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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

僕が考える、新監督がすべきであろう事柄(2)

2014-06-25 22:57:14 | 日記
 前回からの続きになります。

 3・カルレス・プジョルのような情熱型の主将は必要か?

 現状を踏まえるなら「必要」ですね。

 ドイツ代表の主将であるフィリップ・ラームは、古株と新顔、先発と控えの間柄ではなく、皆が必要という観点から話を聞いている、非常に民主主義的な存在と讃えられています。

 逆に言いますと、近年のレーブ政権がそれだけ安定した成績を持つ事と無関係ではないでしょう。

 ドイツの場合、3位でも失敗と言う点が日本とは異なるのですが。

 日本の長谷部もラームに近い存在だと、僕は判断します。

 コロンビアでロドリゲス、コートジボワールでドログバが出た瞬間、選手達だけでなく、観客席の空気が変わったことが画面を通じて認識できましたが、情熱型の主将ならば

 「臆することないよ!」 
 「集中!集中!」
 「パスミスで自分で墓穴を掘るな!」

 と大声を挙げているでしょうね。

 それはラーム、長谷部のいずれも行っているでしょうが、情熱型の選手が情熱を全開にしているからこそ、意味があるように思えます。

 4・代表監督の選定

 後任の有力候補として浮かぶハヴィエル・アギーレ氏のように、本選を戦ったことのある指揮官の招聘は理に適っていると思います。

 一方で、スペイン方面と言うのは原技術委員長の個人的主観であるようにも感じますし、監督交代ならば、技術委員長も交代すべきではないのでしょうか?

 少なくともワン・オン・ワンで不利になる事の多い日本では4バックが適切でしょうし、従来のパサーではなく、縦への推進力と上背のある選手が必要になってくると感じます。

 そうしますそ攻撃ではガンバの宇佐美、新潟の川又、守備ではヴィッセルの北本あたりが招集対象になるように思えますが。

 宮市が故障壁を無くせば、彼も名乗り出るでしょうね。
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僕が考える、新監督がすべきであろう事柄

2014-06-25 22:48:56 | 日記
 では僕なりに、今代表をどう捉えるべきかを順次お話します。

 1・今回の選手達に不信任を突きつけ、23名全てをアジアカップに向けて取り換えるべきか?

 齋藤や権田のように出場機会が無かった選手に関しては、この判断はあてはまりませんが、新監督は主軸となった選手を外すべきだと思います。

 9月上旬に2試合が国内で予定されていると聞きましたが、まずは戦力を洗いざらい見直し、新鮮味を打ち出す必要があるのは、お馴染みの顔が並ぶと、ファンは

 「何も変わらない」

 という印象しか抱かない為です。

 もし後任監督がメソッドを伝えてゆく中で、ああ、あの選手を呼び戻す時が来たか!と感じるならば戻すべきでしょうし、自身が不要だと思うのであれば、その流れを維持すべきだと感じます。

 2・空中戦で競れる、フィジカル・コンタクトに長けた選手は不要なのか?

 これは完全に「ノー」、必要ですね。

 僕はフィジカル・コンタクトを「肉体的接触」、つまりタックルやショルダー・チャージで競った時でも、倒れない、前に進むだけの筋力がある事、と認識していますが、日本がパスを結びつけるのは

 「1対1で勝てない、つまりトライアングルの形成、適切な選手同士の距離感」

 が念頭にある為だと思います。

 以前にもお話したように、4-2-3-1ならば、3の中央にシャドーを、両翼には純粋なウイングを置くべき、だと感じます。

 最終ラインで相手FWを競ることができるタイプならば、セレッソの山下のように既に代表合宿に呼ばれています。
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日本、今後の歩みをどうするべきか

2014-06-25 22:38:07 | 日記
 宇都宮徹壱氏が「まだ心の整理がついていない」とおっしゃっています。

 僕も氏と同様で、どの部分を改善し、どの部分を伸ばすのか、その点が4年間の間はうまく均等されていたのに、このワールドカップの3試合だけで判断するのは危険なのか。

 色々な感情を持ちます。

 イングランド、スペイン、イタリア。

 彼らの敗北は慰めにはなりませんし、僕らの敗北が彼らの慰めにはなりません。

 日本の敗北に心痛めているのは、僕が日本人だからですし、僕の彼らに抱く印象は、彼らが僕たちに抱く感情と同じで

 「お気の毒」

 というものです。

 既に4年後を見据えた発言が出回っていますが、ロシア大会に参加できる権利はなく、それは予選を突破して初めて得られる権利であり、日本は出場有力国という位置づけでしかありません。

 残念ですが、日本と同じ極東アジアでほぼ対等の力を持つのは韓国代表のみです。

 東南アジアはスズキ・カップ、アジアカップを目指すのが現実問題でしょうし、イランを含む西アジアは政治の混乱が収まらなければ、遠征地とは不向きですから、残るはオーストラリアでしょうか。

 僕は以前

 「多種多様なサッカーと出会うべき」

 と考えました。

 欧州各国と戦うのもそうなのですが、南米、中米諸国とワールドカップで戦う際、慌てる事が無いような事前準備が必要だと思いますし、一口にアフリカといっても、北と中部、そして南部ではその様相は随分異なります。

 一番気がかりなのは

 「Jのレベルが落ちている」

 という警告です。

 セレッソがフォルランを獲得して戦力向上を求めたように、2ステージがJ1のレベル向上になるかどうかが未知数な今、戦力とJ1レベル向上に関しては、クラブの努力という形に委ねられます。
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僕たちが楽観視していた要素を考えてみる

2014-06-25 07:32:21 | 日記
 用兵の問題か、それとも体調面の問題か、それとも単なるまやかしか。

 僕を含めた多くの方が、少なくとも得点2に対して失点6で終わるような戦いにはならないと戦前に考えていたと思います。

 では「そうはならない」と考えた要因は何でしょうか?

 1・海外リーグの選手たちが半数を占める

 これは韓国代表も同様ですが、過去に例がないほど本場欧州で研鑽を積んだ選手がいると言う点は、日本の拠り所になっていましたし、前回の4名から比べるとその差は歴然です。

 少なくともミラン、インテル、ユナイテッドと欧州王座に輝いたクラブに3名の選手が在籍している。

 この点は皆が注目していたわけですが、本田と香川の体調は最後まで良くない印象を受けました。

 2・ザンビアとコスタリカに対しての逆転勝利

 コスタリカはグループDを首位で通過しましたから、悪い相手では無かったという結論になります。

 一方で

 「2010年同様に、もっと手厳しい相手を探すべきだ」
 「コートジボワール、イングランド、そして韓国と戦った4年前とは物足りない」

 という意見もありましたね。

 そこそこの相手を数多く戦うのか、それとも強豪と数少ない、吟味された試合を行うかは今後も議論があるでしょうが、今回はマイナスの結果に結びついてしまいました。

 3・監督が代表を熟成させたと言う考え

 欧州各国はビッグトーナメントが2年周期で開催される為に、代表監督の査定がしやすいですね。

 フランスはブランが退いた2012年にデシャンが就任し、今に至っているわけですが、日本はこの査定が難しいですね。

 セルジオ越後氏や杉山茂樹氏がよく語るように、今後は日本も代表監督の中間考査を設ける形に進むように思いますが、3次予選や最終予選と突破したならば、その時点での査定を設ける。

 こんな案も必要でしょう。

 以前、後藤健生氏が

 「予選と本戦で異なる監督で戦うのは自然の事」

 とおっしゃていたはずですが、日本も監督の在任期間を見直すべきだと、僕も痛感しています。
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日本、コロンビアの前に屈服する

2014-06-25 07:10:01 | 日記
 「引き立て役」

 コロンビア戦を見終った僕の胸の内は、上記に集約されます。

 僕、ペケルマンはGKにモンドラゴンを先発で使ってくると思いましたが、3-1の場面で用いるとは日本にとっては屈辱、完全な引き立て役になってしまったという思いが強いですね。

 監督としての力量でも、ペケルマンの方が一枚上手。

 そう思わざるを得ませんでした。

 日本は本当に代表監督の問題を迅速に、なおかつ適役を見つけなくてはならないという難題が待ち構えていますが、難しいのは今後のJ1と代表選手の処遇です。

 その難題とは

 1・2ステージとプレイオフはリーグの底上げと代表向上という2点に就いて最適か
 2・今回のワールドカップに出場した主力に、最後通牒をつきつけるべきか

 という2点になります。

 1997年のアジア最終予選、ウズベキスタン戦で得た勝ち点1に対し、岡田監督が

 「このドローが最後に物を言うと思う」

 と語ったように、日本はイランに勝利しフランスへ向かいます。

 ブラジルから帰国したカズは、ギリシャ戦の引き分けをこの試合とだぶらせたのでしょう、最後に物をいうかもしれないと語り、僕もそうなるといいな、そう感じていました。

 実際、岡崎のゴールが決まる瞬間はそう思えましたが。

 ジャクソン・マルチネス、ハメス・ロドリゲスのゴールは巧みな技術だけでなく、最短距離、つまりボールを

 「こねくり回さない」

 点で、日本とはまるで異なりました。

 日本は完全に出直しを図る時がきました。
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