昨晩のオープニングナイトは、大成功で、素晴らしい盛り上がりでしたよ~♪

(写真は、オリジナルツアーカンパニーのステージフォトです。 ホントは、ショーを終えたばかりの最新のMichael君の写真をご紹介できればよかったのですが、通しのドレスリハーサルとオープニングナイトのショーを終えて疲れているMichael君を早く帰らせてあげたかったので、写真はお願いしませんでした。 後日、撮らせてもらえたら、ご紹介しますね~。)
仕事を終えて劇場に向かったナズは、開場と同時に入場し、最前列の左から7つめの席に座りました~♪ トイレに行ったりしながら待っていると、予定時刻より少し遅れてショーが始まりました。
コーラスラインの場合、カーテンは初めから開いており、いったん暗転になったステージにミラーが登場し、キャストが定位置につきます。 そして、明るくなったステージに最初に響いたのは、Michael君演じるザックが、オーディショニー達に振付を教える声でした。

振付を教え終わった後、通常のコーラスライン公演では、ステージの奥にいたザックが客席の方へ出てきて、オーディショニー達と一緒に踊るんですが、コスタメサで見た時は、「このミュージカルは、ザックの物語ではなく、17人のオーディショニー達の物語だ」というMichael君の解釈を反映させたのか、ザックは、踊らなかったんです。
ところが、今回の日本公演では、従来通り、ザックが踊ったんです~!

Michael君の見せ場が増えました~♪ 素晴らしいパフォーマンスなんですが、ちょっと疲れが見えるような気がして心配だったんですけど、終演後に会った時に聞いたら、1日、ドレスリハーサルをしてからのパフォーマンスな上に、舞台裏が蒸し暑くって、すっかり疲れてしまったそうなんです。かわいそうに・・・。
久しぶりに見るコーラスラインは、相変わらずとても素晴らしく、ナズがコスタメサで見たキャストが何人も出演していたんですが、皆さん、演技に磨きがかかって、ずっと面白くなっていました♪
Michael君演じるザックは、ステージにいないことが多く、ソロナンバーもなく、Michael君の素晴らしい歌声をお聞かせできないのが本当に残念なんですが、歌もダンスも素晴らしいロビン・ハーダーさん演じるキャシーと一緒に彼が演じるシリアスなシーンは、実に迫力満点!

このシーンがあるおかげで、ザックとキャシーの間にある葛藤が観客にもよく理解できて、ストーリーに説得力が生まれるわけです。 その素晴らしい演技に、何べん見ても深く引き込まれます。彼のザックは、本当に最高です!
ポールを演じるジョーイ・ダディングさんも、とても素晴らしく、モノローグはとても感動的で、ナズは思わず涙ぐんでしまいました。
コスタメサでナズが見た時はスウィングで、一度だけポールを演じたブランドン・タイラー君は、今回はザックの助手で、オーディショニーのためにお手本を踊って見せるラリーを演じています。 ポールを演じた時は、繊細で純真無垢なイメージだった彼が、精悍できびきびとしたラリーを生き生きと演じていました。
Broadwayでもシーラを演じたことがあるエミリー・フレッチャーさんのシーラは、本当にゴージャスで、セクシーで、最高でした~♪
かつてはMichael君がBroadwayオリジナル版のファイナルキャストとして演じたマイク役は、ツアーカンパニーのオリジナルキャストとしてずっとこの役を演じてきたクライド・アルヴスさんが演じています。 Broadwayリバイバル版では振付が変わってしまって見られなかったとんぼ返りを、クライドさんが、威勢良く生き生きと見せてくれます♪ ちなみに彼とキャシー役のロビンさんは、本当のご夫婦です♪
またビビを演じているデーナ・ディジアシントさんは、Broadwayリバイバル版でもビビを演じていた女優さんで、「個性的って言われるよりきれいだって言われたい」と歌うビビを、キュートに演じていました。
そして、ナズは、叫びましたよ~~! 最前列だから、もともと拍手喝采、がんばろうと思っていたんですが、他にもタイミングよく叫んでいる観客の方が何人かおられたので、鬼に金棒、 ナズグルに黒馬!(笑) もう、思いっきり叫びました。 個々のキャストの見せ場でも叫びましたし、特に、最後に金色の衣装を着たキャストが1人1人ステージに現れる時には、それぞれが帽子を上げてお辞儀をする度に、毎回! 19人いるので、19回叫びました♪
素晴らしい盛り上がりのフィナーレのあと、客席を後にして通路に出たナズの目の前には、何と、Broadwayオリジナルキャストでコニーを演じ、今回のツアーで振付をされているバーヨーク・リーさんがいらっしゃったんです! 感動のあまりずうずうしくも「素晴らしいショーでした! 感動しました。」と声をかけてしまったナズ、気さくなバーヨークさんは、「ありがとう」とおっしゃりながら少しおしゃべりしてくださいました。 ナズがMichael君の友人だとわかると、「そうだったの~! 拍手喝采でショーを盛り上げてくれて、本当にありがとう!」と言って下さいました。
ショーの後、楽屋口でMichael君と待ち合わせました。Michael君が、「今日は、すごくいっぱい叫んでくれてたね。 君がタイミングよく拍手や歓声を送ってくれるおかげで、他のお客さんの反応もよくて、日本の観客はお行儀がよくて静かだって聞かされてたから、予想外の大歓声に、キャストはみんな大喜びしてたよ。」と話してくれました。実際にショーの後でお会いできた他のキャストの皆さんも、、「あの大歓声は、君が送ってくれてたんだね!ありがとう、すっごく嬉しかったよ!」とおっしゃって下さいました。
昨夜は、終演後、劇場の上の階で、オープニングパーティが催され、キャストの皆さんも参加したんですが、Michael君は、疲れていたこともあり、いちおう会場には行ったもののすぐ出てしまい、やはり早く帰りたいと会場をあとにしたデーナさんとナズと3人で駅に向かいました。
楽屋口の前では、キャストが出てくるのを待っている人達が5~6人おり、Michael君とデーナさんに気づいて、サインや写真撮影をお願いしてきました。 疲れた顔も見せず快く応じた2人に、ファンの皆さんはとても喜んでいらっしゃいました。
それから3人でおしゃべりをしながらぶらぶらと渋谷駅まで歩き、そこでお別れしました。 「見に来てくれて、大歓声も送ってくれて、ほんとにありがとう! まだ何回も見に来てくれるんだったよね?楽しみにしてるよ」と言いながら、Michael君とハグして、「会えて嬉しかったわ。 またね♪」と言ってくださったデーナさんとも握手をしました。
以上、コーラスライン日本公演のオープニングナイトの観劇記でした。 本日、13日にご覧になる方は、マチネとイブニングのショーのあと、バーヨーク・リーさんのトークショーがありますので、どうぞ、お楽しみに~♪
そして、素晴らしいパフォーマンスだと思われた時は、遠慮したり恥ずかしがったりせず、目いっぱい拍手や歓声を、キャストに送ってあげて下さいね。 観客が喜んでくれている、楽しんでくれていると知ることが、彼らにとっては何よりの喜びなんです。慣れない異国の蒸し暑い気候の中、言葉の壁や時差ぼけに悩まされながらも毎日がんばって素晴らしいパフォーマンスを見せてくれるキャストを、拍手や声援を送ることで、私たち観客が喜ばせてあげられたら素晴らしいですよね~♪
オフィシャルサイトは、
こちらからご覧になれます。 東京公演は、30日までですので、どうぞ、お見逃しのないように~!