現在のサッカー界では
バロンドールを受賞してこその名手
バロンドールを獲得していない選手は名手なのか
というお題目があるのではないでしょうか。
実は同じような議論は大リーグとNBAでもあります。
LAドジャースの左腕、クレイトン・カーショーは、最高の先発投手として認知され、サイ・ヤング賞も受賞しています。
しかし、2020シーズンにワールドシリーズで優勝するまで、彼とドジャースは満足のいくプレイオフではなかったわけです。
彼は重圧に弱い
ワールドシリーズで勝利しなければ、サイ・ヤング賞の意味はいなくなる
と大きく批判されましたが、個人賞とチームの優勝が正比例してこの意味合いという理屈がみられます。
NBAでも殿堂入りしている選手、例えばチャールズ・バークリーやドミニク・ウイルキンスは、NBAチャンピオン・リングを所有していません。
バークリーは1984年と92年、96年の3回五輪で金メダルを獲得し、1993年の最優秀選手
ウイルキンスは1994年の世界選手権で優勝
というように、両選手はNBAの国際化にもお菊貢献しています。
でもファンの多くは、リーグ優勝していない選手が、殿堂入りなのはおかしいと語りますが、それでは優勝したチームの園主がみな、電動入りになってしまいます。
彼らに限らず、殿堂入りにふさわしい資格を持つ選手が殿堂入りしますし、それは守備の選手であるデデニス・ロドマンも同様なのですね。
ですからバロンドールを仮に受賞しなくとも、イヴァン・ラキティッチのように、最後は故郷であるクロアチアでプレイすることを選ぶ選手は、大きな敬意を払われます。
優勝、電動、バロンドールは指針と考えれば、納得がいくと思うんですよね。
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