M for Michael Gruber♪- Mは、マイケル・グルーバーのM~♪

キャッツDVDのマンカストラップ、アメリカの舞台俳優、Michael君のことや、ブロードウェイニュースをお伝えします。

Will君が、新作ミュージカルに主演!

2010-05-29 01:41:13 | Musical News Michael君のお友達
ナズのお友達のウィル・テイラー君(Will Taylor)が、この夏、NYで新作ミュージカルに主演します~♪ Broadwayworld.comの記事は、こちらからどうぞ~♪ (写真は、ウィル君です♪とってもハンサムでしょう~!?)

ウィル君は、7月15日から始まる2010 Midtown International Theatre Festivalで上演される新作ミュージカル「LOVERS」に主演します。理想の愛を夢見ていた恋人同士が、8年に及ぶ関係を経てたどり着いた悲しい結末・・・というような感じの作品で、舞台はNY、元フィアンセのChip(ウィル君が演じます。)の葬儀から自分のアパートに戻ったJolie(Courtney Hammondさん)が、ちょうど1週間前、Chipが亡くなった日の消印の、彼からの荷物と手紙が届いているのを見つける・・・というストーリーです。

先日の記事(こちらからどうぞ)でご紹介しました通り、映画「セックスアンドザシティ2」に出演しているウィル君、出身は、ノースカロライナ州シャーロットです。子供の頃からダンスを習っていた彼は、Carnegie Mellon School of Dramaを卒業しました。Broadwayでは、「A Chorus Line」のボビー、「La Cage Aux Folles」のPhaedra、「The Producers」のナチの歌手、「42nd Street」のアンサンブル、「The Best Little Whorehouse In Texas (Actor's Fund)」のAggieとカウボーイ等を演じてきました。歌もうまく、ダンスも上手で、演技力も優れている、素晴らしい俳優さんです♪ ウィル君のBroadwayでのキャリアは、こちらからご覧いただけます。

「LOVERS」は、7月15日から8月1まで、NYの410 West 42nd Street(9thアベニューと10th アベニューの間)にあるThe Beckett Theatre at Theatre Rowで上演されます。上演時間は120分で、15分のインターミッションが入ります。作品の詳細とチケット購入は、こちらからどうぞ~♪

この夏、NY旅行をご計画の方がいらっしゃいましたら、ぜひウィル君主演の新作ミュージカルをご覧になって下さい~!


Broadwayの「West Side Story」のアニタ役がケガで降板

2010-05-27 12:35:39 | Musical News Michael君のお友達
現在、Broadwayで上演中の「West Side Story リバイバル」のアニタ役の女優さんが、骨折のために降板したそうです。Playbill.comの記事は、こちらからどうぞ。(写真は、代役のナタリー・コルテスさんです。)

アニタを演じているカレン・オリボ(Karen Olivo)さんは、このアニタ役でTony賞を受賞したのですが、5/8のPalace Theatreでのショーの最中に、足を骨折してしまいました。以来、彼女に代わってアニタを演じているのは、Broadwayの「A Chorus Line リバイバル版」でディアナを演じていたナタリー・コルテス(Natalie Cortez)さんです。カレンさんの復帰まで、6~8週間くらいかかる見込みなので、その間、ナタリーさんが代役を務める予定だそうです。作品の公式サイトは、こちらからご覧いただけます。

ナタリーさんは、「A Chorus Line リバイバル版」のディアナ役をオープニングからクロージングまで演じていました。つまり、オリジナル・カンパニーであり、ファイナル・カンパニーでもあるわけです。
ナズは、Michael君(マイケル・グルーバー)が「A Chorus Line リバイバル版」に出演していた時、2008年の夏と2009年のお正月に見に行って、彼女のディアナを何度も見たんですが、歌もダンスも演技も素晴らしい、まさしくトリプル・スレット(三拍子揃った)な女優さんでした。2009年のお正月に見た時は、ナズの滞在中、最後に見たショーが、ちょうど500回目の公演にあたる晩で、すでに何度もショーを見て出演者の何人かとお友達になっていたので、終演後、楽屋に入れてもらえて、500回記念のケーキを食べさせてもらったり、ステージに上がらせてもらったりしたんですが、その時、彼女ともおしゃべりすることができました。演じているディアナのイメージそのままに、はきはきとしゃべる、明るい魅力的な女性でした~♪ (その時のエピソードは、こちらからどうぞ~♪)

カレンさんの1日も早い回復と、代役を演じているナタリーさんが、これをきっかけに彼女の素晴らしい才能を多くの人に知ってもらえて、やりがいのあるお仕事に就けるチャンスが広がるよう、心よりお祈り申し上げます! カレンさん、お大事に! そして、ナタリーさん、がんばって~~~!

(以前、ご紹介した「West Side Story リバイバル版」の1周年の記事は、こちらからどうぞ。また、ナタリーさんのBroadwayでのキャリアは、こちらからご覧下さい。)

NYPDがTony賞を受賞!

2010-05-22 02:11:39 | Musical Tony賞
ニューヨーク市警察(NYPD)のミッドタウンの北管区と南管区が、Tony賞のThe Tony Honors for Excellence in the Theatreを受賞することになったそうです。 Playbill.comの記事は、こちらからご覧いただけます。(写真は、Tony賞のトロフィーです。)

Tony賞管理委員会が、5/17に発表したところによれば、両管区の長年に渡る、劇場エリアの治安維持への功績を称えての授与だそうで、NYPDと同時に授与されるのは、the Alliance for Resident Theatres New York (A.R.T./New York)、B.H. Barryさん、Tom Violaさんです。

The Broadway LeagueのCharlotte St. Martinさんは、「今回の名誉賞は、5月1日に起きた事件の際の、最前線の現場における彼らの活躍を見る以前から授与することを決めていました。あの非常事態の際の活躍以上に、常日頃から劇場エリアの治安維持のためにたゆまぬ努力を続けてくれている彼らの姿こそ、この賞の受賞にふさわしいと考えたからです。
ニューヨーク市警察は、公共の機関であるため、この賞の授与を受けてかまわないかどうかを、まず確認する必要がありました。そして、本日、その許可が下り、6月13日にラジオシティミュージックホールで開催されるTony賞授賞式に彼らの代表が参加してくれることになり、大変嬉しく思っております。」と発表しました。

大都会のニューヨークですから、911や5/1の爆弾騒ぎの時のようにテロの標的になることもあるでしょうし、さまざまな事件やトラブルが日常的に起きていることでしょう。NYPDの警察官の皆さんが、毎日欠かさず地道にパトロールを続けくれるおかげで、劇場エリアの治安が維持されているわけですので、そんな彼らに、感謝を込めてこの賞を授与するなんて、とってもステキなことだと思います~♪  (5/1に起きた爆弾騒ぎについては、こちらからどうぞ。)

今年も「ホワイトクリスマス」の全米ツアー開催

2010-05-20 12:55:34 | Musical News ツアー他各地
昨年のホリデーシーズンに初めての全米ツアーを行って好評だったミュージカル「Irving Verlin’s White Christmas」、今年も、全米ツアーを開催するそうです。Playbill.comの記事は、こちらからどうぞ。(写真は、昨年12月にシアトルで上演されたMichael君〔マイケル・グルーバー〕主演の「White Christmas」のステージフォトです。)

アトランタのTheatre of the Stars(TOTS)によれば、The Rodgers & Hammerstein Organizationと協議の上、今後5年間のBroadway上演も含む「Irving Verlin’s White Christmas」の全米ツアーを行う権利を獲得したそうで、この秋からツアーをスタートするそうです。作品の詳細は、劇場のサイトからご覧いただけます。

最初の公演地は、アトランタのThe Fox Theatreで、11月2日に開演の予定で、プロデューサーは、TOTSのChristopher B. Manosさんです。監督のWalter Bobbieさんと振付のRandy Skinnerさんは、このサンフランシスコでワールドプレミア公演が行われた際にも、それぞれ監督と振付を担当しており、Broadway公演でも監督と振付をしていました。

今年(2010)のホリデーシーズンの公演スケジュールは、以下の通りです。

The Fox Theatre (ジョージア州アトランタ) :11月2日~7日
The Peace Center (サウスカロライナ州グリーンヴィル):11月9日~14日
The Bushnell Center of the Performing Arts (コネチカット州ハートフォード):11月16日~21日
Proctors Theatre (ニューヨーク州スケネクタディ):11月22日~28日
David A. Straz, Jr. Center for the Performing Arts (フロリダ州タンパ):11月30日~12月5日
Blumenthal Performing Arts Center (ノースカロライナ州シャーロット):12月7日~12日
Bank of America Theatre (イリノイ州シカゴ):12月15日~1月2日


ビング・クロスビー主演の1954年の同名映画をもとに制作されたこのミュージカル、Michael君も、何度か出演しています。全公演のキャストを確認したわけではないんですが、おそらく、主人公のボブ(映画では、ビング・クロスビーが演じてました。)と相棒のフィル(映画では、ダニー・ケイが演じてました。)の両方を演じたことがあるのは、Mchael君ただ1人なんじゃないかと思います~。

出演者は未定だそうですが、Michael君がボブをやったらいいのにな~! だって、Michael君の歌声は、それはそれは、ステキなんですもん~~~! ツアーの期間が5年間もあるなら、もしかしたらその間に日本にも来てくれるかも知れないし、せめて、その時だけでも、Michael君がボブをやってくれますように~!

セックス・アンド・ザ・シティ 2にニック君とウィル君が出演!

2010-05-13 12:31:08 | Musical News Michael君のお友達
ミュージカルではなく、映画の話題です。日本では、6/4に公開予定の「セックス・アンド・ザ・シティ 2」に、ナズのお友達のニック君とウィル君が出演しているんです~! (写真は、映画の1シーン。後列中央で、明るい笑顔を浮かべているのがニック君、その左がウィル君です。)

ナズのお友達で、現在、Broadwayの「La Cage aux Folles」に出演中のNick Adams君と、もう1人、ナズがBroadwayの「A Chorus Line」を見に行った時、彼と一緒に出演していたWill Taylor君が、日本では6/4に公開される映画「セックス・アンド・ザ・シティ 2(SATC2)」に出演しています~!

「A Chorus Line」では、ニック君はラリー役でウィル君はボビー役でした。(ちなみに、Michael君〔マイケル・グルーバー〕は、グレッグを演じていました~♪) SATC2では、2人とも、結婚式のシーンで、ウェディング・シンガーの役を演じているようなんです。ウィル君の話では、映画の撮影現場は、舞台俳優の彼らにとっては、普段とはだいぶ違っていて、新鮮な体験が出来て、とても楽しかったそうです。

小さな役なんですが、2人ががんばっておりますので、どうぞ、皆様、SATC2をご覧になって下さいね~! そして、結婚式のシーンでは、画面の中の2人を探してみて下さい~。

映画のサイトは、こちらからご覧いただけます。またニック君のサイトは、こちらから、そして、ウィル君のサイトは、こちらからご覧になれます。ウィル君は、バンドを組んで音楽活動をしているので、そのバンドのサイトになります。


「The Addams Family」と「La Cage aux Folles」の全米ツアー

2010-05-11 02:23:00 | Musical News ツアー他各地
来年(2011)、「The Addams Family」と「La Cage aux Folles」の全米ツアーが行われるそうです。Playbill.comの記事は、こちらこちらからご覧いただけます。(写真は、Broadwayで上演中の「La Cage aux Folles」のステージフォトです。)

現在、共にBroadwayで上演中で、Tony賞にもノミネートされている「The Addams Family」と「La Cage aux Folles」が、来年(2011)の秋、全米ツアーをスタートする予定だそうです。
「The Addams Family」のほうは、計画が具体的になってきていて、来年の9月にニューオーリンズのMahalia Jackson Theaterでプレミア上演を開始する予定だそうです。一方の「La Cage aux Folles」は、来年の秋からスタート予定ということだけ発表になっています。

3月8日にBroadway公演がスタートした「The Addams Family」は、最初の7週間に売上総額9,118,217ドルを記録しました。週当たり、平均130万ドルになります。Broadwayでオープンする前にシカゴのOriental Theatreで8週間に渡ってプレミア公演が行われたのですが、その時も総額で12,031,010ドルの収益を記録しました。今年のTony賞には、助演男優賞とオリジナルスコア賞の2部門でノミネートされています。
キャストや制作チーム等については、以前ご紹介しておりますので、そちらの記事をご覧下さい。またオープニングナイトの写真は、こちらからご覧いただけます。

「La Cage aux Folles」のツアーは、Tony賞にノミネートを受けているBroadwayプロダクションの制作チームがそのまま担当するそうで、キャストは未定とのことです。ナズのお友達のニック君がドラッグクイーンの1人を演じているBroadway版は、今年のTony賞にリバイバル作品賞、主演男優賞、助演男優賞、監督賞等を含む11部門にノミネートされています。
このリバイバル作品のオリジナル公演は、2007年11月8日から2008年3月8日までイギリスのMenier Chocolate Factoryで行われました。そこで大好評を受け、その後、2008年10月30日からウェストエンドのPlayhouse Theatre で上演され、2009年度のオリビエ賞に9部門でノミネートされて、その内、リバイバル作品賞と最優秀男優賞(Broadwayでもアルバンを演じて、Tony賞の主演男優賞にノミネートされているダグラス・ホッジさん)を獲得しました。また2009年度のクリティックス・サークルシアター賞のベストミュージカル賞にも輝きました。Broadway版の詳細やステージフォトは、以前ご紹介しておりますので、こちらこちらからご覧下さい。

この2作品、Broadwayでもなかなか好評のようですので、Michael君(マイケル・グルーバー)が主演していた「A Chorus Line」の全米ツアーのように、再来年辺り、ジャパンツアーを行ってくれたらいいのにと思います。あまりに先の話で、鬼が大笑いしちゃいそうですが、実現したら嬉しいですよね~!









Tony賞候補者のプレスコンファレンスの写真

2010-05-08 12:16:56 | Musical Tony賞
5/6に、第64回Tony賞の候補者の皆さんのプレスコンファレンスが行われました。(写真は、Tony賞のトロフィです。)

定例のこのプレスコンファレンスは、今年は、Millennium Broadway Hotelで開催されました。候補となった俳優・監督・デザイナー等の皆さんが一堂に会し、写真撮影やインタビューが行われました。

Playbill.comが紹介しているプレスコンファレンスの写真は、こちらから、どうぞ。全部で37枚の写真をご覧いただけます。またBroadwayWorld.comでは、候補者の写真を男女別に紹介しています。女性の方は、こちらから、男性の方は、こちらからご覧になれます。

今年は、主演男優賞(ドラマ)のジュード・ロウさん、リーヴ・シュライバーさん、クリストファー・ウォーケンさん、デンゼル・ワシントンさんをはじめ、主演女優賞(ドラマ)のローラ・リニーさん、主演男優賞(ミュージカル)のケルシー・グラマーさん、主演女優賞(ミュージカル)のキャサリン・ゼタ・ジョーンズさん等、映画界のスターとして日本でも有名な皆さんが大勢ノミネートされているので、まるでアカデミー賞みたいな感じですね。


Braodwayの避難措置解除

2010-05-03 00:22:24 | Musical News Broadway イベント他
現地時間の5/1(土)の夕方にタイムズスクエアで起きた爆弾騒ぎを受けて、周辺に避難指示が出されていたのですが、5/2の朝、避難措置は解除となったそうです。Playbill.comの記事は、こちらからどうぞ。(写真は、2007年夏に撮影したタイムズスクエアです。)

5/1の夕方、西45番街(7thアベニューと8thアベニューの間)に駐車していた車から煙が出ていたため、夕方の6時半から警察がタイムズスクエア(43番街から46番街にかけて)を閉鎖する騒ぎとなりました。これによって劇場に時間通りに到着できない観客が発生したため、いくつかの劇場では、土曜日のイブニング・ショーの開幕に遅れが出たそうです。またタイムズスクエアに近いMarriott Marquis Hotelのサウス・タワーの宿泊客にも、避難勧告が出されたそうです。

煙の出ていた車は、「The Lion King」が上演されているMinskoff Theatreの45番街側の入り口のそばに駐車されていたそうで、車内からは、3個のプロパンガスのタンク、花火、ガソリンのタンク、タイマー等を含む、不発に終わった爆発物が見つかり、これが爆発していたら、爆発による大きな被害が出ていたばかりか火災の被害も発生していただろうとのことです。不発に終わったものの、煙が発生する前に、小さな爆発音を聞いたという報告がいくつか寄せられているそうです。
5/2(日)の朝7時までに、問題の車は撤去され、12時間に及んだタイムズスクエアの封鎖は解除となりましたが、今後も厳しい捜査が続けられるそうです。日曜日のショーについては、Broadwayの広報担当の1人が、「避難が解除になったので、日曜はショーをやれると確信している」と、Playbill.comに話してくれたそうです。

現場となった西45番街、もしくはその近くで上演されているショーは、前述の「The Lion King」の他に、「Next to Normal」、「A Behanding in Spokane」、「God of Carnage」、「Red」、「Billy Elliot」、「Lend Me a Tenor」、「Come Fly Away」です。
Playbill.comが確認したところでは、1日の晩、西42番街の「Mary Poppins」と西48番街の「La Cage aux Folles」は、時間通りに開演。46番街の「The Addams Family」は20分遅れの開演。45番街の「A Behanding in Spokane」は、観客に空いている前のほうの席に詰めてもらった上で、午後8時半頃に開演。また、44番街の「Enron」は、関係者が周辺の封鎖を知ったのが8時少し前になってからだったので、数分の遅れで開演したそうです。
各劇場共、閉演後、観客には、「タイムズスクエア側の出口ではなく、西側の出口から出るように」とのアナウンスがありました。


5/2の午前2時19分、NY市長のMichael Bloomberg氏が記者会見を行い、その中で以下のように述べました。

「昨晩の午後6時半頃、ワゴンでTシャツを売っているベトナム人が、無人の怪しい車が、45番街の7thアベニューから入ってすぐのところに駐車してるのを見つけ、タイムズスクエアをパトロールしていたNYPDの騎馬隊のWayne Rhatigan巡査に通報しました。巡査が停まっていた日産のパスファインダーを調べたところ、後部座席の近くの排気口から煙が出ていて、火薬のにおいがすることに気づきました。彼は、直ちに職務を遂行すべく、該当地区からの避難を指示し、警察と消防に応援を要請しました。
消防士、救急隊員、並びに爆発物処理班が駆けつけ、処理班は、当該車両に実際に爆発物があることを確認しました。ガスの缶等の爆弾の材料が発見され、処理班のエキスパートが撤去作業を行っております。誰が、何の目的で当該車両を乗り捨てたのかについては、目下、NYPDが捜査中です。」

まだテロなのか等、事件の詳細はわかっていないようですが、またNYで物騒な事件が起きてしまいました・・・。Michael君(マイケル・グルーバー)が住む街で、こんな事件を起こしてほしくないです~。
GW中ですから、現地に旅行に行かれていて、この事件の影響を受けた日本人の方も大勢おられたのではないでしょうか。観光客の皆様、そしてNY市民の皆様の安全と1日も早い事件の解決を心よりお祈り致します。




「Dances With Wolves」がミュージカルに!

2010-05-01 11:48:08 | Musical News Broadway ショー 作品
「Dances With Wolves」を、Broadwayでミュージカルとして上演しようという計画があるそうです。Playbill.comの記事は、こちらからどうぞ。(写真は、映画「Dances With Wolves」のケビン・コスナーです。)

「Dances With Wolves」といえば、作品賞を含むアカデミー賞を受賞した1990年のケビン・コスナー主演の映画が有名ですが、「Memphis」、「Impressionism」、「Thurgood」等のプロデューサーとして知られるマット・マーフィー氏が、1986年に発表されたマイケル・ブレイク作の原作のステージ化権を手に入れたのだそうです。マーフィー氏は、現在、執筆チームを編成して、ミュージカルへの脚色に取り組んでいるそうで、南北戦争の頃のアパラチア地方のフォークソングやネーティブアメリカンの音楽にインスパイアされた曲になるだろうとのことです。
映画をご覧になった方はご存じのことと思いますが、主人公は、ジョン・ダンバー中佐で、アメリカ軍がネーティブアメリカンの人々を追いつめていた時代に、スー族と親しくなり、スー族に育てられた白人女性と恋に落ちるという物語で、スー族がダンバーにつけたスー族風の名前が、「Dances With Wolves」です。

この作品に描かれている「異なった文化の衝突」と「人々は、まったく違うようでも、どこか共通する部分を持っている」という部分に興味を惹かれたというマーフィー氏は、「Dances With Wolves, the musical」を、「叙事的、戯曲的ミュージカル」と呼んでいるそうで、大勢のキャストと広大なセットを考えているとのことです。
今のところ、具体的なスケジュールは、発表されていませんが、プロジェクトは、始まったばかりで、マーフィ氏は、制作のパートナーを集めているところです。
「The Lion King」で作曲に南アフリカのアーティストが参加したように、ネーティブアメリカンのキャラクターが出演するこの作品では、楽曲の信憑性を高めるために、ネーティブアメリカン・ミュージカルの専門家の参加を予定しているそうです。

映画版での感動が、今度は、ミュージカルとしてBroadwayの舞台によみがえるわけですが、どんなミュージカルになるのか、楽しみですね~。