M for Michael Gruber♪- Mは、マイケル・グルーバーのM~♪

キャッツDVDのマンカストラップ、アメリカの舞台俳優、Michael君のことや、ブロードウェイニュースをお伝えします。

White Christmasのサイトで、Michael君のphoto!

2005-12-31 23:11:18 | Michael 05White Xmas
今まで、White Christmasのサイトでは、2004年の公演の時のステージ・フォトしか見られなかったのですが、現在、枚数は少ないですが、今年(2005)の公演の写真も見られるようになっていますよ~!

サイトのトップ・ページの「PHOTO GALLERY」をクリックして下さい。そして、画面が変わりましたら、下のほうにある「BOSTON 2005」をクリックして下さい。画面下部に並んでいる小さい写真をクリックすると、大きな写真が見られます!Michael君の写真は、左から2番目、3番目、5番目で見られますよ~♪

3番目の写真、バーモントに向かう列車の中のシーンなんですが、Michael君の左手に白いものが握られているのがお分かりでしょうか?これ、ハンカチなんですよ!(笑)彼、暑がりで汗っかきだから、いつも白いハンカチを衣装のポケットに入れていて、隙を見ては顔の汗を拭っているんです。

キャアッ!ステキ~~♪ う~ん、ついこの間見てきたばかりの記憶が、鮮明に蘇りますね~~・・・。ホントに、Michael君、ステキだった・・・♪

BostonのMichael君 その2 - Michael in Boston

2005-12-31 03:49:18 | Michael 05White Xmas
BostonのMichael君(マイケル・グルーバー) その2です。(写真は、劇場のステージ・カーテンです。)

幕間の休憩のあと、後半のトップを飾るのは、Michael君とジュディ役のNadine Iseneggerさんが素晴らしいダンスを披露してくれる「I Love a Piano」です。明るくて心躍る楽しいナンバーを、Michael君が、ステキに歌ってくれます♪ このショー最大のダンス・ナンバーで、いかにもアメリカのミュージカルらしい素晴らしいタップダンスが楽しめるんです! Michael君のダンスは本当に素晴らしいんですが、ナズは、特に彼のタップダンスが大好きなんです♪ 後ろで踊るアンサンブルの若いダンサー達と見比べても、一番長身でスラッとしたステキなプロポーションのMichael君♪ 姿勢もとてもいいので、タップダンスしている姿が、本当に美しいんですよ!
このナンバー、特に後半、Michael君とナディーンさんのダンスが盛り上がってくると、もう客席は大喝采! ラストは、いつもすごい拍手と歓声で、ステージの上のMichael君が、とても嬉しそうに笑っていたので、ナズもとっても嬉しかったです♪
(ナズの座席、今回は、けっこう後ろの方だったのですが、倍率が10倍もあるバードウォッチング用のモノキュラーを使っていたので、Michael君の表情が最前列で見ているかのように、くっきり見えてました・・・笑)

通りかかった劇団の女優に挨拶したフィル、「あなたは、もう相手が決まっちゃったものね」と受け流されて、「それって、どういう意味だい!?」と聞き返します。そこに現れたジュディ、「もちろんあなたと私のことよ。私の返事は、イエスよ。」とフィルに言います。プレイボーイのフィル、ジュディが真剣な付き合いを考えていると知って、大慌て! 「ちょ、ちょっと待ってくれ。僕は、まだそんな気はないんだ。どうやら、僕らは、少し距離を置いた方がいいみたいだね。」とタジタジです。
煮え切らないフィルの態度に腹を立てたジュディ、ベティが荷造りをしていると知らされ、姉の様子を見に行きます。

すっかりボブを誤解したベティ、NYからの仕事のオファーを請けることにしたのです。初めは止めようとしたジュディでしたが、自分もフィルの態度に腹を立てていたこともあって、マーサと一緒に、ベティの支度を手伝ってやるのでした。(Falling Out of Love Can Be Fun)

姉妹のナンバーのリハーサルの番なのに、2人の姿がどこにもありません。ライトのテストをしなくてはいけないと言われたボブ、フィルに「どうすればいいか、わかってるよな?」と声をかけます。 フィル:「ま、まさか・・・」 ボブ:「そう、そのまさかさ。 リハーサルを始めるぞ」 フィル:「それだけは、かんべんしてくれよ~~!」
いったん舞台袖に引っ込んだ2人、ズボンのすそをひざ下まで捲り上げて、青いフェザーの扇を持って登場、姉妹のナンバー「Sisters」を披露します! ときどきボブを恨めしそうに睨みながら、情けない表情で、それでも女性っぽいしぐさで歌って踊るフィル(笑) こういうコミカルな演技、Michael君、本当に上手なんです♪ もう客席は、大笑いです!(笑)

大爆笑の「Sisters」のあと、ボブは、ベティがNYからのオファーを請けて旅立ってしまったことを知らされます。彼女の真意を確かめるべく、NYへ向かうボブでした。
NYのリージェンシールームでショーをしているベティ。客席にはボブの姿がありました。ベティ役のケリーさんの見せ場です。そして、ボブの歌声も流れます。(Love, You Didn't Do Right By Me/How Deep Is The Ocean)
出番を終えて戻ろうとするベティの前に立つボブ。そこに、シェルドレイクが現れ、151連隊の仲間が、なかなか集められないとボブに話します。ボブは、シェルドレイクに「今夜のエド・サリバン・ショーに出演させてほしい」と頼みます。番組を通じて、直接、遠くにいる仲間達に呼びかけようというのです。番組に出るために立ち去るボブ。2人のやり取りを聞いていて、何か思い違いがあったと気付いたベティは、残ったシェルドレイクに、事情を聞かせてほしいと頼みました。

ショーに出演したボブ、「We'll Follow the Old Man」の歌が流れる中、「今、かつての恩人が困っている。誰もが家族と過ごすだろうクリスマスシーズンに、バーモントまで来てほしいと言うのは、大変な頼みかも知れないが、どうか、みんな協力してほしい。それこそが、クリスマスにもっともふさわしい行為だと思うから」と、テレビの向こうにいる仲間達に向けて、真摯に呼びかけました。

場面は、バーモント。あと数時間でショーが始まるのに、ボブが戻ってきません。心配するフィルとジュディの前に、ようやくボブが姿を現します。残念ながらベティは連れて来られなかったというボブに、2人は意気消沈。しかし、ボブに、こっちの様子はどうだと聞かれたジュディ、自分の左手の薬指を見せびらかします。
「もうじき、この指に、指輪がはまる予定なのよ。」
煮え切らないフィルに業を煮やしたジュディ、フィルを酔っ払わせて、プロポーズさせてしまったのです!あきらめ顔で苦笑いしながらも幸せそうなフィルを、ボブが祝福します。
そこにスーザンがやってきて、「自分も出番がほしい」と、「Let Me Sing and I'm Happy」を披露します。可愛らしいKatherineちゃんの演技を、観客はもちろん、ステージの共演者達も優しい笑顔で見守ります。彼女の素晴らしいパフォーマンスに大きな喝采が起きたあと、ウェイヴェリーが現れました。あわてて姿を隠すボブとフィル。マーサは、彼にスーツではなくて、軍服を着させるという使命を負っているのでした!

「スーツを全部洗ってしまったから、軍服以外着る物はない」というマーサに、「今さら、軍服を着る気はない」と答えるウェイヴェリー。そこに、ウェイヴェリー宛に1通の手紙が届きます。いったい、どこから、どんな内容の手紙が届いたのでしょう?

ここからが、いよいよミュージカルのクライマックス! 映画版をすでにご覧の方は、大筋はご存知でしょうが、このステージ版、ちょっと映画版と違うところもあるんです。とても素晴らしいミュージカルですので、ネタバラシをして、将来、ご覧になる楽しみを台無しにしてしまっては申し訳ありませんので、ここから先のストーリーは、書かないことに致しますね。

本編が終了すると、カーテンコールが始まり、ステージ上に細かい石鹸の泡の雪が降り始めました。(I've Got My Love To Keep Me Warm) 歌い続ける主要キャストが舞台前方に歩み出ると、その後ろにカーテンが降りました。客席にも、雪が舞い降りてきます。でも、ナズの席は真ん中よりちょっと後ろで、上に2階席があったので、残念ながら、ナズの頭上には雪は降ってきませんでした・・・でも、とってもきれいでしたよ!
そして、再びカーテンが上がり、再度、キャストが勢ぞろい、「White Christmas」の大合唱の中、カーテンが降りました。

この夜の劇場、ものすっごく込んでいて、お年寄りが多いため、観客の歩く速度がとても遅くてなかなか外に出られず、楽屋口にたどり着くのがずいぶん遅くなってしまったんです。普段は、Michael君、けっこう出てくるのが遅いんですが、この夜に限って、他に用事でもあったのでしょうか、とても早く出てきていたようで、ナズが楽屋口に着いた時には、すでに彼は帰った後・・・。残念ながら、初日の晩は、Michael君に会うことが出来ませんでした。ちょっと残念でしたが、仕方ありません。Michael君には、Michael君の都合というものがありますからね。
1回しか見ない場合だと、こんな風に会えないで終わってしまうことも時々あるようです。何回か続けて見る人は、そのうちの1回くらいは、何とか会えるんですけどね。

それでも、今しがたステージで見たMichael君が、とても元気で輝いていたので、体調が悪かったりしていないことはわかっていましたから、とても嬉しかったです♪
明日のショーのあとで、会えるといいな~~~!と思いながら、すぐそばのホテルへと帰ったナズでした。

Michael君との再会については、その3でお知らせしますね~! 続く!



BostonのMichael君 その1 - Michael in Boston

2005-12-30 22:42:31 | Michael 05White Xmas
BostonのMichael君 (マイケル・グルーバー)、その1です。(写真は、ナズが滞在していたホテルのすぐ前にあったThe Wang Theatreです。)

21日の夜遅くにBostonにたどり着いたナズ、翌日は、10時に、滞在中に見る予定の4回のお芝居のチケットを引取に劇場に行きました。ホテルの正面玄関を出ると、通りを挟んで斜め向かいが劇場なので、とっても楽♪ ちゃんと楽屋口の場所も確認しておきました(笑)。

Michael君のミュージカルが夜だったので、チケットを引き取った後は、有名なハーバード大学まで地下鉄で向かいました。ホテルから歩いて数分のところにあるBoylston駅から地下鉄に乗り、途中で乗り換えて、Harvard駅で降りました。駅から地上へ出ると、そこは、まるで普通の街・・・。そして、駅の出口のそばには、日本人観光客もたくさん訪れるという学生生協(THE COOP)がありました。せっかくハーバードまで来たのだから、本当なら大学の建物も見ておきたいところだったのですが、何せ、腰の具合があまりよくないし、本来の目的である観劇に支障を来してもいけないので、学生生協でお買い物を楽しみ、駅のそばをブラブラして、ホテルへと戻りました。

ホテルに帰り着いたナズ、買ってきたお土産を整理して、しばし、TVを見ながら一休み。腰に負担をかけないように、夕方までベッドで横になって過ごしました。
開演が7:30からだったので、1時間半前に楽屋口に行き、楽屋口のドアをノックすると、守衛の人が出てきてくれて、ナズが用意してきたMichael君宛の手紙を預かってくれました。「ショーが始まる前に、彼に渡して下さい。」とお願いし、まだ1時間半もあるので、いったんホテルに戻って、また一休み。休んでばかりのナズです(笑)

30分前が開場だろうと思ったので、その頃に劇場に行くと、すでに中のロビーまでは入れてくれていて、ナズもロビーで開場を待つことにしました。劇場が入っている建物は、ごく普通の近代的なビルなのですが、中は、ちょっと時代がかった感じのいかにも劇場らしい劇場でした。面白いのは、客席で写真を撮ってもかまわないらしく、観客の人達がお互いを撮ったり、劇場の装飾などの写真を撮ったりしているんです。それを見ている劇場の係員も何も言わずに、平然と眺めていました。もちろん、お芝居が始まったら、写真撮影も録音も禁止なんですよ。でも、お芝居の始まる前と幕間の休憩中には、写真を撮ってもかまわないようなんです。はじめは、ちょっとびっくりしてしまいました。
それと、4回見て、毎回感じたことは、Bostonのお客さん、時間通りに来ない人が多い・・・。オーバーチュアが始まってからゾロゾロ、ゾロゾロ・・・。カーテンが開いて、お芝居が始まってから来る人も、けっこういる。しかも、幕間の休憩の後も、ちゃんと戻って来ない人がとても多い・・・。ナズが今までにMichael君のミュージカルを見た他の街では、こんなことってなかったんですよね~・・・。
後半の最初は、Michael君の素晴らしい歌声とダンスが楽しめる「I Love a Piano」というナンバーなのに~~~! みんな、ちゃんと時間通りに席に着こうよ・・・(ため息)

さて、今年で2年目になる「White Christmas」というこのミュージカル、まずカーテンが上がると、そこは1944年のクリスマスイヴです。戦地の野営地で、ボブ・ウォレスとフィル・デイヴィスの2人が、仲間の兵士達を楽しませるためにショーを行っています。「Happy Holiday」という楽しいナンバーを演じる2人。と、そこに現れたウェイヴェリー将軍。2人はあわてて、敬礼します。「何を浮かれているんだ!」と叱ってみせながらも、あわてて立ち去ろうとする2人を呼び止めて、「素晴らしいショーだった。」と誉めることを忘れない部下思いで、信望の厚い将軍でした。
兵士の役は、ボブとフィルと伴奏をしていたシェルドレイクの3人しか出てきません。ショーを楽しんでいることになっている兵士の役割は、何と見ている観客のナズ達で、将軍は、観客席に向かって演説をします。
「わしも、今日を最後にこの戦場を去ることになった。君達、151連隊の活躍は素晴らしいものだった。10年後の1954年には、いったいどんなクリスマスを迎えていることだろう。諸君、メリークリスマス!」

場面は変わって、10年後の1954年。エド・サリバン・ショーに出演しているのは、押しも押されもしないショービズ界の大物、「ウォレス&デイヴィス」として知られるボブとフィルでした。華やかな衣装に身を包み、戦地で披露した10年前よりもずっと洗練された感じの「Happy Holiday」と「Let Yourself Go」を、アンサンブルのダンサー達と一緒に披露します。Michael君の歌とダンスがとってもステキです♪
ステージが終わった2人、楽屋に戻って、これからフロリダで過ごすことになっている休暇のことを話し合います。以前の軍隊仲間のへインズから、「妹達がショーをしているので、見に行ってやってほしい」と手紙が来ていたので、フロリダに旅立つ前に、2人は、そのショーを見に行くことにしました。
ステージの上には、ボブとフィルの楽屋に並んで、ベティとジュディのへインズ姉妹の楽屋が登場します。2人の兄が送ったことになっている手紙、実はちゃっかり者のジュディが、兄を騙って送ったものだったのです。真面目な姉のベティは、それに気付いて大憤慨!このシーンでは、ボブとベティの歌う「Love and the Weather」というナンバーが歌われます。

姉妹が出演しているクラブにやってきたボブとフィル、さっそく姉妹が登場、青い大きなフェザーの扇を持ちながら、「Sisters」を歌って踊ります。ボブは赤毛のベティに、フィルは金髪のジュディに心を惹かれます。出番が終わった姉妹が、ボブとフィルのところにやってきます。積極的なフィルは、さっそくお目当てのジュディをダンスに誘い出しました。一方、テーブルに残ったボブとベティ、妹が手紙を偽造したことを謝るベティでしたが、何気なくボブが口にした「妹さんは、なかなかの策略家だね」という言葉にカチンときて、たちまち2人は険悪なムードになってしまいます。
一方のフィルとジュディは、すっかりいいムード。「The Best Things Happen While You're Dancing」というロマンティックなナンバーを披露してくれます。Michael君のステキな歌声と素晴らしいダンス♪ 最高です!

姉妹がバーモントに向かうと知り、ジュディと離れたくないフィルは、ジュディと一計を案じ、フロリダ行きだと偽って、ボブをバーモント行きの列車に乗せてしまいます。南国フロリダに向かうはずの列車なのに、冬支度の乗客が多いことをいぶかるボブ。そこに姉妹が現れて、自分がいっぱい食わされたことに気付いて怒るボブですが、フィルやジュディに乗客達も加わって、「Snow」という楽しいナンバーで雪の楽しさをボブに訴えます。

やがて列車はバーモントに到着しますが、何と気温が華氏79度(摂氏だと26度くらい)もあって、雪などまったくありません!姉妹が契約していたホテルの予約客も、怒って帰ってしまいました。
ホテルのフロントからコンシェルジェ、電話番まで全てを切り盛りするマーサは、「客がいないから」と姉妹の契約を破棄しようとしますが、そこに現れたのは、ホテルのオーナーにして、ボブとフィルの元上官のウェイヴェリーでした。あわてて敬礼をするボブとフィル。
「約束は約束だ」と、客もいないのに、姉妹のショーを行うと言うウェイヴェリーに、孫娘のスーザンがワシントンから来た手紙を渡します。自分がホテルの経営者に向かないと悟ったウェイヴェリーは、また軍関係の仕事に戻ろうと、ペンタゴンの知り合いに手紙を出していたのです。ボブ達の前で手紙を読み上げ始めたウェイヴェリーでしたが、期待に反して、「その年では、軍関係の仕事は無理だ」という断りの手紙でした。落ち込む祖父を、スーザンが「今度は大統領に手紙を出すといいわ」と慰めます。このスーザン役の女の子、Katherine Dohertyちゃんという子役で、たぶん9歳か10歳くらいなのではないかと思うのですが、とても演技がうまく、歌も上手なんです!
マーサからホテルの窮状を聞かされたボブとフィル、何とかできないかと知恵を絞ります(What Do You Do With a General?)。ボブが、「仲間を呼び寄せて、このホテルでショーをやって、客を呼び戻そう!」と思いつき、フィルや姉妹も大賛成!同時に、軍隊の時の仲間で今ではNYでエド・サリバン・ショーのプロデューサーをしているシェルドレイクに電話して、151連隊の仲間をホテルに呼び、ウェイヴェリーを力づけようと頼むことになりました。

さっそく集まった仲間を、ホテルの納屋に集めるボブ達。劇団の女優達といい雰囲気のフィルに、ジュディは気が気ではありません。
以前はショービズ界にいたというマーサ、その声量のすごさにみんながビックリさせられます。この時、フィルが「すごい声だ!」と言うのですが、Michael君、ナズが見た4回の公演で毎回違う風に演じていましたよ。ちょうど小道具などを運び入れているというシーンなので、ステージに小道具を入れた箱があって、Michael君、毎回その中から何かを取り出しては、それを身に付けたり手に持ったりして、セリフを言っていたんです。最初の時は、シッポのついた毛皮の帽子をかぶっていましたし、2回目は大きなメガホンを持っていて、セリフを言う時、それを使って言っていました。3回目は小さなおもちゃの剣を手にしていて、最後の時は、何も使わずにセリフを言っていましたよ。
シルクハットをかぶってステッキを持ったマーサが、「Let Me Sing and I'm Happy」というナンバーを歌います。

その晩、テラスには、祖父を案じてお祈りをするスーザンの姿がありました。心配で眠れないという彼女に、ボブが「Count Your Blessings」を歌ってやります。その姿を見ていたベティ、スターのボブが一生懸命にウェイヴェリーを助けようとする様子に、彼を見直して、恋心を抱くようになっていた彼女、いつしか2人は寄り添い、キスを交わすのでした。

翌日、NYのシェルドレイクから、ボブに電話が入ります。代わりに受けたマーサに、シェルドレイクがボブへの伝言を頼みます。「君の作戦がうまくいったよ。カンパニー(仲間達)が、ホテルに乗り込む手はずだ。100万ドルの計画だ(A million dollar proposition)!」 シェルドレイクが「仲間達」というつもりで言った「カンパニー」を、マーサは会社という意味だと思い、軍隊時代からボブ達が「そりゃ、すごい!」という意味で使っていた「A million dollar proposition」という合言葉を、金額のことだと誤解して、マーサは、ボブがホテルを売ろうとしているのだと思ってしまうのでした。

昨夜のボブとのキスで、すっかり幸せな気分のベティに、NYから仕事の依頼が舞い込みます。電報を届けに来たマーサから、「ボブが、ホテルを売ろうとしている」と聞かされたベティ、ボブを誤解してしまいます。
ウェイヴェリーの目に触れないように、こっそり請求書を隠していたマーサ、それがウェイヴェリーに見つかり、怒って自分を探しているウェイヴェリーから逃れようと、納屋で行われているショーのリハーサルの合間を縫って逃げ回ります。
納屋のステージでは、なぜベティが自分に腹を立てているのか不思議に思っているボブが、白いスーツに身を包んで「Blue Skies」を歌います。このおしゃれで洗練されたナンバーを披露するダンサー達の間を、マーサ、スーザン、ウェイヴェリーが、追いかけっこをしながら何度も通るのが、実にコミカルで面白かったです!

この「Blue Skies」が前半最後のナンバーで、この後、20分の休憩が入りました。ボブを演じるStephen Bogardusさんもソフトでステキな歌声の持ち主なのですが、ナズは、Michael君のよく通って伸びのある、優しくて美しい歌声の方が好きですね~~! またベティ役のKerry O'Malleyさんも、とてもステキな声の持ち主でした♪

後半は、BostonのMichael君 その2に続きます! どうぞ、お楽しみに♪

Bostonから無事、戻りました~!

2005-12-27 13:00:26 | Michael 05White Xmas
皆さん、ただいまです~~! Bostonから無事戻って参りました~。(写真は、12/24に劇場の楽屋口前で撮ったMichael君の写真です♪ ステキな笑顔でしょ! 横にいるナズは、いつも通り自主規制でカットしてあります〔笑〕)

向こうは、思っていたほど寒くなくって、お天気もずっとよく、腰の悪いナズにとっては大助かりでした。とても暖かい厚手のコートを着ていってしまったので、中はTシャツ1枚でいいという状態で、ホントに快適な滞在でした。

クリスマスシーズンなので、空港などがとても混雑しており、行きの飛行機は軒並み遅れて、ナズがBostonにたどり着いたのは、何と夜の11時過ぎ! (予定では、夜の7時半頃にBoston空港に到着の予定だったのですが・・・)

でも、予定通り、「White Christmas」を4回見られて、Michael君ともちゃんと会うことが出来ました♪
とても楽しいミュージカルでしたよ♪ 映画とは、だいぶ違うところがありましたので、その辺に関しては、また後ほどリポートさせていただきますね。
Michael君も、とても元気そうでしたが、暑がりなMichael君、Bostonの気温が例年よりだいぶ高いので、「暑くて、参っちゃうよ! ステージも暑くて、汗はいっぱいかくし、のぼせて頭がボーッとしちゃうんだよ・・」とぼやいていました(笑) かわいそうなMichael君・・・。

まずは、帰国のご挨拶をさせていただきました。Bostonリポートは、この次の記事から書かせていただきますので、どうぞ、お楽しみに~~~!

動くMichael君!- Michael君のサイトにビデオのリンク!

2005-12-13 22:56:16 | Michael 05White Xmas
Michael君(マイケル・グルーバー)のサイトに、12月6日にボストンのCBS系列の局が放送した「White Christmas」を紹介している映像を見られるリンクが載っています♪

彼のサイトの「White Christmas」のページをご覧下さい。画面を下にスクロールしていただくと、「Video review link from Boston's CBS affiliate, aired Dec. 6」という項目がありますので、下線のついている「Video review」という部分をクリックすると、CBS4 Bostonのページに行けます。
ページの左上に「Joyce Reviews 'White Christmas'」というタイトルのついた画面がありますので、その下にある「Play」をクリックすると、再生が始まります。前半は、他の出演者のシーンやインタビューで、後半、Michael君のシーンが、けっこうたくさんあります。あまりクリアではありませんが、歌って踊るMichael君の映像が楽しめますよ~♪ とってもステキ~~♪

White Christmasは、いつでもホワイト・クリスマス!

2005-12-12 21:05:24 | Michael 05White Xmas
現在、アメリカの3都市、サンフランシスコ、ロサンゼルス、ボストンで同時に公演中の「White Christmas」。ボストンのThe Wang Centerのステージには、我らがMichael君(マイケル・グルーバー)が出演中です♪ 実は、この「White Christmas」公演、とってもステキなサプライズがあるんだそうです♪

これから、アメリカにこのミュージカルを見に行こうと計画中の方にご注意!
このステキな演出については、すでにいくつものメディアで発表されていますので、こちらのブログの記事に致しましたが、もし、何も知らずにミュージカルを見て、その演出を楽しまれたいと思われる場合は、どうぞ、この記事は読まないようにお願い致します。その方が、ずっと感動できると思いますので。


ミュージカルもいよいよ大詰め、ラスト近くに雪の降る場面があります。「ホワイト・クリスマス」をご覧になったことがない方もおられると思いますので、ネタバレにならないよう多くは語りませんが、初めは屋外の部分にだけ降っているのですが、キャスト達が観客の方を振り向くと、雪がステージ全体に降り始め、そしていつしか、客席で見ている観客の頭上からも、白い雪が舞い降りてくるのだそうです~♪ ステキですね~♪

と言っても、もちろん本当の雪ではありません。実は、これ、細かい石鹸の泡なんです。アメリカでは、遊園地のアトラクションやナイトクラブの演出などによく使われる装置で、ちらちらと舞い散る風花から、かなり激しい吹雪まで強さが調節できるそうです。この雪の演出、3つの劇場全てで行われています。

Michael君がKathyさんに語ったところによれば、毎回、観客は、この雪の演出に大喜びで、とても盛り上がるんだそうですよ。それはそうですよね~。「White Christmas」というミュージカルを見ていて、本当に雪が降ってきたら、大感動ですもん~♪
「Singin' in the Rain」といい、この「White Christmas」といい、Michael君って、何かが降ってくるミュージカルに、ホントに縁のある俳優さんですよね~♪(笑)

Michael君のサイトに、White XmasのPhoto!

2005-12-05 12:59:58 | Michael 05White Xmas
Kathyさんが運営するステキなMichael君(マイケル・グルーバー)のサイトで、「White Christmas」のステージ・フォトと、Boston HeraldとBoston Globeに掲載されたリビューが公開されています。(写真は、掲載中の写真のMichael君の部分です。)

写真と記事は、KathyさんのサイトのWhite Christmasのページでご覧いただけます。写真は、ちょっとピントが甘くてぼやけてしまっているのですが、主要キャストのおそらくフィナーレあたりのステージ・フォトだと思います。ぼやけてはいますが、いつものMichael君スマイルなのは、はっきり分かります♪ ステキ~♪ お芝居の評判もよいようで、Michael君のことも、Heraldの記事では、「Phil役のMichael Gruberは、ものすごくチャーミングである。」と誉めてくれてますし、Globeの方でも、「Bob役のStephen Bogardus とPhil役のMichael Gruberの共演は、りりしくて、実に素晴らしい。」と、こちらも誉めてくれています~♪

12月に入り、いよいよクリスマス・ムードも高まって、ステージもますますの盛り上がりを見せているのではないでしょうか。ああ、早く見に行きたいな~~!