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M for Michael Gruber♪- Mは、マイケル・グルーバーのM~♪

キャッツDVDのマンカストラップ、アメリカの舞台俳優、Michael君のことや、ブロードウェイニュースをお伝えします。

大雪でも「The Show Must Go On」 on Broadway!

2010-02-28 00:00:12 | Musical News Broadway ショー その他
NYでは、大雪の予報が出ていて、27日の土曜日の朝までに40センチくらいの積雪になりそうなんですが、それでもショーは、予定通りに行われるそうです~! (写真は、Michael君〔マイケル・グルーバー〕が「A Chorus Line (リバイバル)」で出演していたGerald Schoenfeld Theatreの雪景色です。)

この大雪、25日(木)と26日(金)の2日間降り続いて、土曜日の朝に止む予報なんですが、土曜日の朝までに30センチから48センチくらいの積雪になりそうなんだそうです。こうなると、ほとんどの交通は麻痺してしまうと思うのですが、木曜日にThe Broadway Leagueが発表したところでは、Broadwayのショーはキャンセルせずに上演されるそうで、すでにチケットを購入済みの人で当日劇場に行けそうもない人は、自分がチケットを購入した場所にチケット差し替えについて問い合わせてほしいとのことでした。Off-Broadwayでも、26日のショーは予定通り開催すると発表しています。まさに「The Show Must Go On」の精神ですね~~!
TKTSブースもオープンしており、関係者は「このような大雪の日は、見たいと思うショーのチケットをほとんど思い通りに手に入れられる絶好の機会です。」と話していたそうです。

2月10日にもNYに大雪が降り、その時もショーは平常通り上演されましたが、今回の大雪は前回を上回る積雪で、26日の時点でセントラルパークでは48センチほどの積雪を記録しているそうです。
ショーは上演されますが、パブリックスクールは、26日はお休みとなっており、空の便も出発便到着便合わせて、1,000便以上が欠航となっているとのことです。

Playbill.comでは、雪景色のBroadwayの写真を紹介していますので、こちらからご覧下さい。写真の上の「View the Entire Photo Gallery」というところをクリックすると、14枚の写真が見られます。


2010年Tony賞授賞式は6月13日!

2010-02-27 02:48:48 | Musical Tony賞
Playbill.comで今年のTony賞授賞式の予定とノミネーション発表などの予定が掲載されていました。記事の原文は、こちらからどうぞ。(写真は、Tony賞のトロフィです。)

第64回Tony賞の授賞式は、6月13日にRadio City Music Hallで開催され、アメリカ東海岸時間の午後8時から3時間に渡ってCBSが生中継する予定です。

当日までの日程は、以下の通りです。

4月29日:第64回Tony賞の候補作品の期限。この日までにオープンした作品が対象となります。

5月4日:ノミネーション発表。Playbill.comでもノミネーションの完全なリストを発表するそうです。発表になりましたら、こちらのブログでも皆様にお知らせする予定です。

5月5日:候補者のプレスカンファレンス。

5月20日:候補者の昼食会。候補者同士の親睦会で、報道関係者は入場できないそうです。


詳細に関しては、Tony賞の公式サイトでご覧いただけます。今年は、どんな作品が候補に上がるのか楽しみですね。例年通り、Tony賞関係の記事や写真等、こちらのブログでもご紹介致しますので、お楽しみに♪

今までこちらのブログで紹介してきたTony賞関連の記事は下記からご覧いただけます。
Tony賞、60周年
Tony賞の「Tony」の由来
アメリカ演劇関係の各賞の違い
2005年 Tony賞
2006年 Tony賞
2007年 Tony賞
2008年 Tony賞
2009年 Tony賞


ライオンキングが、Broadwayロングラン記録の8位に!

2010-02-23 12:55:35 | Musical News Broadway ショー 記念
Tony賞授賞のBroadwayミュージカル「ライオンキング」が、Broadwayのロングラン記録の8位になりました。(写真は、「ライオンキング」のロゴです。)

これまでロングラン記録が8位だったのは、ピューリッツァー賞を獲得したミュージカル「Rent」で、5,124回の上演記録を持っていましたが、Minskoff Theatreで上演中の「ライオンキング」が、2月21日に5,125回目の公演を行い、「Rent」の記録を抜いて、Broadway史上8番目に長い上演記録を達成しました。

現在のBroadwayのロングラン記録の1位から10位は、以下の通りです。(このうち、青文字のものは、Michael君〔マイケル・グルーバー〕が出演していた作品です♪)

1. The Phantom of the Opera (9,179回 現在も上演中)
2. Cats (7,485回)
3. Les Miserables (6,680回)
4. A Chorus Line (6,137回)
5. Oh! Calcutta (5,959回)
6. Chicago (5,508回 現在も上映中)
7. Beauty and the Beast (5,461回)
8. The Lion King (5,125回 現在も上演中)
9. Rent (5,124回)
10. Miss Saigon (4,097回)

同タイトルのアニメ映画をもとに作られた「ライオンキング」は、Tony賞のミュージカル部門の監督賞を女性として初めて授賞したJulie Taymorさん監督、Elton John氏作曲、Tim Rice氏作詞で、1997年11月13日にBroadwayで封切られ、作品賞を含むTony賞6部門をはじめ、30以上もの主立った賞を獲得してきました。以来、世界中のさまざまな国で公開されて各地で大ヒットとなり、今までに5千万人以上の観客を楽しませて来ました。

このショーに関する詳細は、作品の公式サイトをご覧下さい。またBroadwayでの公演の詳細は、こちらからご覧いただけます。

「Love Never Dies」のロンドンプレビューが2/22に延期

2010-02-15 12:04:13 | Musical News ツアー他各地
アンドリュー・ロイド・ウェバー氏作の「Love Never Dies」のプレビュー公演の初日が、2/20から2/22に延期になるそうです。Playbill.comの記事は、こちらから、どうぞ。(写真は、主役を務めるSierra BoggessさんとRamin Karimlooさんです。)

ウェバー氏の大ヒットミュージカル「The Phantom of the Opera」の続編として氏が作り上げた「Love Never Dies」は、ウェストエンドのAdelphi Theatreで、当初、2月20日からプレビュー公演が始まる予定で、グランド・オープニングは、3月9日を予定していました。

グランド・オープニングの予定は変わらないのですが、プロデューサーによれば、「とても手の込んだショーなので、技術的に完全な状態で皆さんにお見せするために、準備期間としてあと2日間、必要になってしまった」とのことで、プレビュー公演の初日が2/22に変更になったそうです。
すでにチケットを購入してしまっている人達へは、事情を説明する手紙が送られ、「初めての上演の機会となるプレビュー公演の初日を見ようと、楽しみにしてチケットを購入して下さった皆様にお詫びを申し上げます。現在、スタッフ一同全力を挙げてショーの完成を急いでおり、何とか2/20に公開ドレス・リハーサル(本番同様に衣装を着けて行うリハーサル。通常は公開しません。)を行いたいとがんばっております。それが可能になれば、皆様には2/19までにご連絡をさしあげますので、ぜひご来場下さい。またプレビュー公演の再予約も受け付けさせていただきます。すでに他のプレビュー公演日は、残席数が少なくなってしまいましたが、この件によって影響を受けるお客様のために3/5と3/8の公演の後ろ寄りの座席を確保致しております。」と書かれていたそうです。

プレビュー公演の初日を予約していたということは、世界中の誰よりも早くこの作品を見たいと思っていた人達ということですから、さぞかし残念に思っていることでしょうね。作業が順調に進んで、何とかドレス・リハーサルが2/20に間に合うといいんですが・・・ なお、Broadwayでの公開は、2010年11月11日を予定しているそうです。


17年間続いた「Phantom」の全米ツアーが11月に閉幕

2010-02-13 10:59:39 | Musical News ツアー他各地
つい最近7,000回目のショーを行ったばかりの「The Phantom of the Opera」の全米ツアーが、11月に閉幕することになったそうです。(写真は、ツアーでリーディングロールを演じているTim Martin GleasonさんとTrista Moldovanさんです。) 

2月5に、プロデューサーのキャメロン・マッキントッシュ氏とThe Really Useful Theatre Companyが発表したところによりますと、別名「the Music Box カンパニー」と呼ばれているこのツアーを、2010年11月に、ロサンジェルスのthe Pantages Theatreで閉幕する予定だとのことです。この劇場での公演は、9月23日開幕で、チケットは4月下旬からの販売予定です。Playbill.comの記事の原文は、こちらから、どうぞ。またツアーの詳細については、こちらからご覧いただけます。

ツアー閉幕後、北アメリカで上演中のハロルド・プリンス監督によるオフィシャルな「Phantom」公演は、「Phantom-The Las Vegas Spectacular」と、Broadwayの最長ロングラン記録を更新中のBroadwayオリジナル・プロダクションの2つになってしまいました。

作品に登場するオルゴールにちなんで名付けられた、このthe Music Box (オルゴール) 一座は、アメリカ史上もっとも長く続いたツアーです。「Phantom」は、今までに3つのオフィシャル・ツアーが行われ、初めての全米オフィシャル・ツアーが、1989年5月にロサンジェルスで封切られて以来、ずっと上演され続けてきました。「Christine カンパニー」と名付けられたこのツアーは、ロサンジェルスとサンフランシスコで上演され、2つを合計すると、10年近くの間に延べ3,902回上演され、総額で305,192,485ドルの収益を収め、6,600万人の動員数を記録しました。2番目のツアーは「Raoul カンパニー」と呼ばれ、8年半に渡って上演され、上演回数3,364回、総収益393,608,819ドル、観客動員数7,500万人でした。そして、現在唯一ツアー中のこの「the Music Box カンパニー」は、7,000回を超えて上演が続き、昨年(2009)12月に17周年を迎えました。

何事にも終わりはあるわけですが、これだけ長く続いたツアーだけに、関係者の感慨もひとしおではないでしょうか。最初のツアーが始まった思い出のロサンジェルスが、オフィシャルの国内ツアーの終焉の地となるわけですね~。それにしても、国内ツアーが17年も(最初のツアーから数えたら、21年!)も続くって、すごいですよね~! さすが、どんな小さな町にも地元の劇場があって、地元の劇団が公演を行うエンターテイメントの国、アメリカですね。素晴らしいです♪


 

第13回Broadway Bears、2/14に開催

2010-02-09 19:49:32 | Musical News Broadway イベント他
毎年、この時期にエイズ基金を集まるためにBroadway Cares/Equity Fights AIDS (BC/EFA)が主催するBroadway Bearsが、今年も開催されます。 (写真は、出品作の1つ、ダニエル・クレイグとヒュー・ジャックマンのサイン入りの「A Steady Rain」のテディ・ベアです。)

Broadwayの有名なキャラクターの衣装をまとったテディ・ベアを作って、そのショーの出演俳優さんや制作者にサインをしてもらって、エイズ基金を集めるこの催しも、今年(2010)で13回を数えます。BC/EFAでは、これ以外にもいろいろなイベントを開催してエイズ基金を募るのですが、どのイベントも、Broadway、Off-Broadwayの関係者のフルサポートを受けて、たくさんの基金が集まります。

今回のBroadway Bearには、40点を超えるテディ・ベアが出品され、オンラインを通じて、われわれ一般人も事前オークションに参加出来ます。(出来ますが、チャリティ・オークションなので、開始価格が高額で、確か500ドルからのスタートだったと思います。なので、人気のあるベアには、たちまち1,000ドルを超える値段がついてしまいます!) オークションにご興味のある方は、こちらからどうぞ。「View All Items」というところをクリックすると、全出品作品が見られ、各ベアの写真かショーのタイトルをクリックすると、そのベアの落札画面になります。(最初のページの下のほうにオークションに参加する際の説明が書いてあります。万が一、落札してしまうと、取り消しはできないそうですので、気をつけて下さいね~!)
そして、2月14日の夕方6時から、237 West 42 nd streetにあるB. B. King Blues Club & Grillでイベントが開催されます。VIPチケットが150ドル、一般チケットが35ドルだそうです。

今年の出品作品の一覧は、以下の通りです。いくつかのベアの写真は、こちらからもご覧いただけます。

9 to 5
33 Variations
A Chorus Line
A Day in Hollywood/A Night in the Ukraine
A Little Night Music (2009 Revival)
A Steady Rain
Billy Elliot
Blithe Spirit (2009 Revival)
Cats
Chicago
Curtains
Destry Rides Again
Exit the King (2009 Revival)
Fela!
Finian's Rainbow (2009 Revival)
Hair (2009 Revival)
Journey's End (2007 Revival)
L'il Abner
The Lion King
Liza's at the Palace
M. Butterfly
Mary Poppins
Merlin
My One and Only
Peter Pan (1979 Revival)
Rent
Rock of Ages
The Royal Family (2009 Revival)
Shrek the Musical
South Pacific (2008 Revival)
Spamalot
Sugar
Thoroughly Modern Millie
White Christmas
Wicked
Wishful Drinking
The Wiz
Xanadu
Young Frankenstein
Ziegfeld Follies of 1936

特別出品作
Beatlemania
The Drowsy Chaperone
Giselle (ABT)
La Cage aux Folles (Doll)

「Spamalot」のUKツアーが5月末からスタート!

2010-02-05 22:09:56 | Musical News ツアー他各地
ウェストエンドで2年以上も上演が続いた「Spamalot」のUK国内ツアーが、今年(2010)の5月末から始まるそうです。(写真は、2007年8月9日に、Broadwayでの1000回目の公演記録を達成した時のカンパニーです。)

Broadwayで大人気だった「Spamalot」、Monty Pythonの故郷であるイギリスでも人気を博し、ウェストエンドのPalace Theatreで2年以上も上演されていました。
当初の予定では、2009年1月にウェストエンドでの公演が終了した後、すぐにUKツアーが始まることになっていたのですが、その後、計画がキャンセルになってしまいました。それが、今年の5月29日に、ロンドンのサウスウェストにあるNew Wimbledon Theatreを皮切りにUKツアーが実現することになったそうです。New Wimbledon Thetreでの公演は、6月5日までとのことです。チケットは、こちらで購入出来ます。

「Spamalot」は、Monty Pythonの映画「Monty Python and the Holy Grail」をもとにしたミュージカルで、脚本・作詞:Monty Pythonの1人のエリック・アイドル、作曲:同じくエリック・アイドルとジョン・デュプレ、監督:マイク・ニコルズで制作されました。アーサー王と円卓の騎士達が聖杯を求めてあちこちを旅する姿を、Monty Pythonらしいユニークさで描いたミュージカルで、大ヒットとなりました。
BroadwayではShubert Theatreで上演され、2005年2月14日にプレビュー公演が開幕、34回のプレビュー公演の後、2005年5月17日にグランド・オープンし、2009年1月11日に閉幕、トータル1,575回の上演回数でした。また2005年のTony賞では、12部門にノミネートされ、そのうち、ベストミュージカル賞、助演女優賞、監督賞の3部門を授賞しました。 Broadwayの「Spamalot」の詳細は、こちらからご覧いただけます。

「メリー・ポピンズ」全米ツアーにディック・ヴァン・ダイク氏がゲスト出演!

2010-02-03 12:00:03 | Musical News ツアー他各地
Michael君(マイケル・グルーバー)が休暇中で、今のところ、次のお仕事の情報がないので、別の話題をお届けしますね。(写真は、Playbill.comで紹介しているダイク氏のステージ・フォトです。)

ディック・ヴァン・ダイク氏は、1964年の映画「メリー・ポピンズ」で、ジュリー・アンドリュース演じるメリー・ポピンズの相手役のバートを演じた俳優さんです。そのダイク氏が、1月22日、「メリー・ポピンズ」の全米ツアーのロサンジェルス公演(Ahmanson Theatreで2月7日まで)にゲスト出演しました。

1925年生まれ(一説には1924年)のダイク氏は、現在、84歳! 俳優であり、声優であり、プロデューサーや脚本家としても活躍してきました。
1955年にキャリアをスタートし、1964年の「メリー・ポピンズ」への出演で一躍有名になり、その後、「チキ・チキ・バン・バン (1968)」、「タバコのなくなる日 (1971)」、 「天国から来たジャズマン (1987)」等の映画に出演を続け、最近では「ナイトミュージアム (2007)」に出演し、エンディングでは往年のミュージカル映画での活躍を彷彿とさせるダンスを披露していました。1970年代からはテレビにも出演をするようになり、1974年には刑事コロンボシリーズの「逆転の構図」にゲスト出演、1993年から2001年まで続いた人気シリーズ「Dr. マーク・スローン」に主演して、日本でもおなじみとなりました。

映画「メリー・ポピンズ」の撮影が行われた頃には38歳くらいだった彼は、バートと、もう1つ、メリー・ポピンズが世話をする子供達の父親が勤めている銀行の頭取を演じていました。頭取は、老人の設定だったので、まだ若かったダイク氏は、老けメークをして、この役を演じました。
「メリー・ポピンズ」のステージ版には、普段はこの頭取役はないんだそうですが、今回は、特別にダイク氏のために、2幕目の重要な役として登場させたそうです! 素晴らしいですね~!

ダイク氏のリハーサルと本番出演の様子は、Playbill.comで写真を紹介していますので、こちらからどうぞ♪ このツアーで、メリー・ポピンズとバートを演じているのは、Broadwayでオリジナル・カンパニーとして同じ役を演じていたアシュリー・ブラウンさんとギャビン・リーさんです。