塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

名手に優勝が欠けている場合

2024-08-01 20:45:54 | 日記

 現在のサッカー界では

 

 バロンドールを受賞してこその名手

 バロンドールを獲得していない選手は名手なのか

 

 というお題目があるのではないでしょうか。

 

 実は同じような議論は大リーグとNBAでもあります。

 

 LAドジャースの左腕、クレイトン・カーショーは、最高の先発投手として認知され、サイ・ヤング賞も受賞しています。

 しかし、2020シーズンにワールドシリーズで優勝するまで、彼とドジャースは満足のいくプレイオフではなかったわけです。

 

 彼は重圧に弱い

 ワールドシリーズで勝利しなければ、サイ・ヤング賞の意味はいなくなる

 

 と大きく批判されましたが、個人賞とチームの優勝が正比例してこの意味合いという理屈がみられます。

 

 NBAでも殿堂入りしている選手、例えばチャールズ・バークリーやドミニク・ウイルキンスは、NBAチャンピオン・リングを所有していません。

 

 バークリーは1984年と92年、96年の3回五輪で金メダルを獲得し、1993年の最優秀選手

 ウイルキンスは1994年の世界選手権で優勝

 

 というように、両選手はNBAの国際化にもお菊貢献しています。

 

 でもファンの多くは、リーグ優勝していない選手が、殿堂入りなのはおかしいと語りますが、それでは優勝したチームの園主がみな、電動入りになってしまいます。

 

 彼らに限らず、殿堂入りにふさわしい資格を持つ選手が殿堂入りしますし、それは守備の選手であるデデニス・ロドマンも同様なのですね。

 

 ですからバロンドールを仮に受賞しなくとも、イヴァン・ラキティッチのように、最後は故郷であるクロアチアでプレイすることを選ぶ選手は、大きな敬意を払われます。

 

 優勝、電動、バロンドールは指針と考えれば、納得がいくと思うんですよね。

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