M for Michael Gruber♪- Mは、マイケル・グルーバーのM~♪

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コーラスライン 細かいところも凝ってます! 

2009-08-16 09:19:08 | Michael 09 ACL Japan tour
現在、東京・渋谷の文化村にあるオーチャードホールで大絶賛公演中の、Michael君(マイケル・グルーバー)主演の「コーラスライン」日本ツアー、細かい部分の演出まで凝っているんですよ。(写真は、全米ツアーオリジナルキャストのリハーサル風景です。)

特に、冒頭の大勢でのオーディションのシーン、それぞれのオーディショニーの性格や関係がうかがわれる演出がしてあって、気をつけて見ていると、とても面白いんです。

例えば、オーディショニーの中では年上の方のシーラ。 彼女は、他のオーディショニーが自分の前に飛び出してきたりして踊りにくかったりすると、すぐやる気をなくして踊るのをやめてしまいます。 また4人ずつの組に振り分けられる時、若手でダンスがうまいヴァルと同じ組になるんですが、ヴァルが前、自分が後ろの列にされたので、ヴァルに文句を言って、自分の方が前になってしまいます。 後で、彼女達の位置が入れ替わっているのに気づいたザックに、元の位置に戻されてしまいますが、17人のオーディショニーが番号を呼ばれて整列する時、先に呼ばれていたシーラの隣に並びかけたヴァルが、シーラににらまれて、あわてて列の反対側に並ぶという場面もあります。

そして、かつてはザックの恋人だったキャシー。 大勢のオーディショニーの中に彼女がいることにまだ気づいていないザックに声をかけようとしますが、そのチャンスがありません。

17人のオーディショニーが1列に並んだ時、向かって左端に立っているドン。彼は、ちょっとおっちょこちょいなところがあるようで、女性の組が踊る番なのに、間違って踊ろうとしてしまい、気づいた別のオーディショニーに呼び戻されます。

冒頭のシーンは、17人のオーディショニーに加えて、早々に落ちてしまうオーディショニー達もいる上、背景が鏡なので、そこに彼らの姿が映りこんで、人数が倍増して見えます。 そして、オーディションのシーンですから、常に誰かが踊っていて、とてもめまぐるしく、なかなか細かいところまで見るのは大変なんですが、こういう演出に気づくと、より作品が楽しめるので、ご覧になる機会がありましたら、どうぞ、お見逃しなく~~♪

すでにチケットの枚数がかなり少なくなってしまっている日もあるようですので、見に行こうと思っていらっしゃる方は、早めにチケットをお求め下さいね~! オフィシャルサイトは、こちらからご覧になれます。


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4 Comments

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初めまして (プリマローズ)
2009-08-17 22:47:12
いろいろ細かいところも凝ってるんですね。これは何度も観ないと気付かないかなと思います。
13日に「コーラスライン」観てきました。
映画は観てましたが舞台は初めてだったので、感激しました。とっても良かったです!!
"I hope I get it"の歌の最初のほうで♪I really need this job~♪という女性のソロがあると思いますが(ブルーっぽいレオタードの女性が足をY字にしながら)、あれを聞いた瞬間、期待を裏切らない舞台になりそう!って思いました。もう1度観たくなって急遽29日のチケットも取りました。

マイケルさんはセリフを喋る声を聞いてると歌声も素敵そうな感じですね。歌が聞けないのが残念です。13日の昼公演の後はトークショーにも出られていてお疲れのところ大変だろうなと思いました。
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いらっしゃいませ~♪ (ナズ)
2009-08-18 03:02:05
プリマローズさん、こんばんは~♪ コメントを残してくださって、ありがとうございます♪

13日、バイヨーク・リーさんのトークショーをご覧になったんですね~! いいな~! ナズは、仕事が休めず、残念ながらトークショーは見られませんでした。Michael君がトークショーにも出ていたのは知らなかったです! 教えてくださって、ありがとうございます。

もう1回見てくださるとのこと、すっごく嬉しいです♪ Michael君にも、「一度見に来てくださった観客の方が、とても気に入ってもう一度見に来てくださるって!」って、伝えますね♪ 観客の方を喜ばせられることが、自分の俳優としての誇りであり、やりがいだと常々言っている彼なので、すっごく喜んでくれると思います♪

29日は、ナズも、マチネもイブニングショーも見に行くので、もし最後のカーテンコールの時、1人1人の俳優さん達に叫んでいる声が聞こえたら、たぶんそれは、ナスです(笑)

29日も、どうぞ、コーラスラインをじっくりとご堪能下さいませ。
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Unknown (プリマローズ)
2009-08-18 22:28:48
マイケルさんにぜひお伝えください!ここにとっても喜んでる人がいますと^^

先日はわりと前のほうの席だったので表情もよく見えてとても良かったです。29日は2階なのでちょっと遠くなりますが、その分舞台全体を見渡せるかなと期待してます。1階席だとコーラスラインのラインが見えないんですよね。。ちゃんと白い線も見たいです。

トークショーはバイヨークさんとリッチー役のアンソニーさんと3人で出ていました。
客席からの質問でミュージカル俳優になる前に何をやってたかという質問があって、(ナズさんならご存知のことかと思いますが)マイケルさんは飛び込みの選手だったというお話もしていました。「コーラスライン」のザックがやりたくてバイヨークさんに電話で役をやらせてほしいとお願いしたとかいうお話もありました。

ところで、ナズさんもアステアとかジーン・ケリーがお好きなんですね~私も昔のミュージカル映画大好きでよくビデオ見てました。
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トークショーのこと、教えて下さってありがとうございます!  (ナズ)
2009-08-19 02:13:52
私が、2007年の夏にBroadwayで11回、Michael君が出演中のコーラスライン リバイバル版を見た時、劇場の人が、「ステージ近くの席で見るのもいいけど、一度は2階席から見てほしい。ダンスのフォーメーションなど、とても計算されて作られている作品だから。」と言っていました。
Broadwayの劇場だと、オーケストラピットがステージの下にあるので、ステージと客席がほんとに近いため、私は、少しでもキャストの近くで見て、声援を送りたかったので、2階席では見なかったんですが、今回は、29日の夜、2階席から見る予定なので、今まで見たことがなかったフォーメーションの素晴らしさなど、じっくり見たいと思ってます。

トークショーの内容、教えて下さってありがとうございます! はい、彼が飛び込み選手だったことは、よく知っています。彼は、14歳の時、ドイツのシュツットガルトで開催された世界大会で銀メダルを取ったんですよ>飛び込み。 その後、アメリカのオリンピック強化選手に選ばれたんですが、選から漏れ、そのまま飛び込みを続けるより、大好きな演劇の世界に進みたいと決心して、この世界に入ったんだそうです。

私は、アステアが特に好きです♪ ジーン・ケリーの作品では、「雨に唄えば」が一番好きなんですが、Michael君の「雨に唄えば」を見て以来、私にとってのドン・ロックウッドは、ケリーじゃなくて、Michael君になってしまったんですよね(笑) 歌に関して言えば、Michael君の方がずっとうまいと思うし、ケリーの演じるドンよりも、優しい感じのMichael君のドンは、とってもステキでした~♪
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