塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

サッカーにおける選手と監督の間柄

2016-08-23 01:02:46 | 日記
 鬼平犯科帳の愛読者ならば、密偵と呼ばれる人物が命を失う場面があることをご存じですね。
 
 伊三次にしても仁三郎にしても、鬼の平蔵様が頼りにしていた密偵ですが、池波先生はとりわけ前者の死に対して大きな反響があったことを告白しています。

 逆に言えば、同心や密偵が倒れることで、物語に幅と深みが増す形にはなったのですが。

 サッカーも同様で、監督が交代していきなり出番が激減する選手もいれば、監督が移籍先でその選手を求めることがあります。

 ジョー・ハートがグアルディオラ政権では

 「彼に移籍を薦める」
 「グアルディオラの対応は彼に失礼だ」

 と様々な声が浴びせられるようになったことは、指揮官が求めるGKとは、どこかかけ離れた点があったのでしょう。

 既にシティはバルセロナから、クラウディオ・ブラーオを獲得すると指摘されており、バルセロナからすればテア・シュテーゲンにレギュラーを託す環境が出来、移籍金も得られる良い形ではないでしょうか。

 また、ファビオ・カペロはミランでもレアルでも

 「クリスティアン・パヌッチ」

 を重用したように、移籍先でも監督の良い参謀になる選手もいます。

 サッカーの世界では、他の競技とは異なり、いきなり政権交代がありますから常に選手のレギュラーが確約されてはいません。

 ですから移籍も残留も、ある意味ギャンブルのようなもの、かもしれません。
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