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キャッツDVDのマンカストラップ、アメリカの舞台俳優、Michael君のことや、ブロードウェイニュースをお伝えします。

新ミュージカル「The Prince of Egypt」のワールド・プレミア開幕

2017-10-30 00:03:08 | Musical News ツアー他各地
スティーブン・シュワルツ氏の新作ミュージカル「The Prince of Egypt」が、シアターワークス・シリコンバレーの協力でワールド・プレミア公演を開幕しました。(写真は、Playbill.comの記事からのもので、モーゼ役のDiluckshan Jeyaratnamさんとラメセス役のJason Gotayさんです。)

音楽担当シュワルツ氏で、脚本担当フィリップ・ラゼブニク氏のこの新作ミュージカルは、10月6日に開幕しました。シアターワークス・シリコンバレー作品として、カリフォルニア州のマウンテン・ビュー・センター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツで、11月5日まで上演される予定です。
Playbill.comの記事は、こちらからどうぞ。下の方の画面右端の黄色い>マークをクリックすると、全部で11枚のプロダクション写真をごらんいただけます。

主人公のモーゼを演じるのは、デンマーク出身のDiluckshan Jeyaratnamさんで、来年(2018)デンマークのフレデリシア劇場でこのミュージカルが上演される時にも、モーゼ役を演じるそうです。(1998年のアニメ映画を基にしているこのミュージカルは、マウンテン・ビュー・センターとフレデリシア劇場の共同制作作品です。)
カリフォルニア公演のその他の主要キャストは、以下の通りです。名前の後ろのカッコ内は、以前出演した作品です。
ラメセス:Jason Gotayさん(Spider-Man: Turn Off the Dark, Bring It On)
ツィッポラ:Brennyn Larkさん (Les Misérables)
エジプト王セティ:Tom Nelis さん(Indecent)
エジプト女王トゥヤ:Christina Sajousさん (Spider-Man: Turn Off the Dark)
ミリアム:Julia Motykaさん
宮廷司祭長ホテップ:Will Mannさん
アロン:David Craneさん
Youcheved:Ayelet Firstenbergさん
Nefertari:Sabares-Klemmさん
エトロ:Paul-Jordan Jansenさん
子供時代のミリアム:Natalie Schroeder さん/ Alexandra Van De Poelさん

以前、このブログでご紹介した関連記事は、こちらからごらんいただけます。

初のアフリカン・アメリカン・ファントム、89才で逝く

2017-10-26 12:40:05 | Musical News その他
アフリカン・アメリカンとして、初めて「Phantom of the Opera オペラ座の怪人」のファントムを演じたロバート・ギヨームさんが、10月24日に亡くなられました。ギヨームさんのご冥福をお祈り致します。 (写真は、Playbill.comの記事からで、ギヨームさんです。)

AP通信によれば、ギヨームさんは、TVシリーズ「Benson ミスター・ベンソン」のベンソン役でエミー賞を受賞したこともあり、ステージとスクリーンで長年活躍されてきましたが、前立腺ガンに罹患し、闘病生活を続けていましたが、残念ながら10月24日にロサンジェルスの自宅で、89才でその生涯に幕を下ろしたとのことです。残された奥様のドナ・ブラウン・ギヨームさんは、TVプロデューサーだそうです。Playbill.comの記事は、こちらからどうぞ。ファントムに扮しているギヨームさんの写真もごらんいただけます。

ギヨームさんは、1989年5月18日から1991年1月3日まで行われた「Phantom of the Opera」のTour Christine(全米ツアー)に、1990年5月1日から1990年12月30日まで参加、リプレイスメントとして、アフリカン・アメリカンとしては初めてファントム役を演じました。このツアーのオリジナル・キャストとして、ギヨームさんに引き継ぐまでファントムを演じていたのは、ブロードウェイ版のオリジナル・ファントムのマイケル・クロフォードさんでした。(最後の公演地は、ロサンジェルスでした。)

監督のハロルド・プリンス氏は、ギヨームさんがファントムを演じた経緯について、以下のように語っています。
「我々が、ロバート・ギヨームをキャスティングしたのは、大勢の希望者をオーディションした結果、彼が、群を抜いて威厳があり、気品があったからなのです。彼は、美しい声の持ち主で、演技も素晴らしく、この役をしっかりと理解していました。彼には知性があり、交響曲やオペラを書いたり、建物を設計したりできそうに見えたのです。」

ギヨームさんは、その長い芸歴の中で、1960年の「Finian’s Rainbow フィニアンの虹」を皮切りに、7作のブロードウェイ・プロダクションに出演しました。1976年7月21日から1977年2月13日まで上演されたブロードウェイ・リバイバル・ミュージカル「Guys and Dolls ガイズ・アンド・ドールズ(アフリカン・アメリカン・キャスト版)」ではネイサン・デトロイトとして主演、1977年のトニー賞で主演男優賞にノミネートされました。最後の出演となったのは、1993年11月21日から1994年3月20日まで上演された「Cyrano The Musical  シラノ・ザ・ミュージカル」で、リプレイスメントとしてシラノを演じました。

一方、映画やTVへの出演では、彼の代表作といえば、1979年から1986年まで続いたABCの長寿TVシリーズ「Benson ミスター・ベンソン」です。これは、「Soap ソープ」というTVシリーズからのスピンオフで、元執事のベンソンが出世していくという物語で、ギヨームさんは、たちまちファンの人気を獲得し、1979年に「ソープ」の演技で彼の初めてのエミー賞を獲得しました。
その他の出演としては、1994年のディズニー映画「ライオン・キング」でのラフィキ役(吹替)やTVシリーズ「Sports Night」等があります。
1999年には脳梗塞を発症しましたが、素早い回復を見せ、数年後に、自叙伝「Guillaume: A Life」を出版しました。

ギヨームさんのブロードウェイでのキャリアは、こちらからごらんいただけます。

ニック・アダムスさんがペンシルベニアでロッキー・ホラーに出演中

2017-10-23 00:01:53 | Musical News Michael君のお友達
ブロードウェイのスター俳優の1人、ニック・アダムスさんが、10月13日に開幕した「The Rocky Horror Show ロッキー・ホラー・ショー」に、ロッキー役で出演中です。(写真は、キャストの皆さんで、向かって左からニック・ケアリーさん、キャサリン・リカフォートさん、ニック・アダムスさん、ランディ・ハリソンさんです。)

ペンシルベニア州ニュー・ホープにあるバックス・カウンティ・プレイハウスで10月13日から10月29日まで上演中の「ロッキー・ホラー・ショー」に、ニック・アダムスさんが、ロッキー役で出演中です。Playbill.comの記事は、こちらからどうぞ。下の方の画面右端の黄色い>マークをクリックすると、9枚のプロダクション写真をごらんいただけます。

「ロッキー・ホラー・ショー」は、こちらの劇場のハロウィーンの時期の伝統的な出し物で、アダムスさんは、昨年(2016)もロッキー役で出演していました。 監督は、トニー賞の候補にもなったハンター・フォスターさんです。キャストの一覧は、以下の通りです。
フランクン・フルター博士:ランディ・ハリソンさん
ロッキー:ニック・アダムスさん
ブラッド:ニック・ケアリーさん
コロンビア:ケイティ・アンダーソンさん
ファントム:ダニエル・ディニシュさん
ジャネット:キャサリン・リカフォートさん
リフ・ラフ:ヴァン・ヒューズさん
マジェンタ:オリヴィア・グリフィンさん
ナレーター/スコット博士/エディ:ジェフ・ヒラーさん
ファントム:ジュリアン・ラモス:さん

劇場のサイトの作品のページは、こちらからどうぞ。昨年の時のプロダクション写真やキャストの詳細もごらんいただけます。(上演期間終了後は、ごらんいただけなくなると思いますので、あらかじめご了承下さい。)

ジェラルド・ショーンフェルド劇場が100周年

2017-10-20 00:01:55 | Musicals トリビア
ブロードウェイのジェラルド・ショーンフェルド劇場が、先日、10月10日に100周年を迎えたそうです。(写真は、Playbill.comの記事からです。)

ここは、Michael君(マイケル・グルーバー)も、「A Chorus Line コーラスライン(リバイバル)」の時に出演した劇場です。(ちなみに、2008年のお正月にMichael君出演中の「コーラスライン」を見に行った時、たまたま上演500回のショーを見て、終演後、お友達になった俳優さん達に劇場内に入れてもらい、何と、私もステージの上に立たせてもらってしまった劇場でもあります!

ジェラルド・ショーンフェルド劇場は、1917年10月10日にプリマス劇場としてオープンしました。ハーバート・J・クラップ氏設計のこの劇場は、ウェスト44thストリートと45thストリートの間の一画全体を使って、ブース、ブロードハースト、シューバートの3つの劇場とつながった形で建てられました。2005年に、シューバート・グループの会長であるジェラルド・ショーンフェルド氏に因んで、現在の名称に変更されました。
100年の間に、現在上演中のトニー賞受賞の「Come From Away」を含め、47作を上演してきました。初期の頃は、シェークスピアもの等を多く上演していましたが、1940年代頃から少しずつレビュースタイルのミュージカルが上演されるようになりました。

Playbill.comでは、今までの上演作のいくつかの写真を紹介しています。記事の方は、こちらからどうぞ。下の方の画面右端の黄色い>マークをクリックすると、全部で91舞の写真をごらんいただけます。
劇場の詳細は、こちらからどうぞ。またMichael君が出演したことのある劇場として、以前このブログで紹介した時の記事は、こちらからごらんいただけます。

劇場のFacebookにMichael君の写真と映像

2017-10-16 00:04:01 | Michael 17 THE 24 HOUR PLAYS他
Michael君(マイケル・グルーバー)主演と振付の「The Music Man ミュージックマン」を上演中の劇場のサイトで、Michael君の写真と映像を紹介しています。(写真は、その内の1枚です。)

この作品は、ミネソタ州ブルーミントンのアーティストリー内のシュナイダー劇場で、10月14日に開幕して、11月5日まで上演されます。劇場のサイトでは、リハーサルの写真、リハーサルの映像、Michael君のインタビューの映像を紹介しています~!

写真の方は、こちらからどうぞ。全部で19枚の写真をごらんいただけます。その内、Michael君が写っているのは11枚で、内1枚は、この記事のトップでご紹介しています。残りの10枚は、下記をごらん下さい。






















映像の方は、こちらから一覧のページをごらんいただけます。個々の映像にはリンクが貼れないようで、月日現在、リハーサルの映像のタイトルは、「”The Music Man” in rehearsal」で、Michael君のインタビュー映像は、その1つ手前の「Spotlight On: Michael Gruber」です。リハーサルの方は4分17秒で、インタビューの方は12分53秒とかなり長めのインタビューで、出身地、なぜミネアポリスに移ったのか、出身校、ブロードウェイ・デビューのコーラスライン(オリジナル版)について等、Michael君が様々な質問に答えています。和訳できればよかったのですが、残念ながら私のコンピューターの調子が悪く、音声がうまく再生されず、訳すことができませんでした。申し訳ございません。

このブログでご紹介した関連記事は、下記からどうぞ。
ミュージックマンで主演と振付
ミュージックマンのリハーサル写真
劇場のFacebookにMichael君の写真

「ハリー・ポッターと呪いの子」のキャストがNY訪問

2017-10-12 00:03:47 | Musical News Broadway ショー キャスト
「ハリー・ポッターと呪いの子」のオリジナルキャストでブロードウェイ版にも出演する7人が、来年(2018)の3月にブロードウェイで初開幕する同作のビルボードを見に、タイムズスクエアに立ち寄ったそうです。(写真は、Playbill.comの記事からで、向かって左からジェイミー・パーカーさん〔ハリー〕、ポピー・ミラーさん〔ジニー〕、サム・クレメットさん〔アルバス・ポッター〕、アレックス・プライスさん〔ドラコ・マルフォイ〕、アンソニー・ボイルさん〔スコーピウス・マルフォイ〕、ポール・ソーンリーさん〔ロン〕、ノーマ・ドゥメズウェニさん〔ハーマイオニー〕です。)

ロンドンで大ヒットとなった「ハリー・ポッターと呪いの子」、ブロードウェイでは来年の3月16日(公式開幕は4月22日)からすっかり改装されたリリック劇場で上演されます。
オリジナル版で主要キャストを演じた7人は、自分達のブロードウェイ・デビューとなる同作出演の準備のためにニューヨークを訪れており、タイムズスクエアのビルボードにも立ち寄りました。Playbill.comの記事は、こちらからどうぞ。下の方の画面では、右端の黄色い>マークをクリックすると、25枚のウエストエンドでのステージ写真をごらんいただけます。

また作品のサイトは、こちらからごらんいただけます。10月5日が登録期限だったヴェリファイド・ファン会員向けのチケット販売は、10月18日から始まるそうです。今のところ(2017年10月初め)、この登録を済ましていないと、チケット購入はできないようです。またいつ頃から劇場窓口のボックスオフィスでのチケット販売が始まるかも、未定だそうです。

この作品は、ウエストエンド版同様、ブロードウェイでも2部構成で上演されるそうで、現時点では、水、土、日の3日間が1日に2回公演の日で、マチネがパート1、イブニングがパート2だそうです。木曜と金曜は、イブニングのみで、木曜がパート1、金曜がパート2になっています。基本の組み合わせとしては、水、土、日は、その日の内にマチネとイブニングで、続けざまに1と2を見るというもので、木曜と金曜は、木曜に1を見て翌日の金曜に2を見るというものだそうです。
1と2を続けて見る基本の形(同日のマチネとイブニング、もしくは続いている木曜と金曜)でチケットを購入した場合は、1と2を同じ座席で見られるそうです。また、続けてみるのが難しい場合には、水曜のマチネか木曜のイブニングで1を見て、後日の水曜のイブニングか金曜のイブニングで2を見ることになるそうです。

各曜日の開演時間は、以下の通りです。
水曜:マチネ(1)14:00、イブニング(2)19:30
木曜:イブニング(1)19:30
金曜:イブニング(2)19:30
土曜:マチネ(1)14:00、イブニング(2)19:30
日曜:マチネ(1)14:00、イブニング(2)19:30

2部構成なので、普通のショーを見るよりも時間がかかるため、来春以降にニューヨーク旅行を計画中で、その際に「ハリー・ポッターと呪いの子」を見ようと計画されている場合には、日程に余裕を持ってお出かけ下さいね~。

以前、7人のオリジナルキャストがブロードウェイにも出演することをお知らせした記事は、こちらからごらんいただけます。

「Frozen」デンバー公式開幕のカーテンコールの映像

2017-10-08 00:28:21 | Musical News Broadway ショー 作品
Playbill.comでは、8月17日から10月1日まで、コロラド州デンバーで試演中だったミュージカル「Frozen」の公式開幕の晩のカーテンコールの映像を紹介しています。(写真は、オラフ役のグレッグ・ヒルドレスさんです。)

ブロードウェイのセント・ジェームズ劇場での来年(2018)3月22日開幕(プレビューは2月22日から)を前に、デンバー・センター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツ内のビュエル劇場で上演していた「Frozen」は、先月、9月14日にグランド・オープンしました。Playbill.comの記事は、こちらからどうぞ。上の画面をクリックすると、カーテンコールの映像をごらんいただけます。また下の画面の右端の黄色い>マークをクリックすると、13枚のキャストの写真をごらんいただけます。

以前、こちらのブログでご紹介した関連記事は、下記からどうぞ。

リハーサルの写真と映像
映画との違い
ブロードウェイの公式開幕は3月22日


10月1日はジュリー・アンドリュースさんの誕生日

2017-10-03 00:02:37 | Musicals トリビア
10月1日は、演劇界でも映画界でも、数々の名作に主演して、その素晴らしい演技でファンを魅了してきたジュリー・アンドリュースさんのお誕生日でした。Happy Birthday, Julie! Playbill.comでは、それを記念して、彼女のステージやスクリーンでの名シーンの写真を紹介しています。(写真は、記事からです。)

Playbill.comの記事は、こちらからどうぞ。下の方の画面右端の黄色い>マークをクリックすると、全部で33枚の、20才の頃のブロードウェイ・デビュー作「The Boyfriend」から始まって、若き日の代表作「My Fair Lady」、テレビ映画「シンデレラ」、グィネビア王妃を演じた「Camelot」、彼女の代表作とも言うべき映画「メリー・ポピンズ」や「サウンド・オブ・ミュージック」等からの貴重な写真をごらんいただけます。

彼女のブロードウェイでのキャリアは、こちらからごらんいただけます。