Jesus観劇記 その2です。(写真は、James役の時は、メガネをかけるので、フル装備で撮ったMicael君〔マイケル・グルーバー〕です。)アップの写真は、下記の通りです。メガネなしと、メガネあり♪
さて、休憩時間が終わり、いよいよJesusの後半が始まりました。有名な最後の晩餐(The Last Supper)のシーンです。「今までの暮らしがずっと続くわけではないのはわかっているが、このひと時を楽しみたい。使徒になりたいとずっと思っていた。引退したら福音書を書こう。そうすれば、我々の死後も、人々は我々のことを話すだろう」と歌いながら、使徒達が台の上に板を並べてテーブルを作り、その上を自分達の持っていた布で覆い、ビンや器を並べます。少し遅れてジーザスが食卓に加わり、思いつめた表情のジュダスも食卓の片隅に腰を下ろしました。とてもきれいなメロディの優しい曲です。
「終焉は、友によりもたらされるので、つらいものとなるだろう」とジーザス。いぶかしげな使徒達。杯を手にしたジーザスが「このワインは私の血のしるしとなる」と言いながら、使徒達に渡します。続いてパンを手に取ると、2つに割り、使徒達に渡します。「このパンは、私のからだのしるし。これらを飲み、食す時、私のことを思い出すように」
そこまで静かに歌っていたジーザスでしたが、突然、テンポが速く変わり、思いのたけをぶつけるように歌い始めました。「お前達が思い出すはずがない。そんな空虚な顔つきで、私が死んだら、すぐに忘れてしまうだろう。お前達の1人は、私を知らないと言い、もう1人は、私を裏切るのだから」ジーザスの言葉に、使徒達は騒然となりました。
ジーザスに近づくピーター(ペテロ)に、ジーザスは「お前は、わずか数時間の間に、私を知らないと3回言うだろう!」と指摘します。否定するピーターとおののく使徒達。「それだけではない。今宵食卓を共にした、選ばれた12人の中の1人が、私を裏切るのだ」意味深なジーザスの言葉に、ジュダスが「大仰に言うのはやめろ!誰なのか、よく知っているはずだ!」と叫びました。「早く行くがいい。彼らが待っているぞ」とジーザス。「俺を行かせたいのか!俺がどんな思いでいるか、考えてみろ」とジュダス。「そんなことは、関係ない。とっとと行くがいい」とジーザス。「尊敬していたが、もう終わりだ!」と言いながら、ジュダスが、左手に巻いていた布(書き忘れてましたが、キャスト全員が持っている布を、ジュダスは、ショーの冒頭であざやかな手さばきで自分の左手に巻きつけて、ずっとそのまま身に着けているんです。たぶん、ジーザスとの信頼感のようなものを表現しているのだと思います)を解いて、投げ捨て、テーブルを覆っていた布を引き落としました。このシーンで、回ってきた器からワインを飲むしぐさをし、次の使徒に器を回した後、Michael君が使いもしないビンをテーブルから手に取ってずっと持っていたので、ちょっと不思議に思っていたんですが、あれは、このジュダスが布を引き落とす場面に備えてのことだったんだ・・・と、納得したナズでした!そのまま置いておいたら、小道具、壊れちゃいますもんね(笑) まだ7月末まで使うのに。
テーブルの周りを、ジーザスを追い回すかのように回りながら、「何度も忠告したのに、あなたは聞かなかった。自ら破滅へと導いたんだ!」と叫ぶジュダス。「もう聞きたくない!早く行くがいい」と叫ぶジーザス。おろおろと逃げ惑う使徒達がこのシーンの初めに歌った歌を悲しげに歌います。
テーブルに飛び乗り、「あなたのせいで、我々の理想は死んでしまった!挙句の果てに、誰かが、あなたを裏切って、罪人のように牢にぶち込む手助けをしなくてはならない羽目になった!疲れ果てた手負いの獣のように!」とジーザスに詰め寄るジュダス。ジーザスもテーブルに飛び乗って、「いいから、早く行け!彼らが待っているぞ!」とジュダスに叫びます。
苦しそうな表情のジュダスが、ジーザスにすがりつき、泣き崩れながら「あなたを見ていて、いつも理解できずにいた。なぜ、あえて事態をめんどうな方へと持っていくのかと。計画を立てて進めていれば、こんなことにはならなかったのに!」と訴えます。テーブルから転げ落ちたジュダスの姿を辛そうに見つめるジーザスが、ジュダスが投げ捨てた布を手に取り、そっと近づいて、彼の肩にかけようとしますが、ジュダスは振り払い、走り去るのでした。
残された使徒達が台や板を片付け、思い思いの場所で眠りにつきます。1人残されたジーザスが、苦しい胸のうちを、神に訴えます(Gethsemane)。「神よ、どうかあなたが私にくれた、この毒の入った器を取り去ってほしい。3年が30年に思えるほど、他の誰にもできないほどにがんばってきたが、今となっては最初の頃の熱意も薄れ、ただ悲しく、疲れ果てた。なぜ死ななくてはいけないのか。死ぬことで、何か報われることがあるのか、教えてほしい。ただ無意味に死ぬなんて、耐えられない!死ぬ理由を教えてほしい。時間や場所にはこだわるのに、理由のことは気にされないのか!」 ジーザスの一番の見せ場です。ジーザス役をやりたいと思っていたというベンさんが、毎回、渾身の演技で演じてくれたので、とても感動的なシーンになって、ナズは、毎回、涙ぐみながら見ていました。
「いいだろう、あなたの望み通りに死んでいこう。苦しみに満ちた3年は、90年にも思えるほどだ。この苦しみを終わらせられるなら、死ぬことも怖くはない。自分で始めたことなのだし・・・」と歌ったジーザス、そこで、実際に始めたのは自分ではなく、神だったということに気づいて、はっとします。「御心のなんと厳しいことだろう!いいだろう、あなたの差し出す毒杯を飲み干そう。私を、鞭打ち、引き裂き、十字架にかけて殺すがいい、私が心変わりする前に!」 立ち尽くすジーザス。
と、突然ギターがかき鳴らされ、カイアファス達を連れたジュダスが現れ、「あそこに彼がいる。他の愚か者どもは、みんな、眠っている」とつぶやきます。すばやくジーザスに近づいたジュダスは、後ろからジーザスの耳の辺りにさっとキスをして、すばやく後ろに下がりました。ゆっくりと振り向いたジーザスが、「ジュダス、お前は、そのキスで私を裏切るのか」と話しかけますが、ジュダスは、そのまま走り去ってしまいました。
ジーザスを捕らえようと、司祭が近づくと、その気配で使徒達が目を覚まし、「何が起きているのですか(What's the Buzz)」と歌いながら、ジーザスの身に危険が迫ったことを悟り、「心配しないで。我々があなたのために戦います!」と言いながら、ピーターが司祭に切りつけます。このシーンでは、各自、布を両手の間にぴんと張って、剣に見立てていました。ピーターと司祭の間にジーザスが割って入り、「武器を捨てなさい。全て、終わったのがわからないのか。楽しかったが、時は過ぎた。これからは、また漁師に戻って暮らすがいい。」と、使徒達を諭し、司祭は、布でジーザスの両手を縛るのでした。
使徒や女達を演じている俳優さん達が手に持った布をかぶり、捕らえられたジーザスをはやし立てる群集へと変わります。司祭は、ジーザスを連れて、客席の通路を抜けて行きます。それについていく群衆とステージに残った群集が、「捕まった気分は、どうだ?敗因は、何だったと思う?これが、ユダヤ人の夢なのか?カイアファスのもとへ連れて行こう。そこで、死刑になるんだ。信じてきた者の身にもなれ。土壇場まで来て、このざまか?とうとうこいつを捕まえたぞ!」 と歌い、ジーザスは、カイアファスの前に連れて行かれるのでした。
ステージにカイアファス達が登場し、「お前は神の子か」とジーザスに訪ねますが、ジーザスは「お前達が、そう言っているのだ」と答えます。しかし、それで、彼が罪を認めたと判断したカイアファスは、ジーザスをピラトのもとへ連行しました。
一方、ジーザスが逮捕され、残されたピーターが立ち去ろうとすると、そばにいた女性が「あなたが、あの逮捕された男と一緒にいるのを見た」と声をかけます。しかし、捕らえられることを恐れたピーターは、「あんな男は知らない。一緒にいたことなどない」と答えました。すると、そばにいた男が、「いや、私も見覚えがある。」と話しかけてきました。「人違いだ。」とピーター。逃げ去ろうとすると、別の男が、「あの男の隣にいたのは、お前だろう」と彼を引き止めます。「彼のことなど、知らない!」と、大声で否定するピーターでした。
その様子を見て、「今、あなたは、ジーザスを否定して見捨てたのよ」とメアリーが声をかけました。「仕方がなかった。さもなければ、自分も捕まっていた」というピーターに、「彼が、言っていた通りになったけど、なぜ、彼にはわかっていたのかしら」と、メアリーは不思議に思うのでした。
ピラトのところに連れて行かれたジーザスは、終始うつむいて、高いところにいるピラトからは、彼の顔が見えません。このシーンは、ステージの向かって右端の、ちょっと階段のようになったところで演じられていました。DVDでは、筋肉隆々の俳優さんがいかにも軍人という扮装で演じていたのですが、チャンハッセンのプロダクションでは、年配のロマンスグレーな俳優さんが、政治家っぽいコスチュームで演じていました。
「この打ちひしがれた男は誰だ?」というピラトの問いに、アンナスが「ユダヤ人の王だと言う、クライストとかいう男です」と答えました。「これが有名なあの男か。小柄で、とても王の風格などない。お前は、ユダヤの王なのか」とピラトが尋ねると、ジーザスは「あなたが、そう言っているのだ」とだけ答えました。「この状態で、よくも落ち着いていられるものだ、無口な王よ。こいつはガリラヤ人だから、私ではなく、ヘロデ王のところに連れて行け」と、ピラトが命じました。
ピラトが退場すると、ステージ中央に、昔の水着のような衣装を来た男性2人、女性3人のキャストが踊りながら登場し、その後ろから、薄手のマントを羽織って、水泳帽のようにも見える金色の薄い布の帽子をかぶったヘロデが登場しました。このシーンは、ヘロデがジーザスに、「本当にお前が、死者をよみがえらせたりした神だというのなら、ここで水をワインに変えたり、水の上を歩いたりしてみせろ。そうしたら、助けてやる」と迫るのですが、ジーザスは相手にしないという場面なんですが、コミカルなナンバーで、DVDでは、Broadwayのショーのような派手なセットに、白いタキシードで決めたヘロデがドレス姿の美女を連れて、ジーザスに歌いかけるという趣向でした。
チャンハッセンでは、ロックかなにかのスター風という設定になっていて、登場したヘロデが、「直接会うことができて、嬉しいよ、ジーザス」と歌いながら、手にした布で、首やわきの下の汗を拭き、その布を、見物している群集に投げてやるという演技で、客席を笑わせていました。
ヘロデの申し出をまったく無視して相手にしないジーザスに業を煮やしたヘロデは、「お前は、神なんかじゃない、ただのペテン師だ!とっとと出て行くがいい!」と言い残して、立ち去ってしまいました。
薄暗いステージに、メアリーとピーターが現れ、「あなたに会うために生きてきたのに、こんな結末になるなんて。どうすればいいのだろう。あなたの教えは伝わったが、取り返しのつかないことになってしまった。やり直すことができればいいのに。(Could We Start Again Please?)」と歌います。他のキャストもコーラスに加わって、しっとりと心にしみるようなナンバーでした。DVDでは、このナンバーが流れる中、殴られ蹴られるジーザスの姿が映し出されますが、こちらのプロダクションでは、そういうシーンは入れていませんでした。
メアリー達が退場すると、ステージにカイアファス、アンナス、司祭が現れ、そこにずっと着ていたローブを脱いだジュダスがあわただしく駆け込んできます。(Judas Death) 「ひどく打ち据えられたジーザスを見ていられない。みんなのためを思ってしたことなのに、このままでは俺が責められてしまう。助けられるものなら、助けてやりたい。」と訴えるジュダスに、カイアファス達は、「何を弁解しているんだ。お前が思っていた通り、民衆は彼を見捨てたぞ。お前はイスラエルを救ったんだ。後世に名を残せるし、報酬だって手にしただろう」と相手にしません。
1人ステージに残されたジュダスは、「クライスト、俺は、あなたが望んだことをしただけだ。あなたを殺した重荷を背負うくらいなら、国を売るほうがマシだ。あなたを、どう愛せばいいのかわからない。ただの1人の人間なのに。俺を許し、心にかけてくれるだろうか」と、苦しみ悩みます。結局は、自分は、神の大いなる目的のための道具に過ぎなかったと悟ったジュダスは、「神よ、なぜ俺を選んだんだ!俺は、神に殺されるのだ!」と叫びながら、ステージを歩き回ります。
ステージには、処刑人を思わせる2人の男が登場し、金属を箱を音楽に合わせて動かし、金属の柱を横向きに持ち上げます。ジュダスが「殺されるんだ」とつぶやきながら、先が輪になった布を男から受け取り、柱に結び付けました。2人の男達は、それぞれ、箱に乗り、柱を高く掲げます。そして、ジュダスは、もう1つの箱を柱の下まで動かすと、布の輪の中に首を入れ、箱の上に上がります。ステージが暗転になり、ダンッと大きな音が響き、Judasの死のシーンが終わりました。
再び明るくなったステージでは、ピラトのもとで、ジーザスが裁判にかけられていました。ジーザスのそばまで歩み寄ったピラトは、初めてジーザスの顔を見て、息を呑みます。夢で見たのは、この男だった・・・と気づいたということなのでしょう。
救い主だと信じていた男がまがい物だったと知った民衆は、可愛さ余って憎さ百倍状態で、ジーザスを十字架にかけるようにとピラトに訴えます。あくまでもガリラヤ人の問題なので、あまりかかわりあいたくないピラトは、何かを盗んだとか具体的な罪がないのに、裁けないと答えますが、民衆は納得しません。何とか処刑だけは避けたいピラトは、ジーザスを鞭打ちの刑にします。服を剥ぎ取られ、下着だけになって、縛られた両手を高くあげたジーザス。鞭打ちの音が響く中、司祭と民衆は、音に合わせて、手に持った布を振り下ろします。赤い長いひも状の布を持った女性が踊りながらジーザスに近づき、流れ出た血を表現するように、ひも状の布をジーザスのからだに巻きつけていきます。DVDの解説によれば、人は40回鞭打たれると死んでしまうと言われていたそうで、ジーザスを殺したくなかったピラトは、39回で鞭打ちをやめたのだとのことでした。
息も絶え絶えになりながら、この期に及んでも、何一つ弁明をするわけでもないジーザスを抱き起こし、ピラトは、「このままだと、死ぬことになるぞ。お前の運命は、わしの手の中にあるのだ。」と言いますが、ジーザスは、「あなたには、何の力もない。全ては神の定めた通りに動いてるだけで、あなたにそれを変えることはできない」と答えるだけでした。何とか救おうとしているのに、何も答えないジーザス。民衆からは「このままだと皇帝の怒りを買うから、彼を貼り付けにしろ」とあおられたピラトは、ついに「そんなに死にたければ、勝手に死ねばいい。わしは、手を引く!お前は、ただのあわれな操り人形だ!」と言い捨てて、ステージを去りました。
ステージに、高らかに「Superstar」の前奏が流れ、ジーザスの頭に茨の冠が乗せられました。再びローブをまとい、首から赤いひも状の布をたらしたジュダスが、赤い布を手にした女達3人を引き連れて登場し、「いつもあなたを見るたび、不思議だった。何で、わざと面倒な道を選ぶのか。計画さえあれば、もっとうまくいったのに、何でこんな時代を選んだんだ?現代に現れたなら、世界中に簡単に知らしめることができたのに、紀元前のイスラエルじゃ、マスコミもない」と歌います。DVDでは、ロックスターさながらに、表情たっぷりにジーザスを、時にあざけるように、時に冷ややかに見透かすように歌われるナンバーなんですが、ジャレッドさんは、ごく普通に歌っていました。他のキャストもみんな合唱に加わり、後半、もっとも派手なナンバーです。
よろめきながら十字架を運ぶジーザスに、「あなた以外のお友達では、誰が一番すごいんだ?ブッダは、座禅を組んで座り続けたというし、マホメットが山を動かしたのは本当か?こんなふうに死ぬのは、本望なのか?」とジュダスが歌い続ける中、十字架は、土台にはめ込まれ、よろめきながらジーザスが十字架のもとへ近づきました。「Sperstar」のエンディングの中、ジュダスは、舞台奥の2階部分のライトの下に立ち、ジーザスを見下ろします。
静まったステージに、釘を打つ音が響き、赤い布を持った女達が、音に合わせてジーザスの手足に布を巻きつけました。少し端をたらしたところでやめたので、ちょうど釘打たれた手足から滴り落ちる血に見えます。釘打たれながらも、「神よ、彼らを許したまえ」と祈るジーザス。十字架の横木の両端の部分には、突起があって、ベンさんは、磔のシーンの間、そこにつかまってからだを支えることができるようになっていました。
母、マリアの姿をさがすジーザスの足元に、マリアが歩み寄り、足先に手を添えました。ジーザスをあざける者、ジーザスから剥ぎ取られた衣を奪い合う者、痛ましい姿に涙する者・・・。マグダラのメアリーも、ジーザスの足元に駆け寄りました。「神よ、なぜ、私を忘れられたのか]と叫ぶジーザス。
そして、ついに最後の時が訪れました。「神よ、あなたの御手に、私の魂を捧げます!」 叫びと共に、ぐったりとうなだれるジーザス。人々の啜り泣きが聞こえます。悲しげな「Gethsemane」のメロディが流れる中、使徒達が、赤い布をほどき、ジーザスのからだをそっと十字架から下ろし、静かに横たえ、それぞれが持っていた布をジーザスのからだにかけました。使徒とメアリーが悲しみにくれる中、ステージは、暗転になりました。
真っ暗な中、荘厳な音楽が流れ、一条の光に照らされたステージには、高々と両手をあげたジーザスがすっくと立つ姿が映し出されました。その後、明るくなったステージには、ジュダスをはじめ、キャスト全員がいて、カーテンコールが始まりました。みんな笑顔で、互いにハグし合って、観客からは惜しみない拍手が送られました。
ジュダス、メアリー、ジーザスの順に、1人1人挨拶をし、ナズは、もちろんいつも通り、叫びまくりです!(笑)その後、キャスト全員がステージに並んで、客席に挨拶をし、客席の通路を通って、ロビーの方へと出て行きました。この劇場では、「Meet & Greet」というのをやっていて、毎回、全てのショーで、終演後、コスチュームをつけたままのキャストがロビーで観客を出迎えて挨拶をしているんです。
ナズも、急いでロビーへと向かいました。出てすぐのところで、以前、Michael君がこの同じ劇場で「Easter Parade」に主演した時に共演していたアン・ミッシェルさんという女優さんに会えました。「あなたが、Michaelのお友達ね! 私、アンよ。会えて嬉しいわ!」「Easter Paradeの写真で、お顔を見ました! あの時は来られなかったけど、今回は見に来られて嬉しいです! 素晴らしいショーでした!」と挨拶をしました。
アンさんのすぐ横には、セントポールの劇場で「Singin' in the Rain」にMichael君が主演した時にコズモ役で共演したトニー・ビエリングさんがいました。「僕は、トニーだよ。来てくれて、ありがとう!ショーは、楽しんでもらえた?」「もちろん! 最高でした!」 「よかった! Michaelは、そっちの部屋にいるよ。」
覗いてみると、隣のバー・ラウンジの方に、メアリー役の女優さんやヘロデ王を演じていた俳優さん達と一緒にMichael君がいました。「見つけた!」と言いながら近づくと、Michael君はすぐに気づいて、ハグしてくれました~♪
「ナズ! よく来てくれたね~! 嬉しいよ、ありがとう! 素敵なジャケットを着ているね。」
「ありがとう。(朝からかなり肌寒かったので、持ってきたダウンのハーフジャケットを着てたんです。)Great show! すっごく楽しかった!」
メアリー役のミシェルさんとヘロデ王役のジェイさんを紹介してくれたMichael君、
「今日は、これからリハーサルなんで、夕食を一緒に食べられないんだけど、明日の昼間、街でパレードがあるから、一緒に見に行こう! お昼過ぎに迎えに行くよ。いいかな?」
「もちろん! 」
「友達のトニーも、一緒に来るって。僕は、まだこっちに来て半年だから、彼が案内してくれるんだ。」
「さっき、ロビーで挨拶したわ。」
「今夜も見てくれるんだろ?」
「ええ。今夜の席は、ステージに向かって右端の最前列よ。」
「そう言えば、さっきのショーで、君、『Hosanna』の時、一緒に歌ってたろ?」と、ちょっと嬉しそうなMichael君。
「だって、あなたのショーを見る予習も兼ねて、何度もアルバムを聞いたから、覚えちゃったんだもん! それに、とても楽しかったし♪」
「ナズがショーを気に入ってくれて、嬉しいよ。じゃ、また夜のショーの後で会おうね!」
もう1回ハグをして、Michael君は、ステージの方へ歩いていきました。
一方、ナズは、スーパーで買出しです(笑)ホテルから歩いて数分のところに大きなスーパーがあるので、水やトマト、ブロッコリーのサラダ等、滞在中の飲食物を買いました。ホテルの部屋には、冷蔵庫や電子レンジがあったので、とっても便利でした。夜のショーは、ディナーなしだから、8時少し前までにいけばいいので、ホテルの部屋でのんびり一休みすることにしました。
Jesus観劇記 その2でした~! 夜のショーのことや翌日のおでかけの模様等は、その3でご紹介しますね~。毎回、長い記事ですみません!懲りずに読んでやって下さい~!