイケル・グルーバーのM~♪

キャッツDVDのマンカストラップ、アメリカの舞台俳優、Michael君のことや、ブロードウェイニュースをお伝えします。

ニック・アダムスさんがペンシルベニアでロッキー・ホラーに出演中

2017-10-23 00:01:53 | Musical News Michael君のお友達
ブロードウェイのスター俳優の1人、ニック・アダムスさんが、10月13日に開幕した「The Rocky Horror Show ロッキー・ホラー・ショー」に、ロッキー役で出演中です。(写真は、キャストの皆さんで、向かって左からニック・ケアリーさん、キャサリン・リカフォートさん、ニック・アダムスさん、ランディ・ハリソンさんです。)

ペンシルベニア州ニュー・ホープにあるバックス・カウンティ・プレイハウスで10月13日から10月29日まで上演中の「ロッキー・ホラー・ショー」に、ニック・アダムスさんが、ロッキー役で出演中です。Playbill.comの記事は、こちらからどうぞ。下の方の画面右端の黄色い>マークをクリックすると、9枚のプロダクション写真をごらんいただけます。

「ロッキー・ホラー・ショー」は、こちらの劇場のハロウィーンの時期の伝統的な出し物で、アダムスさんは、昨年(2016)もロッキー役で出演していました。 監督は、トニー賞の候補にもなったハンター・フォスターさんです。キャストの一覧は、以下の通りです。
フランクン・フルター博士:ランディ・ハリソンさん
ロッキー:ニック・アダムスさん
ブラッド:ニック・ケアリーさん
コロンビア:ケイティ・アンダーソンさん
ファントム:ダニエル・ディニシュさん
ジャネット:キャサリン・リカフォートさん
リフ・ラフ:ヴァン・ヒューズさん
マジェンタ:オリヴィア・グリフィンさん
ナレーター/スコット博士/エディ:ジェフ・ヒラーさん
ファントム:ジュリアン・ラモス:さん

劇場のサイトの作品のページは、こちらからどうぞ。昨年の時のプロダクション写真やキャストの詳細もごらんいただけます。(上演期間終了後は、ごらんいただけなくなると思いますので、あらかじめご了承下さい。)

東急シアターオーブの「シカゴ」にピラーさんが出演

2017-08-04 12:14:32 | Musical News Michael君のお友達
Michael君(マイケル・グルーバー)のお友達のピラー・ミルホレンさんが、8月2日から上演中の東急シアターオーブの「シカゴ」に出演中です。(写真は、公式サイトのキャストのページのヘッドショットです。)

ピラーさんは、Michael君とはアメリカの地方公演の「ホワイト・クリスマス」や全米ツアーの「コーラスライン」で共演しており、今回と同じ「シカゴ」の日本ツアーで来日したことが2回あります。(今回で3回目)前回の来日は、2009年10月だったんですが、帰国後の11月にブロードウェイの「シカゴ」に出演し、ブロードウェイ・デビューを果たしました。ダンスも素晴らしく、また歌もとても上手なピラーさん、最近では、フィットネスのプロ・トレーナーとしても活躍しています。

今回の日本公演は、ブロードウェイ・ミュージカル「シカゴ」の20周年記念で、米倉涼子さんが、ロキシー・ハートを演じています。ピラーさんは、アニー役です。渋谷のヒカリエの11階にある東急シアターオーブで、8月2日から13日までの公演で、すでに前売り券は売り切れのようですが(回によっては、3階立ち見券の引換券がわずかに残っているようです。)、各回、開演の60分前から劇場入り口にある当日券売り場で当日券が発売されるそうです。枚数は、回によって違うそうで、全ての席の当日券が売り切れた後は、立ち見券(7,000円)が発売されるとのことです。公演の公式サイトは、こちらからどうぞ。

以前、このブログでご紹介したピラーさん関連の記事は、下記からごらんいただけます。
「シカゴ」ジャパン・ツアー開幕
ピラーさんがブロードウェイ・デビュー
ブロードウェイのステージでプロポーズ
トニーさんがコーラスラインに出演(ピラーさんも)
忘れられないオーディション

ニック・アダムスさんの「On the Town」のステージフォト

2017-07-11 00:03:34 | Musical News Michael君のお友達
ベルポート・ヴィレッジのパフォーミング・アーツ・センター内にあるゲートウェイ・プレイハウスで、6月28日から7月15日まで上演中の「オン・ザ・タウン」のステージフォトを、Playbill.comで紹介しています。(写真は、Playbill.comの記事からで、中央が、主演のニック・アダムスさんです。)

Playbill.comの記事は、こちらからどうぞ。下の方の画面右端の黄色い>マークをクリックすると、6枚の写真をごらんいただけます。

1949年の映画版では、あのジーン・ケリーさんが演じた主役のゲイビーを、アダムスさんが、生き生きと演じていますね♪

先日、こちらのブログで、アダムスさんの出演についてお知らせした記事は、こちらからごらんいただけます。

ニック・アダムスさん「ON THE TOWN」に主演

2017-06-22 00:02:23 | Musical News Michael君のお友達
ブロードウェイのスター、ニック・アダムスさんが、ニューヨーク州サフォーク郡ベルポート・ヴィレッジで、ミュージカル「On the Town オン・ザ・タウン」に主演するそうです。(写真は、BroadwayWorld.comの記事からです。)

ブロードウェイの「コーラスライン」リバイバル版では、Michael君(マイケル・グルーバー)と一緒に、リプレイスメント・キャストとしてラリーを演じていたニック・アダムスさんは、2006年6月に「シカゴ」のメリー・サンシャインの代役としてブロードウェイ・デビューを果たしました。「コーラスライン」当時24才だった彼は、まだ少年らしさの残る感じでしたが、鍛え上げた筋肉隆々の肉体美で、素晴らしいダンスを披露していました。2007年の夏と2008年のお正月にMichael君に会いに、「コーラスライン」を見に行ったナズは、楽屋口で何度もアダムスさんとも会ううちに、ちゃっかりお友達になっちゃいました♪

その後、「パイレート・クイーン」、「ガイズ・アンド・ドールズ」、「ラ・カージュ・オ・フォール」といったブロードウェイ・ミュージカルに出演し、2011年の「プリシラ・クィーン・オブ・ザ・デザート」では、主役の1人のアダム(フェリシア)を演じ、その素晴らしいパフォーマンスで、押しも押されもしないブロードウェイ・スターとなりました。
その肉体美で、ブロードウェイ・ベアーズ出演の常連でもありますし、2014年には全米ツアーの「ウィキッド」にも出演していました。また映画「セックス・アンド・ザ・シティ2」では、冒頭のスタンフォードとアンソニーの結婚式で、真っ白なスーツ姿で歌を披露しているウェディング・シンガーの1人として出演しています。
アダムスさんのブロードウェイでのキャリアはこちらからどうぞ。またアダムスさんのことを紹介したこのブログの記事は、下記からごらんいただけます。
セックス・アンド・ザ・シティ2に出演
プリシラがブロードウェイでオープン
ウィキッド北米ツアーの写真
バードランド出演

そのアダムスさんが、ニューヨーク州サフォーク郡ベルポート・ヴィレッジのパフォーミング・アーツ・センター内にあるゲートウェイ・プレイハウスで、6月28日から7月15日まで上演される「オン・ザ・タウン」に、映画版でジーン・ケリーさんが演じていたゲイビー役で主演するそうです。その他の主要キャストは、アイビー:ヴァージニア・プレストンさん、チップ:ダニエル・スウィッツァーさん、ヒルディ:レクシー・リリックさん、オジー:ショーン・ユーイングさん、クレア:アマンダ・ヒギンズさんです。
また制作チームは、監督と振付:スコット・トンプソンさん、音楽監督:ジェフリー・バックスバウムさん、セット・デザイン:マイケル・ボイヤーさんです。
BroadwayWorld.comの記事は、こちらからどうぞ。劇場のサイトは、こちらからごらんいただけます。また劇場のサイトの作品のページで紹介しているYou-Tubeの2015年トニー賞受容式での「オン・ザ・タウン」のパフォーマンス映像は、こちらからどうぞ。

このミュージカルが初めて上演されたのはブロードウェイで、1944年12月28日にアデルフィ劇場で開幕し、その後マーティン・ベック劇場に移って、1946年2月2日に閉幕しました。ジェローム・ロビンス氏のバレエ「ファンシー・フリー」を基に作られ、振付は、ロビンス氏本人が担当し、作曲は、レナード・バーンスタイン氏で、脚本と歌詞はベティ・コムデン氏とアドルフ・グリーン氏でした。有名なナンバーに、「New York, New York」、「I Can Cook Too」、「Some Other Time」、「Lonely Town」等があります。24時間の上陸休暇をもらって初めてニューヨークの街に降り立った3人の水兵が、あこがれの街に心躍らせながら、魅力的な女性達と知り合って、つかの間の冒険を繰り広げるというストーリーです。
その後、ブロードウェイでは、1971年10月31日から1972年1月1日(インペリアル劇場)、1998年11月19日から1999年1月17日(ガーシュイン劇場)、2014年10月16日から2015年9月6日(リリック劇場)と、3回のリバイバル公演が行われました。(3回目の時には、Michael君がザック役で主演した「コーラスライン」日本ツアーでマイクを演じていたクライド・アルヴスさんが、オジー役で出演していましたよ。)
「オン・ザ・タウン」のブロードウェイでの詳細は、こちらからごらん下さい。

1949年には、ゴールドウィン・メイヤー社が映画化(邦題は「踊る大紐育」)しましたが、ステージ版のナンバーの多くは、一般大衆に理解されにくいとの判断からか、映画版オリジナルに差し替えられたそうです。ステージ版では、水兵達が戦場へ向かわなくてはいけないという哀愁が描かれているのですが、映画版では、休暇に心躍らせながら楽しむ若者の姿が全面に押し出されています。
主演のケリーさんは、スタンリー・ドーネンさんと共に監督も担当し、スタジオ撮影だけでなく、ロケも行ったそうです。


CDTの「キャメロット」にトニーさんが出演!

2016-09-12 00:00:03 | Musical News Michael君のお友達
チャンハッセン・ディナー・シアターズ(CDT)の次回作「Camelot キャメロット」に、トニー・ビューリングさんが出演します。(写真は、CDTの「ジーザス・クライスト・スーパースター」の時のトニーさんです。)

先日お伝えしたミネソタ州チャンハッセンのCDTのメインステージで9月30日から始まるミュージカル「キャメロット」に、Michael君(マイケル・グルーバー)のハウスメイトで、ナズともお友達のトニーさんが、モルドレッド役で出演します~!劇場のサイトの作品のページは、こちらからどうぞ。またこのブログの先日の記事は、こちらからごらんいただけます。

すでに、アーサー王役のキース・ライスさん、グィネヴィア役のヘレン・アンカーさん、ランスロット役のアレックス・ネズヴィッチさんは発表されていたのですが、その他のキャストは以下の通りです。(個人的には、何度も見に行った劇場なので、キャストの3分の2以上は、お友達です~♪ みんな、頑張って~!

マーリン/ペリノア:デビッド・アンソニー・ブリンクリーさん
サグラモール卿:トーマス・シューマッハーさん
ニミュエ(湖の乙女):レネイ・グィッターさん
ライオネル卿 :ジェイク・クリンクハマーさん
ブライアント:マーク・キングさん(ダンスキャプテンです。)
レディ・キャサリン:ジャネット・ヘイズ・トロウさん
ニミュエの声/レディ・エレイン:エミリー・ローズ・スキナーさん
ディナダン卿:アンドリュー・ヘイズさん
レディ・アン:ミシェル・バーバーさん
ニミュエの声/レディ・マリアン:モリー・スー・マクドナルドさん
コングレバンズ:レジナルド・D.ヘイニーさん
従者ダップ:スコット・ブラックバーンさん
レディ・シビル:グレイス・ロウさん
クラリス:ブランディン・タピオさん
レディ・モエヤ:モーラ・ホワイトさん
ギリアム:ザック・キーナン・ケイシーさん
カスター:ラース・リーさん
パーシヴァル卿:ショーン・ナゲットさん
エンガモア:トミー・ベンソンさん
ガーウェイン:マサイアス・ベッカーさん
ワーウィックのトム:ジェイ・ソウレンさん(子役)
ワーウィックのトム:カーター・バンワースさん(子役)

子役の2人は、「メアリー・ポピンズ」でマイケルを演じていたお子さん達だそうです。今回は、Michael君は残念ながら出演していないのですが、次のお仕事がわかりましたら、こちらでお知らせ致しますね~。

トニーさん出演の「ドラキュラ」のインタビュー映像

2016-03-11 13:23:43 | Musical News Michael君のお友達
トニーさんが出演するジャズミュージカル「ドラキュラ」のインタビュー映像が、地元放送局のKARE11のサイトで紹介されています。 (写真は、作品のポスターです。)

映像は、こちらからごらんいただけます。映像は、リハーサルのシーンから始まり、冒頭、いきなりトニーさんのアップです!(笑) 黒いシャツを着ています。

スタジオには、アーティスティックディレクターで振付も担当したレジーナ・ペルーソさん、ドラキュラ役のマイケル・ハナさん、ドラキュラの花嫁役のレベッカ・アブローさんの3人が招かれて、インタビューアーから、作品のことについて質問を受けています。リハーサルの映像を交えながらの2分40秒の映像で、トニーさんは、冒頭と、1分20秒辺りのシーンに登場してます。

現地時間の3月10日に開幕、3月20日までの上演で、途中休演日があるので、トータルで8日間になります。先日ご紹介した記事は、こちらからごらん下さい。

トニーさんが、ダンスプロジェクトの「ドラキュラ」に出演!

2016-03-04 12:00:07 | Musical News Michael君のお友達
地元ミネソタ州ミネアポリスのダンスカンパニーが主催するジャズダンスミュージカル・バージョンの「ドラキュラ DRACULA」に、トニーさんが出演するそうです。(写真は、作品のポスターです。)

コライド・シアター・ダンス・カンパニーが、3月10日から20日まで、リッツ劇場で、ジャズダンスミュージカル「ドラキュラ DRACULA」を上演します。ホラー小説の古典、ブラム・ストーカーの「ドラキュラ」を題材に、10人のダンサーと2人のボーカリストと6人のミュージシャンが、ボンジョビ、ニルバーナ、フー・ファイターズ等のエネルギッシュなナンバーに合わせて熱演します。
90分の作品で、出演は、トニー・ビューリングさんの他に、マイケル・ハナさん、レネ・グィッターさん、ケイティ・ギアティさん、ラッシュ・ベンソンさん、レジーナ・ペルーソさん、ライリー・ウェバーさん、アランナ・レンストロムさん、レベッカ・アドアさん等です。監督は、ジョシュア・キャンベルさん、振付は、レジーナ・ペルーソさん、音楽監督は、ダグ・ローデさんです。

こちらのカンパニーは、ミシシッピー川の東側、ガシュリー劇場のほぼ真北3キロほどのところにあります。劇場ミュージカルの古典的ジャズダンスをルーツに、ジェローム・ロビンスやボブ・ホッシー等の影響を受けた新作を制作・上演しているんだそうです。地元のツイン・シティーズ(双子の街、ミネアポリスとセントポールのこと)のダンサー・ミュージシャン・シンガー・俳優・劇作家・振付師等、あらゆる才能を集めて、オリジナルのブロードウェイ・スタイルのジャズダンスミュージカル作品を作っているそうです。
カンパニーのサイトは、こちらからごらん下さい。またカンパニーのフェイスブックは、こちらからごらんいただけます。パフォーマンスの映像を公開していますよ♪ 同じカンパニーのフェイスブックの写真のコーナーでも、プロダクションの写真をいくつかごらんいただけます。こちらからどうぞ。

上演スケジュールは、以下の通りです。14日の月曜から16日の水曜まではお休みのようですので、見に行かれる方は、ご注意下さいね~!
3/10(木):19:30~(プレビュー)
3/11(金):19:30~(グランドオープン)
3/12(土):14:00~、19:30~
3/13(日):14:00~
3/17(木):19:30~
3/18(金):19:30~
3/19(土):14:00~、19:30~
3/20(日):14:00~

YouTubeにオードウェイのコーラスラインの映像アップ

2016-02-25 00:00:11 | Musical News Michael君のお友達
トニーさんやピラーさんが出演中のミネソタ州セントポールのオードウェイ・センター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツの「A Chorus Line」の映像が、YouTubeにアップされています♪ (写真は、先日ご紹介したBroadwayWorld.comで紹介している写真です。)

YouTubeの映像は、こちらからごらん下さい。

コーラスライン、やっぱり素晴らしいショーですよね♪ 今度の日曜日の2/28で閉幕となります。なかなか好評なようですので、あと4日間、お客様がたくさん来て下さいますように~!


ニック・アダムスさんが、ニューヨークのバードランドに出演

2016-02-24 00:00:23 | Musical News Michael君のお友達
ブロードウェイのスター、ニック・アダムスさんが、ニューヨークのバードランドのコンサートシリーズに出演、ホストも務めるそうです。(写真は、ニックさんです。)

ジャズの演奏が楽しめ、Broadwayのスター達も出演することが多く、ニューヨークの夜を楽しむスポットとして有名なBirdlandで、コンサートシリーズの一環として、4月4日の夜7時から開催する「Broadway For Africa!」のホストを務めるのは、かつて、Michael君(マイケル・グルーバー)もグレッグ役で出演した「A Chorus Line リバイバル版」では、ラリーを演じ、その後、「Guys and Dolls (2009年5~6月)」、「La Cage aux Folles (2010年4月~2011年5月)」と順調にキャリアを築き、2011年5月から2012年6月まで上演された「Priscilla Queen of the Desert」で、押しも押されもしない大スターになったニック・アダムスさんです! Michael君の出演を見るために、コーラスラインのリバイバル版を見に行って、彼ともお友達になったナズは、ニック君と、勝手に呼ばせてもらってます♪

このコンサートは、インターナショナル劇場と南アフリカとルワンダの青少年に読み書きを教えるプロジェクトを助けるためのチャリティコンサートです。出演者は、ホストのニック君の他に、「プリシラ・クイーン・オブ・ザ・デザート」で共演したウィル・スウエンソンさんとトニー・シェルドンさん、アリソン・ラフさん(Matilda)、ジュリア・マーニーさん(Wicked)、ザ・スカイビーズの皆さんです。
当日、17時30分開場で、ショーは、19時から始まります。チケット代は、50ドルから75ドルです。チケット代以外に、10ドル以上の飲み物か食べ物をオーダーする必要があるようで、食事は、17時から午前1時までオーダーできるそうです。
バードランドのイベントのページは、こちらからどうぞ。ニック君のブロードウェイでのキャリアは、こちらからごらん下さい。

オードウェイのコーラスラインのステージフォト公開

2016-02-20 00:01:05 | Musical News Michael君のお友達
トニーさんやピラーさんが出演中の、ミネソタ州セントポールのオードウェイ・センター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツの「A Chorus Line」の写真が、BroadwayWorld.comで紹介されました。(写真は、ファイナルでのトニーさんの写真です。)

BroadwayWorld.comの記事は、こちらからどうぞ。画面をスクロールしていただくと、コーラスラインについて解説した本文の下に、12枚の写真が並んでいます。
1枚目と2枚目:ファイナルのキャスト全員の写真
3枚目:この記事で使わせていただいたトニーさんの写真
4枚目:キャシーのソロナンバー
5枚目:ヴァルのソロナンバー
6枚目:1列に並んだキャストの写真
7枚目:かつてMichael君(マイケル・グルーバー)もブロードウェイで演じたマイクのソロ
8枚目:キャシーの自己紹介のシーン
9枚目:キャストの写真
10枚目:キャストがヘッドショットを掲げているシーン
11枚目:ザックが振付を教えているシーン
12枚目:冒頭の全員でのダンスシーン

このうち、トニーさんが写っているのは、1、2、3、12枚目で、ピラーさんが写っているのは、1、5、6、8、9、10、12枚目で、2枚目にも写っているかも知れないんですが、確認できませんでした。
トニーさんは、先日ご紹介した忘れられないオーディションの記事で話していたように、彼の初コーラスラインでは、マイクを演じいて、他にも1992年には、今回と同じラリーを演じたことがあるそうです。
今回、彼は、アシスタントディレクターとダンスキャプテンも担当しているんですが、ダンスキャプテンは、他の出演者達のルーティーンが正しいか確認したりとか、変更があった場合には、代役の人も含めて全員に教えたりとか、とても忙しい立場なので、通常は、主要キャストではなくて、ダンスのすごくうまい人がアンサンブルとして出演しながら担当することが多いんですが、今回、ラリーという主要キャストと兼任している訳で、彼の能力の高さと、監督からの信頼の厚さが察せられますね。
ピラーさんは、Michael君と共演していた全米ツアーでは、ビビを演じていて、その後、アメリカの地方公演で、ディアナとキャシーを演じたことがあり、今回シーラ役で、女性の主要キャラが8人ですから、半分を演じたことがあるわけですね!彼女も、歌って踊れて、お芝居もうまいトリプルスレットなパフォーマーです。
衣装は、オリジナルのBroadway版を世襲したものですね。地方の小さい劇場のプロダクションだと、衣装にあまりお金をかけられないので、かなり違った衣装になっていることも多いんですよ。オリジナルの衣装のデザインとは違う、普通のTシャツだったり、ジャージだったり、ラストの衣装も、ゴールドのキラキラした衣装じゃなかったりして、写真を見ただけじゃ、何のショーなのか、わからないプロダクションもあります。
ただ、ザックの衣装は、Broadwayオリジナルの印象的なイエローの長袖にブラウンの線が入ったものではなく、ブラウンの半袖のシャツになっています。たぶんBroadwayリバイバルのファイナルカンパニーでザックを演じていたマリオ・ロペスさんの時くらいから、この衣装になったのではないでしょうか。従来の衣装だと、この半袖の上に、イエローの長袖を重ねて着ているんだと思うんですが、けっこう暑いし、あと、ロペスさんは、筋肉隆々を売りにしていた部分もあったので、それもあって、半袖の衣装になったのかも知れないですね。(全米ツアーや来日ツアーでザックを演じていたMichael君は、オリジナルの設定を大切にしたかったのか、長袖の衣装で演じていましたけど、来日公演では、会場の冷房の効きが悪くてかなり暑かったそうで、ステージに上がってない時は、長袖は脱いでしまっていたこともあったようです。)

このショーは、2月28日まで続きますが、お客様がたくさん来て下さって、キャストの皆さんが怪我や事故がなく、元気で出演を続けられますように!

コーラスラインについては、今までにも、いろいろご紹介してきましたので、関連記事は、下記からごらん下さい。
ステージ版こぼれ話
映画版こぼれ話
舞台と映画の違い
Michael君こぼれ話 A Chorus Line編
NY 観劇記 その1 (あらすじを紹介してます。) *Michael君はグレッグ役でした。
NY 観劇記 その2 (あらすじ後編)
Michael君の書いた記事 「両方のACLに出演して」
コスタメサ観劇記 その1 (全米ツアー版のあらすじ) (Michael君は、ザックを演じていました。 Broadwayリバイバル版との違いなど紹介しています。)
コスタメサ観劇記 その2 (あらすじ後編)
コスタメサ観劇記 その6 (Michael君とブランドン君のステキなエピソードを紹介してます。)
ACL あれこれ ドキュメンタリー映画を見て
ACL あれこれ Broadwayと全米ツアーのキャストのその後 (2008年11月時点)

オードウェイのFBにリハーサル映像

2016-02-19 03:13:09 | Musical News Michael君のお友達
2/16から始まったミネソタ州セントポールのオードウェイ劇場のコーラスラインですが、劇場のFacebook/ファイスブックで、リハーサルの映像を紹介していました。(写真は、同じく劇場のFacebookで紹介しているリハーサルの写真です。)

映像は、2つ紹介されていて、一つは、まだ出演者が、リハーサル室で衣装を付けずにリハーサルしている映像で、もう1つは、衣装を付けてステージ上で行っているドレスリハーサルの映像です。
劇場のFacebookのビデオのページは、こちらからどうぞ。個々の映像にリンクが貼れませんので、こちらのページから、「With less than a week until opening, the cast of・・・」という黒っぽい画面のと、その右側の「Rehearsals for A CHORUS LINE are officially・・・」という背景に大きな窓が写っている画面のを、クリックして下さい。黒っぽいほうがドレスリハーサルです。また、劇場のFacebookは、こちらからどうぞ。

出演者の皆さん、がんばって下さい! Break legs!!

オードウェイのコーラスライン出演者の忘れられないオーディション

2016-02-17 13:22:00 | Musical News Michael君のお友達
現地時間の2/16からいよいよ始まったミネソタ州セントポールのオードウェイ・センター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツの「A Chorus Line」、劇場のサイトで、「忘れられないオーディション」と題した、出演者と監督へのインタビュー紹介しています。(写真は、シーラを演じる、Michael君〔マイケル・グルーバー〕のお友達のピラーさんです。)

パイオニア・プレスによるインタビューを、劇場のサイトで紹介していますので、拙い訳ですが、ご紹介させていただきますね。サイトの記事は、こちらからどうぞ。


コーラスラインのユニークなところの1つは、これが、実際の俳優達の語った話に基づいた、ブロードウェイのショーのダンサー・オーディションに関するミュージカルだということだ。
このショーが作り始められた当初の1974年に、かつてはダンサーで、監督と振付をしていたマイケル・ベネット氏(ミュージカル部門で2つのトニー賞を獲得した)が、知り合いの俳優達を集めて、それぞれの人生について、ダンスを始めたきっかけやダンサーとしての目標等を語らせ、長い時間をかけて録音した。
そして、それらのストーリーが、オーディションでダンサーにそれぞれの人生を語らせるという「コーラスライン」になった。ベネット氏のテープセッションに参加したダンサー達の何人かは、この作品に出演して、セッションで語った自分自身の姿を演じたのだ。

ベネット氏のセッションと同様に、我々も、オードウェイで上演されるコーラスラインの出演者の何人かに、彼らの忘れられないオーディションについて聞いてみた。以下が、彼らの物語である。掲載の関係上、長さを編集している。

ピラー・ミルホーレンさん(辛辣なベテランダンサーのシーラ役)
ディズニーのターザンがステージ化された時の二次審査で、「飛べ」って言われたんです。私は、ジェーンのカバーとアンサンブル、それとゴリラもやらなくちゃいけなかったんですよね。
演技・振付チームは、オーディションの中に、飛ぶためのワークショップを設けたんですけど、それが、ピーターパンやウェンディみたいな楽しい飛び方じゃなくって、腰のところにケーブルが取り付けられて、私は、まず床の上で類人猿を即興で演じ、それから壁の足場に上って「キーキー」と鳴いてみせ、壁を離れて、上手のほうへスウィングし、足場にうまく着地する。それを、もう2回繰り返し、それから、彼らが私を下ろしてくれるまで、まるで振り子にくくりつけられたゴリラのように、行ったり来たりさせられ、その間中、ゴリラを演じてなくちゃいけなかったんです。
幸いなことに高所は特に苦手ではなかったけど、自分の番になって、上手から下手へ振り回されているうちに、私の身体がゆっくりと上下に回り始めました。できるだけ大声でキーキー叫びながら身体をひっかいて見せ、「仕事をもらうために、こんなことをしなくちゃいけないのなんて、ショービジネス界だけよね」って思っていました。結局、受からなかったんですけどね。

トニー・ビューリングさん(ラリー役。ダンスキャプテンで、アシスタント・ディレクター)
トニー賞を受賞した振付師のジェリー・ミッチェル氏のコーラスラインが、この作品への、私の初めて出演だったんですが、当時、私は、22才でした。その前年に、彼が参加していたウェストサイドストーリーのオーディションも受けていて、二度目の再審査の時、彼が、私を隅の方へ連れて行って、「君のダンスは好きだけど、君はやせ過ぎてる」と言われて、結局、使ってもらえなかったんです。
コーラスラインのオーディションの時に、またやせ過ぎが理由で落とされるんじゃないかと思って、詰め物をして、オーディションを受けたんですよ。かなり厚手のスウェットスーツを着て、肩パッドとレッグウォーマーを身につけました。
もちろん、我々は、オープニングのコンビネーションを、1日中、何度も踊らなくちゃならず、とても暑くて、汗だくになって、もう死ぬんじゃないかと思いましたよ!でも、無事にマークの役を得ることができました。そのショーは、ブロードウェイのオリジナルカンパニーでジュディ・ターナーを演じたトリッシュ・ガーランドさんが監督と演出をしたんです。
マークの衣装は、タンクトップとジャズパンツだけなんで、やせっぽちの上にウソをついたと言われてクビにされるんじゃないかと心配でした。最初の衣装合わせに行くと、彼女もそこに来ていました。私がタンクトップで進み出ると、彼女が、「ジーザス・クライスト!彼に、スウェットシャツを用意して!」って叫んだんですよ。
おかげで、それからの9ヶ月間、ショーの初めから終わりまでスウェットシャツを着たまま、暑い思いをして汗だくになりながら演じることになりました!

ジョナサン・ダルさん(フランク役 ドン・グレゴリー・ラリーの代役)
この前に参加していた作品は、抽象的な物語を語るようなスタイルのカンパニーの作品だったんです。オーディションの時、事前に送られてきた2つの詩のどちらかを解釈してくるように言われました。1つは、領土に関する人間の本能についてのもので、もう一つは、チェスを我々の行動に例えたものでした。
オーディション会場に着いてみたら、すでに大勢の俳優がたくさんの原稿を用意してきてて、遅々として進まない状態で、ちょっと驚いてしまいました。実際にチェス盤を持ち込んで、文字通り動きを再現しようとしている連中もいました。私は、自分の解釈を詳しく説明するのはやめて、ただ動物的な影響が多少あるとだけ言ったんです。それと、ちょっとした羽ばたきとガーガー声を。
私は、合格しました。そして、その後のパーティで、みんなで輪になって座って飲んでいた時、監督が私に言ったんです。カンパニーは、オーディションで、こんな俳優が来たら、いちかばちか取ってみようと考えていて、それが「誰か、鳥のマネをする人だったんだよ。そう決めておいて、よかったよ。」

ケイティ・ハンさん(ビビ役。「At the Ballet」で全てが美しいと歌う。)
けっこう最近受けたオーディションなんですけど、ちょうど町に戻ったところで、小さな地方劇場のショーのオーディションを受けてみようと決めたんです。あまり自信がなかったんですけど、そのショーの監督と一緒に働いてみたくて、とりあえず受けてみました。
2、3日して、会ったこともない、大きなActor’s Equityのショーを上演する(Actor’s Equityの契約を結んでいるショーに出演しないと、Equityのメンバーになれず、組合に所属できません。所属していると、最低収入の保証等の特典があります。)劇場のキャスティングディレクターからメールが来て、その時、その劇場で上演していたミュージカルの出演者が交代するので、オーディションに来てほしいって書いてあったんです。とても驚きました。まさに、ここは、私が子供の頃からずっと参加したいと夢見ていたカンパニーだったからです。そんなチャンスは、一生来ないだろうと思っていたのに、そこのキャスティングディレクターからメールが来て、サインがちゃんと入っているから本物に間違いないし、でも、彼らが、どうして私の連絡先を知っているのか、全く思い当たらなかったんです。それと、今思うと不思議なんですが、その時、家族と休暇を過ごそうと計画していて、出発するのが、そのオーディションの翌日だったんです。
とにかく、オーディションに行ってみました。できる限り前向きでいようと努力しながら。「受かったら、『イェ~イ!』だし、ダメでも休暇が待っているんだから。ビクビクする必要なんてないのよ、いいわね?」って考えていたのを、思い出します。
オーディションで踊るように言われたコンビネーションは、とっても難しかったです。少なくとも、私にとっては。2ヶ月ほど、出演の機会がなかったので、状態が、かなり悪かったんです。息は切れるし、緊張して、他の6、7人の素晴らしい参加者と自分を比較して、すっかりあがってしまったんです。
疲れ切った私は、何とか車を運転して家に帰りました。「神様!あんなオーディションのあとで、休暇に出掛ける準備なんて、できそうもないわ!」と思っていました。そうしたら、まだ車を降りないうちに、合格の電話が来たんです。それが、私の生まれて初めてのEquity契約で、これで、組合に所属する資格があると認められた訳で、このオードウェイでのショーも含めて、その他のいくつかの仕事は、この契約のおかげで手に入れることができたんだと思っています。
オーディションの数日後、リハーサルに行った私は、私が一緒に働いてみたいと思っていた、あの小さな地方劇場の監督が、大劇場のキャスティングディレクターに連絡して、私を推薦してくれたんだと知りました。彼への感謝は、言葉では言い表せないほどです。この仕事を手に入れられたので、オーディションの日の夕方、私は、母に電話して、こう言えました。「ねえ、ママ。悪いんだけど、私、一緒に休暇にいけなくなっちゃったわ。」

メアリー・ケイト・バーチルさん(今回の上演のために新しく作られたタラ役)
「Into the Woods」の赤ずきんのオーディションを受けた時のことです。ぎりぎりになって、オーディションで歌う曲を変えたんですけど、手元にきれいな楽譜がなくて、オーディションに行く途中で、シュミット・ミュージックという店に寄って、楽譜を買いました。オーディションで、私の番になり、ピアニストの伴奏に合わせて歌い始めたんですが、楽譜のキーが私のキーとは違っていたんです。私は、普段のキーのまま歌い続けながら、何とか伴奏のキーに合わせようと努力しました。結局、悲惨な結果に終わり、二次審査を受けることはできませんでした。でも、当時13才だった私は、大切なことを学びました。「オーディションの前には、いつも楽譜を準備して、ボイストレーニングに励むこと。」

モーガン・カービダさん(トリシア役 クリスティンとジュディの代役)
カレッジのシニアの頃、ガシュリー劇場の「A Christmas Carol」のオーディションを受けたんです。このオーディションには、それぞれの予約時間がなくて、全員が同じ部屋で待っていたんです。突然、私の番になり、進み出た私は、そこに立って、監督や他の人達の前で歌い始めました。とても突然のことだったんで、高音を歌っている時に声がしわがれてしまったんです!落ち込みながらも、リズムに合わせて何とか歌い続けるしかなく、16小節ほど歌い終わった私は、静まりかえった中に立ちつくしていました。
すると監督が、「そうだね、騒々しかったね。よかったけど、騒々しかった。」と言い、部屋中に笑いが広がりました。私は、ただ一緒に笑うことしかできませんでした。おかげで、とりあえず雰囲気は、明るくなりましたけど。
絶対、受からないなと確信したんです。案の定・・・何と、受かっちゃったんです!少なくとも、私の「騒々しさ」は、覚えてもらうのには役立ったってことですね。

ジェームズ・ロッコさん(共同監督・共同振付)
私の25才の誕生日の2、3週間前のことだったんですが、エージェントから電話があって、「Cats」のキャスティングディレクターのビニー・リフが、オーディションに来られるかと聞いてきたと言うんです。「Cats」は、見たことがなかったし、興味もなかったんですよ。自分には向いてないように思えてね。当時、ロック歌手としての活動に熱中していたんですよ。でも上演していたウィンターガーデン劇場は、私にとっては、常に夢の場所だったんです。ニューヨークで育った私は、ウィンターガーデン劇場のそばを通るたびに、「大きくなって、この劇場で歌えたら嬉しいのに」って思ったものです。その私に、この話が来たんです。私は、ビニーに連絡しました。当日になり、舞台の袖で自分の番を待っていた私は、心臓が飛び出るかと思うほどドキドキしていました。それは、オーディションのせいではなく、あこがれの劇場の中にいるせいでした。
私の前にオーディションを受けたのは、トニー賞にノミネートされたことがある人で、彼は、袖から見ている私の前で、完璧な歌とダンスを披露しました。素晴らしい出来映えでした。私のほうは、彼のようには準備してきていませんでした。自分の番になり、ステージに出ていった私は、自分でアレンジしたデル・シャノンの「Runaway」を、力強いロック風のバリトンと裏声で熱演したんです。その瞬間、私の夢が叶いました。歌い終わった時、すっかり満足して、ステージを降りようとしました。でも、呼び止められて、さらに3曲歌わされ、その日の午後にまた来られるかどうか尋ねられました。
実際のところ、彼らは、私に踊るために戻って来いとは、全く言わなかったんです。私は、ちょうどダンスの多いショーを降りたばかりで、ダンサーのイメージから脱皮しようと決めたところだったんです。だから、午後になって劇場に戻った時、私は、その日の朝と全く同じ、ジーンズに赤いシャツとカウボーイブーツという格好だったんです。踊らせたいんだったら、そう言わなかった連中が悪いと思いましたよ。
10人ほどのいかにもブロードウェイらしいダンサーに混じって、カウボーイブーツの私がいました。こうなったら、落とされるまでやり続けてやろうと心を決めました。踊りながら、「ただ楽しめばいいんだ、人生の赴くままに。どうせ、この劇場に戻ってくることなんて、もうないんだから。」と自分に言い聞かせていましたよ。
時間が経つに連れて、1人、また1人と、他の連中が消えていきました。自分が最後の1人だと気づいた時、イギリス人の男性が、言ったんです。「ブロードウェイの「Cats」の次のランタムタガーを、君に演じてもらいたい。出演は、9月8日からだ。」
何と、その日は、私の誕生日だったんですよ。

オードウェイで、特別イベント

2016-02-08 12:26:00 | Musical News Michael君のお友達
2月16日からメイン劇場のミュージック劇場で「A Chorus Line コーラスライン」を上演するミネソタ州セントポールのオードウェイ・センター・フォー・ザ・パフォーミングアーツで、2月17日に特別イベントを行うそうです。(写真は、劇場のサイトで使われているものです。)

Michael君(マイケル・グルーバー)のハウスメイトのトニーさんが、ラリー役で出演するオードウェイの「A Chorus Line」ですが、その上演に因んで、オープニングの翌日の2/17の18:30からセンター内のマージテリ・ホワイエで、「An Actor’s Life for Me 私にとっての役者人生」と銘打ったイベントを開催するそうです。劇場のACLのページは、こちらからどうぞ。
出演は、昨年の12月10日から今年の1月2日までオードウェイで上演されていた「Sound of Music サウンド・オブ・ミュージック」にトラップ大佐役で出演していたディーター・ビエブローさんをはじめとする、セントポール・ミネアポリスのTwin Citiesエリアの俳優の皆さんだそうで、「A Chorus Line」のチケットを持っている方は、無料で参加できるとのことです。
出演者は、自分のキャリアに特別な意味を持つナンバーを歌ったり、プロの俳優としての人生やライフスタイル、キャリアについて語ったりするそうです。

なかなか興味深いイベントですよね。しかも、チケットを持っているお客様は、無料で見られるというのが、ステキですね♪

トニーさんが、コーラスラインに出演!

2016-01-19 00:00:05 | Musical News Michael君のお友達
Michael君(マイケル・グルーバー)のハウスメイトで、ナズともお友達のトニー・ビューリングさんが、「A Chorus Line コーラスライン」に出演するそうです!(写真は、劇場のコーラスラインのページで使用されているものです。)

2月16日から28日まで、ミネアポリスの隣街のセントポールにあるオードウェイ・センター・フォー・パフォーミング・アーツで上演される「A Chorus Line コーラスライン」に、トニーさんが、ザックの助手のラリー役で出演するそうです。また、シーラ役は、Michael君がグレゴリー役を演じていた全米ツアーにビビ役で共演していたピラー・ミルホレンさんが演じます。リハーサルは、今週から始まっているとのことです。劇場のコーラスラインの記事は、こちらからどうぞ。BroadwayWorld.comの記事は、こちらからごらん下さい。名前が赤文字のキャストは、以前にもBradwayWorld.comの記事に登場したことがある人なので、名前をクリックすると、以前の記事の一覧が見られます。

オードウェイの制作担当副社長であり、アートディレクターでもあり、またMichael君の長年の友人でもあるジェームズ・A・ロッコさんと、ランドストーム・センター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツの監督であり、1970年代にBroadway/ブロードウェイの「A Chorus Line」に出演していたケリー・キャサリーさんが、共同監督・共同振付を担当されます。
今回の作品について、ロッコさんは、以下のように語ったそうです。
「ブロードウェイのオーディションを次から次へと、ジプシーのようにさまよった経験があるので、私にとって、コーラスラインには、いつでも特別な思いを感じます。この作品は、何かのために試練の時に耐えるという名作で、オードウェイのステージでこれを上演できることに感激しています。
同時に、1975年にこの作品が初上演された時とは、社会は、かなり変わってしまいましたので、観客の皆さんに、まるで、今ここで起きていることのように感じてもらうことと共に、オリジナルのダンサーやクリエーターに尊敬の念を持つことが重要です。これは、挑戦ではありますが、取り組むのが楽しみでもあります。
ケリーは、何の問題もなく、チームに加わってくれました。このショーは、彼女の心であり、魂なんですから。彼女の振付や指示は、我々が、このショーの本来の意図するところを探り当て、1970年代にこの作品を大成功に導いたのと同じ緊迫感や現実感を今回のショーにもたらすのを助けてくれました。」

またキャサリーさんは、以下のように述べられました。
「ジェームズと私が、最初にこのショーについて話した時、コーラスラインのキャラクター達と同じ熱望ややる気を持っている人達を探す必要があると、意見が一致しました。私達がほしかったのは、観客が認め、マイケル・ベネットのオリジナルの振付の素晴らしさに息を吹き込み、同時に自分らしさを表現できるような人達でした。難しい注文ではありましたが、素晴らしい才能に溢れるキャストに参加してくれて、これ以上の喜びはありません。彼らがステージでどんな素晴らしい演技を見せてくれるのか、待ちきれない思いです。」


キャストは、以下の通りです。
ザック:トム・バークランドさん
ラリー:トニー・ビューリングさん
キャシー:モリー・タインズさん
シーラ:ピラー・ミルホレンさん
ヴァル:マリア・ブリッグスさん
ディアナ:カトリナ・アスマルさん
ジュディ:ルイス・マディソンさん
クリスティン:レニー・ギターさん
マギー:アマンダ・リー・ラバーンさん
ビビ:ケイティ・ハンさん
コニー:ティファニー・シャロソーンさん
マイク:ティム・ハウスマンさん
リッチー:ハーブ・ジョンソンさん
ドン:ブラッド・マディソンさん
ポール:オマー・ガリベイさん
マーク:ジョーイ・ミラーさん
グレゴリー:アントン・ハリソン・ラモンさん
ボビー:アンディ・J・フライさん
アル:ラッシュ・ベンソンさん
ビッキ:アン・リーズンさん
トリシア:モーガン・カービダさん
ロイス:カイラ・ジェナーソンさん
フランク:ジョナサン・ダルさん
ブッチ:ルドルフ・サールズ・サードさん
ロイ:キャメロン・メイリックさん


コーラスラインに関する記事は、下記からどうぞ。
こぼれ話 映画版
こぼれ話 ステージ版
映画と舞台の違い


トニーさんとピラーさんに関して、以前、こちらでご紹介した記事は、下記からご覧いただけます。2009年秋に、「Chicago シカゴ」の来日公演に参加していたピラーさんは、その後、同じ作品で、Broadwayデビューを果たしました。また2011年4月にBroadwayのメンフィスに出演中だった恋人から、ステージからのプロポーズを受けた彼女、昨年、その彼ゴールインしました♪

トニーさん
トニーさんのインタビュー
ジーザス観劇記 1(この時、初めてトニーさんとお会いしてお友達になりました~♪)
ジーザス観劇記 2
ジーザス観劇記 3
ジーザス観劇記 4
ジーザス観劇記 5
ジーザス観劇記 6
ジーザス観劇記 7
ジーザス観劇記 8

ピラーさん
Broadwayのステージでプロポーズ
Broadwayデビュー
全米ツアー コスタメサ観劇記 1 (この時、ピラーさんと初めてお会いしてお友達になりました♪)
コスタメサ観劇記 2
コスタメサ観劇記 3
コスタメサ観劇記 4
コスタメサ観劇記 5
コスタメサ観劇記 6

「Wicked」北米ツアーの写真公開

2014-05-08 12:00:02 | Musical News Michael君のお友達
ミュージカル「Wicked ウィキッド」の初北米ツアーのステージフォトが、Playbill.comで紹介されていました。(写真は、Elphaba役のGina BeckさんとFiyero役でBroadwayのリバイバル版コーラスラインでMichael君〔マイケル・グルーバー〕と共演したNick Adamsさんです。)

北米初の「Wicked」のツアーが、4月23日からヴァージニア州リッチモンドのアルトリア劇場で開幕しました。(Playbill.comの記事は、ホームページ更新のせいか、現在では残念ながら見ることができません。)
アルトリア劇場での公演は、5月4日で終了しているのですが、引き続いて5月7日から25日までネブラスカ州オマハ(エメラルドシティ・ツアー)と同じく5月7日から25日までワシントン州スポーケン(マンチキンランド・ツアー)が行われ、現時点では来年(2015)の8月26日から10月4日までのアリゾナ州テンペまで、全29カ所で公演が行われる予定です。
ツアーは、エメラルドシティ・ツアーとマンチキンランド・ツアーの2つのカンパニーがあるようで、この記事でご紹介しているカンパニーは、エメラルドシティ・ツアー・カンパニーのようです。ツアーの詳細は、公式サイトで紹介しておりますので、こちらからどうぞ。「VENUE」の欄の各劇場の名前をクリックすると、その劇場での公演の詳細がごらんいただけます。劇場によってコンテンツが違いますが、キャストの写真やショーのビデオを見られる劇場もあります。

Broadwayのリバイバル版コーラスラインでラリーを演じていたニック・アダムスさんが参加しているカンパニーの主立ったメンバーは、以下の通りです。
Elphaba:Emma Huntonさん
Glinda:Gina Beckさん
Madame Morrible:Alison Fraserさん
The Wizard:Tim Kazurinskyさん
Fiyero:Nick Adamsさん
Nessarose:Jenny Florkowskiさん
Dr. Dillamond:Jud Willifordさん
Boq:Jesse JP Johnsonさん
Elphabaの代役:Emmy Raver-Lampmanさん


私が、Michael君出演中の「コーラスライン リバイバル版」を見にニューヨークに行った頃のニックさんは、まだ線が細くて少年ぽさが残る感じだったのですが、その後、「La Cage aux Folles」や「Priscilla Queen of the Desert」とBroadwayでのキャリアを重ね、今ではBroadwayの、そしてアメリカ演劇界のスターとして大活躍をされています。そのニックさんのBroadwayでのキャリアは、こちらからごらんいただけます。また、私がニューヨークでコーラスラインを見た時の記事などは、下記からごらんいただけます。
コーラスラインに新キャスト
観劇記1(2007サマー)
観劇記2(2007サマー)
観劇記3(2007サマー)
観劇記4(2007サマー)
観劇記5(2007サマー)
観劇記6(2007サマー)
タイムズスクエアでのパフォーマンス
観劇記1(2008 1月)
観劇記2(2008 1月)
観劇記3(2008 1月)
観劇記4(2008 1月)