M for Michael Gruber♪- Mは、マイケル・グルーバーのM~♪

キャッツDVDのマンカストラップ、アメリカの舞台俳優、Michael君のことや、ブロードウェイニュースをお伝えします。

Joseph at CDT 観劇記 その3

2013-07-29 12:00:13 | Michael 13 Joseph
Joseph観劇記 その3です。(写真は、7/17の夜のショーのあとで、劇場のロビーで撮ったMichael君〔マイケル・グルーバー〕です。)

7/17 (水)、時差ぼけのせいなのか、目覚まし時計より早く目が覚めたナズ、滞在しているCountry Inn and Suitesは、B&Bタイプのホテルなので、朝食がついているので、簡単に身支度をして、早速、朝食スペースへGO!
フルーツあり、ヨーグルトあり、ペストリーあり、トーストあり、その他のパンもいろいろあり、目玉焼きやソーセージといった温かいメニューもあり(この日は、ベイクドポテトと目玉焼きをトルティーヤで包んだモーニングタコスでした。)、中でも、ワッフル焼き機が置いてあって(下の写真)、



横に置いてある機械のボタンを押すと生地が出てきて、それをプラスティックのカップに受け止めて(下の写真)、



焼き機の中に入れ、焼き機を閉じて回転させると、タイマーがスタートする・・・という、宿泊客が自分でワッフルを焼けるようになっているのが、楽しかった♪ (下の写真のように焼き上がります。)



味も美味しいけど、焼くのが楽しくて、ずっとここに立っていて、他のお客さんの分も焼いてあげたいくらいでした!(笑)(下の写真のような朝食が、毎朝、食べられます♪)



飲み物も、ジュースが4種類、牛乳もローファットとノンファットがあり、コーヒーも4種類に、紅茶のティーバッグとお湯が置いてあります。コーヒーや紅茶は、1日中あって、好きな時に飲んでいいようになっているんですよ♪ 
食事以外でも、小さいけど室内プールやジムがあって、お客さんは自由に使っていいんです。お客さんが利用できる会議室も3室ほどあって、宿泊客の多くは、ビジネスで来ている人達のようでした。

たっぷり朝食を食べたナズ、腹ごなしも兼ねて200メートルほど離れたところにあるお気に入りのスーパーへ買い出しに出掛けました。2年前にさんざん散歩した街なので、何がどこにあるのか、けっこうわかってます(笑)もっと近くにもスーパーがあるんですが、そっちは、ごく普通のスーパーで、この少し離れているスーパーは、とても大きな高級スーパーで、すごく楽しいんです♪
紅茶などもお土産にぴったりのしゃれた入れ物の美味しいのがあるので、友人へのお土産にチョコレートや紅茶を買い、滞在中に飲む用のミネラルウォーター等も購入しました。

部屋に戻ったナズ、身支度をして、劇場に向かいました。劇場に着くと、昨晩と同様、ジェイさんや売店の店員さんとおしゃべりしたあと、席に着きました。この日は、ステージに向かって左端の最前列の110番のテーブル。6人掛けでしたが、ナズ1人しかいませんでした。
昼間だったのでアイスティを頼み、この日は、ショーのあと、Michael君達とディナーに行く予定だったので、前夜と同じメニューなんですが、一番ボリュームのないほうれん草のサラダをオーダーしました。

食べ終わって、ちょっと冷房で寒くなってしまったので、劇場の入り口の外にあるベンチで休んでいると、リュックを背負ったとてもきれいな女性が、近づいて来るのが見えました。Tシャツにジーンズというラフな格好なので、たぶん、観客ではなくてキャストかな~と思いながら見ていると、その女性が、ふっと立ち止まり、
「あなた、もしかして、Michaelのお友達?」
とナズに話しかけてきました。何と、Michael君の古くからの友人で、ずっとBroadwayで活躍してきたモーラ・ホワイトさんという女優さんでした。今回の「Joseph」では、Michael君演じるナフタリというジョゼフの兄弟の1人の妻を演じています。
ナズをハグしてくれたモーラさん、
「Michaelから、あなたのこと、いろいろ聞いていたわ~。会えるのを楽しみにしてたのよ。またあとで、いろいろおしゃべりしましょうね。」
ホントに、Michael君のお友達って、みんな、何て優しくて気さくでステキな人達なんでしょう! ひなたぼっこしてて、よかった♪

時間が近づいたので、テーブルへと戻ったナズ、イスをステージのほうに向けて、観劇準備万端です!
前夜に見た時に思ったのですが、DVD版と比べると、全体にコミカルさが増した軽いタッチで、子供の観客が多いせいか、より子供が楽しめるようにしてあるな~と思いました。
またDVDでジョゼフを演じていたダニー・オズモンドは、あの時点で40代だったので、エジプトで成功してからのジョゼフと同じくらいの年齢ですから、後半のジョゼフは、大人の男性として演じていましたが、チャンハッセンのほうは、ジャレッドさんがまだ20代半ばくらいなので、エジプトで成功したあとのジョゼフも、若者として演じています。
2年前のJesusの時は、もちろんもっと若かったわけですが、ひげを生やし、ジーザスへの複雑な思いを叫ぶように歌うその姿は、ずっと年上に見えました。それが、今回は、明るい、人なつっこい笑顔で、共演する観客のお子さんを優しく気遣いながら、楽しげに演じていて、2年前のジュダスを演じていたのと同じ人とは信じられない感じです。
役によって、まったく別人に見えるということは、演技力が優れているということですから、ジャレッドさん、ますます素晴らしい俳優さんになったということですよね♪ そんな彼が演じたジュダスとジョゼフの両方を見られたナズは、本当にラッキーだな~と思います。

この日のマチネも、とても楽しかったです♪ ジョゼフが奴隷として連れて行かれてしまうシーンでは、ナズの目の前をジョゼフが通ったので、ナズが「助けてあげたい!」と思いながら手をさしのべると、それに気づいたジャレッドさんも、ナズのほうに手を差し出してくれました。
また、この時の子役の男の子は、ナズのお友達のライアン君が演じていましたよ♪ 現在17才の彼、2年前よりもだいぶ背が伸びましたが、それでも少し小柄で、声もボーイソプラノっぽい感じで、とてもきれいに歌うんです♪ 彼も、観客のお子さんのことをとても気遣っていて、優しい、いい子だな~と思いました♪ 
同じ劇場にちょくちょく見に来ると、こういう若手の俳優さんの成長を見られて、よりいっそう劇場や俳優さん達に対する愛着が深まりますね。

このマチネでは、ちょっとしたハプニングがあって、ラストのほうで、スローバージョンの「Any Dream Will Do」が歌われるシーンで、ジョゼフが「A Crash of Drums」と歌ったあと、彼の後ろに近づいてきたナレーターが「A Flash of Light」と歌って、そこからデュエットになるんですが、ジャレッドさんがその一節を歌いながら振り向くと、Jodiさんがいませんでした!
びっくりしてとまどうジャレッドさん! 何と、Jodiさんは、反対側のナズのテーブルの前辺りの位置に立っていて、彼女も「まずい」と思ったらしく、早口で「A Flash of Light」と歌いながら、定位置へと駆けつけました!そこからは、スムーズにフィナーレへと進みましたよ。
あとでトニーさんに聞いたら、ショーの最中だというのに、なぜかJodiさん、考え事をしてしまったんだそうです(笑)そんなことって、あるんですね!

フィナーレの時には、キャストが客席に降りて、お客さんの間で歌ったり踊ったりするんですが、何と、ナズのところにはMichael君が来てくれて、ハイ・ファイブをしてくれましたよ♪思いっきり歌い、叫び、拍手をしたナズ、大満足でロビーへ行きました。しばらく待つと、Michael君をはじめ、数人のキャストが現れました。ライアン君もいました!みんなとハグをし、挨拶を交わしました。
「じゃ、ナズ、行こうか!夜のショーの前に着替える?」とMichael君。
「ううん、このままで大丈夫♪」とナズ。
「じゃ、夕食のあと、そのまま劇場に来ればいいから、ゆっくりできるね。」とトニーさん。
Michael君とトニーさんと一緒に、駐車場に止めてある彼らの自動車に向かいました。今日も運転は、Michael君でした。

ミネアポリスのほうでディナーを食べるので、そちらに向かう道々、いろんな話をしました。次回作の「Fiddler on the Roof」にも2人とも出演が決まったのだそうです。上演時間が短くて、楽しい内容の「Joseph」とは正反対で、上演時間が3時間で暗い内容の作品だと聞かされたナズ、
「2時間の『Joseph』と3時間もある『Fiddler』、開演時間は、一緒なの?」
と尋ねてみました。
「そう、そこが問題なんだよ。ディナーに2時間、そのあとショーが3時間じゃ、夜のショーが終わるのは、11時になっちゃうだろ?お客さんにはちょっと負担だろうね。冬場は暗くなるのも早いしね。」
と、Michael君。
「短くするのかな?マイケル(これは、劇場オーナーで監督も務めるBrindisi氏のことです。)は、嫌がりそうだけどね。」
と、トニーさん。
ナズなんか、ディナーといっても、いつも一品だけオーダーしてササッと食べて、開演までの時間をもてあましているので、もっと開演時間を早めればいいのにと思いましたが、他のお客さんは、ナズみたいに滞在中のショーを全部見るわけではなく、例えば、誕生日とか結婚記念日とかのお祝いを兼ねて、特別な日のお食事として食べる方も多いから、やっぱり食事に2時間は必要なんでしょうね。
でも、きっと素晴らしいショーになるでしょうから、見応えのある3時間になるでしょうね♪

この日のディナーは、リブステーキでした。BBQ風に焼いてあって、付け合わせのインゲンやゆでたコーンも美味しかった♪ デザートにはアイスクリームを乗せたチェリーパイをいただいたのですが、これも、いかにもアメリカって感じで、美味しかったです。ボリューム満点なので、おなかいっぱいになっちゃいましたが・・・(笑)
トニーさんが、「ファラオをやっているキースがね、君がいる間に、一度、君に歌を捧げるって言ってたよ」と教えてくれました。「え、ホント!?」「うん。どのショーかわからないけどね。楽しみだね。」
あのジョゼフの質問そっちのけで、客席の女性に「君なしでは生きていけない」と歌う、あれをナズにやってくれるんだ!何か、嬉しいような、恥ずかしいような。でも、とても楽しみでした。

たくさん食べて、たくさんおしゃべりして、すごく楽しい時間を過ごしたあと、またMichael君運転の車で、劇場へと向かいました。もう夜だというのに、日が長いので、まだ昼間のような明るさでした。運良く渋滞にもぶつからず、7時半過ぎに劇場に着きました。
建物の裏手にキャストが何人か座っているのが見えたので、
「あとで会おうね~!ホゥ~ッ!」
と、叫ぶと、彼らが拍手を返してくれました♪
「ナズは、いい声をしてるよね。すごく、よく通る!」とトニーさん。
「だって、歓声を上げるプロだもん♪(笑)」とナズ。
3人で笑いながら、劇場に入りました。

楽屋に向かった彼らと別れて、すでにお客さんでいっぱいの客席内に入り、席へと案内してもらいました。この時の席は、マチネとは反対側の端の130番。4人連れのお客様がすでに座って食事をされていました。ご挨拶をして、テーブルのステージ側の席に座り、ウェイトレスさんにお願いして、ホットティを持ってきてもらいました。今回、他のお客さんと相席になったのは、この時だけでした。

このショーも、とても盛り上がり、楽しいショーでした。ファラオは、相変わらずたっぷり笑わせてくれましたしね。(ナズに歌は、捧げてくれなかったけど・・・笑)、
ショーのあとには、モーラさんやジャレッドさんにも会えました。

「なかなか会えなくてごめんね、ナズ。主役なんで、いろいろやらなきゃいけないことがたくさんあって。」
と、すまなさそうに言いながら、ジャレッドさんがハグしてくれました。
「いいのよ、ジャレッド。素晴らしいショーをありがとう。あなたのジョゼフ、最高!2年前にはあなたのジュダスを見られたし、私は、とてもラッキーだわ♪」
嬉しそうにうなずきながら、ジャレッドさんが優しく微笑んでくれました。ホントに、ステキな青年です。

劇場の出資者の1人で、キャストやスタッフからとても慕われているご夫妻もいらしていて、翌日の木曜日は、Michael君は、彼が作曲を担当した「Fruit Fly」というショーが、ちょうど上演されていて、そちらのリハーサルに参加する予定だったので、奥様のほうのサンディさんが、ナズを湖の畔にあるエクセルシオールという町にショッピングに連れて行ってくださるというのです!
「ホントにいいんですか?」と尋ねるナズに、
「もちろんよ、ナズ!あなたと一緒に過ごすのを楽しみにしてたんだもの。ショッピングして、ランチを食べて、午後からは主人が、ジェットボートを出すって言ってるから、湖でボートに乗りましょう!」
うわ~!自家用ジェットボート!すごいな~!
「え、ボートに乗るの?」とトニーさん。
サンディさんが誘うと、「行く、行く~!」
トニーさんも来るなら、楽しさ倍増です♪ 仕事で行けないMichael君は、ちょっと残念そうでした。
劇場を出て、別れる時、
「明日は、ショーの後まで会えないけど、楽しい1日になるといいね」
と言いながら、Michael君がハグしてくれました。
トニーさんともハグをしながら、「じゃ、ボートで会おうね~♪」とお別れしました。

Michael君からも、エクセルシオールは、湖のそばで、お店も多くて楽しいところだと教えてもらっていたので、18日は、タクシーでも呼んで、1人で行ってみようかと思っていたところだったので、サンディさんの申し出は、本当にありがたかったです♪
もう20回以上はアメリカに来ているナズ、嫌な思いをしたことはほとんどなく、どこへ行っても、地元の人とおしゃべりして楽しく過ごして来ましたが、チャンハッセン/ミネアポリス/セントポールのエリアの人達は、本当に親切で、優しくて、気さくで、ナズは、このエリアが大好きです! こんなにいい人が多い土地でMichael君が暮らしているんだと思うと、とても安心だし、すごく嬉しいです♪

楽しい日になること間違い無しの翌日に備えて、早めにベッドに入ったナズでした。

続きは、観劇記 その4で。

Joseph at CDT 観劇記 その2

2013-07-26 00:03:18 | Michael 13 Joseph
観劇記 その2です。(写真は、劇場のロビーの壁にかけてあるキャストの写真です。Michael君〔マイケル・グルーバー〕の右側〔写真に向かって〕にあるのが、トニーさんの写真です。)

さて、20分間の休憩のあと、今度は、ナレーターが、客席を通って、親御さんのいるテーブルに戻っていた子供達をステージへと案内してきました。迎えた子役の俳優さん達が、子供達の襟元にエジプト風の襟を付けてあげました。
ファラオがどんなにすごい権力者なのかを、ナレーターが歌います。(Pharaoh Story)ジョゼフの兄弟の妻達を演じていた女優さん達が、今度は、ブルーのエジプト風の衣装を身につけて、ファラオの宮廷に仕える侍女達という感じで登場しました。

ナンバーが終わる頃に、中央の階段の部分にきらきら光るブルーのマントで全身を覆った人が、横たわりました。これがファラオです。ナレーターが、ファラオが訳のわからない夢に悩まされていると歌います。((Poor, Poor Pharaoh/Song of the King)悩むファラオに、子役の男の子が駆け寄って、牢獄にいるジョゼフのことを教えました。ファラオが、ジョゼフを呼んでくるように命じると、男の子は、ジョゼフの元へ走り去りました。
子役の俳優さんは、男女とも2人ずついて、交代で演じているんですが、ナズの滞在中は、男の子は、この晩と19日の夜だけが、Jeremiah Cox君という11才の子で、それ以外は、「Jesus」の時にも出演していて、ナズとはFacebookでもお友達のライアン・ホッファ君でした。女の子は、ずっとMadeline Turkちゃんという13才の女の子が演じていました。

連れてこられたジョゼフに、ファラオが、「7頭の太った雌牛が7頭のやせ衰えた雌牛に食べられてしまうが、やせた雌牛は食べてもやせ衰えたままだった。7つの美しい穂が7つのできの悪い穂に食べられてしまうが、できの悪い穂はやはり悪いままだった」という不思議な夢を語ります。(Pharaoh’s Dream Explained) このファラオが、超~~面白い! キース・ライスさんが演じていたんですが、エジプト風エルビスという感じで、アドリブが多く、毎晩、かなり違った感じで演じていました。

夢の説明が終わったあと、「もう一度、教えて欲しい」と、ファラオを真似てエルビス風に頼んだジョゼフ、ファラオににらまれて、あわてて「Please」と付け足します(笑)でも、ファラオに「ジョー」と呼んでもらい、もう一度歌ってもらえることになったのですが、観客席の女性の1人に目を留めたファラオ、ジョゼフそっちのけで、その女性に向かって「君無しでは生きていけない~♪」と歌い始めてしまいます(笑)
ステージ中央の2列目のテーブル辺りに座っている女性に歌いかけていたので、ナズのほぼ正面にファラオがいて、めちゃくちゃ笑っちゃいました!
脱線を続けるファラオに、子役のMadelineちゃんが近づき、「お願いがある」と話しかけます。
「お、可愛いお嬢ちゃん、名前は何て言うんだい?」とファラオが聞くと、「プリシラよ!(エルビス・プレスリーの奥さんの名前)」と答えます。ぎょっとなったファラオ、客席からは笑いが起きました。「もう一度、不思議な夢の話をして欲しい」という彼女の願いに、ようやく、ファラオが、ナンバーの山場の部分を歌いました。

ジョゼフが語った夢の意味は、「7年間の豊作のあと、7年間の飢饉が来る。ファラオが必要としているのは、知識もあって、この難局を乗り切れる人物だが、それが、誰なのか、僕にもわからない」というものでした。「それは、誰だろう?それは、誰だろう?」とみんなが不思議がっていると、「ジョー!」という声が聞こえ、ジョゼフこそその人物だとみんなが気づきました。

「お前は賢い若者だ。どうすればいいか教えてくれ。お前のための役目を作ろう。俺のナンバー2になれ」と歌うファラオ。(Stone the Crows)ジョゼフの手鎖がはずされ、今までの不遇がわびられ、帯や首飾りが贈られました。
侍女達と共にジョゼフが去ると、「まさにハッピーエンディング。ショーを終えるにはちょうどいいところだけど、ジョゼフがいなくなった後、ジェイコブや他の兄弟達がどうしているか、皆さん、気になるでしょう?」と歌うナレーターに、「ちっとも」と答えるファラオ(笑)

突然、ファラオがナレーターに熱烈なキスをして、暗転になり、場面は、ジェイコブと息子達のシーンへと変わります。(Those Canaan Days)
飢饉に見舞われたのはエジプトだけでなく、ジェイコブと息子達が住むケイナンの地も、飢饉に苦しんでいました。「ジョゼフがいなくなってから、すっかり生活が変わってしまった。今では、ヤツの奇妙な夢の話さえ懐かしい」と、シャンソン風にフランス語風のアクセントで歌う兄弟達(笑)。骨になってしまった羊が、子供達に連れられてステージに現れ、兄弟達は泣き崩れます。
と、突然、セクシーな衣装の美女が登場し、ダイナミックなダンスを披露します。「Jesus」にも出演していたダンスが超上手なジュリアンさんです! 美しく引き締まった、ダンサーとはこうあるべきという見本のようなプロポーションで、素晴らしいダンスを見せてくれました。
落ち込んでいたはずのジェイコブが、美女と一緒に浮き浮きと去っていきます(笑)

「兄弟達は、ケイナンの暮らしが楽でないことに気づきました」と歌うナレーター。(The Brothers Came to Egypt)横にいた兄弟の1人のリーバイが、ナレーターのドレスで鼻をかんで、ナレーターににらまれました(笑)
「ここにいても飢えるだけ。でもエジプトには、食べ物も飲み物もある。時間があれば、スフィンクスも見られる!」兄弟達は、ジョゼフが待つエジプトへと向かうのでした。
「向かう」といっても、大きなセットの変更はなく、兄弟達がステージをぐるっと回って元の位置に戻る間に、ジョゼフがステージ登場し、侍女達も勢揃いし、兄弟達が「エジプト!」と叫ぶと、もうそこは、エジプトです(笑)

金色の衣装を身につけたファラオのナンバー2が、よもや自分達が奴隷として売ってしまったジョゼフだとは気づかない兄弟達、食べ物を分けてくれるよう、ジョゼフに頼みます。まったく自分に気づかない兄弟達に、「ちょっと彼らに思い知らせてやろう。何と言っても、彼らは、兄弟殺しを企んだのだから」と歌うジョゼフ。昔、兄弟のみすぼらしいトウモロコシの房が、自分の立派な房にお辞儀をしたり、兄弟達の星が自分の星にお辞儀をしたりした夢の意味が、やっとわかったと、ジョゼフが歌いました。
「どこから来たのか、わからない。スパイかも知れない!空腹だと言うが、ウソかも知れない。助けて欲しいと言うが、私のことを助ける気はあるのか?保証もないのに、信じられない」とジョゼフに言われ、「我々は、正直者の兄弟です。はいつくばり、転がり、あなたを崇めます」と、兄弟は、何とか助けてもらおうと必死で訴えかけるのでした。
兄弟達の言葉を受けて、「とても胸を打たれた。欲しいものを与えてやろう」と、ジョゼフは、侍女達に命じて、兄弟達に食べ物の入ったバケツを配らせました。喜んでむさぼり食う兄弟達。

さて、ここからが最後の山場となるわけですが、まだご覧になったことのない方のために、ここからの詳細は書かないことに致しますね。
最後に、もう一度「Any Dream Will Do」のスローバージョンが歌われ、カーテンコールになりました。次々と登場するキャストに、惜しみない拍手が贈られました。
キャストが退場した後、演奏を続けるバンドの皆さんにも拍手を贈り、ナズは、席を立ってロビーへと出ました。

「Jesus」の時のように、衣装を着たままのキャストがロビーでお客様を待ち受けている・・・と思いながらロビーに出たのですが、キャストは誰もおらず、お客さんが普通に帰って行くだけでした。
「おや~?」と思いながら待っていると、楽屋に続く扉のほうから、Michael君やトニーさんが出てきました。「Great Show!」と言いながら、ハグを交わし、「もう『Meet and Greet』 は、やらなくなっちゃったの?」と尋ねると、Michael君が「ああ、あれは、Jesusの時だけ、特別にやっていたんだよ」と教えてくれました。
トニーさん曰く、ナズを知らないキャストやスタッフの間では、「最前列で、大歓声を上げながら、全ての曲を歌っている観客がいる!」とうわさになっていたそうで・・・(笑)「それが、ナズだよって、教えてやったよ。」とトニーさん。
もちろん、声は出していませんでしたよ。キャストが『皆さんもご一緒に!』って言ったナンバー以外は。でも、予習の意味も含めて、ここ数ヶ月ずっとアルバムを聴いていたので、ほとんど覚えちゃってたし、前に見に来た時、一緒に歌うと、キャストの人達がとても喜んでくれたので。

他にも、「Jesus」にも出演していて、今回は兄弟の1人とポティファーを演じているロビーさん、「Jesus」の時からのお友達で、兄弟の妻の1人を演じているエミリーさん、ジェイコブを演じていた時はすごく年老いて見えたけど、実際にはまだまだ若いトッドさん、兄弟を演じているフランクさん、タイラーさん、ダンさん、ブライアンさんも、ナズのそばに来てくれて、「会うのを楽しみにしていたよ」、「たくさん応援してくれて、ありがとう!」、「歌を全部覚えているんだね、すごいね!」と言いながら、ハグしてくれました♪
ブライアンさんに「明日は、何をするの?」と聞かれたので、「ショーを2回見るの」と答えると、「奇遇だな~、僕もだよ!」とブライアンさん(笑)お茶目ですよね♪

「ナズ、明日は、ショーを2回見るんだろ?もし夕食を劇場で食べないなら、ショーの合間に、一緒に夕食を食べないかい?」とMichael君! 「ホント!?嬉しい~♪ 夕食、劇場で食べない、食べない!」とナズ!
「じゃあ、明日は、マチネのあと、一緒に過ごせるね。」とトニーさん。

ロビーで話し込んでいて、時間が遅くなったので、ホテルは、ほんの3分ほどのところだったのですが、2人が車で送ってくれました。
「じゃあ、明日ね~!」

浮き浮きと心も軽く部屋に戻ったナズでした。明日の夕食が楽しみで、楽しみで、ワクワクしながらベッドに入りました。

チャンハッセン滞在の2日目の模様は、その3でお伝え致しますね~。

Joseph at CDT 観劇記 その1

2013-07-24 13:03:55 | Michael 13 Joseph
お待たせ致しました。まずは、観劇記その1です。(写真は、開演前のステージの様子です。)

7/16の午後、順調に成田を発ち、現地時間の7/16の午後、到着予定よりも少し早めにミネアポリスに到着しました。
いつもタクシーでホテルに向かうナズ。今回もそのつもりだったんですが、「それじゃ、お金もかかって大変だろう」と心配してくれたMichael君(マイケル・グルーバー)とトニーさんが、何と、空港までナズをピックアップしに来てくれました。

まだミネアポリスに移ってきてからあまり経っていなかった2年前に比べると、Michael君の運転もスムーズになり、一緒に来てくれたトニーさんと3人で楽しくおしゃべりをしながら、チャンハッセンに向かい、ホテル近くのレストランで遅めの昼食を取りつつ、またおしゃべりを楽しみました。
食事を済ませ、ホテルに降ろしてもらい、いったん家に戻るというMichael君達を見送って、ホテルにチェックインしました。

夏にアメリカに来たことは何度もあったのですが、たいていは、東京よりもカラッとしているので、たとえ気温が東京より高くても過ごしやすいことが多かったんです。ところが、ナズが滞在していた間のミネアポリスやチャンハッセンは、東京とあまり変わらないくらい湿度が高く、けっこう蒸し暑かったです。
せっかく夏なので、浴衣を持参してきていたので、シャワーを浴びたあと、久しぶりの着付けに、ちょっと悪戦苦闘しながら(笑)、それでもそこそこうまく着られたので満足しつつ、少し早めに劇場に向かいました。

ボックスオフィスで滞在中に見る5回分のチケットをピックアップして、周りを見回すと、開演の前にMCとして登場するジェイさんが、お客様を出迎え中だったので、挨拶しようとそばに行きました。驚いたことには、
「こんにちは。確か、以前にも見に来てくれたことがあるよね。」
と、2年前に来たナズのことを覚えていてくれたんです。これは、ジェイさんだけじゃなくて、お土産売り場の女性やウェイトレスさんといった他のスタッフも、けっこう大勢、覚えていてくれて、まるで故郷に帰ったみたいな感じがして、とても嬉しかったです。

6時になったので、テーブルに案内してもらいました。初日の晩の席は、ステージ正面の121番テーブル。全ての席が最前列で手配してもらったんですが、他の日は、左右どちらかの端っこだったんですけど、この日だけは、真っ正面! 
席についてしばらくすると、ウェイトレスの女性が、まだ何もオーダーしてないのに、ホットティを持ってきてくれました。
「前回いらした時、いつもホットティを頼んでらしたでしょ?ホットティでよかったですか?」
うわ~、注文まで覚えていてくれたんだ~♪ スッゴク嬉しい!
「はい!ありがとうございます。ホットティ、いただきます。」
チケット代に含まれている料理の中からサラダをオーダーして、ホットティと一緒にいただきました。ほうれん草とチキンのサラダで、フルーツも入っていて、とても美味しかったです。

早めに食べ終わったので、しばらく劇場の中をあちこちぶらぶらして、トイレを済ませてから、席に戻りました。上演中は、もちろん写真やビデオ、録音は厳禁ですが、上演前や休憩中は撮影は自由なので、ステージの写真を撮りました。「Jesus Christ Superstar」の時も、具体的な家とかのセットがあるわけではなく、さりげなく置いてある箱や棒が、ある時はテーブルに、ある時は磔の台になったのですが、今回も、ステージ上に置いてある下にキャスターのついたJ、O、S、E、P、Hの文字が、ある時はイスとして、ある時はドアとして使われていました。

開演5分前になり、ジェイさんがステージに登場しました。作品の説明、「Joseph」では、毎回、客席から2人の子供がショーにゲスト出演するので、この晩の子供達の紹介、次回作や建物内の他の劇場の出し物の紹介、そして撮影や録音が厳禁であること、携帯などを切って欲しいこと、最後に「キャストに食べ物を与えないように!」とお客さんの笑いを誘う一言を残して、ジェイさんは、ステージを去りました。

いよいよ開演です。風の音と赤ちゃんの泣き声の効果音が流れたあと、プロローグが始まりました。ナレーター役のJodiさんが登場して、「夢を見よう。かなう人もいれば、かなわない人もいるけど、感じるままに夢を見よう。夢が叶った幸運な少年の話をしよう。もしかしたら、君のことかも知れないよ」と美しい声で歌います。
その間に、他のキャストがステージへと登場してきました。顔見知りのキャストは、ナズを見つけて、目配せをしてくれたり、ほほえみかけてくれたりしました♪

プロローグが終わると同時に、客席のほうからジャレッドさん演じるジョゼフの歌声が聞こえてきました。(Any Dream Will Do) この晩、ショーに出演する観客のお子さん2人を連れて、ステージへと上がります。ナンバーのラストが近づくと、ジョゼフ、ナレーターとお子さん2人を中心に、キャストがステージ中央(ナズの真っ正面!)に集まり、ステージに向かって左手からカメラを持ったキャストの1人がステージ前にやってきて、ナズのすぐ目の前にしゃがんで、キャストとお子さんの記念撮影をしました。(このキャストは、ウェス・モウリ君といって、日系の青年なんです。写真を撮るだけでなく、開演前にはロビーで観客の人に子供がショーに特別出演できる催しの説明をしたり、申し込みの受付をしたりしていて、ショーが始まる前にそれぞれのテーブルに子供達を迎えに行ったり、幕間の休憩の時に子供達をテーブルに送っていったりもしていました。)

ジェイコブとその家族を紹介するナンバー(Jacob and Sons/Joseph’s Coat)が始まり、Michael君達が扮する兄弟達が1人ずつ紹介されていきましたが、何せほとんど全員がカツラと帽子をかぶり、顔中にひげをつけているので、誰が誰なのか、イマイチわかりません・・・。もちろんMichael君とトニーさんはすぐわかりましたが、以前見た「Jesus」にも出演していてお友達になった俳優さんも何人かいるはずなのに、「???」という感じ。(あとでホテルでキャストの写真とどのナンバーを歌っていたかを照らし合わせて、ようやくわかりました・・・

続くナンバー「Joseph’s Dream」でも、兄弟達の見せ場が続きます。ミュージカルの場合、主役は歌が多いので、ダンスナンバーがあまりないことが多いんですが、ジョゼフも本格的なダンスのシーンはまったくなく、Michael君達演ずる兄弟の方がダンスの見せ場がたくさんあります。
1人だけひいきされるジョゼフに業を煮やした兄弟達は、父のお気に入りの息子を奴隷として売り渡してしまいました。(Poor, Poor Joseph)この時、ジョゼフを奴隷として買う隊商を演じているのは、子役の俳優さんに連れられた観客のお子さんのうちの1人です。子供達が付けひげをつけているのが、面白く、可愛らしく、客席から拍手がおきました。
ジョゼフのカラフルなコートを奪った兄弟達は、山羊の血をコートに塗りつけて、ジョゼフが死んだように見せかけるのですが、この山羊の役を演じていたのが、もう1人の観客のお子さん。キュートな山羊のお面とケープを着て登場すると、兄弟達がそのお面とケープを奪って、ジョゼフのコートにこすりつけます。

兄弟達は嘘泣きをしながら、父のジェイコブに、「ジョゼフが獣と戦って殺された」と伝えます。(One More Angel in Heaven)これが、なぜかウェスタン調のナンバーなんです(笑)ジェイコブがステージにいる間は、スローな曲調なのが、ジェイコブがいなくなると、いきなりにぎやかに変わり、ダイナミックなダンスナンバーになります。
このナンバーは、マーク・キングさんという振付助手やダンスキャプテンを兼任している俳優さん演じるガドが歌っているんですが、見事なカウボーイ風の投げ輪ダンスを披露してくれました。

一方、ジョゼフは、エジプトの大富豪のポティファーに奴隷として買われます。(Potiphar)真面目に務め、主人にも好意を持って接するジョゼフは、主人に気に入られ、財産を管理するまでになりましたが、美しいけれど性格が悪く浮気者の、主人の奥方に目をつけられてしまいます。「フリーラヴ(自由恋愛)は信じない」と誘惑をはねのけようとするジョゼフに、フリーには無料という意味もあるので、「じゃあ、私にお金を払えばいいじゃない?」と切り返す奥方♪ これは、Chanhassenのプロダクトのオリジナル演出のようで、なかなかうまいな~♪と感心しました。 奥方を演じているのは、ジャネットさんという女優さんなんですが、素顔の彼女は、穏やかで気さくな感じの女性なんですが、とてもセクシーな悪妻ぶりで、そのギャップに、もうびっくり!
ジョゼフを誤解したポティファーは、ジョゼフを牢獄送りにしてしまうのでした。

牢獄用の特別なセットはなく、舞台中央に階段のある少し高くなった部分があるのですが、その階段に差し込み用の穴があるようで、そこに鉄格子に見立てたポールを数本差し込んで、牢獄に見立てます。
「全てのドアが閉ざされ、世界からも愛する者からも切り離され、忘れ去れたままここで朽ちていくのか」と自分の運命を嘆くジョゼフ。(Close Every Door)観客のお子さんのうちの1人が、ろうそくを持ってきてくれます。わずかな物音にさえおびえるジョゼフを、おそらく他の囚人ということなのでしょうか、フードをかぶった人達がジョゼフを励ましてくれました。

そこに、2人の囚人が連れて来られました。ファラオに仕えているバトラー(執事)とコックで、このバトラーをMichael君が演じていましたよ。エジプト風のつもりなのか、毛の短い黒いカツラをかぶっているんですが、どうもそれが、日本人的にはお坊さんか何かのように見えてしまい、少し興ざめな部分はあったのですが・・・、でも、Michael君が演じているなら、何だってステキです♪
二度と太陽を見ることはないだろうと嘆きながら、不思議な夢を見たので、意味を教えて欲しいとジョゼフに頼む2人。

最初は、Michael君演じるバトラーで、隙間だらけの牢獄だけど、ポールの隙間を計って、おなかをへこませながら滑り込みます。「ブドウの蔓に実がなっていたので、それをつぶして、ワインにしてファラオに差し出したら、飲んでもらえた。でも、意味がわからない」と歌うMichael君。「すぐに君は、釈放されるから心配は無用。以前と同じようにバトラーとしてファラオに仕えるだろう」とジョゼフに聞かされて、嬉しそうに走り去りました。

次のコックは、最初はポールの隙間から滑り込もうとしますが、ばかばかしいというジェスチャーをしながら、ポールの間を堂々と通ってジョゼフのそばに行ってしまいます(笑)
彼の夢は、「パンの入ったバスケットを持っていたら、飛んでいた鳥がバスケットに飛び込んで、パンを全て食べてしまった」というもの。「彼に言ってやったようなことを聞かせてくれよ」と歌いながら、ジョゼフと肩を組み、ジョゼフの胸をパンッと叩くコック(笑)
けれど、ジョゼフの答えは、「よくない夢だ。ファラオは、すでに君の処刑の日を決めてしまっている」というものでした。思わず倒れかけるコックを支えながら、「あんまり、僕の言うことを信じすぎないようにね」と歌うジョゼフ。ホッとしかけたコックでしたが、「でも、今まで一度もはずれたことはないけど」と言うジョゼフに、再びショックを受けます。

そして、ジョゼフを励ますにぎやかなナンバー「Go, Go Joseph」が始まりました。直前までバトラーとコックを演じていたMichael君とダンさんは、そのままの衣装ですが、他の兄弟や兄弟の妻達は、エジプト風のイメージの露出度の高い衣装で、「行くんだ、ジョゼフ!君と君のドリームコートには、未来が待っている」と歌って踊ります。
キャストに加えて、子供達も混じって大いに盛り上がったこのナンバーが前半のラスト。キャスターのついたアルファベットが、「JOSEPH」の順に並べられ、いよいよフィナーレという時に、ステージの向かって右端にいたキャストが「待った~!」と叫びながら、ステージ中央に出てきました。他のキャストは、不思議そうな顔。Sの字が、裏返しになっていたんです!(もちろん演出の一部で、毎回、裏返しなんですよ〔笑〕)Sのくぼみには、若いキャストが、客席のほうを向きながら、体を入れていたんですけど、裏返されてしまって、彼のお尻が客席に向いてしまいました!
裏返しを指摘したキャスト、そのお尻をペンッと叩き、「いい方の側になったな!おい、冗談だよ、みんな!」と言いながら、元の位置に戻り、あらためてフィナーレとなりました。

ここで、幕間の休憩となります。この休憩の20分の間に、ステージセットの移動があり、キャスト達は後半に向けて衣装替えをし、出演していた子供達は親御さんが待つテーブルに戻って、観客は頼んでおいたデザートを楽しみ、追加した料理の会計を済ませるというわけです。なかなか忙しい20分間ですよね。

ナズは、この日はデザートを頼まなかったので、テーブルにチップを置くと、ぶらぶらとロビーを歩き回って過ごしました。

ずいぶん長文の記事になってしまいましたので、後半は、次の記事でご紹介しますね~。また読んでいただければ、嬉しいです♪

Chanhassenから帰国しました~!

2013-07-23 18:00:29 | Michael 13 Joseph
7/16からミネソタのChanhassenに、Michael君(マイケル・グルーバー)出演の「Joseph」を見に行っていましたが、日曜日(7/21)、無事帰国しました~!(写真は、到着日に撮った劇場です。)

心配していたミネアポリスの入国審査も、4年前とは見違えるほどビジネスライクになり、スムーズに入国することができました。(この分だったら、2年前の時も、直行便でも大丈夫だったのかも知れません。)
滞在日数は短かったのですが、劇場以外でもMichael君にたくさん会うことができましたし、作品も素晴らしく、また出演していた俳優さん達ともお友達になれ、充実した素晴らしい休暇でした~♪

現地での詳細については、また後ほどご報告させていただきますが、まずは、帰国のご挨拶まで。

ただいまです~!

7/16からチャンハッセンに行ってきます~!

2013-07-11 18:03:13 | Michael 13 Joseph
いよいよ来週、7月16日から、Michael君(マイケル・グルーバー)が出演中の「Joseph」を見に、チャンハッセンに行ってきます!(写真は、2年前に「Jesus Christ Superstar」を見に行った時に撮った劇場のエントランスです。)

いつもですと、出発の前日か当日の朝、「行ってきます」のご挨拶をアップするのですが、今回、我が家のPCが壊れてしまってまして・・・。 出発前が3連休でオフィスからアップすることもできないため、早めのご挨拶となりました。

16日に日本を発ち、直行便なので、現地時間の16日の午後1時頃にミネアポリス/セントポール空港に到着します。入国手続きのあと、タクシーで、チャンハッセンへと向かい、その日の夜のショーを皮切りに、全部で5回、「Joseph」を見る予定にしております。

2009年のGWに「Grey Gardens」を見るためにセントポールへ行った時、ここの空港の税関が感じが悪かったので、2年前に「Jesus」を見に行った時は、敢えてシカゴで入国手続きを済ませ、国内線でミネアポリス/セントポール空港に向かったのですが、今回は、到着した日の夜のショーを見たいので、ゆとりを持って到着できる直行便にしました。
あれから4年経っているので、税関がもっとスムーズに通れるようになっているといいのですが。

帰りは、向こうを20日の土曜日に発って、日本時間の21日(日)の夕方帰国の予定です。翌日の22日も休暇なので、帰国のご挨拶は、23日以降になるかと思います。

2004年に初めてカナダのストラトフォードにMichael君のお芝居を見に行って以来、毎年1回は彼のショーを見に行っていたのですが、昨年は、行くことができませんでした。その分、今回、たっぷりとショーを堪能してこようと思います。
帰国しましたら、こちらで観劇記をご紹介しようと思いますので、よろしかったら、読んでいただければ嬉しいです♪ 

それでは、行ってきます~♪

「Joseph」に観客のお子さんが出演

2013-07-05 12:21:19 | Michael 13 Joseph
Michael君(マイケル・グルーバー)が出演中のChanhassenの「Joseph」には、観客のお子さんが参加できるんだそうです。(写真は、主役のJesephを演じているJared Oxboroughさんです。「Jesus Christ Superstar」では、ユダを演じていました。)

「Joseph and the Amazing Technicolor Dreamcoat」のDVD版でも、大勢の子供達が出演しているんですが、Chanhassen Dinner Theatresのショーでは、毎回、そのショーを見に来たご家族のお子さんに、ショーに出演できる機会を提供しているそうです。詳しくは、劇場のサイトをご覧下さい。

対象となるのは8才から12才のお子さんで、申し込みは、当日、ロビーにあるインフォメーションコーナーに立ち寄って、必要事項を書くだけだそうです。出演できる人数に限りがあるので、申し込んだ全員が参加できるわけではなく(サイトにアップされている写真で見ると、1回に2名のようです。)、申込書を参考に選考が行われ、選ばれたお子さんには、ステージマネジャーが、開演の20分前に、そのご家族のテーブルまで伺って、出演を依頼するのだそうです。

「ショーに出演」といっても、たいていのイベントでは、オープニングとエンディングにちらっと出演するだけ・・・なんてことが多いのですが、Chanhassenでは、ショー全体を通じて様々なシーンに出演できるのだそうです。
従って、とてもユニークで楽しい思い出を作れる機会なのですが、素人のお子さんとはいっても好き勝手にしていいわけではなく、他のプロの出演者同様、出演者として、いいショーにするためにがんばってもらわなくてはならないそうです。歌ったり踊ったり台詞を覚えたりする必要はありませんが、出演者として、ショーにちゃんと参加してもらわなくてはいけません。また指示を理解して、責任を持ってその指示に従ってもらう必要があります。
ですので、あまり幼すぎたり、内気だったりするお子さんは、この体験には向かないかも知れないので、劇場から親御さんに向けて、「お子さんのことは、ご両親が一番よくご存じのはずなので、申し込みの際にその点にご注意下さい。誰にとっても楽しい経験になるようにこのイベントを行っております。」と注意書きがされていました。

出演に関する詳細は、こちらからご覧いただけます。そして、今までに出演したお子さん達の写真は、こちらからどうぞ。両端に立っているいろいろな色の模様の衣装を着ているのが観客のお子さんで、その隣の少年と少女は、正規の子役の俳優さんです。
初めのほうの写真に写っている子役の少年は、Ryan Hoffa君といって、2年前に見に行った「Jesus Christ Superstar」にも出演していたんです。私が、毎晩拍手喝采して応援していたのをとても喜んでくれて、今でもFacebook友達です♪ 今回、彼らのショーを見に行くことを知らせたら、「すごいや!楽しみにしてる!」と喜んでくれました。 他にも、前回の観劇の際に友人になった出演者がいるので、彼らとまた会えるのが楽しみです♪

Michael君も、元気で出演中です。6月24日の「Dreams, Fables and Cautionary Tales - from the Michael Gruber Songbook」も、大変、好評を博したそうで、また7月には、彼が作曲を担当したショーが再び上演される予定で、俳優以外の活動も順調のようです♪

ナズは、7月16日に日本を発って、21日に帰国予定なのですが、今から本当に楽しみです~♪ 早くみんなに会いたいな~!