M for Michael Gruber♪- Mは、マイケル・グルーバーのM~♪

キャッツDVDのマンカストラップ、アメリカの舞台俳優、Michael君のことや、ブロードウェイニュースをお伝えします。

「Stariway to Paradise」 - 5/14のチャリティ・ガラ・パフォーマンス

2007-04-25 00:21:45 | Michael 07 Easter/Stairway
Michael君(マイケル・グルーバー)が出演する「Stairway to Paraise」、5月14日の最後の公演は、チャリティ・ガラ・パフォーマンスなんだそうです。(写真は、Michael君のヘッドショットです。)

Broadwayで、半世紀に渡って上演されてきた数々の名作レビューを記念して、NYシティ・センターのEncorse!シリーズのために作られたこの「Stairway to Paradise」、最終日の5月14日のパフォーマンスは、チャリティ・ガラ公演として上演されます。

当日は、午後6時からカクテル・パーティが催され、午後7時からFiorello H. LaGuardia Awardのプレゼンテーションに続いて、「Stairway to Paradise」のチャリティ公演が行われます。そして、公演終了後、午後9時から、シティ・センターに隣接するアトリウムでのディナーとキャストをはじめ、多数の著名人が参加するクロージング・ナイト・パーティが開催されます。
お客さんは、ディナーとパーティのどちらかにしか参加できず、どちらに参加できるかは、チャリティ・ガラ・チケットの値段によって決まるようです。1,500ドル以上(一番高いチケットは、テーブル席だと、何と50,000ドル! シングル・チケットでも、2,500ドル!・・・チャリティですからね~)がディナーで、500ドルがパーティ、一番安い250ドル(一番安くても、250ドル!・・・チャリティですからね~)だと、ショーの前のカクテル・パーティだけのようですね。

ディナーでは、きっと素晴らしいご馳走が食べられるんだと思うんですが、ナズだったら、キャストの皆さんと会えるクロージング・ナイト・パーティの方がいいな~!Michael君も参加してるし~♪ ・・・って、もちろん、ディナーに参加できるようなチケットは、あまりにも高すぎて、とても手が出せませんが~・・・(苦笑)

素晴らしい公演になると、いいですね~!


2007年ピューリッツァー賞ドラマ部門は「Rabbit Hole」が受賞

2007-04-18 00:17:02 | Muical News 各賞
昨年(2006)は該当作品がなかったピューリッツァー賞のドラマ部門受賞作品ですが、今年は、2006年の2月2日から4月9日まで(77公演)、BroadwayのManhattan Theatre Clubの Biltmore Theatreで上演された「Rabbit Hole」に決まったそうです。 受賞作品は、4月16日にマンハッタンにあるコロンビア大学で発表されました。(写真は、「Rabbit Hole」の脚本を書いたDavid Lindsay-Abaireさんです。)

ピューリッツァー審査団は、Rinde Eckert さんの「Orpheus X」 、Eisa Davis さんの「Bulrusher」 、Quiara Alegria Hudes さんの「Elliot, a Soldier's Fugue 」の3作品をノミネート作品として選出したのですが、理事会は、ノミネート作品からではなく、ノミネートされなかった作品を選びました。
ピューリッツァー賞の管財人であるSig Gisslerさんが4月16日に行われた記者会見で語ったところによれば、「理事会の4分の3以上の賛成を得て、審査団の推薦した作品以外から選出することが承認された」とのことです。審査団が選んだ3作品のいずれも理事会の過半数の指示を得られなかったので、理事会の4分の3以上の承認を得て、David Lindsay-Abaireさんの「Rabbit Hole」が選ばれたそうで、審査団のリポートにも、この作品について好意的に書かれていたそうです。

Linsay-Abaireさんの「Rabbit Hole」は、子供の死から家族が立ち直る姿を描いたシリアスな内容で、作品賞を含む5部門でTony賞にノミネートされました。幼い息子の死を嘆く母親役を演じたCynthia Nixonさんは、その演技で見事Tony賞を受賞しました。昨年のTony賞の記者会見で、Linsay-Abaireさんは、この作品について、以下のように話していました。

「この作品のリハーサルの課程は、誰にとっても大変だったと思います。キャストのCynthia NixonもJohn Slatteryも、作品の中に登場する少年と同じ年頃の子供を持つ親ですからね。公演が始まってしばらくすると、我々は、そういった気持ちを忘れがちになっていったのですが、初めて見る友人や親戚を連れて見に行った時に、自分の書いたこの作品のテーマの恐ろしさに、改めて気づかされました。」

ジュリアード時代にLinsay-Abaireさんの先生だったMarsha Normanさんは、彼に、「自分が本当に恐ろしいと思うことを芝居にしなさい」と教えてくれたそうです。そこで、自分自身、1人の父親である彼は、1人息子を交通事故で失う夫婦の話を作り始めました。
劇場にこの作品を見に来た観客のうち、子供を持っている人達の多くが、見終わった後に、作者である彼のもとに立ち寄ってくれたそうです。どんな作品か知って見に来た人達もいましたが、大半は、内容の詳細をよく知らずに見に来た人達でした。
「子供を持つ親にとっては、どんなことよりも身につまされるテーマだと思います。」 と、彼は、語ってくれました。

昨年のピューリッツァー賞に関する記事は、こちらからどうぞ。2007年の受賞作品については、ピューリッツァー賞のサイトでご覧いただけます。(画面下の「click on 2007 or the timeline above to see this year's winners」という文の「2007」をクリックするか、画面上にある年表の「2007」をクリックして下さい。)

ナズのお宝 その4 - 「A Chorus Line」ラスト・パフォーマンスのPlaybill

2007-04-16 00:51:01 | ナズのお宝
ナズのお宝シリーズ、その4は、Michael君(マイケル・グルーバー)のBroadwayデビュー作である「A Chorus Line」のラスト・パフォーマンスのPlaybillです。 (写真は、Playbillの表紙です。)

ラスト・パフォーマンスのPlabillということで、表紙には、「The end of Line」の文字と日付(April 28, 1990)が入っています。普通の時の「A Chorus Line」のPlaybillを見たことがないので、普段から掲載されているのか、それとも最後のPlabillなので特別に掲載されたのかわからないのですが、3枚のステージ・フォトが載っており、そのうちの2枚にMichael君が写っています♪

現在、BroadwayのGerald Schoenfeld Theatreでリバイバル上演中のこの作品ですが、オリジナル版のBroadwayでの上演は、1975年7月25日にShubert Theatreでオープンし、1990年4月28日のクロージングまでに6,137回上演されて、当時のBroadwayのロングラン記録を達成しました。ちなみに、Shubert Theatre(シューバート劇場)は、「The Producers プロデューサーズ」の中で「春の日のヒトラー」が上演されたことになっている劇場なんです。こちらの劇場では、このオリジナル版「A Chorus Line」をはじめ、「Spamalot」、「Gypsy」、「Chicago」等、多くのヒット作が上演されています。この劇場についての詳細は、こちらからご覧いただけます。また作品については、オリジナル版はこちら、リバイバル版はこちらでご覧いただけます。

Michael君は、1989年の1月からクロージングまでの約15ヶ月の間、マイク・コスタというソロ・ナンバーのある役でこの作品に出演を続け、ファイナル・カンパニーの一員として、ロングラン記録を達成したわけです。
そもそもの出演のきっかけは、マイク・コスタ役を演じていた俳優さんがステージを離れることになり、この役は、ナンバーの中で宙返りを何度も繰り返さなくてはならないので、宙返りのできる俳優さんを探していたのだそうです。関係者の中に、以前、別な作品でMichael君と一緒に働いたことのある人がいて、Michael君を推薦してくれ、Michael君は、1988年12月に劇場に履歴書を預けました。
その後、同年の12月8日から20日まで、アラスカで「Joseph and the Amazing Technicolor Dreamcoat」に主演していたMichael君のところに、劇場から「ニューヨークに来て、オーディションを受けてほしい」と連絡があり、わくわくしながらニューヨークに戻ったMichael君は、見事、この役を手に入れたというわけです。
Michael君のサイトの「A Chorus Line」のページで、Michael君の写真等をご覧いただけます。

このクロージングのショー、Michael君のソロナンバーが終わって彼がステージでポーズを決めた時、観客の皆さんが惜しみない拍手と声援を1分以上にも渡って送り続けてくれたので、いったんショーをストップするという、いわゆる「ショー・ストッパー (観客の拍手・声援が続いて、いったんショーをストップしなきゃならない程の素晴らしい熱演・熱演した俳優さんのこと)」状態になって、感動のあまり、彼はステージに立ちつくしてしまったのだそうです。 彼にとっては、まさに忘れられない思い出の晩というわけです~。

Michael君の「A Chorus Line」出演に関する記事は、下記からどうぞ~♪

Michael君は、コーラスラインのファイナルカンパニー

こぼれ話- A Chorus Line編 (ラスト・パフォーマンスのPlaybillに掲載されているステージフォトのうちの1枚が見られます。)



ナズのお宝 その3-2 - コステュームデザイン・スケッチ その2

2007-04-04 00:00:21 | ナズのお宝
ナズのお宝シリーズその3の続きです。前の記事で紹介した、2004年にカナダのStratfordという街で上演されていた、Michael君(マイケル・グルーバー)主演の「Anything Goes」のコステュームのデザイン画のもう1枚です。 (写真は、そのスケッチです。)

作中、Michael君演じるBillyは、片思い中の女性、ホープが、婚約者の英国貴族と一緒に豪華客船でイギリスに向かうと知って、ふとしたことから手に入れた他人名義の乗船券を使って、その船に乗り込んでしまいます。ところが、その乗船券が、実は民衆の敵ナンバー1として知られる、悪名高いギャングのために用意されていたものだったことから、Billyがそのギャングだと思われ、船中を逃げ回る羽目になります。
とうとう捕まってしまったBilly、ただの密航者だとわかれば監禁されてしまうけれど、有名なギャングということにしておけば、豪華客船なのに有名人があまり乗っておらず、ガッカリしていた船長や乗船客が歓迎してくれると知って、ギャングのふりをすることにします。

このスケッチの衣装は、有名なギャングの乗船を記念して開かれたパーティで、すっかりその気になって、悪ぶって見せるBillyが着ている衣装です。本当は、お人よしで2枚目半のBillyが、ギャングを気取っている姿が、コミカルで楽しいシーンです♪
スケッチでは、紺色にストライプの入った上下に白いネクタイなのですが、実際にMichael君が来ていた衣装は、紫にストライプが入っており、ネクタイも同じ色のものを着けており、同色の帽子をかぶっていました。

もう1枚と同じく、Patrick Clarkさんのデザインで、ビニールケースのラベルにも、もう1枚の方と同様、下記の通りの記載があります。

Production: Anything Goes 2004
Designer: Patrick Clark
Actor: Michael Gruber
Character: Billy Crocker
Theatre: Stratford Festival of Canada

ギャング姿のMichael君、とてもダンディで、かっこよかったですよ~♪

ナズのお宝 その3 - コステュームデザイン・スケッチ

2007-04-02 00:05:05 | ナズのお宝
ナズのお宝シリーズその3は、2004年7月にカナダのStratfordという街に、Michael君(マイケル・グルーバー)が主演していた「Anything Goes」を見に行った時に購入した、2枚のコステュームのデザイン画です。 (写真は、そのうちの1枚です。)

このデザイン・スケッチ、コピーではなく、オリジナル原画なんです。通常、スケッチの原画を、一般の観客が購入できるチャンスはないのですが、Stratfordで毎年開催されているStratford Festival of Canadaでは、デザイナーの方達の収入の助けとなるように、デザイン原画を販売しているんです。

街のメイン劇場であるFestival Theatreの立派なショップの中に、スケッチ原画を置いてある部屋があり、通常は鍵がかかっているのですが、「原画を見たい」と店員の方にお願いすると、鍵を開けてもらえます。(購入する必要はなく、見るためだけでも開けてもらえます。)
ナズは、このスケッチともう1枚(次の記事で写真を紹介しますね。)、合計2枚を購入したのですが、購入する際には、劇場を支援するパトロンの1人として、名前・住所・eメールアドレス・電話番号等を詳細に登録し、「将来、同じ作品をフェスティバルで上演することになって、このスケッチが必要になった時には、貸し出しに協力します」という契約の書かれた紙に署名することになります。
正確な値段は忘れてしまったのですが、1枚あたり税込みで300カナダドルちょっとくらいでした。Billyという役の衣装のデザイン画は、この2枚のほかにも、船員姿(セーラー服)、ひげをつけたイギリス紳士風等を含め、3枚ほどありました。

このスケッチを描かれたのは、Patrick Clarkさんです。Michael君が演じた主役のBilly Crockerが作中で一番長く着ている衣装のデザインで、このスケッチではブルーで大きなチェックの模様になっていますが、実際にMichael君が着ていた衣装は茶色で、もっとずっと細かい模様になっていました。
スケッチは、ビニールのケースに入っており、ケースに貼られているステッカーには、下記のような記載があります。

Production: Anything Goes 2004
Designer: Patrick Clark
Actor: Michael Gruber
Character: Billy Crocker
Theatre: Stratford Festival of Canada

ナズにとっては、かなりお高い買い物だったのですが、デザインスケッチの原画を購入できるチャンスなんてめったにないし、絶対に他では手に入らないものですから、とてもいい記念になると思い、購入しました。
Stratford滞在中に、購入したこのスケッチをMichael君に見せたのですが、「僕の演じている役の衣装のデザイン原画だね! ナズ、君がこのスケッチを持っていてくれて、嬉しいよ!」と言ってくれました~。







Michael君のTV出演 at Broadway Beat

2007-04-01 00:01:49 | Michael 彼出演のCD・DVD他
以前、第21回イースター・ボンネットの記事で、Michael君(マイケル・グルーバー)が出演した第14回のコンペティションのDVD/ビデオが、Broadway Beatのサイトで購入できるとお知らせしましたが、他にも、Michael君のTV出演のDVD/ビデオが購入できるんです~。 (写真は、Broadway Beat サイトのロゴです。)

Michael君が出演しているのは、次の3つのプログラムです。

「Cats (on Feb. 1&2, 1999)」
「Follies recording (on June 15&16、1998)」
「Red Hot and Blue at the Papemill Playhouse (on Nov. 12, 2001)」

特にお薦めなのは、「Cats」です♪ Michael君のサイトの「Cats」のページで紹介しているスクリーンキャプチャーは、このDVD/ビデオからのものです。Broadwayの「Cats」のステージの模様も見られますし、「Cats」のDVD版でミスター・ミストフェリーズを演じていたジェイコブ・ブレントさんのインタビューも収録されています。また「Follies」や「Red Hot and Blue」でも、Michael君のインタビューが見られますよ~♪「Red Hot and Blue」では、他の人がインタビューされている時、その後ろにMichael君がいて、けっこう長いこと画面に映っているのも、嬉しかったです~!


購入方法ですが、こちらのBroadway Beatのトップページの画面左にある一覧の上から6番目にある「Order Forms!」をクリックして下さい。オーダー表のトップ画面になりますので、選択肢の下側の「Order Past Episodes」をクリックすると、過去の番組用のオーダー表が出てきます。この表をプリントアウトして必要事項を記入し、表に書いてあるFAX番号にファックスすれば、注文完了です。(例:第14回イースター・ボンネットの場合、「BC/EFA's Easter Bonnet 2000 on May 1&2、2000」と、オーダー表に記入して下さい。)

第14回イースター・ボンネットのDVDは、本体が35ドル、送料は通常郵便で8ドル、優先郵便で10ドルでした。それ以外の3作のDVDは、本体が20ドル、送料は1枚でも3枚まとめてでも、8ドルでした。(DVDはとても軽いので、3枚程度だと、1枚の時と送料は変わらないのだそうです。)

購入される場合、ビデオは、そのまま日本のビデオデッキで再生できるので問題ありませんが、DVDはリージョンが違うため、リージョンフリーのデッキ以外では見られませんので、ご注意下さい!
また、ビデオだと、DVDとは値段や送料が違うかも知れませんので、 事前にメールで、値段、日本までの送料、在庫の有無を確認したほうがいいと思います。メールアドレスは、画面左の一覧の一番下にある「Mail」をクリックすると、出てきます。一番上のアドレスが、問い合わせ等のアドレスです。