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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ナイキが支援する国々とスポンサー料

2014-06-01 23:33:28 | 日記
 昨日の日経新聞に、有力国にテクニカル・スポンサーが払う金額が掲載されていました。

 ナイキが支払う金額は非常に高価は反面、人気国でも僕の目からすれば相当低いというものまで、金額設定のむずかしさが窺えます。

 特に高額なのはフランスとイングランドで、前者は60億円、後者は47億円という金額ですが、これは前者がアディダス、後者がアンブロから契約を切り替えてもらえる為の手段という見方ができます。

 一方でワールドカップ3度の準優勝を誇るオランダは10億円、人気国ポルトガルは8億円と言う安さで、これだけで判断しますと、ワールドカップで上位進出がなく、まだまだ中堅の域を出ない日本の要求、つまり年間30億円の金額は

 「身の程知らず」

 ではないかと不安に感じます。

 アディダスからすれば、この金額を提示されて一瞬判断に迷いますよね。

 確かに男女ともにアジア最強国であり、海外移籍も随時果たせるようになった日本代表を無下にはできません。

 それでも、支払う事は可能でも、要求金額が高すぎるという印象は拭えません。

 ちなみに「円陣」を題材にした今回の新作ジャージは、歴代最強と言われた2006年当時のジャージと比べても、爆発的な売れ行きを見せていると、同じく日経が伝えています。

 それは前作の7倍といいますから、結局はアディダスとの

 「モトサヤ」

 になるかもしれません。

 仮にナイキになるとすれば、ナイキはアジア上位国である韓国と日本を同時に支援できますから、今後、本腰を入れて交渉するかもしれません。

 
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今改めて思う、国立への感謝

2014-06-01 00:50:34 | 日記
 この日韓戦で加茂さんは、ウズベキスタンとUAE戦で用いた3-5-2ではなく従来の4-4-2に戻し、より攻撃に手数をかけることを表明します。

 それよりもむしろ、皆の度肝を抜いたのは会場アナウンスで

 「FW 呂比須ワグナー!!!」

 と帰化したばかりの彼の名が呼ばれた時の地響きで、あれ以後、ここまでの声援、絶叫が選手個人をアナウンスした際に発せられたことは無かったと感じますね。

 僕よりも古い世代の方ならばカズシさんのフリーキックの素晴らしさを語り続けるでしょうし、J開幕当時からヴェルディを応援している方は、1994年のチャンピオンシップでカリオカが放ったループの軌跡。

 あの起動が焼き付いているでしょう。

 実際、この広島戦で魅せたカリオカの一撃は、今でもハイライトで繰り返し流される、クラブの枠を超えたシュートして認知されています。

 広島ファンからすれば良い迷惑でしょうが。

 国立競技場以外でも、日産スタジアムや埼玉スタジアム2002で代表選が頻繁に行われるようになり、ロンドン五輪予選ではベスト・アメニティスタジアムでの試合が行われました。

 それはサッカーが各地に広まり、

 「遠隔地の方への配慮」

 と言う点があるのは勿論ですし、サッカーへの喚起を促すためにも不可欠でした。

 それでも高校選手権、天皇杯を含めて国立競技場が最高の舞台であり続けた事は間違いなく、芝の管理、試合運営に携わってきた皆さんに、敬意を払いたいと思います。
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個人的に思う、国立で一番印象深い試合

2014-06-01 00:39:01 | 日記
 国立競技場に抱く想いは人それぞれでしょうが、僕が一番印象深い点は勝利ではなく敗北です。

 1997年、日本代表がワールドカップ最終予選で韓国代表と同じB組となり、会場となった国立は日本の青、韓国の赤の2色が綺麗に色分けされる形で幕を開けました。

 当時、僕は山梨学院大学に在籍していた事に加え、どういうわけかこの大一番を見ることなく、アルバイト先で皿洗いと清掃の仕事をしていました。

 アルバイトとはいえ、客商売、しかもこの日韓戦は日曜日に行われたために店長に休みを頂くことを躊躇したんです。

 「日本、1-2で負けたな」

 と試合終了後から勤務する同僚の声を聞いて、ああ、日本負けたのかと感じたのも確かですが、ニュースのハイライトか、後に購入したビデオの影響か、あの山口が決めたループシュートの残像は、今でもよく覚えています。

 あの試合はTBSが放送権を持っていたんですね。

 今でも日曜のTBSの看板番組である

 「アッコにおまかせ」

 この放送が終了した後に、日韓戦が行われる為に、この番組でも冒頭から随分満員に膨れ上がった国立の状況を、その試合で代表から外れ、リポーターとして会場入りしたゴンさんの姿も良く覚えています。

 あのループが決まった瞬間、金田さんとゴンさんが実況席の机を勢いよく叩きながら、幾度も無く

 「ヨーシ ヨーシ ヨーーシ!!!」

 と叫んだんのですが、だからこそ1-2で敗れた瞬間の明暗がより鮮明になったのです。

 いま思えば、あの試合で勝っていたならば

 1・加茂監督の更迭と岡田政権の発足
 2・ゴンさんがその後、代表の主力に帰り咲くことは無かった」

 と思える、まさに敗戦ではありますが、代表の転換になったと言える試合でした。

 
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