M for Michael Gruber♪- Mは、マイケル・グルーバーのM~♪

キャッツDVDのマンカストラップ、アメリカの舞台俳優、Michael君のことや、ブロードウェイニュースをお伝えします。

コーラスライン東京公演 最終日!

2009-08-30 02:48:41 | Michael 09 ACL Japan tour
8/12に開幕したコーラスライン ジャパンツアー東京公演も、いよいよ最終日になりました~!(写真は、8/16に劇場の外で撮ったMichael君〔マイケル・グルーバー〕です。)

最終日を翌日に控えた8/29(土)、マチネとイブニングの2回、ショーがあって、ナズは両方見に行ったんですが、どちらの回も、お客様の反応がよく、Michael君達キャストの演技も素晴らしく、とてもいいショーでした。
マチネのほうは、普段はイアン・リベルトさんが演じているボビーを、エイモス・ウルフさんが演じていました。 (パンフレットには、お名前がアモスさんと書かれていますが、正しくはエイモスさんです。)
エイモスさんは、普段はロイというバレエの経験が1年しかなく、17人のオーディショニーの中には残れない役を演じています。Michael君も、彼のボビーは初めてだったそうなんですが、代役とは思えないくらいスムーズな演技でした。ボビーは、コミカルな役なんですが、イアンさんの飄々とした感じのボビーとはまた違った味わいのボビーを好演していました。
イブニングの時は、イアンさんに戻っていましたので、昼と夜で別のボビーを見られて、とてもラッキーでした~♪

そして、いよいよ東京公演も、これで最後! 泣いても笑っても、あと1回で終わりです。来日以来、大きな地震が2回、来日早々の台風、しかも現在も台風が日本本土に接近中と、自然現象だから仕方ないとはいえ、なかなかたいへんだった来日カンパニー。でも、公演の方は大好評で、連日、お客様がたくさん見に来てくださって、キャストも、とてもやりがいのある充実した毎日だったようです。今日の最終公演も、きっと盛り上がることと思います。

東京公演の後は、キャストは、一路、兵庫県の方に向かい、9月2日から西宮の兵庫県立芸術文化センターに出演します。5日間に8公演と、ちょっとハードなスケジュールですが、きっと素晴らしいパフォーマンスを見せてくれること間違いなしです! オフィシャルサイトは、こちらからご覧になれます。

コーラスライン 東京公演、あと4日!

2009-08-27 10:58:06 | Michael 09 ACL Japan tour
早いもので、Michael君(マイケル・グルーバー)主演の「コーラスライン」ジャパンツアーの東京公演も、あと4日を残すのみとなりました~!(写真は、劇場ロビーに置いてあるキャストの名前のボードのMichael君の部分をアップにしたものです。)

今日(8/27)も含めて、あと4日、5公演を残すのみとなったコーラスライン ジャパンツアーの東京公演。ツアーカンパニーは、先週、この東京でめでたく500回目の公演を行ったそうです。
ここしばらくは、東京は、比較的過ごしやすい日が続いており、どうやらキャストも夏ばてすることなく、毎日、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれています。ナズは、昨夜も見に行ったんですが、Michael君をはじめ、皆さん、ますます演技に磨きがかかって、本当に素晴らしいショーでした~!

まだ見に行かれてない方がいらっしゃいましたら、東京では、これが本当にラストチャンスですので、ぜひぜひお見逃しのないように~! また兵庫公演を見に行かれるご予定の皆様、本当に素晴らしいショーですので、どうぞ楽しみにお待ちくださいね~♪

オフィシャルサイトは、こちらからご覧になれます。

コーラスライン東京公演 残すところ、あと1週間!

2009-08-23 22:47:27 | Michael 09 ACL Japan tour
Michael君(マイケル・グルーバー)主演のコーラスライン ジャパンツアー東京公演は、あと1週間で閉幕です!(写真は、会場のオーチャードホールです。)

つい先日始まったばかり・・・と思っていたら、もう残すところあと1週間になってしまいました~! 毎日、お客さんがいっぱい! 空席がほとんどない状態で、まさに大絶賛上演中です~!

先日、復帰されたシーラ役のエミリーさんも、とても魅力的なシーラを見せてくれていますし、他のキャストも、今のところ、元気に本来の役を演じています。Broadwayのオリジナル版(ファイナル・カンパニー)とリバイバル版の両方の「コーラスライン」に出演しており、このツアー・カンパニーではオリジナルキャストとしてザックを演じていたMichael君をはじめ、シーラ役のエミリーさん、ビビ役のデーナさん、キャシー役のロビンさん等々、Broadwayで活躍する皆さんがずら~っと揃った豪華な顔ぶれ! しかもキャストの3分の2以上が、全米ツアーのオリジナルキャストです!

どうぞ、これだけの素晴らしいキャストが揃った日本公演、ぜひともお見逃しのないように~! 彼らの最高のパフォーマンスをじっくり堪能して、その素晴らしいパフォーマンスに惜しみない拍手喝采を送ってあげて下さい~!

オフィシャルサイトは、こちらからご覧になれます。

シーラ役のエミリーさん、復帰!

2009-08-20 03:16:34 | Michael 09 ACL Japan tour
体調を崩して降板していたエミリーさんが、復帰しました~! (写真は、劇場のロビーに置いてある、キャストの名前が書かれたボードです。)

Broadwayのリバイバル版「コーラスライン」でも、アンダースタディとして何度かシーラを演じ、全米ツアーではMichael君(マイケル・グルーバー)同様、オリジナルカンパニーとして半年以上もシーラを演じてきたエミリー・フレッチャーさん。昨年の11月にいったんツアーを離れたあと今年の5月ごろから再びツアーに参加し、今回の来日公演に至ったわけですが、体調を崩されて、ここ数日、降板されていました。

それが、ようやく回復されたようで、18日の火曜日から舞台に復帰されました。ナズは、昨日の19日の水曜日のイブニングショーを見に行ったんですが、エミリーさんのゴージャスなシーラを見ることが出来ました。
まだちょっと腰をかばっておられるような感じでしたが、歌声は、素晴らしく、単に気が強いだけではなく、ユーモアがあり、見かけとは違う純真さや傷つきやすさを内に秘めた魅力あるシーラを演じていらっしゃいました。(ザックとの「髪を下ろせ」のやり取りも、復活です!)

昨日は公演が2回あったので、お疲れになったことと思いますが、1日も早く完全によくなられますようお祈り致します。まだまだ続く日本公演、ステキなシーラをいっぱい見せて下さいね! お帰りなさい&お身体を大切に~、エミリーさん!

Michael君のザック

2009-08-19 03:04:40 | Michael 09 ACL Japan tour
同じ役を演じるんでも、それぞれの俳優さんによって役柄の解釈が違うため、演じる人が変われば、イメージが多少違ってきます。では、Michael君(マイケル・グルーバー)の演じるザックは、どんな感じなんでしょう?(写真は、8/16にオーチャードホールの外で撮ったMichael君です。横にいるナズは、お目汚しなので省いてあります〔笑〕とってもステキな笑顔でしょ~♪)

「コーラスライン」でMichael君が演じているザックは、常にキャリアアップを目指す野心家です。彼は、常に冷静で、必死に役を得ようとするオーディショニー達をクールに観察しています。
有名になったり賞を取ったりすることにはまったく興味がなく、やりがいのある役がやれるならBroadwayにこだわらないで地方の小さな劇場にも出演し、一緒に働く人達との輪を大切にして、お客さんに喜んでもらえることが何よりも嬉しいというMichael君とは、まさに正反対の役です。

なので、Michael君が演じるザックは、どこか優しさのあるザックです。でも、あまり優しすぎると、ザックの冷徹なプロデューサーぶりが、オーディショニー達とのコントラストになっているコーラスラインの本来の意図と違ってしまうので、そこは、プロフェッショナル! 自分らしさを表現しつつも、ザックとしての威厳は、しっかり演じています。特に、キャシーとの間で繰り広げられるシリアスなやり取りは、ほんとに迫真の演技で、その素晴らしいパフォーマンスに、毎回、息を呑む思いです。

「一昨日も昨日も、平日のマチネだったのに、お客さんがたくさん見に来てくれてたんだよ! 嬉しいね~♪ 皆さんが僕らのショーを楽しんで帰ってくれてるといいんだけど。」と言いながら、毎日がんばっているMichael君。どうぞ、彼らのショーを、見にいらして下さい。 そして、「大丈夫だよ、ちゃんと楽しんでるよ」と、大きな拍手で、彼らに伝えてあげて下さい。 ツアーは、移動の連続。慣れない土地で、時には故障を抱えながらがんばっている彼らにとって、それが何よりの喜びですから。

モノローグも、コーラスラインの魅力♪

2009-08-18 01:46:27 | Michael 09 ACL Japan tour
Michael君(マイケル・グルーバー)主演で、絶賛上演中の「コーラスライン「ジャパンツアー、素晴らしいダンスと歌が堪能できる作品なんですが、でも、見所はそれだけじゃないんですよ~。(写真は、ツアーオリジナルカンパニーのステージフォトです。)

男女各4名、合計8名のコーラスを決めるためのオーディションに臨む17人のオーディショニーの姿を描いた不朽の名作である「コーラスライン」。単に歌やダンスがうまいだけじゃなく、1人1人の素顔を知って、つながりの深いコーラスを作りたいと、プロデューサーのザックが、各自に自分自身のことを話させます。

自分を語るのにソロナンバーがあって、ダンスや歌の見せ場を持っている役もあれば、ソロではないけれど自分達のナンバーがある役もありますが、話すだけのモノローグしかない役もあるんです。

例えば、ニューヨーク州バッファロー出身のボビー。ありふれた中流家庭で育った彼は、子供のころから変わり者で、自宅のガレージでフランケンシュタインのミュージカル版をやろうとして、モンスター役の友達の全身にペンキを塗り、皮膚呼吸が出来なくなったその子が病院に担ぎこまれる騒ぎになったり、他人の家に忍び込んで、こっそり模様替えをしてしまったりする始末。どんな風に自殺をしようかといろいろ考えたけど、こんな田舎町で自殺しても仕方ないと気づいてNYにやってきて、いずれは映画スターになることを夢見ています。

彼のモノローグと重なり合う形で、「And」というナンバーが演じられ、「自分の番になったら、いったい何を話せばいいんだろう?」と、他のオーディショニー達が歌う時には、彼のモノローグは、無言になりパントマイムで演じられます。
内容そのものも面白く、ボビー役のイアン・リベルトさん(ツアーカンパニーのオリジナルキャストの1人)が表情たっぷりに演じてくれるので、すごく楽しいシーンなんですが、内容が盛りだくさんなので、ステージ両サイドに出ているサブタイトル(字幕)が追いつけず、かなり割愛してしまっているため、文字だけで読んでいると面白さが半減してしまうのが、ちょっと残念です・・・。

そして、最後に名前を呼ばれるポール。何を質問されても、一問一答のような受け答えで、自分自身のことを多くは語ろうとしないので、他のオーディショニーが別室で歌詞を覚えている間にもう一度ザックに呼ばれ、自分のことを話すように言われます。初めは話すことを渋っていたポールでしたが、とうとう意を決して、自分の過去を語り始めます。
プエルトリコ人の彼がイタリア風の芸名を名乗るのは、別の自分になりたかったからで、自分がゲイであること、そのことに10代のうちから気づいていて、悩んだし、それが原因で学校を辞めたこと、ドラッグクイーンのような女装でショーに出ていたことがあり、ショーがツアーに出るので見送りに来てくれた両親に、その女装姿を見られ、自分だとわかってしまったこと等を、切々と語ります。ポールのモノローグは、他のキャストのモノローグとは比べ物にならない長さで、ポールの悲しみに観客も心打たれる感動的なシーンです。

その他のモノローグも、とても個性的な内容で、ミュージカルでありながら、こういった歌やダンスのないモノローグがあることが、単なるミュージカルに終わらない「コーラスライン」のオリジナリティを確立する重要な要素の一つになっていると思います。

「コーラスライン」の魅力のひとつであるモノローグの数々、どうぞ、じっくりとご堪能下さい。そして、ドンやコニーやジュディのモノローグのように、まったく切れ目がないまま、すぐに次のモノローグやナンバーが始まってしまう場合は仕方ないんですけど、そうでない場合は、ぜひ、その素晴らしい演技に惜しみない拍手 を送ってあげて下さいね~♪

大好評のため、チケットの残りがだいぶ少なくなっている日もあるようですので、ご覧になることを検討中の方は、どうぞ、お早めにチケットをゲットなさって下さい。Michael君をはじめ、Broadwayの多くの作品で活躍してきた実力派ぞろいのレベルの高いパフォーマンスを、お見逃しなく~~! オフィシャルサイトは、こちらからご覧になれます。

コーラスライン ジャパンツアー こぼれ話

2009-08-17 23:04:42 | Michael 09 ACL Japan tour
Michael君(マイケル・グルーバー)主演の「コーラスライン」ジャパンツアーからのこぼれ話をひとつ、お届けしますね~。 (写真は、昨年の夏、コスタメサにACL全米ツアーを見に行った時のMichael君です。)

ここ数日、シーラ役のエミリー・フレッチャーさんが体調を崩されたため、エリカ・マンスフィールドさんが代わりにシーラを演じているんです。
このシーラという役、気が強くて、野心満々、年齢ももうじき30歳とオーディショニーの中では年上の方で、オーディション慣れしていて、オーディショニー達の素顔が見たいといろいろ質問するザックに、なかなか本当の自分を見せません。そこで、ザックは、いかにも大人の女性らしくアップにしている彼女の髪を下ろさせることで、本来の彼女らしさを引き出そうとします。

ところが、エリカさんは、ショートカットなので、髪を結い上げる代わりにムースのようなもので固めているんですね。 なので、ザックがシーラに「髪を下ろせ」と言う部分のやり取りがカットされています。
Michael君の話では、ジャパンツアーのシーラの代役は、このエリカさんと普段はディアナを演じているレベッカ・ライカーさんで、どちらもショートカットなので、この2人がシーラを演じる時は、「髪を下ろせ」の部分はカットするんだそうです。

1回しか見ないと、他の回と比べることが出来ないので、こういう違いに気づかないまま終わってしまうんですが、何回も見ると、いろんな発見があって、本当に面白いです!
エリカさんのシーラも、とってもステキなんですが、エミリーさんの体調が早く回復して、またあのゴージャスなシーラを見せてくれるといいですね~。


コーラスライン 細かいところも凝ってます! 

2009-08-16 09:19:08 | Michael 09 ACL Japan tour
現在、東京・渋谷の文化村にあるオーチャードホールで大絶賛公演中の、Michael君(マイケル・グルーバー)主演の「コーラスライン」日本ツアー、細かい部分の演出まで凝っているんですよ。(写真は、全米ツアーオリジナルキャストのリハーサル風景です。)

特に、冒頭の大勢でのオーディションのシーン、それぞれのオーディショニーの性格や関係がうかがわれる演出がしてあって、気をつけて見ていると、とても面白いんです。

例えば、オーディショニーの中では年上の方のシーラ。 彼女は、他のオーディショニーが自分の前に飛び出してきたりして踊りにくかったりすると、すぐやる気をなくして踊るのをやめてしまいます。 また4人ずつの組に振り分けられる時、若手でダンスがうまいヴァルと同じ組になるんですが、ヴァルが前、自分が後ろの列にされたので、ヴァルに文句を言って、自分の方が前になってしまいます。 後で、彼女達の位置が入れ替わっているのに気づいたザックに、元の位置に戻されてしまいますが、17人のオーディショニーが番号を呼ばれて整列する時、先に呼ばれていたシーラの隣に並びかけたヴァルが、シーラににらまれて、あわてて列の反対側に並ぶという場面もあります。

そして、かつてはザックの恋人だったキャシー。 大勢のオーディショニーの中に彼女がいることにまだ気づいていないザックに声をかけようとしますが、そのチャンスがありません。

17人のオーディショニーが1列に並んだ時、向かって左端に立っているドン。彼は、ちょっとおっちょこちょいなところがあるようで、女性の組が踊る番なのに、間違って踊ろうとしてしまい、気づいた別のオーディショニーに呼び戻されます。

冒頭のシーンは、17人のオーディショニーに加えて、早々に落ちてしまうオーディショニー達もいる上、背景が鏡なので、そこに彼らの姿が映りこんで、人数が倍増して見えます。 そして、オーディションのシーンですから、常に誰かが踊っていて、とてもめまぐるしく、なかなか細かいところまで見るのは大変なんですが、こういう演出に気づくと、より作品が楽しめるので、ご覧になる機会がありましたら、どうぞ、お見逃しなく~~♪

すでにチケットの枚数がかなり少なくなってしまっている日もあるようですので、見に行こうと思っていらっしゃる方は、早めにチケットをお求め下さいね~! オフィシャルサイトは、こちらからご覧になれます。

コーラスラインをよく知らない方のために・・・

2009-08-15 02:38:41 | Michael 09 ACL Japan tour
8月12日に、東京・渋谷の文化村にあるオーチャードホールで開幕した、Michael君(マイケル・グルーバー)主演の「コーラスライン」日本ツアー。Tony賞を9部門も受賞したばかりか、ピューリッツァー賞まで獲得した作品だけあって、個々の登場人物のせりふもなかなか凝っていますし、ザックとキャシーのシリアスで迫力あるせりふの応酬もあって、ステージの両サイドにサブタイトルが出ていても、初めてこのミュージカルをご覧になる方には、なかなかわかりにくい部分があるかと思います。また、「舞台版を見るのは初めてだけど、映画のなら見たことある」とおっしゃる方も多いかと思いますが、舞台版と映画版で、かなり違うところがあるんです。

そこで、今までこのブログで紹介してきたACL関連の記事の中から、知っているとさらにACLを楽しめるこぼれ話や映画と舞台の違いを書いたもの等、まとめてみました。ご覧になっていただいて、楽しんでいただければ嬉しいです~♪ (写真は、2008年1月に、Broadwayの劇場の楽屋口の中で撮ったMichael君です。)


ステージ版こぼれ話
映画版こぼれ話
舞台と映画の違い
Michael君こぼれ話 A Chorus Line編
NY 観劇記 その1 (あらすじを紹介してます。) *Michael君はグレッグ役でした。
NY 観劇記 その2 (あらすじ後編)
Michael君の書いた記事 「両方のACLに出演して」
コスタメサ観劇記 その1 (全米ツアー版のあらすじ) (Michael君は、ザックを演じていました。 Broadwayリバイバル版との違いなど紹介しています。)
コスタメサ観劇記 その2 (あらすじ後編)
コスタメサ観劇記 その6 (Michael君とブランドン君のステキなエピソードを紹介してます。)
ACL あれこれ ドキュメンタリー映画を見て
ACL あれこれ Broadwayと全米ツアーのキャストのその後 (2008年11月時点)



オープニングナイト観劇記 補足 - 日本だけのフィナーレ-

2009-08-13 12:31:21 | Michael 09 ACL Japan tour
前の記事に書き忘れたことがありました~!(写真は、ツアーオリジナルキャストのステージフォトです。)

最後の全員が金色の衣装を着て踊るカーテンコールなんですが、アメリカでは、全員が有名なキックラインダンスを踊りながら舞台が暗転になり、そのまま終わってしまうんですが、昨日のオープニングナイトでは、もう一度キャストがステージに登場して、ラインダンスをし、向かって左端のキャストから順に帽子を取ってお辞儀をし、その後、1人置きに男性と女性が並んでいるんですが、端からペアになって腕を組み、音楽に合わせて舞台袖に引っ込んでいくというフィナーレになっていました。

これは、日本では、従来の終わり方だとショーが終了したことがわからず、観客が帰らないことから、特別に付け加えられた演出なんだそうです。事実、このフィナーレが終わってキャストが本当に引っ込んでしまった後も、まだアンコールがあるのでは・・・と期待した観客がしばらく拍手を続けていました。

日本でしか見られない、この特別なフィナーレ、なかなかステキでしたよ~♪ これからご覧になる皆様も、ぜひこの日本のみのラストをじっくりとお楽しみ下さい。もちろん、拍手喝采も忘れずに~(笑)

コーラスライン、オープニングナイトは大成功!

2009-08-13 07:45:02 | Michael 09 ACL Japan tour
昨晩のオープニングナイトは、大成功で、素晴らしい盛り上がりでしたよ~♪ (写真は、オリジナルツアーカンパニーのステージフォトです。 ホントは、ショーを終えたばかりの最新のMichael君の写真をご紹介できればよかったのですが、通しのドレスリハーサルとオープニングナイトのショーを終えて疲れているMichael君を早く帰らせてあげたかったので、写真はお願いしませんでした。 後日、撮らせてもらえたら、ご紹介しますね~。)

仕事を終えて劇場に向かったナズは、開場と同時に入場し、最前列の左から7つめの席に座りました~♪ トイレに行ったりしながら待っていると、予定時刻より少し遅れてショーが始まりました。

コーラスラインの場合、カーテンは初めから開いており、いったん暗転になったステージにミラーが登場し、キャストが定位置につきます。 そして、明るくなったステージに最初に響いたのは、Michael君演じるザックが、オーディショニー達に振付を教える声でした。
振付を教え終わった後、通常のコーラスライン公演では、ステージの奥にいたザックが客席の方へ出てきて、オーディショニー達と一緒に踊るんですが、コスタメサで見た時は、「このミュージカルは、ザックの物語ではなく、17人のオーディショニー達の物語だ」というMichael君の解釈を反映させたのか、ザックは、踊らなかったんです。
ところが、今回の日本公演では、従来通り、ザックが踊ったんです~! Michael君の見せ場が増えました~♪ 素晴らしいパフォーマンスなんですが、ちょっと疲れが見えるような気がして心配だったんですけど、終演後に会った時に聞いたら、1日、ドレスリハーサルをしてからのパフォーマンスな上に、舞台裏が蒸し暑くって、すっかり疲れてしまったそうなんです。かわいそうに・・・。

久しぶりに見るコーラスラインは、相変わらずとても素晴らしく、ナズがコスタメサで見たキャストが何人も出演していたんですが、皆さん、演技に磨きがかかって、ずっと面白くなっていました♪

Michael君演じるザックは、ステージにいないことが多く、ソロナンバーもなく、Michael君の素晴らしい歌声をお聞かせできないのが本当に残念なんですが、歌もダンスも素晴らしいロビン・ハーダーさん演じるキャシーと一緒に彼が演じるシリアスなシーンは、実に迫力満点! このシーンがあるおかげで、ザックとキャシーの間にある葛藤が観客にもよく理解できて、ストーリーに説得力が生まれるわけです。 その素晴らしい演技に、何べん見ても深く引き込まれます。彼のザックは、本当に最高です!

ポールを演じるジョーイ・ダディングさんも、とても素晴らしく、モノローグはとても感動的で、ナズは思わず涙ぐんでしまいました。

コスタメサでナズが見た時はスウィングで、一度だけポールを演じたブランドン・タイラー君は、今回はザックの助手で、オーディショニーのためにお手本を踊って見せるラリーを演じています。 ポールを演じた時は、繊細で純真無垢なイメージだった彼が、精悍できびきびとしたラリーを生き生きと演じていました。

Broadwayでもシーラを演じたことがあるエミリー・フレッチャーさんのシーラは、本当にゴージャスで、セクシーで、最高でした~♪

かつてはMichael君がBroadwayオリジナル版のファイナルキャストとして演じたマイク役は、ツアーカンパニーのオリジナルキャストとしてずっとこの役を演じてきたクライド・アルヴスさんが演じています。 Broadwayリバイバル版では振付が変わってしまって見られなかったとんぼ返りを、クライドさんが、威勢良く生き生きと見せてくれます♪ ちなみに彼とキャシー役のロビンさんは、本当のご夫婦です♪

またビビを演じているデーナ・ディジアシントさんは、Broadwayリバイバル版でもビビを演じていた女優さんで、「個性的って言われるよりきれいだって言われたい」と歌うビビを、キュートに演じていました。

そして、ナズは、叫びましたよ~~! 最前列だから、もともと拍手喝采、がんばろうと思っていたんですが、他にもタイミングよく叫んでいる観客の方が何人かおられたので、鬼に金棒、 ナズグルに黒馬!(笑) もう、思いっきり叫びました。 個々のキャストの見せ場でも叫びましたし、特に、最後に金色の衣装を着たキャストが1人1人ステージに現れる時には、それぞれが帽子を上げてお辞儀をする度に、毎回! 19人いるので、19回叫びました♪

素晴らしい盛り上がりのフィナーレのあと、客席を後にして通路に出たナズの目の前には、何と、Broadwayオリジナルキャストでコニーを演じ、今回のツアーで振付をされているバーヨーク・リーさんがいらっしゃったんです! 感動のあまりずうずうしくも「素晴らしいショーでした! 感動しました。」と声をかけてしまったナズ、気さくなバーヨークさんは、「ありがとう」とおっしゃりながら少しおしゃべりしてくださいました。 ナズがMichael君の友人だとわかると、「そうだったの~! 拍手喝采でショーを盛り上げてくれて、本当にありがとう!」と言って下さいました。

ショーの後、楽屋口でMichael君と待ち合わせました。Michael君が、「今日は、すごくいっぱい叫んでくれてたね。 君がタイミングよく拍手や歓声を送ってくれるおかげで、他のお客さんの反応もよくて、日本の観客はお行儀がよくて静かだって聞かされてたから、予想外の大歓声に、キャストはみんな大喜びしてたよ。」と話してくれました。実際にショーの後でお会いできた他のキャストの皆さんも、、「あの大歓声は、君が送ってくれてたんだね!ありがとう、すっごく嬉しかったよ!」とおっしゃって下さいました。

昨夜は、終演後、劇場の上の階で、オープニングパーティが催され、キャストの皆さんも参加したんですが、Michael君は、疲れていたこともあり、いちおう会場には行ったもののすぐ出てしまい、やはり早く帰りたいと会場をあとにしたデーナさんとナズと3人で駅に向かいました。
楽屋口の前では、キャストが出てくるのを待っている人達が5~6人おり、Michael君とデーナさんに気づいて、サインや写真撮影をお願いしてきました。 疲れた顔も見せず快く応じた2人に、ファンの皆さんはとても喜んでいらっしゃいました。

それから3人でおしゃべりをしながらぶらぶらと渋谷駅まで歩き、そこでお別れしました。 「見に来てくれて、大歓声も送ってくれて、ほんとにありがとう! まだ何回も見に来てくれるんだったよね?楽しみにしてるよ」と言いながら、Michael君とハグして、「会えて嬉しかったわ。 またね♪」と言ってくださったデーナさんとも握手をしました。

以上、コーラスライン日本公演のオープニングナイトの観劇記でした。 本日、13日にご覧になる方は、マチネとイブニングのショーのあと、バーヨーク・リーさんのトークショーがありますので、どうぞ、お楽しみに~♪

そして、素晴らしいパフォーマンスだと思われた時は、遠慮したり恥ずかしがったりせず、目いっぱい拍手や歓声を、キャストに送ってあげて下さいね。 観客が喜んでくれている、楽しんでくれていると知ることが、彼らにとっては何よりの喜びなんです。慣れない異国の蒸し暑い気候の中、言葉の壁や時差ぼけに悩まされながらも毎日がんばって素晴らしいパフォーマンスを見せてくれるキャストを、拍手や声援を送ることで、私たち観客が喜ばせてあげられたら素晴らしいですよね~♪

オフィシャルサイトは、こちらからご覧になれます。 東京公演は、30日までですので、どうぞ、お見逃しのないように~!

いよいよ開幕! コーラスライン 来日ツアー

2009-08-12 02:53:09 | Michael 09 ACL Japan tour
本日、8月12日、待望のコーラスライン 来日ツアーが開幕します!(写真は、全米ツアーオリジナルキャストのステージフォトです。)

本日12日の午後7時から、東京、渋谷のオーチャードホールで、Michael君(マイケル・グルーバー)主演のコーラスライン来日ツアーが始まります! 開演前には入念なドレスリハーサルが行われるそうで、キャストをはじめ関係者の皆さんにとっては、長い1日になりそうです。

来日ツアーのオフィシャルサイトには、Michael君をはじめ、主だったキャスト数名しか紹介されていないんですが、アメリカの公式サイトでは、他のキャストも紹介されていますので、そのページは、こちらからご覧いただけます。
ザック役のMichael君、シーラ役のエミリーさん等は、全米ツアーのオリジナルカンパニーなんですが、一度、ショーを離れて、最近カンパニーに戻ってきました。
マイク役のクライドさん、クリスティン役のジェシカさん、ボビー役のイアンさん、ラリー役のブランドン君、リッチー役のアンソニーさん等は、このツアーのオリジナル・カンパニーで、しかもずっと出演し続けています。 (スタート当初とは違う役を演じている方もおられますが) その他にもスウィングのメンバーの中にもツアーのオリジナルカンパニーが何人もいらっしゃいますので、ほんとに見ごたえのある素晴らしいショーになることと思います~!

ミュージカルが大好きとおっしゃる皆様、ぜひ、この機会を逃すことなく、Michael君達の素晴らしいパフォーマンスをご堪能下さいませ~! 2日目の8月13日のショーでは、マチネもイブニングも、ショーの後で、Broadwayのオリジナル版のオリジナルカンパニーでコニーを演じておられ、今回のツアーでは振付をなさったバイヨーク・リーさんのトーク・ショーもお楽しみいただけます♪ オフィシャルサイトは、こちらからご覧いただけます。

ナズも、オープニングナイトを見に行く予定です! もう待ちきれません~~!

ACL日本ツアーカンパニー、無事来日しました!

2009-08-11 00:22:11 | Michael 09 ACL Japan tour
ACLの日本ツアーカンパニーの皆さんが、無事来日しましたよ~! (写真は、昨年の夏、コスタメサで撮ったMichael君です。)

Michael君をはじめとするツアーカンパニーの皆さんは、9日に、無事、日本に到着されました。 いよいよ明日から東京公演が始まるわけです! 楽しみですね~♪

来日そうそう、地震は起きる、台風は来るで、あまりのタイミングの悪さに、何か、ナズのせいではないんですけど、すごく申し訳ない気持ちでいっぱいです~~・・・。 今日も、もしかしたら台風が関東に上陸か・・・という状況で、何とか直撃は免れて、なるべく早くいいお天気になってほしいと思います。