M for Michael Gruber♪- Mは、マイケル・グルーバーのM~♪

キャッツDVDのマンカストラップ、アメリカの舞台俳優、Michael君のことや、ブロードウェイニュースをお伝えします。

2月28日からCDTで「リトルマーメイド」

2014-02-25 12:00:11 | Michael 14 Mermaid
2月22日で出演していた「Fiddler on the Roof」が閉幕したMichael君(マイケル・グルーバー)の次のお仕事は、「The Little Mermaid」です。(写真は、昨年の夏に「Joseph」を見に行った時、劇場で撮ったMichael君です。)

Chanhassen Dinner Theatresの45周年を記念して、観客からもっとも再演リクエストが多かった作品として上演された「Fiddler on the Roof」(CDTでの初演は、劇場の25周年だった1993年)は、大成功のうちに2月22日に幕を下ろしました。
そして、今週の金曜日、2月28日からCDTのメインステージで開幕するのは、ディズニー映画でもおなじみの「The Little Mermaid」です。Michael君とトニーさんは、海の魔女アースラの手下のフロットサムとジェットサムです。
劇場のサイトの「The Little Mermaid」のページは、こちらからごらんいただけます。まだキャスト等の詳細は掲載されていないので、何かアップデートされたら、こちらのブログでご紹介致しますね。

「The Little Mermaid」については、以前、このブログでご紹介致しましたので、こちらをごらん下さい。長くて暗い作品だった「Fiddler on the Roof」とはうってかわって、今度は小さなお子さん達も楽しめる海の世界のファンタジーです。きっと楽しい舞台になることでしょう~♪

デンゼル・ワシントンさん主演の「A Raisin in the Sun」のキャストの写真

2014-02-19 12:00:16 | Musical News Broadway ショー キャスト
Playbill.comで、「A Raisin in the Sun」のキャストの写真が紹介されていました。(写真は、デンゼル・ワシントンさんをはじめとするキャストの皆さんです。)

ローレンス・ハンズベリー作の「A Raisin in the Sun」が、デンゼル・ワシントンさん主演で、Broadwayに戻ってきました。エセル・バリモア劇場で、3月8日からプレビュー開演、4月3日にグランドオープニングで6月15日まで上演の予定になっています。キャストの皆さんの写真は、こちらからごらんいただけます。またショーの公式サイトは、こちらからどうぞ。

アカデミー賞の受賞者であるワシントンさんは、2010年には「Fences (2010年4月26日~2010年7月11日、コート劇場)」の演技で主演男優賞を受賞しました。そのワシントンさんが、今回、Walter Lee Younger役で主演します。その他のキャストは、Lena Younger役のLaTanya Richardson Jacksonさん、BroadwayデビューとなるRuth Younger役のSophie Okonedoさん、Tony賞受賞者でBeneatha Younger役の Anika Noni Rose さん、Joseph Asagai 役のSean Patrick Thomas さん、George Murchison 役のJason Dirdenさん、Bobo役のStephen McKinley Hendersonさん、 Karl Lindner 役のDavid Cromer さん、そしてTravis Younger 役の13歳のBryce Clyde Jenkinsさんといった皆さんです。

Broadwayオリジナルの「A Raisin in the Sun」は、1959年3月11日から1960年6月25日まで上演され、初のアフリカ系アメリカ人女性によって書かれたBroadway作品になりました。この作品は、ニューヨークドラマ・クリティック・サークル賞の最優秀作品賞を受賞しました。
その後、2004年4~7月にリバイバル上演され、今回で3回目のBroadwayでの上演となります。作品のBroadwayでの詳細は、こちらからごらんいただけます。またワシントンさんのBroadwayでのキャリアは、こちらからどうぞ~。

第68回Tony賞のホストにヒュー・ジャックマン

2014-02-13 12:00:33 | Musical Tony賞
Tony賞を受賞した経験を持つヒュー・ジャックマンさんが、Tony賞授賞式のホストにカムバックします。(写真は、Playbill.comの記事からのジャックマンの写真です。)

68回目となる今年(2014)のTony賞受賞式は、6月8日の夜8時(アメリカ東海岸時間)からRadio City Music Hallで開催され、その模様はCBSによって生中継されるのですが、そのホストを、ヒュー・ジャックマンさんが務めることになったそうです。 Playbill.comの記事は、こちらからどうぞ。

ジャックマンさんは、第57回、58回、59回(2004~2006)と3回続けてホストを務めており、今回が4回目ということになります。第58回の時には、彼は、エミー賞の最優秀個人演技賞(バラエティ・音楽番組)を受賞しました。

The Broadway Leagueの常任理事であるCharlotte St. Martinさんとthe American Theatre Wingの常任理事であるHeather Hitchensさんは、
「Radio City Music Hallで開催される第68回Tony賞授賞式のホストに、再びヒューを迎えることが出来て、我々は、大変喜ばしく思っております。ヒューは、優れた才能の持ち主であり、演技者として、また観客としてもBroadway演劇界の忠実な支持者であります。彼がホストに戻ってきてくれたことを名誉に思います。」
と協同声明を発表しました。

またTony賞の常任理事であるRicky KirshnerさんとのWhite Cherry EntertainmentのGlenn Weissさんも、
「『素晴らしいBroadwayシーズン』足す『素晴らしいホスト』は、『絶対見逃せないテレビ生イベント』です。」
と付け加えました。

そしてCBSエンターテインメントの特別音楽ライブイベントの取締役部長のJack Sussmanさんも、
「ヒュー・ジャックマンを再びTony賞授賞式のホストに迎えられて、本当に嬉しく思います。彼は、俳優、歌手、ダンサーと三拍子揃った理想の人物で、彼の右に出る者はいないでしょう。彼は最高のエンターテイナーであり、テレビのライブイベントのホストとしても、誰もがもっとも相応しいと思う人物なのです。」
と述べました。

ジャックマンさんは、Broadwayデビューで主演を務めた「The Boy from Oz」(2003年10月16日~2004年9月12日、インペリアル劇場)でTony賞の主演男優賞を受賞し、「A Steady Rain」(2009年9月9日~12月6日、ジェラルド・ショーンフェルド劇場)でダニエル・クレイグと共演し、2011年には彼のワンマンショー「Hugh Jackman, Back on Broadway」(2011年11月10日~2012年1月1日、ブロードハースト劇場)に主演し、2012年には、演技者としてだけではなく人道的な観点からも彼の功績を称えてTony賞特別賞を授与されました。
彼のBroadwayでのキャリアはこちらから、またTony賞の公式サイトはこちらからごらんいただけます。

インタビュー等でも、サービス精神旺盛でいつも明るいジャックマンさんのことですから、きっと素晴らしいホストぶりを発揮してくれることでしょうね♪ 今年のTony賞は、必見ですね~!

CDTのTVCMのメイクをMichael君が担当!

2014-02-07 12:12:37 | Michael 各地劇場
昨年(2013)の6月、Chanhassen Dinner Theatres(CDT)は、Broadwayのミュージカルのキャラクターを使ってTVCMを作成しましたが、その時、{Cats(キャッツ)}のシーンのメイクを担当したのが、何とMichael君(マイケル・グルーバー)だったそうです。(写真は、DVDからのマンカストラップを演じるMichael君です。)

このCM、いくつかのミュージカルのキャラクターが登場して、入れ替わり立ち替わり、「結婚式もCDTで」とか「大切な記念日もCDTで」のように紹介するものなんですが、演じているのは同じ男優さんと女優さん、David DarrowさんとCat Brindisiさんです。Catさんは、劇場のオーナーで監督も務めるMichael Brindisiさんのお嬢さんなんですよ。

昨年の7月、CDTは、このCMのCatsからのキャラクターのメイク担当をMichael君が務めていたという映像を、YouTubeで公開しました。私は、公開時にはあいにく気づいておらず、昨年末にお友達になったCatさんからそのことをうかがい、ようやく映像を見つけて見ることが出来ました!映像は、こちらからごらんいただけます。冒頭、Catsのキャラクターの扮装のDavidさんとCatさんが登場しています。

前半は、Michael君がDavidさんやCatさんにメイクをしながら、メイクをする際の手順を説明しています。後半は、CatsのDVD(ビデオ)撮影にロンドンに行った時のことを話しています。CatsのDVDに出演するきっかけになったのは、Michael君が出演中だったBroadwayのCatsがコーラスラインのロングラン記録を破った晩、ウェバー氏と振付師のジリアン・リンさんが来てくれていて、その時にぜひムービーを作ろうという話になったんだそうです。映像の最後に、DavidさんとCatさんが熱演するCDTのCMを見ることが出来ます。

Michael君のメイクの技術はなかなかのものだったようで、「とっても素晴らしい出来だったのよ!」とCatさんも絶賛していました。

CatsのメイクのことやDVDの撮影のことなど、このブログのCats関連の記事は、下記からご覧いただけます。

CatsがACLの記録を塗り替えた晩
こぼれ話 Cats その1
こぼれ話 Cats その2
こぼれ話 Cats on Broadway
こぼれ話 Cats DVD編
こぼれ話 記録が破られる時
Catsが上演されたWinter Garden Theatre



R.I.P - フィリップ・シーモア・ホフマン氏のステージでの活躍

2014-02-05 00:02:11 | Musical News Broadway イベント他
2月2日に、亡くなられたフィリップ・シーモア・ホフマンさんのステージでの活躍を讃えて、Playbill.comで、彼のステージフォトやリハーサル中の写真を紹介しています。(写真は、その中の1枚、Broadwayの「Death of a Salesman (リバイバル)」に出演されていた時のホフマンさんです。)

Playbill.comの記事は、こちらからごらんいただけます。写真は、全部で24枚あります。

2/2にニューヨークのマンハッタンにある自宅アパートで亡くなられたホフマンさん。死因は薬物の過剰摂取のようだと伝えられています。まだ46歳の若さでした。
1967年にニューヨーク州ロチェスターで生まれた彼は、ニューヨーク大学のティッシュ芸術学校で演技を学びました。1990年代初めに『LAW & ORDER』等のTVシリーズに出演の機会を得、1991年に『Triple Bogey on a Par Five Hole』で映画デビューを果たしました。1992年公開の『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』では、主人公の同級生を演じて注目を集めました。
その後、クーパーズ・タウン・プロダクションという映画会社を設立し、同社の記念すべき第1号作品の「カポーティ(2005)」でタイトルロールであるトルーマン・カポーティを演じ、アカデミー主演男優賞やゴールデングローブ賞の主演男優賞 (ドラマ部門)等を受賞しました。

一方、彼は、舞台でも賞賛を集めました。1995年にAByrinth Theater Companyに参加した彼は、いくつもの作品に演技者としてだけでなく監督として参加しました。
初めて舞台俳優として大きな注目を集めたのは、2000年のOff-Broadwayの「The Author's Voice」で、ドラマ・ディスク・アワードの最優秀助演男優賞にノミネートされました。Broadwayでは、2000年に「True West (リバイバル)」、2003年には「Long Day's Journey into Night (リバイバル)」、2012年には「Death of a Salesman (リバイバル)」に主演しました。彼のBroadwayでのキャリアは、こちらからどうぞ。

以前からアルコールや薬物の依存症に苦しんでいて、何度か治療を受けたこともあるというホフマンさん・・・。ご本人にしかわからないご事情があったのでしょうけれど、あまりに早く亡くなられたために、その才能を惜しむ声があちこちから寄せられているようですね。ご冥福をお祈り致します。


「Hedwig and the Angry Inch」のバンドのフォト

2014-02-01 00:00:13 | Musical News Broadway ショー 作品
かつてOff-Broadwayと映画で大評判になった「Hedwig and the Angry Inch」が今年(2014)の春からBroadwayで公開されるのですが、そのバンドの写真が公開されました。(写真は、公開されたというバンドの写真です。)

Broadwayworld.comの記事(原文はこちらから)によれば、「Hedwig and the Angry Inch」のFacebookでバンドの写真が公開されたそうで、「The Angry Inch by night, Tits of Clay by late night. Introducing the band for #Hedwig." Check out Tits of Clay with Lena Hall below!」と説明が書かれているそうです。作品のFacebookページは、こちらからごらん下さい。

かつてOff-Broadwayで大評判となり映画化もされた「Hedwig and the Angry Inch」は、旧東ドイツ生まれの性転換ロック・シンガー、ヘドウィグが、幼い頃に母から聞かされた、プラトンの「愛の起原」で語られるような自身のかたわれを探して旅をする物語で、アメリカの各地を巡る彼女の生き様を描いた斬新なミュージカルです。
もともとは、俳優のジョン・キャメロン・ミッチェルと作曲家のスティーヴン・トラスクが、ニューヨークの Squeezebox というナイトクラブでヘドウィグを登場させたのが始まりで、そのキャラクターを段々と膨らませていき、ミュージカルへと発展していったのだとのことです。

Off-Broadwatでは、1998年2月14日にJane Street Theatreでオープン、ロングランとなり、2000年4月9日のクローズまでに857回上演されました。その後、キャストは違いますが、全米各地、ロンドン、カナダ、ドイツ、日本でも上演されました。
Off-Broadwayでは、ヘドウィグを演じるジョン・キャメロン・ミッチェルが、ヘドウィグの恋人トミーも演じましたが、映画版では新進俳優のマイケル・ピットが演じました。

今回のOn-Broadway公演は、Belasco Theatre で4月22日グランドオープニング(3月29日からプレビュー公演)の予定で、主役のヘドウィグをニール・パトリック・ハリスさん、イツハク役を「Kinky Boots」のリーナ・ホールさんが演じます。

Off-Broadwayや映画の時のような大人気を博すことが出来るのでしょうか?オープニングが楽しみですね♪