塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ダンヒル、明日より日本代表最新スーツを発売へ

2017-04-28 16:53:36 | 日記
 明日4月29日から、全国のアルフレッド・ダンヒルで日本代表の2017年公式スーツと服飾品が販売されます。

 驚いたのは上着に用いられた大胆なウインドウペーンで、これに無地のチャコール・グレイのトラウザー、濃紺のネクタイを合わせる形です。

 前回のネクタイはダンヒルらしい、英国式のレジメンタル・タイで青、赤、黄色と白で織りなす色彩があでやかでしたね。

 (ネクタイのストライプには英国式と米国式があります。
  正面から見て右から左に向かって斜めになるのが英国式で、米国式は反対になります)

  この公式広告がいつ撮影されたか、時期はわかりません。

 しかし、この広告に登場している選手たちを軸に、残りのワールドカップ予選の選手選考がなされるとは思いますが、ベルギーとスイスでゴールを量産している久保もしっかり確認できます。

 一方で怪我で離脱中の内田は登場していません。

 また監督の選手選考でお決まりとなっている

 本田、宇佐美という出場機会が得られていない選手を呼ぶのは、アンフェアではないか

 という意見はまだ燻ると思います。

 両選手がこの広告に掲載されているのですが、一着20万円を超えるダンヒルのスーツは、アディダスの代表ジャージ同様に羨望のまなざしですよね。

 Jクラブで試合に出場し続けている選手
 井手口や大島という20代前半の選手
 ガンバの堂安、ジュビロの小川に代表されるU20ワールドカップに出場するであろう選手

 彼らが招集対象となり、記者と指揮官が真剣に議論する光景、これはファン皆が望むものになります。
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日経コラム「私の履歴書」を読みながら

2017-04-28 13:51:19 | 日記
 日本経済新聞社の最終面にあるコラム「私の履歴書」

 今月は全日空の取り締まりを務めた大橋洋治氏がコラムを執筆しています。

 自身の歩みを振り返るわけですから、幼少期の歩み、進学先での学びと就職、妻との出会いや現在の健康状態に内容が凝縮されるのは当然です。

 また経済紙ですから

 1・経営危機に陥った時の決断について
 2・業績が良い際の未来への見通し

 なども執筆の焦点になるのでしょう。

 でも、僕としたら全日空は過去、佐藤工業とならんで

 「横浜フリューゲルスの一翼を担う」

 存在であったわけです。

 ですからその企業に携わってきた人物が、この点を執筆しないことに関して不満もありますし、担当者からは読者の関心のあることのみを伝えてほしいと通告があったのかもしれませんが。

  横浜フリューゲルスが

 1・モネールやチェローナ、アマリージャなど個性あふれる外国籍選手を獲得
 2・パウロ・フットレにチャーリー・レシャックなど、通好みの選手、指揮官を獲得
 3・レシャックが若き日のシャビも日本に連れて意向を考えていたこと

 など、往時を語ることが、どこか「つらい」印象になるのも否めないのですが。

 やはりパルメイラスからサンパイオにエバイール、ジーニョを一気に引き抜いたことなど、後に財政逼迫を招くようなお金の使い方をしたこともあるでしょうが、やはり別の道が今ならありましたよね。

 加茂さんが代表監督に就任し、前園のようなスターも生まれた。

 こうして思うと、フリューゲルスの思い出というものは、今後どういう立ち位置で語るべきか、思わず悩んでしまう面があります。
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ニューバランス、創立125年のリバプールのためにひと肌抜く

2017-04-28 13:34:59 | 日記
 ニューバランスが支援するリバプールの創立125周年記念ジャージを発表しました。

 本場英国の中でもリバプールは歴史、優勝回数、そしてコップに代表されるファンの支援いずれも有名ですが、125年という歳月には驚くほかありません。

 一方でリバプールのファンが起こした不祥事は、リバプールというクラブだけでなく、当時のイングランド・リーグ全体にまで波及する、大きな痛手を与えたこともあります。

 そう、1985年のチャンピオンズ・カップ決勝「ヘイゼルの悲劇」です。

 優勝したユヴェントスのミッシェル・プラティニが

 「チャンピオンズ・カップの優勝は嬉しいが、ただそれだけだよ」

 と振り返っていたと記憶していますが、あれだけの大惨事が起きても試合を延期できなかったことも、空恐ろしさを感じます。

 サッカーには残念なこととして

 1・乱暴狼藉を働くファン
 2・オーナーが杜撰な経営を行うことで、財政がひっ迫されてしまう

 という問題点が起きることがあります。

 「1」の代名詞は、過去サンシーロからオートバイを投げ込んだインテルのファン、「2」の代名詞はポーツマスやマラガを買収「した」と外国籍オーナーによるものがそうでしょうか。

 ファンの振る舞いに頭を悩ませたこともあるでしょうが、リバプールはそれでも彼らと共に歩んできました。

 僕が思うリバプールの名場面が

 1・2005年イスタンブールの地で欧州王者に返り咲いた瞬間
 2・2003年、心臓手術のため戦列を離れ、復帰した指揮官ジェラール・ウイエを讃える「J・H」のフラッグ

 になります。

 コップを軸に名曲「君は決して一人じゃない」に勇気づけられた選手はダルグリッシュ、ラッシュ、ジェラードのような看板選手だけではないはずです。
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日本代表、炎デザインは記念モデルか

2017-04-28 01:06:08 | 日記
 アディダス・ジャパンが清武と香川の2選手を広告に、炎のデザインを復活させたジャージ、これは

 「1997年のワールドカップ初出場を得てから20年の節目」

 として発表する、記念品のようですね。

 「オカノー、最後はオカノー」

 という絶叫と、ピッチの中に我先に駆け込む選手の先頭は、岡田監督だったことを今改めて思い出します。

 1997年の日本代表は

 1・中田英寿がその年の親善試合、韓国戦で初招集を受けそのまま代表の主力として定着
 2・代表監督である加茂さんは、盛んにゾーンプレスを掲げるも、実際は不向きな3-5-2の布陣であった
 3・中田同様にA代表定着が期待された前園が、完全に代表から遠ざかる

 というアンバランスなものでした。

 この時期はカズがサントスとジェノア、中田がユヴェントスへの短期留学を果たしただけで、代表の主力は基本アジアでの戦いに終始することが多かったものです。

 もし1997年の選手たちに

 将来代表の主力はブンデスリーガで大きな成功を収めますよ
 タブレットという機会で、公園でも職場でもサッカー観戦ができますよ

 と伝えられたら、一体どんな表情をするでしょうか。

 アディダス・ジャパンは視聴率や選手選考の兼ね合いもある、肥大化した代表に今一度

 「日本代表はこんなものではない!」

 とハッパをかけたかったのでしょう。

 このジャージで予選を戦うことは無いそうですし、やはり秋口に新作の発表があると予想されます。
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ナイキ、トッティのために黄金スパイクを制作

2017-04-27 01:05:31 | 日記
 「夫婦喧嘩は犬も喰わない」

 という格言があるように、夫婦はお互いを尊重しながら、同時に相手を諫めなくてはいけない場面が生じます。

 ナイキがローマの伝説、トッティのためにゴールドで覆われた特別スパイクを販売するのですが、この両者も過去に喧嘩別れした事実があります。

 2004年の欧州選手権、イタリア代表監督のトラパットーニは4-2-3-1の布陣で戦うことを表明し、同時に

 「この布陣はトッティありきの代物」

 と明言し、メディアを驚かせます。

 つまり、トッティの先発を確約させることで背番号10に安心感とやる気を与えようとしたのですが、一方でデルピエロを軸に先発が約束されたわけではない主力と、競争原理が働かない危険性が指摘されたのです。

 この大会はイタリアにとっては芳しくなく、トッティもナイキのスパイクが合わないとこぼしていたものです。

 以後、トッティは数年をディアドラで過ごします。

 2000年代中期のディアドラはアンブロジーニ、ヴィエリにインザギとイタリア代表の主力と多くの契約を結んでおり、その数年後にはアントニオ・カッサーノも迎え入れます。

 一方でディアドラからすれば、やはりトッティとの契約は特別だったのでしょう、頻繁に広告に登場させ専用モデルも制作しました。

 かつて喧嘩別れしたナイキと、トッティがどのように最接近したのか、正直よくはわかりません。

 それはディアドラとの契約期間もあるでしょうし、他の理由もあったのかもしれませんが、ナイキとトッティの折り合いは完全に良いものとなりました。

 ローマは来季、セビージャからモンチ氏を招へいすることが決定しており、新しい道を歩もうとしています。
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