塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

サッカー雑誌から見るスパイクの流れ

2014-08-16 22:22:18 | 日記
 古いサッカー雑誌を眺めていると、サッカースパイクの流れが見えてきます。

 1990年代前半ならば、アディダスとプーマ、アシックスの需要が非常に高いことがわかりますし、ディアドラ、ロット、クロノス、ヴァルスポルトなどもよく見かけます。

 これが1990年代中期になりますと、ディアドラがカラー・スパイクを提案するんですね。

 従来の黒皮に白のブランド・ロゴから脱皮する形で、赤いボディに白のブランド・ロゴは、ジョルジュ・ウエアが履くことで、大きな脚光を浴びました。

 それはウエアがバロンドールを獲得するほどの、優れた選手だったことも影響しています。

 1990年代後半になりますと、ナイキの露出が非常に多くなります。

 ちなみにフィラが最盛期だったのもこの頃で、仲田英寿、ファン・ベロン、そしてジャンルイジ・ブッフォンなど、契約選手の履く姿が広告に見てとれます。

 中田はローマ移籍後、ナイキを履くようになります。

 どうしてあれだけのシェアを誇っていたフィラが、一気にサッカー市場から撤退したのか、正直わかりかねますが、それだけブランドの競争が厳しいと言う意味でしょうか?

 勿論、アンブロやル・コック、ミズノの広告もよくみかけますし、通販では

 「クリックス・ヤスダ」

 の姿も見えます。

 この時期はリーボックも非常に人気があり、ギグスにラウル、日本代表の岡野が愛用していることでも有名でした。

 ミズノはジャンフランコ・ゾラやジェイミー・レドナップ、そしてドワイト・ヨークを支援している事でも有名でしたが、改めて振り返りますと、その選手たちが皆引退していることに、愕然としてしまうのですが。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« デニウソン、その天文学的な... | トップ | サッカー雑誌全盛の時 »

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事